月山にかかる雲の流れ

二階の窓から遠方の月山に見える雲の流れを撮影。
速度60倍にして、微速度撮影的な映像にしてみた。
gassan

レンズは昨日の300mmから、タムロンの90mmに変更。
このタムロンレンズはかつて、ペンタックス用に使っていたもの。
約15年ケースの中で眠っていたが、ようやく新たな活用法を見つけることができた。

でも、この使用法は画質にやや不安をかかえている。
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カジカガエル

音集めの次の目標は、やはり映像と音の同録。
まずはカジカガエルを狙ってみた。

小型HDVカメラに愛用の古いニコンAi-S 300mmを組み合わせる荒技での撮影。
周辺がやや光量低下が出てしまったので、少しトリミング。

カジカガエル
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オオルリシジミ観察会

長野県東御市の「オオルリシジミを守る会」会員の私ですが、今年は観察会に参加できません。。。
ブログに宣伝をと思っていたのに、それもすっかり忘れていました。
明日が観察会、ほとんど意味のない宣伝になってしまいますが、東御市のページのリンクです。

→→→ 
こちら
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オトシブミ

どんどん大きくなるクリの葉を見ながら、ナミオトシブミが全く見つからないのが不思議だった。
海野さんはよく東北でハンノキのなかまで葉を巻くところを撮影されていたので、そちらも気にしていたのだが見つからないまま。
でも、今日ようやく見つかった。

沢沿いにあった細長い葉につくられた揺藍。大きさといい形といい。。。
232

今日は気温が低く、揺籃づくりはしていなかったようだ。
葉裏に休んでいたメスを発見。
カメラを向けたら歩き出した。

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5月29日 山形県鶴岡市 EOS KissD X MP-E65mm

こちらはオス。メスより頭が長い。
IMG_9415
5月29日 山形県鶴岡市 EOS KissD X MP-E65mm

この細長い葉の植物は何だろうと思っていると、ふと目に入った別の虫。
クルミハムシだ。とすると、これはクルミ?
家に戻って調べてみたところ、やはりサワグルミのようだ。


IMG_9400
5月29日 山形県鶴岡市 EOS KissD X MP-E65mm

お腹の大きなメスと、隣はオスだろうか。
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ベニキジラミ

新緑の頃、ついアケビの若い枝先にこの虫を探してしまう。
最初に超接写をおぼえた頃に、よほど印象が強かったのだろう。

肉眼だと3mmほどの小さな点のような虫が、拡大して見たらなんと愛嬌のある姿かと
えらく感激した覚えがある。

IMG_9390
5月29日 山形県鶴岡市 EOS KissD X MP-E65mm
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ウスバシロチョウ

久しぶりに鮭川村のギフチョウの保護地に行ってみた。
ミチノクサイシンの下にいるはずの幼虫をしばらく探したが、こいつあ全く難しすぎる。
そのうち、視界の隅にチラチラ見えているウスバシロチョウが気になってきた。

なんか妙だぞ。。。
とまった一匹を見て、そうか黒化型かと思い出した。
P5280227

黒いウスバシロチョウは、日本海側に多く見られるらしい。
海野さんも、かつて何度か小諸日記に書いておられた(黒いタイプ白いタイプ)。
でも私自身は、あまりしっかり見た記憶がない。
長野のものは白かったし、山形の庭で見ていたなかにこんなのはいなかったと思う。
白い鱗粉がほとんどなく、翅が黒というか半透明だ。


こちらはいくらか白い鱗粉があるが、とても薄い感じがする
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5月28日 山形県鮭川村 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン

これは面白いと撮影していると、鮭川村の矢口さんが通りかかって、お話しを聞くことができた。
このあたりじゃ、このタイプがむしろ普通なのだそうだ。

驚きました。。。
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ハッチョウトンボ

高橋さんのブログにも紹介されていた、ハッチョウトンボ。
ご本人に案内していただくことになった。

鮭川村の水環境は、本当に素晴らしいところばかり。
現地を見た瞬間に、これはいい!と思った。


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5月28日 山形県鮭川村 E-520 14-42mm

午後でも羽化直後のものがいた。
朝から見ていれば、きっといい瞬間に出会えるだろう。
P5280182
5月28日 山形県鮭川村 E-520 50mmマクロ

まだ出始めで、赤の濃いオスの姿は見られなかった。
来週くらいには産卵のシーンも撮影できるのではと期待している。

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5月28日 山形県鮭川村 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン
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センブリの一種

