タゲリ

ようやく満足のいくタゲリの写真。
道路のすぐ近くをエサ場にしている一羽に会えた。ラッキーだった。
車の窓から300mmで十分なサイズが得られた。

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ミミズらしきものを引っ張りだしているのだが、残念ながらよく見えない。
片足をプルプル震わせて、足下に振動を送っているようだ。
ミミズを誘い出しているのかも知れない。

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D200 Ai-S 300mm
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タゲリ、ハクチョウ、タシギ

久しぶりによく晴れた一日だった。
鳥海山も月山も、若干かすんでいるが冬の庄内としてはよく見えた方だと思う。
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E-520 14-42mm

迷わず昨日のタゲリのポイントに向かった。
今日はスコープとオリンパスの組み合わせ。
サイズはいい!でも画質はやっぱり今ひとつ。
車の中での三脚の立て方が悪いんだろうか?
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TSN-774VA2+E-520+マクロ50mm

近くにハクチョウの群れもあった。
見るとコハクチョウの群れにオオハクチョウが混じっている。
両種の違いがよくわかる一枚となった。
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D200 Ai-S 300mm

突然湿地から飛び立った数羽のシギ。
タシギだろうか。ゆっくり飛んでいたので、うまく撮影できた。

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D200 Ai-S 300mm

300mmといっても、私の場合F4.5の古い中古だが、やはりカメラ用のレンズは描写が素晴らしい。
今更ながらそう思う。
スコープはもちろん高性能なのだが、私のような組み方は本来の性能を台無しにしてしまう。
余計なレンズがいっぱいで、どだい無茶なことだろう。

夕日も美しかった。
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E-520 14-42mm
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モズ、アトリ、タゲリ

フィールドスコープにカシオのEX-F1という組み合わせは、かなり魅力的で
ほとんど衝動買いのようなものだった。

ビデオ撮影に期待をしてのものだったので、スチル写真はほとんど撮っていない。
でも
EX-F1はミラーもないからぶれにくい。この点は忘れかけていた。
今日はテストを兼ねて鳥を見てまわった。


メスのモズ。なかなかイイ感じ。
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アトリ。何かボケが妙な感じ。。。
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偶然見つけたタゲリ。これは大収穫、嬉しい!
でもこの画質はひどい。。。
途中から雪が降りはじめ、風が車を揺すっていた。
カメラブレているだけなのだろうか。

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TSN-774VA2+EX-F1

ビデオでの画質はいいのだけど、画像は600万画素でもありどうもシャープさにかける。
オリンパスを使った方法がまだよさそうだ。

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庭のスズメ

鳥のビデオ撮影用にとフィールドスコープを買ったのだが、
写真撮影にうまく使えないかと時々探ってみる。
コンパクトカメラを使った「デジスコ」もよさそうだけど、あまり深入りしたくない。
少ない投資ですまなさそうだから。。。
それで色々試した結果、オリンパスのマクロレンズにつけるとちょっと良さそうだと
発見があった。ヒシクイを撮ったときだ。
でも、それ以降いつも結果は今ひとつ。
サイズはいいのだが画質がいまひとつ。
今日のスズメは、ちょっとよく写った。


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TSN-774VA2+E-520+マクロ50mm

といっても、カメラ純正のレンズの描写にはほど遠い。
このブログのサイズではわからないものがある。
結局、私の場合はこの画質はNGだ。
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カシワのゼフィルスの卵

カシワの木が切られていた。
これはゼフィルスの卵を探すのにいい。。。

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E-520 14-42mm

生きている枝をハサミで切るのは抵抗があるけど、こうして切られてしまったものなら問題ない。
卵のついていなそうな枝をパチパチ切りながら卵を探した。
卵は、頂芽には見つからず、枝の途中のしわのようになった部分に見つかった。
ハヤシミドリシジミかウラジロミドリシジミの卵に違いないと思うのだが、そのどちらなのかは
全く自信が持てない。
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数日後(25日)持ち帰った卵をアップで撮影
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EOS KissD X MP-E65mm

もともと、そのまま放っておいたら孵化した幼虫も餓死してしまうところ。
せっかく彼らが生き残るチャンスを開いたのだから、これも縁である
羽化までの成長を記録しながら、種を確認してみるのもいいだろう。
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ノスリ

