月山・鳥海山とコハクチョウ

月曜日の庄内の天気は、曇り空。
でも、遠景の山が美しく光って見えた。
私はこれぞ冬の庄内の風景と思う。
月山も鳥海山も神々しい。まさに、神の宿る山という感じがする。


ついコハクチョウと絡めてしまったが、山と家なみ、田んぼだけでよかったかも。
こちらは月山方向。

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同じ場所でくるり反対方向を見ると、これまた美しい鳥海山。
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2008年11月24日 酒田市 E-520 14-42mm

ついで、半月前に撮った、薄暮のコハクチョウ。
鳥海山をバックに
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こちらは月とハクチョウ。
遠方の白い建物が残念。。。
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2008年11月13日 鶴岡市 E-520 シグマ150mm
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オオハクチョウ

鶴岡ではほとんど見ないオオハクチョウ。
遊佐に行ったついでに田んぼの群れを撮影。

こちらはオオハクチョウ。
くちばしの黄色い模様が大事なんだけど、何かいっぱいついていた。。。
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こちらはコハクチョウ。
くちばしの黄色い模様が小さく、鼻の穴にまでかからない。
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20081122日 山形県遊佐町 フィールドスコープ+E-520

遊佐は鳥海山の麓に広がる。
間近で見る鳥海はやっぱり迫力がある。
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20081122日 山形県遊佐町 E-520 シグマ150mm

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ハヤブサ

月曜日に撮影したハヤブサ。
田んぼの畦にずっととまっていた。
何だか顔に精悍さが感じられないのだが、幼鳥だろうか。
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2008年11月24日 鶴岡市 フィールドスコープ+E-520

フィールドスコープにE-520という期待の組み合わせで撮影しているのだが、
今回はヒジョーに画質が悪い。
大気のゆらぎの影響はあるが、それにしても・・・だ。
やっぱり無理があるのかな?
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フィールドスコープにE-520

一週間前のこと。
ふとフィールドスコープにマクロ
50mmつきのE-520という組み合わせはどうだろうと思った。
その間にアダプターを入れるのだが、つないでみたら倍率もいいし、何より撮影しやすそう。
いつかは長玉の明るいレンズを欲しいものだが、しばらくは鳥はこれで撮ってみようと思う。

田んぼでハクチョウとガンをねらってみた。

コハクチョウ、マガン、下は二枚ともヒシクイ。
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200811月15日 鶴岡市 E-520+フィールドスコープ
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ヒメカマキリの卵

ヒメカマキリの卵について、忘れないうちに書いておこう。
11月に入ってから、偶然、ヒメカマキリの卵を見つけた。
サクラの幹にできた穴の中。
こうした場所に好んで産卵するのだろう。古い卵もいくつか見える。

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10月10日 鶴岡市 E-520 マクロ50mm

近くで見つけたヒメカマキリのメス。
さわったらポロリと落ちてしまった。
(この様子は、
かがくナビの「今週の自然だより」に>>>こちら
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10月10日 鶴岡市 E-520 魚露目8号

このヒメカマキリ、お腹が妙に大きい。
この時は産卵前だからと思ったけれど、画像を見返してみると何だか変な感じがする。
水につけたらハリガネムシが出てきたんじゃないだろうか。
あんな目立つところに、これ見よがしにとまっていたのは、

寄生虫の戦略だったんじゃないか。。。
ヒメカマキリが水辺に行くなんてちょっと難しそうだし、丸呑みする鳥にでも
食べられたら、水辺に向かうチャンスもちょっとは増えるんじゃないだろうか。
あー想像するだけでも気味が悪くて笑っちゃう。
ハリガネムシに寄生されていたのかどうかもわからないのに。



卵はカキの幹にできた穴にもあった。

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10月10日 鶴岡市 E-520 マクロ50mm
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クロアゲハの蛹

雪の積もった平清水の庭を見ていて、ふと思い出したクロアゲハの蛹。
1026日に寄ったとき、甥っ子に見せてもらったものだ。
庭のサンショウについていて見つけにくく、よく見つけたねと褒めていたんだけど、
はて、あれはどうなったろう。。。