高橋さんに最初に案内していただいた湿地にはハッチョウトンボの姿はなかった。
乾燥が進んでしまって、ハッチョウトンボのすめる環境ではなくなってしまったようだ。
ここに来ればいつも見られたのにと高橋さん、本当に残念そうなご様子。。。


それでも周りが林に囲まれた湿地は、いい環境らしい。
アリスアブやセンブリなど普段あまり見ない虫がたくさん見られ、私はもう大喜び。
水辺の草にとまったセンブリの一種。産卵を始めた。

P5280119
5月28日 山形県鮭川村 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン
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鮭川村のこと E-520のこと

永幡さんより鮭川村でギフチョウシンポの反省会があると聞き、私もぜひ参加したいと厚かましくもお邪魔してきました。
高橋さんのブログにはその様子が紹介されています。
高橋さんのお宅で永幡さん、高橋さんと3人でまた一杯、やったはずなのですが、翌朝になったら記憶が飛んでしまっていました。
ギフチョウシンポの時に一緒に行動した
腰高さんに電話したのは、何となく覚えているんだけど、変なことを言っていたらゴメンなさい。
飲んでいたときは普通にしていたそうですが、本当のところはどうだったのでしょう?
いまだに酒の飲み方がヘタな私です。

せっかくの集まりに、私はまたカメラを持っていきませんでした。。。
実は鮭川に向かう27日夕方、出発直前に、OLYMPUSから注文していた新機種が届きました。
まだ箱を空けずにとりあえず鮭川に持っていきました。
着いてすぐに反省会会場に移動しましたので、いきなり酒の席でカメラに。。。というのもなんでしたので、結局手ぶらに。
次からは何か必ず持っていくことにします。

翌日は永幡さん、高橋さんと3人で、鮭川村周辺をまわってきました。
そこでE-520での撮影を開始。
510と基本的には変わらない操作感で、全く抵抗なく機種変更ができました。
背面の液晶画面、時間がたつとバックライトが消えますが、その状態でも表示が見えるのがうれしいです。
鶴岡に戻って、さていつものようにとSILKYPIXを立ち上げたら。。。当たり前の話ですが、まだ未対応でした。
何故かうっかりRAWだけで撮影してしまいました。
そこで、実は初めて使うことになるのですが、付属のOLYMPUS Masterを立ち上げました。
使い慣れたSILKYPIXもいいのですが、やはり純正ソフトはまたいいです。
カメラの設定の結果がRAWデータを操作しながら確認できて、また勉強になりました。

肝心の新機種E-520の写りですが、期待通り、素晴らしいです。
今日からアップされるOLYMPUSでの画像は、すべてE-520による撮影となります。
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ツツジコブハムシ

一月ぶりに山形の実家に遊びに寄った。
虫好きの甥っ子と庭を見てまわっていると、ツツジの葉の上にムシクソハムシらしい虫が見えた。
(あとで調べてツツジコブハムシとわかった)
葉先にちょこんと乗っかって、ジッとしている。よほど見つからない自信がある様子。
残念ながら私のようなニンゲンには、やたらよく目立って見えてしまう。


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ストロボつきでパシャパシャやっていたら、さすがに嫌がってポトリと落ちてしまった。
でも、ありがたいことにまだ葉っぱの隙間に引っかかっていた。
背面から見た姿は、まさにガやチョウの糞(クソ)そのもの。

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石の上に置いて、お腹側からもう一枚。
脚がぴったり隙間におさまってフラットになっている。
実にお見事!

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5月25日 山形市 EOS KissD X MP-E65mm


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ウミネコの親子

ちょっと見ない間にウミネコのヒナがずいぶん増えていた。
鳥の成長の早さに改めて驚いた。

P5222084
5月22日 山形県鶴岡市 E-510 14-42mm

位置から見て、たぶん13日に撮影したものと同じ親子
DSC_0749
5月22日 山形県鶴岡市 D200 Ai-S 300mm

給餌のシーンを撮影しようとしばらく狙ってみたが、うまく行かなかった。。。
右下の写真では鯛をはきもどしている。ヒナには大きすぎるのか、再び飲み込んでしまった。

DSC_0681  DSC_0734 
5月22日 山形県鶴岡市 D200 Ai-S 300mm
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トラフズクの幼鳥

先日、クビキリギス発見のきっかけを作ってくれたの主は、どうやらトラフズクの幼鳥だったようだ。
どうしても気になって再び明るい時間に現地を訪れてみた。
そこで見たのは
3羽の何とも愛らしい幼鳥だった。