300mmではノスリにすら近づくのは難しいのか。
飛び去るところを連続で撮れたけど、サイズは不満。
手前の枝も不満。


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トビだって敏感だ。
もっともこれは歩いて近づいたのだけど、30m以上はあって、こんなに小さくしか写せない。

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D200 Ai-S 300mm

せめて、テレコンの1つも加えてみるべきだろうか。
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ケヤキ樹皮下のゾウムシ

ケヤキのはがれかけた樹皮には、虫がよく潜り込んで越冬している。
以前はよくそうした越冬昆虫探しをやっていたのだが、虫にもケヤキにも
可愛そうだとの指摘があってから、やらなくなってしまった。
確かにその通りだと思ったのだ。

朽ち木や土手を崩しての越冬昆虫探しだって、可愛そうな事をするわけだ。
でも、そんな風を気にしていたら発見も何もなくなってしまう。
自分の中のモラルを信じよう。
とにかく、何でもやり過ぎはよくない。
ランダムに数枚ずつとか、自分にルールを作ってみたいと思う。

庄内に来てからはまだ一度も試していない。
試しに一枚だけ、5cm 角ほどの樹皮をはがしてみた。

何だ何もいないや・・・と思ったのだが、あれあれ一匹すごいのが隠れている。。

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5mmほどの小さなゾウムシ。
種名はわからないままだが、いずれ機会をみて調べよう。
あいかわらず、まだまともな図鑑がないままである


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EOS KissD X MP-E65mm

やはり、こうした発見は面白い。
やめるわけにはいかないな。。。
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ニホンザル

関川の近くでニホンザルの群れに出会った。
この辺りに群れがあるらしいと聞いていたが、適当に車を走らせただけで見つけることができた。
運がよかったのか、それともサルたちは人里近くによくいるのか。
目に見えただけでも30頭ほどいたから、結構大きな群れのようだった。


車を降りて近づいても逃げないものがいたので、いくつか撮影できた。
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熱心にクワの芽を食べている。
クワの木一本全部芽を食べられちゃうんじゃないかと
心配になるような勢いだった。

離れたところで、こちらをじっと見ていた一匹は、なかなかのべっぴんさんだった(右下)。
ということは若いメスと勝手に思いこんでいたんだけど。。。
わかる人には顔でもオスメスわかるだろうか。

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D200 Ai-S 300mm


関川あたりは、さすが雪深い。
府屋まで抜けようかと思ったが、愛車は非力な軽ワンボックス。
雪にはまるとイヤなので途中で引き返した。

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E-520 14-42mm
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海野和男写真展 蝶の道

年明けすぐに始まる海野さんの写真展です。
銀座ニコンサロン 1/5〜1/20
大阪ニコンサロン 2/5〜2/11

みなさま、機会を作って行きましょう!

unnosan P1080874
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タマバチの一種

うっかり時期を逃してしまったらしい。
こならの冬芽についているのは、冬によく見る翅のないタマバチの一種。
すでに産卵はすんでしまった後で、お腹は小さくしぼんでしまった。
う〜ん残念。

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下は近くの枝についていた、ヤママユガの卵。
近くに空繭があったので、もしやと思ったのだ。

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EOS KissD X MP-E65mm
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氷の上のオオハクチョウ

酒田でも−4℃だったそうだから、庄内としてはよく冷えた朝だった。
前にマガモを撮影した池も氷が張って、珍しくオオハクチョウが来ていた。
氷の上を歩くのは苦手なようだ。

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D200 Ai-S 300mm
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コハクチョウの足跡

田んぼにもしっかり雪が積もった。
こうなると、ハクチョウの姿は雪と同化して見つけにくくなる。
灰色のハクチョウは、夏に生まれた幼鳥。


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D200 Ai-S 300mm

コハクチョウの群れに近づいていくと、気がつけば足下にはたくさんの足跡が
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久しぶりに日中よく晴れた。
背中に受ける日差しがとても暖かい。

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E-520 14-42mm
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雪の中のコハクチョウ

雪降る中のハクチョウを捕りたいと思っていたが、なかなかチャンスがなかった。
降り止まない勢いの雪に、今日こそチャンスとでかけたのだが。。。

300mmではちょっと倍率が低い。
本当はもう一歩踏み込んだ写真を撮りたい。
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D200 Ai-S 300mm

フィールドスコープとオリンパスの組み合わせも試したが、画質の悪さがよくわかってしまっただけだった。
雪がまともに写らなかった。
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オオハクチョウの水浴び