蛹はかろうじてついていた。
でも小枝に胸の糸をかけていたものだから、小枝が雪の重みではがれて宙ぶらりん。
初雪の日は落葉が一気に進む。
先日は気がつかなかったが、いずれこうなる運命だった。

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20081120日 山形市 E-520 マクロ50mm

このままではまずいので、枝ごと切ってもらっていくことにした。

こちらは先日撮影したもの。
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2008年10月26日 E-520 マクロ50mm

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山形の雪

鶴岡の初雪となった11/19、山形短期大学の授業にゲストとして呼ばれて、
写真やビデオを見てもらいながら、自分の今とこれまでの話をした。
90分という時間は、長いようで短いものですね。
生徒さん達に何か1つ心に残るものがあったらと思うけど、
無事終わっただけでもよかったとしよう。

で、タイトルの雪、20日の未明からが本番だったようだ。
山形の実家にとまって朝目が覚めると、庭はすっかり雪をかぶっていた。
積雪は10cmくらいはあっただろう。

雪をかぶったヤツデ。
まだつぼみばかりだけど、この先、ちゃんと咲くだろうか。
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山形市で山といえば千歳山。朝の出勤時間も雪は降り続いていた。
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こちらは、私の母校、滝山小を前にどんとそびえる戸神山。
麓は今はすっかり住宅地だけど、30年前は一面の田んぼだった。
昔は色々いたんだよ。コオイムシとかタイコウチとか。。。
戸神山のオオムラサキは、まだ健在だろうか

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鶴岡からの帰路。月山道、湯殿山トンネル近く。
峠道は、もうすっかり圧雪だ。除雪車も忙しそうに走っている。
もうすっかり冬の体勢が必要だ。
タイヤは言うまでもなくスノータイヤでないと
走行不能です!
いつも冬は車の中にスノーブラシや小型スコップ、
それに毛糸の帽子や手袋を入れているんだけれど、
今年はまだ用意していなかった。
小諸では必要なかったけれど、今年はワイパーも雪用のに換えなければ。

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庄内に戻ってきたら、だいぶ穏やかでホッとした。
母狩から金峰への山並みを一枚。

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1120日 山形市〜鶴岡市 E-520 14-42mm、マクロ50mm

今日の庄内は、雪はだいぶとけたけど、雷、雨、風が強く、
とても外に出る気がしなかった。

次に晴れ間を見るのは何日後だろう。


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ミツバチ

ツバキにやってきたミツバチを1.9mmボードレンズを使った広角システムで撮影。
空中でホバリングしながら花粉団子を作っている。
前脚で顔の花粉を集めて、中脚で中継、後ろに送っているようだ。
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11月13日 鶴岡市 EX-F1

秒300コマでは翅の動きが解像できないのが残念だ。
だんだん欲が出てきて、EX-F1の画質では物足りなさを感じはじめている。
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ミツバチ

秋になってから組んだビデオカメラ用のワイドシステムがなかなかいい具合。
スチル用にも試してみたら、やはり魚露目には及ばないのだが、まずまずの絵が撮れそうだ。

庭に咲き始めたキンギョツバキの花にニホンミツバチが来ていたので、早速試し撮り。

ISO800まで上げて、ようやく撮影しやすい組み合わせができた。
でも、ライティングにはまだまだ工夫が必要。

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11月12日 鶴岡市 EOS KissD X MP-E65mm+1.9mm
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イチョウ

ぎんなんの匂いはちょっと苦手。
子供の時の感覚のまま、いい匂いにはなってくれない。
美味しいとは思うけど、私はこの匂いを我慢してまで集めなくてもいいらしい。

でも、最初に食べた人って、何でもそうかも知れないけれど、本当にスゴイと思う。

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11月10日 鶴岡市 E-520 シグマ150mm 、14-42mm
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オオカマキリ

あるカマキリを撮影中のこと、足下でバタバタ虫が羽ばたいている音がする。
見るとカマキリが何かを捕まえているようだ。
ああ、アカトンボをとったんだろう、よく見る光景だな。。。
よくも見ないでそう思ってしまったのだが、
しばらくその羽音を聞いているうちに、どうもトンボと違うような気がしてきた。
よくよく見れば、つかまっているのは大きなトノサマバッタ。
力強いオオカマキリでも、暴れるトノサマバッタを押さえつけているのは大変そうだ。

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11月11日 鶴岡市 E-520 50mmマクロ+魚露目8号


気温が低めで、動きが鈍い。
一時間ほどして戻ったときも、まだこんな状態。

日没近く、更に冷え込んできた。
これ以上の撮影はあきらめてその場を離れたが、果たしてこのオオカマキリ、
トノサマバッタを完食できただろうか?