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5月21日 山形県酒田市 D200 Ai-S 300mm


こちらはムービー。
カメラのシャッターの音に敏感に反応するのが面白かった。
trafzuku
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クビキリギス

夜になるとクビキリギスの声がしないかと出かける毎日が続いた。
鳴く虫は声をたよりに探せるので、たくさんいるのに見落とすという事がないのがいい。
ただしクビキリギスが鳴くのは「暖かい夜」らしいので、ちゃんと条件に合わなければやはり見落としてしまう。
しばらく15℃以下の夜が続いたが、それではやはり低いらしい。
19日の夜は18℃以上あって、だいぶ暖かく感じた。
これは脈ありと、酒田まで走ってみたのだが、成果があった!
鳴き声
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5月19日 山形県酒田市 E-510 50mmマクロ+1.4xテレコン

ヤナギの木の4mほどの高さで鳴いていた。
枝をたぐりよせて撮影したが、小さくしか写らなかった。
この画像は、かなりトリミングしている。
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エゾイトトンボ

久しぶりに鮭川村周辺をまわってみた。
連休中に、沢和浩さんに案内していただいた池が急に気になってきたのだ。
鶴岡からだと1時間半ほどで行ける距離。
ちょっと思い立って車を走らせれば、そこはかつて夢に見たような環境がある。
午後の数時間を池の周りで過ごした。


ある池ではエゾイトトンボが水面に群れていた。
水面近くの植物に産卵している。

P5181640
メスはやがて完全に水没してしまう。
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5月17日 山形県金山町 E-510 50mmマクロ+1.4xテレコン
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クワガタムシの幼虫

カブトムシの幼虫のエサ用にと、採集地のカキの朽ち木を1つもらってきた。
朽ち木を砕いてみようと思ったが予想以上に固い。
小型のナタで割ってみたら、思いがけずクワガタの幼虫が出てきた。

これはノコギリクワガタだろうか。
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5月17日 山形県鶴岡市 E-510 50mmマクロ+1.4xテレコン

頭の色が薄いオレンジのこちらはコクワガタと思う。
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5月17日 山形県鶴岡市 E-510 50mmマクロ+1.4xテレコン
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イタヤハマキチョッキリ

カエデの仲間にイタヤハマキチョッキリの揺藍があった。
微妙に新しくないのだが、まだ近くで作っているものがいるかも知れない。

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5月17日 山形県鶴岡市 E-510 50mmマクロ+1.4xテレコン

と、思ったらすぐ近くに作業中のペアがいた。
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5月17日 山形県鶴岡市 E-510 50mmマクロ+1.4xテレコン

色鮮やかなオス。オスは前胸部に角のような突起がある。
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5月17日 山形県鶴岡市 EOS KissD X MP-E65mm

ストロボで撮ると、見た目と違った印象になってしまう。
こちらはメス。
上のオスと同じライティングで撮影したが、また違った色合いに写った。

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5月17日 山形県鶴岡市 EOS KissD X MP-E65mm
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ヌカカの一種

急に手の甲のあたりが痒くなって、見ると何匹か虫がついている。
1〜2mmぐらいしかない非常に小さな虫だ。

ヌカカだ〜と反射的に叩きつぶしそうになったが、その前に一枚撮ってみることにした。
だが、ファインダーに見えた瞬間に思ったのは、ヌカカってこんな形だったろうか?これはブユじゃないだろうか? という事だった。
正直に言うと、ヌカカの特徴もブユの特徴もよくわからない。
触角の形を見ると、どうもブユとは違うようである。


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5月17日 山形県鶴岡市 EOS KissD X MP-E65mm
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かがくナビの「今週の自然だより
今週は鳥海山の「種まきじいさん」をテーマにしました。

かがくナビは科学技術振興機構(JST)運営の、科学に興味のある小中高生向けの情報サイトです。
今週の自然だよりでは、湊和雄さんが沖縄のやんばるを、尾園暁さんが湘南を中心に関東を、そして私は庄内中心に東北を紹介します。
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コチャバネセセリ

ミツバウツギに来ていた黒っぽいセセリチョウ。
今頃なんだろうと思ってまずは写真に撮って、家に帰って調べてみた。
そこですぐにコチャバネセセリとわかって、な〜んだとなった。
夏の信州でいやというほど見ていたセセリチョウだ。
春の印象ではなかったので、全く別物に思えてしまったのだ。
信州では年一化だったが、庄内では年2化らしい。