赤川のオオハクチョウを見ていると、川中にいるものがしきりに水浴びしている。
ひっくり返って足をバタバタさせたり、ちょっと面白い。
秒300コマの動画を撮ってみた。

編集で、ときどき等速で間をつめてみた。
こういう編集はテンポが大事なのだろうと思う。
適当にやっているので何だかおかしい。カッコ悪い。

ハクチョウ水浴び-poster
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オオハクチョウ

今日見たハクチョウの群れは、ほとんどオオハクチョウだった。
そこは黒川近くの赤川で、毎年ハクチョウの集まる場所のようだ。
鶴岡はだいたいコハクチョウで、北に行くほどオオハクチョウになるのかと
勝手に思いこんでいたが、そんなことはないようだ。

15時くらいから見ていたが、10羽くらいの小隊が次々にやってきて、
群れに加わっていた。
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E-520 14-42mm

2割くらいコハクチョウがまじっている。
下の画面でも、一羽だけコハクチョウが混じっている。
くちばしの黄色い部分の割合が、区別のポイント。
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D200 Ai-S 300mm
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雪晴れ

鶴岡に戻ったのは、10日の朝。
数日前の雪はすっかりとけて、雨が降っていた。
しかし、夕方からは再び雪。いよいよ冬本番となるのか?

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E-520 14-42mm

雪がさっと降ったあとに、青空がのぞくことがよくある。
これは庄内でも同じことのようだ。
まもなく、新たな雪雲が空を覆い、雪が降りはじめる。
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今週の自然だより

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かがくナビの「今週の自然だより
今週、私は
あられをテーマにしました。
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かがくナビは科学技術振興機構(JST)運営の、科学に興味のある小中高生向けの情報サイトです。
今週の自然だよりでは、湊和雄さんが沖縄のやんばるを、尾園暁さんが湘南を、そして私は庄内中心に東北を紹介します。
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海野さんの写真展パーティ

海野さんの写真展に行ってきました。
少しのあいだ受付を手伝いましたが、常に4〜5人のお客さんがいらっしゃって、
熱心に写真を見ていかれました。
積極的に海野さんに写真の感想を話されたり技術的な質問をされたり、
大変熱心なお客さんが多いのに驚き、また感激しました。

そして昨夜は、海野さんの写真展オープニングパーティ。
会場には200人ものお客さんがいらして、すごいことになってました。


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ご挨拶中の海野さん。奥様が司会をつとめられました。
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東京へ

今日から3日間は東京です。
銀座ニコンサロンでの海野さんの写真展に行ってきます。
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オシドリ

鶴岡公園のお堀にいた♂一羽。
元旦に初詣に来たときにはつがいでいたように思ったんだけど。。。
残念ながら、おしどり夫婦として撮影することはできなかった。
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D200 Ai-S 300mm

どこか、きっとたくさん集まっているところがあるはず。
見つけたい。
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クモガタガガンボ

羽黒山への道の途中、車をとめ道脇の雪上に虫を探した。
ここもトビムシや翅のあるユスリカ、ガガンボなど少なからず虫がいる。

トビムシは二種類いた。
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EOS KissD X MP-E65mm

10分ほど経った頃、めあての虫が歩いてきた。

昨年12/21に西川で撮影したのはメスだったが今日はオス。
オスとメスでは尾端の形状ははっきり違う。
それから、後脚の腿節がメスよりずっと太く発達している。
オスは探すほうだから、より健脚でなければならないのだ。
今日は気温低めで、ややゆったりと歩いていた。

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E-520 マクロ50mm+テレコン


羽黒山から立谷沢へ下る途中に見た山並み
今年はまだそれほど積もっていないように感じる。

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E-520 14-42mm
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カモメの争い

昨日、波間に群れるカモメたちを見て、
波と戯れているんじゃないかと思ったのだけど、違ったようだ。。。
そこはカモメたちのエサ場だった。
大波にかき回されて、いろんな「ごっつお」が漂っているらしい。

今日カメラを向けた場所からは、大波の海面に降りて何かをくわえていく姿が
肉眼でもはっきり見えた。
でも、この映像については、再生するまで何が写っているのか全くわからなかった。
カモメ2-poster
EX-F1 + TSN-774 300fps

