再放送のお知らせ

お知らせが遅くなってしまいました。
明日から三日連続で
ファーブル昆虫記「南仏・愛(いと)しき小宇宙」再放送です。
BShi7/22()7/24() 9:0010:30

7/22(
)「南仏・愛(いと)しき小宇宙」(1)
7/23()「南仏・愛(いと)しき小宇宙」(2)
7/24()「南仏・愛(いと)しき小宇宙」(3)
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ヒメハルゼミ

ちょっと遠出して、能生のヒメハルゼミの生息地を訪れた。
能生のヒメハルゼミの生息地は白山神社の裏山。
ここは日本海側の北限値とされ国指定天然記念物に指定されている。
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実は、ヒメハルゼミの声はまだこの耳に聞いたことがない。
蝉時雨と表現されるいっせいに合唱する様子を録音したものを聞いたが、何だかよくわからなった。
森に入ってすぐに聞こえてきたのはニイニイゼミ。
日が差してくると明らかに別の声が聞こえてきて、やがてものすごいボリュームの大合唱となった。
(鳴き声は
音集めで)
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高い木の上で鳴いているのでセミの姿が見えない。
一度だけ、ビデオを撮るチャンスに恵まれたが、写真の方は満足のいくものが撮れなかった。
↓こちらはビデオ映像
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ちょっと見ただけでも抜け殻の数は相当なものだ。
抜け殻の大きさはチッチゼミくらいだろうか、とっても小さい。
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トホシオサゾウ

ヤブガラシの花にトホシオサゾウが蜜をなめに来ていた。
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5mmほどの小さなゾウムシだが、確かにオサゾウムシ!
マレーシアで見たタイショウオサゾウムシなど巨大のものと
そう変わりはない。

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アオバハゴロモ幼虫

庭のムクゲに気がついたらアオバハゴロモの幼虫がたくさんついていて、
枝がところどころ真っ白くなっている。
白い毛のようなものは、幼虫の出すロウ物質・・・(→
かがくナビにも記事を書きました)

この画像にいる2匹の幼虫は、分かりやすいだろう。
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それぞれのアップ画像
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ムクゲに接して生えているハギには、ベッコウハゴロモの幼虫がいた。
こちらも、お腹の先から毛束のようなロウ物質を出して、何とも怪しげな姿をしている。
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ロウ物質の束は、傘のようにすぼめたり開いたりできる。
指を近づけたりしておどかすと、毛束をクジャクの羽のように大きく開いて、
その下に身を隠そうとする。


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タンポポなどの綿毛の種か、カビなのか、いったい何に似せているつもりなのだろう。
いずれにしても、正体が虫だとはなかなか気づきにくいだろう。
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ゴイシシジミの幼虫

先日ゴイシシジミを見た場所を通りかかった。
ついでに幼虫も見られないか少しササの葉裏のアブラムシを探してみた。
すると一際高いところの葉裏にあっさり一匹見つかった。

終齢幼虫だと思う。
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アブラムシを食べる様子が撮れないか、しばらく見ていたがダメだった。
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途中みかけたゼフ二種。
ミズイロオナガシジミにジョウザンミドリシジミだろうか。
翅の模様はすっかりかすれてしまっている。
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ウマノスズクサの花

ウマノスズクサの花に、小さなハエがたくさん集まっていた。
何か特別の匂いを発して、ハエに受粉を手伝ってもらっているのだろう。
その過程を調べたら面白そうだ。
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コナラシギゾウムシ

カシワの葉にコナラシギゾウムシを見つけた。
昨年、コナラのドングリに探したけれど、結局見つからなかった虫だ。
今年はカシワのドングリに産卵するところを探してみよう。

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林のちょっと薄暗いところにはキマダラセセリがたくさんとまっていた。
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ノコギリクワガタ

川原のヤナギを探すとノコギリクワガタがたくさん見つかる。
今週に入って一気に数が増えたようだ。

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樹液の虫と言えば、森上信夫さんの新刊
「樹液に集まる昆虫ハンドブック」がスゴイ!
これ以上のものはないと思える決定版だ。

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ココノホシテントウ

ナナホシテントウ・・・いや何か変?
星を数えてみると9つ。ココノツボシテントウ??

正解はココノホシテントウ。
この日、川原で少なからず見られた。

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こちらがナナホシテントウ。
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ヤマトマダラバッタの幼虫

昨日の撮影では物足りないような気がして、再び砂浜を訪れた。
ところが、今日は朝から気温が上がって砂が熱いらしい。
ヤマトマダラバッタの幼虫は砂地を嫌がって、葉の上などに避難しようとする。
時々日がかげったところを狙って、いくつか追加撮影。


この幼虫は、もっとも成長しているもので、1cmを超えていた。
茶色い背中で擬態は今ひとつかと思ったのだが、写真に撮ったらナカナカよく
周りにとけ込んでくれた。

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こちらは、やや若い幼虫。
彼らはやや突きだした複眼でもって自分の姿を見ることができるのだろうか。
自分の姿を客観視できなければ、砂地でジッと動かない事のメリットにも気がつけない
と思うのだが、どうだろう。

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ミドリシジミ

7/67/7にかけて撮影したミドリシジミ。
撮影時間は17時くらい。
16時くらいまではほとんど飛ぶものもなく、いないんじゃないかと思われた。
やがてキレイな前翅を見せるオスが姿を見せ始め、しだいになわばり争いがはげしくなっていく。
17時半頃には、とまっているものを撮影するのはほとんど困難になっていった。


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最後にB型のメスが映っているが、スコープの調整が悪く、ゴミだらけの映像になってしまった。
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ミドリシジミ FX1000スロー

2匹のオスが争っている。
ものすごく高速に追いかけているシーンは目でも追いつかないくらいだが、
こんな風にグルグル回るような飛び方で争っている時は、カメラでもとらえることができる。

これは、ビデオカメラFX1000の「なめらかスロー」映像。
EX-F1が300fpsで、こちらは240fps。


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砂浜にて

昨年、庄内浜で初めてヤマトマダラバッタを見たとき、これは砂浜にぴったりなバッタと思ったが、
幼虫はさらに見事な姿をしていた。
写真に撮るとわかりやすくなってしまうけど、実際は本当に見つけにくい。

体長1cmに満たない小さな幼虫だから、それも見つけにくい一因になっているだろう。
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ハマボウフウをはじめ多くの海浜植物が見られる砂浜。
ヤマトマダラバッタが棲める環境は年々減っているそうだけど、庄内砂丘はまだ大丈夫そうだ。

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10キロほど南の海岸付近にて、ウスバカゲロウの一種。
砂浜にすり鉢の巣を作っているものの親だろうか。

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庄内ではコガネグモも見られる。
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カブト・クワガタ

少し前から川原のヤナギのチェックを始めたが、いよいよ「連中」も活動開始のようだ。
ノコギリクワガタにカブトムシ。
今年また、しばらくお相手してもらおう。

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ヤナギの樹液にはコムラサキの姿もあった。
シロテンハナムグリも多い。

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ヒメジョオンにやってきたシジミチョウはどちらも夏型。
左はベニシジミ、右はトラフシジミ

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