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5月16日 山形県鶴岡市 E-510 50mmマクロ+1.4xテレコン
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コメツキモドキの一種

この日、別々の場所で2度もこの虫を見た。
気になったのでメモとして貼りつけてみる。
それにしても甲虫の詳しい図鑑が欲しい。。。


P5161400
5月16日 山形県鶴岡市 E-510 50mmマクロ+1.4xテレコン
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ウスバシロチョウ

ウスバシロチョウを初めて見た。
タニウツギに吸蜜に来ていた。

数が少ないのはまだ出始めだからか?
長野にいた頃なら、もうすっかり最盛期のはずなんだが。。。

IMG_9185
5/16 山形県鶴岡市 EOS KissD X シグマ14mm

ところで庄内ではまだムラサキケマンの花が見られる。
こちらでは、幼虫の食草はミチノクエンゴサクなどになるのだろう。
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カブトムシの幼虫

ホームセンターに行くと、カブトムシ幼虫のカップが並んでいるので、何だか気持ちが落ち着かなかった。
お前はまだ見つけていないのかい? 蛹になっちゃうよ。。。
もうリミットが近づいている。

カブトムシの幼虫探しは、椎茸栽培で使い古されたホダ木の捨てられたところや、古くなったおがくずの山、あとは堆肥なんかがポイント。
まずは一番探しやすい腐ったホダ木の山だと探してまわってみるのだが、これが見つからない。
日が西に傾き、今日もダメかなあと諦めて引き上げようと思った頃、目に入ったこんな光景。
前は畑だったらしい場所に、何か古木が積んである。
これは。。。
P5151296
5月15日 山形県鶴岡市 E-510 14-42mm

ひっくり返してみたら、出た出た。
やっと見つかった。。。
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5月15日 山形県鶴岡市 E-510 14-42mm

真っ黒な糞は割と新しそう。
春になってからもよく食べているのだろう。

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5月15日 山形県鶴岡市 E-510 14-42mm

積んであったのは柿の木だった。
どうやらかつて柿の畑だった場所らしい。
柿は庄内の名産で、田んぼ以外では柿畑が本当に多い。
庄内ならではのポイントがここにあった。
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ウミネコの営巣地

ウミネコの営巣地、庄内だと飛島まで行かないと見れないのかと思っていた。
そんなことはなかった。

白っぽい岩がゴロゴロした場所。
更に糞で化粧された結果、たくさんとまっていても分かりにくい。
ちゃんとわかってやっているのだろう。

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5月13日 山形県鶴岡市 D200 Ai-S 300mm

卵を抱いている。
オスとメスが協力して卵を抱いているそうだ。
でも、オスメスの区別がわからない。。。

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5月13日 山形県鶴岡市 D200 Ai-S 300mm

近づきすぎて、主が巣から離れてしまった。
脅かしてゴメンね、と卵を撮影。
左の卵が一部欠けている。孵化が始まったようだ。
それにしても、ここの連中は巣材選びが面白い。

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5月13日 山形県鶴岡市 D200 Ai-S 300mm

こちらは、もうヒナが孵っている。
親に何かねだっている姿が可愛らしい。

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5月13日 山形県鶴岡市 D200 Ai-S 300mm
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再びサワオグルマ

サワオグルマ畑?
いったいどうなっているんだろう、この数は。。。

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5月11日 山形県鶴岡市 E-510 14-42mm

ベニシジミも吸蜜に来ていた。
奥に見えるは鳥海山。
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5月11日 山形県鶴岡市 E-510 14-42mm
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シャガ

長野にいた頃は確か上田の別所温泉で見ただけだったと思う。
庄内ではちゃんと自生しているようだ。


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5月10日 山形県鶴岡市 D200 Ai-S 300mm
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コシャク

土手や田んぼの畦に急に白い花が目立ってきた。
これまで見たことがあったものかどうか、とにかくどこ行っても見る。

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5月9日 山形県鶴岡市 E-510 14-42mm

調べてみると、コシャクというセリ科植物だった。
小さな花に近づいてよく見ると、5枚の花びらの外側が大きくなっていて、なかなか面白い。
P5090390
5月9日 山形県鶴岡市 E-510 50mmマクロ
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ノダフジ、タニウツギ、ケナシヤブデマリ