大ごっつおをくわえていったカモメは、画面から外れたところで落としてしまったようだ。
最後まで捉えられなかったのも残念だったけど、
波と戯れているなんて呑気な場面じゃないことはよ〜くわかりました。
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波とカモメ

天気が悪いので、いっそ荒れ狂う日本海でも見てみようと思った。
予想通り波が高い。カモメが波間に群れ飛んでいる。
高速度映像で狙ってみることにした。
カモメ-poster
EX-F1 + TSN-774

尾が白いのはセグロかオオセグロ。黒い帯があるのはウミネコ。
昨年、冬にはウミネコはみな庄内を離れると思ってしまったが、そんなことはないようだ。
わざわざ高波に近づいているのは、何か食いもんがあるんだろうか。
この高波の中をプカプカ浮かんでいるものもいるし、
遊んでいるだけだったりしてなあ。。。

そういえば、今日は波が高すぎてか波乗り野郎の姿はなかった。
湯野浜はサーフィン発祥の地だそうですよ。
結構やっている人がいるんです。

一方、私は寒かった。
気温は5℃くらいありそうだけど、寒かった。。。
風が強いので、一気に体温を奪われそうになる。
ちゃんと防寒対策はとっているつもりだけど、まだ何か足りないようだ。
おまけに肝心なリングを忘れてきてしまっていて、うまくカメラをふれない。

また後日ねらってみよう。
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マガモの求愛

マガモのいる池でビデオカメラをまわしていると、1つのつがいが向かい合って
お辞儀をくり返すような動作をしていた。
何だろうと思っていると、オスがメスの上にヒョイっと乗っかった。
そうか!求愛ダンスだったんだ。

それからしばらく、この一連の行動を撮影しようと粘った。
どうも曇っていると盛り上がらないようだ。
ちょっと晴れ間が出ると首をふるものが現れ、
首ふりを続いてイイ感じになってきたところが曇ると急にやめてしまう。
オスの緑が輝きを失うとダメ、とか?

手前の枯れ草がちょっと残念だったが、何とか一度だけ撮影できた。
マガモ交尾-poster
HVR-A1JTSN-774

交尾がすむとメスはオスを追い払ってしまう。
ずいぶんさっぱりした関係だなあ。。
その後、必ず水浴びをするように見えたけど、どういう意味があるんだろう?

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山形市盃山にて

山形の実家に年始の挨拶に行った。
ついでに一時間だけ、兄と盃山に。
オオムラサキの幼虫を探してみたいのが一番の希望だったが、雪が深くて断念。
エゾエノキは何本か確認できたので、また時期を見て探してみよう。


この山は中学生の頃よく通ったところ。
昨年春に山形に引っ越してからは初めて訪れた。
山裾まで市民プールや公園がだいぶのびたけど、ちょっと登ってみた感じは
あまり変わっていないように見えた。

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E-520 14-42mm

道脇の雪に見た虫。
詳しい種名はわからないが、左より、ウンカ、キノコバエ、タマバチ。
そうだ・・・翅のないタマバチ、庄内ではまだ探していなかったなあ。
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E-520 マクロ50mm+テレコン

馬見ヶ崎川の川原。
天気がいい日だったが、月山は厚い雲におおわれて全く見えない。雲の向こうは庄内だ。
この雲のかぶさり方は、佐久平から見る北アルプスの景色にちょっと似ていた。
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E-520 14-42mm
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霰(あられ)

初日の出はやはり見ることもなく、ずっと曇り空の元日だった。
初詣に年賀状書きをすませ、おとその酔いも覚めた夕方近くになって車で郊外に出てみた。
西の空がちょっと明るい。
どこかそのあたりで今年初めての撮影をと決め、車を走らせた。

田んぼ道に車をとめビデオカメラをセット。
すぐに空は雲におおわれ霰が降りはじめた。

↓以下はその時の動画。
雲の流れは20〜30倍に速度を変えている。
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HDR-FX1

冬の初めは霰が多く、だんだんぼた雪になっていく印象だけど、
今年はまだ霰が多い。
霰はバラバラと大きな音をたてて、何だか情緒がないように思う。
いっそ降るなら雪のほうが嬉しいところ。
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E-520 マクロ50mm+テレコン

そんな感じで、昨年の正月と比べるとずっと雪が少ない。
気温が高いので、雨になったり、降ってもすぐにとけてしまう。
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