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11月11日 鶴岡市 E-520 50mmマクロ+テレコン
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キイロマツモムシ

高山性のマツモムシ。
メススジゲンゴロウと共に網に入ってきた。

キイロとつけられているけれど、実物はベージュ色っぽい。
名前から受ける印象から、ちょっと期待を大きく持ちすぎたかも知れない。
初対面の印象:ふ〜ん?これがそうかあ。。。という感じ。

普通のマツモムシと比べると、わずかに大きいだろうか。

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11月10日 鶴岡市 E-520 50mmマクロ+テレコン

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月山と鳥海山

AFが効かなくなって修理に出していたシグマ150mmが戻ってきた。
昆虫写真に威力を発揮するのは言うまでもないが、風景写真にもいいレンズだ。
遠景の山肌もくっきり写って気持ちよい描写をしてくれる。

すっかり雪化粧した月山が、日没後、美しく輝いて見えた。

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11月10日 鶴岡市 E-520 シグマ150mm 、ズイコー50mmマクロ

ここ数日、天気のよい日が続いている。
鶴岡から鳥海山が見える日は少ないのだが、毎日のようにくっきりとその雄姿を見ることができる。
こちらも日没後、残照に照らされた鳥海山。

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11月11日 鶴岡市 E-520 シグマ150mm
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久しぶりの小諸

3日より長野にきている。
今は、小諸の海野さんのアトリエに。ホント久しぶり。

鶴岡から新潟までは、強風とたたきつけるような雨でひどい天気。
それが長野に入った頃には、青空も見えてきて、日が差してきた。
そうなんだ、長野は穏やかだったなあ。。。今更ながら気候の違いに驚く。
3日夜は、久しぶりに消防の仲間と飲んで、楽しかった〜

昨日は、作業の合間をみて外に出た。
コナラはいい具合に紅葉し、クヌギもだいぶ黄色くなってきた。
青空が濃くコントラストが強い!
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浅間山をかつてよく撮ったポイントより。
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いつも行っていたセルフのスタンドで給油し(130円/L!)、
お気に入りのルートで海野さんのアトリエに戻る。
滋野駅の下の田んぼは、秋から春にかけてよく通った。

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11月5日 長野県東御市〜小諸市 E-520 14-42mm

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ヒシクイ

EX-F1のFHD動画。
自作の三脚座がお粗末で、風をうけると絵はガタガタだ。
庄内の強風に負けない、しっかりとしたものを考えなければならない。

くちばしの形状からヒシクイと思うのだが、オオヒシクイとの違いがまだよくわからない。
一回り小さいのはマガンだ。

※ヒシクイとオオヒシクイの区別が難しい。
日本海側にいるのは多くはオオヒシクイだそうだから、これもオオヒシクイだろうか。
もっとも、どちらもヒシクイの亜種だそうだから、
ヒシクイとだけ書いておくのが間違いもなくていいだろうか。(11/21追記)
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11月2日 山形県鶴岡市 EX-F1
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マガン

マガンの群れの着陸シーン。いつもと同じ300fps
昆虫ではやや物足りないが、鳥については十分な速度に思える。

一度着陸しかけて、気に入らなかったのかまた離陸。
magan
11月2日 山形県鶴岡市 EX-F1
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エンマコオロギの産卵

お昼過ぎ、ちょっと晴れ間が出た。
割と気温が高く、虫たちも多い。
雨降りの毎日、みんな、わずかな晴れ間を待ち望んでいるのだろう。
エンマコオロギも盛んに産卵していた。
でも結構敏感で、しばらく粘ってようやく撮影できた。

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11月2日 山形県鶴岡市 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン

この所、庄内は雨が降りっぱなし。
次々に雨雲が流れて、晴れ間が時々ほんの少し顔をのぞかせる程度。
風も強いし雷も多い。
庄内の冬が、もうすぐそこまで来ている。
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