山の花3

高さ10m以上ありそうなスギの木に咲いたフジの花。
こんなフジの塔が山の中に点々と見える。
スギには迷惑だろうけど、なかなか見事である。

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5月9日 山形県鶴岡市 D200 Ai-S 300mm

「庄内地方のフジはノダフジといいヤマフジと区別する。フジの名所で豊臣秀吉が藤見を行った所が大阪の野田であった。この地名にちなみノダフジとなった。日本の西部に多いヤマフジより花穂は長くつるは右巻きである。」
(参考:若松多八郎著「庄内身じかな 野の花・山の花」)



そろそろ見頃を迎えているタニウツギの花。
タニウツギは林道沿いにとにかく多い。ちょっとうるさいほど。。
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5月9日 山形県鶴岡市 E-510 14-42mm


ケナシヤブデマリ
やけに白が明るく見えたのは天候のせいだったのか、植物自体が輝いていたのか。

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5月9日 山形県鶴岡市 E-510 14-42mm

「関東以西に多いヤブデマリに対して中部地方以北の日本海側に分布しているのがケナシヤブデマリといわれる低木である。」
(参考:若松多八郎著「庄内身じかな 野の花・山の花」)

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ヒメカマキリの卵

細めの木の幹についた1cmほどの小さな物体。
カマキリの卵じゃないか?
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5月8日 山形県鶴岡市 E-510 50mmマクロ+1.4xテレコン

確かにカマキリの卵。
初めて見る形だ。ヒメカマキリの卵鞘ではないか?
P5080329

5月8日 山形県鶴岡市 E-510 50mmマクロ+1.4xテレコン

ネットで調べて、庄内にヒメカマキリがいることを確認した。
それだけでも嬉しいのだが、どうもあともう一種小さいのがいるらしい。
これは驚いた。今から楽しみである。
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オオイタドリに見た虫たち

オオイタドリにとまっていた虫を撮影してみた。
たまたまとまっていたものもあるだろう。

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 ハムシの一種               ヨコバイの一種(幼虫)
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 クロヒラタヨコバイ            シラホシテントウ
ロウ物質をまとっているのか?白っぽい
IMG_9096 IMG_9108
 ヒメシモフリコメツキ、だろうか。。。   イタドリの葉を巻くカシルリオトシブミ
IMG_9099
 ハムシの一種。これは葉を食べていた。

<共通データ> 5月8日 山形県鶴岡市 EOS KissD X MP-E65mm

それにしても、うっかりした。
オオイタドリそのものの写真を撮り忘れてしまった。。。
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ウワミズザクラ

高舘山山頂 テレビ塔付近のウワミズザクラは、ちょうど見頃。

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5月8日 山形県鶴岡市 D200 Ai-S 300mm

何故か、これをウワバミザクラなどと覚えていたことがある。
今もウワズミザクラと間違ってしまう事があって、どうもイケナイ。


「名前のおこりは、昔占いをする時この木に凹み(溝)をつけ棒でもみ火を起こして、その上であらかじめ石でみがいた亀の甲をやいて、そのひびわれで吉凶を占った。
ここから上溝桜(うわみぞざくら)となりウワミズザクラになったという。
別に溝ではなく、うらない見桜がウワミズザクラになったのではないかという節もある。」

(参考:若松多八郎著「庄内身じかな 野の花・山の花」)
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かがくナビ

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マキノスミレ

小柄な花が集まって咲いている可愛らしいスミレを見つけた。
長野にいる間も、庄内に移ってからもまだ見たことのないスミレだ。
家に戻って調べてみると、どうもマキノスミレのようだ。
高名な植物学者、牧野富太郎博士にちなんで名づけられたマキノスミレ。
植物が不得意な私でも、名前だけは子供の頃から知っている。
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5月7日 山形県鶴岡市 E-510 50mmマクロ

間違っていないといいけれど。。
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鶴岡のギフチョウ

20日ぶりの鶴岡のギフチョウ。
標高400mほどの場所に、まだこんなに綺麗なメスがいた。
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5月7日 山形県鶴岡市 E-510 50mmマクロ+1.4xテレコン

コシノカンアオイはだいぶ葉が広がってきている。
P5070172
5月7日 山形県鶴岡市 E-510 50mmマクロ

山道沿いの食草をめくってみると、結構な数の卵を確認できた。
卵の離れ具合を見ると、一週間以上前に産卵されたものだろうか。

P5070168
5月7日 山形県鶴岡市 E-510 50mmマクロ
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アオオサムシ、マイマイカブリそしてハンミョウ

山道で出会った、初夏の甲虫3種。

まずはアオオサムシ。
これは小諸でもよく見たオサムシだが、今日見た一匹は何となく太めに感じた。
触ったときに出す匂いは同じ。

P5070136
5月7日 山形県鶴岡市 E-510 50mmマクロ+1.4xテレコン

次はマイマイカブリ。
これは小諸のものと違って、庄内のマイマイカブリは胸が赤銅色。
永幡さんに聞いていたけど、本当に赤くてビックリ。
P5070131
5月7日 山形県鶴岡市 E-510 50mmマクロ+1.4xテレコン


そして今日一番に嬉しかったのが、ハンミョウとの出会い。
それも一匹や二匹ではない。
いる所にはいるんだなあとホント嬉しくなるような数がいた。

P5070279
5月7日 山形県鶴岡市 E-510 50mmマクロ+1.4xテレコン
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イモリ

庄内に結構多いイモリ。
両腕を体につけ尾をくねらせて泳ぐ姿、なかなかカワイイ。
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5月7日 山形県鶴岡市 D200 Ai-S 300mm
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庄内空港のヒバリ

かつて庄内空港に飛行機の離着陸を撮影に通ったことがあった。
その時チドリの仲間がいた事を思い出し、同じ滑走路脇の公園に行ってみた。


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5月6日 山形県鶴岡市 D200 Ai-S 300mm

当時、小石がゴロゴロしていた公園はすっかり整備されて、綺麗な芝生が広がっていた。
チドリは全くいそうにもない。

かわりにヒバリがたくさんいた。
カメラを向けた1羽はコガネムシの幼虫をくわえていた。
これから巣に戻って雛に与えようとしているのだろう。

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5月6日 山形県鶴岡市 D200 Ai-S 300mm
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ビロードアシナガオトシブミ

鮭川村はちょうどブナの新緑の美しい季節であった。
翌日の撮影会のロケーション探しに走り回ったなかで、
参加者には、もうピークを過ぎてしまったギフチョウよりも、
今が美しいブナの森を案内した方がいいのでは?と海野さんたちと話し合っていた。
実際の撮影会ではブナ林への道が悪く断念することになったが、
素晴らしくナイスなギフチョウが現れてくれて、本当によかった。。。
P5031890
5月3日 山形県鮭川村 E-510 14-42mm

青空が美しく広がる。
この日は空気の澄んで遠景まで非常にクリアだった
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5月3日 山形県鮭川村 E-510 14-42mm

ブナの葉を巻くビロードアシナガオトシブミもたくさん見られた。
初めて見る虫に、今何をすべきか忘れ、少しのあいだ撮影に夢中になった。
P5031838
5月3日 山形県鮭川村 E-510 50mmマクロ+1.4xテレコン

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5月3日 山形県鮭川村 EOS KissD X MP-E65mm
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イボタガ

昨日まで鮭川村で行われた日本チョウ類保全協会のギフチョウシンポに行ってきた。
本当に充実した3日間で、様々な収穫があった。
写真に撮影したもので最も嬉しかったのがイボタガとの出会いだった。

朝、宿泊先の駐車場に行ったところ、なんと私の車の脇に落ちていた。
車はうまい具合に水銀灯の真下にとめてあった。

強烈な目玉模様。

春だけにでる大型のガ。
開張は8cm 位でデカイ!と思ったが、
調べてみるとこれはイボタガとしては小型のようだ。

胸にも、何か顔を連想させる面白い模様がある

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5月5日 山形県鮭川村 E-510 50mmマクロ+1.4xテレコン

若葉の美しいホオノキの枝にとめてみた。
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5月5日 山形県鮭川村 E-510 14-42mm
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ヒオドシチョウの幼虫

近所のエノキにヒオドシチョウの孵化直後の幼虫を見つけた。
住宅地なのでヒオドシチョウが飛んでいる様子が想像できなかったので、ちょっと驚いた。
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5月1日 山形県鶴岡市 EOS KissD X MP-E65mm

白い塊は卵の殻。
ヒオドシチョウはたくさんの卵を固めて産みつける。

気がつくと、すぐそばに恐ろしい敵が狙っていた。。
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5月1日 山形県鶴岡市 E-510 50mmマクロ+1.4xテレコン
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サワオグルマ

明るい草地にナノハナのような明るい黄色の花を咲かせているのはサワオグルマ。
漢字にすると「沢小車」だ。
なるほど、近づいてみると足下がズブッとぬかって、水が染み出してくる。
そのあたり結構な湿地であった。
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5月1日 山形県鶴岡市 D200 Ai-S 300mm


P5011673
5月1日 山形県鶴岡市 E-510 50mmマクロ+1.4xテレコン

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