田んぼに飛ぶウミネコ

田んぼに水が入り始め、ウミネコの姿を見る。
代掻き作業で追い出された虫などを求めて、海辺を離れて結構入ってくる。
この場所も海岸線から直線距離で5kmくらいのところ。
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4月29日 山形県遊佐町 E-510 14-42mm

トラクターのまわりに群れ飛ぶウミネコ。
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4月29日 山形県遊佐町 D200 Ai-S 300mm

泥の中からミミズか何か見つけた。

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4月29日 山形県遊佐町 D200 Ai-S 300mm

ちょうど潮干狩りに来るような、代々伝えられた年中行事の1つなのではないだろうか。
海の物ばかり食べていると、たまには泥臭いモノも味見してみたくなるのか。。


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4月29日 山形県遊佐町 D200 Ai-S 300mm
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鳥海山の雪形

庄内に帰って、必ず撮る!と決めていたもの。
それは鳥海山に現れる見事な雪形「種まきじいさん」。
私は、15年前に酒田に住んでいた頃に初めて見て感激した。
その後、長野で白馬や蝶ヶ岳など著名な雪形を知ったが、
タイミングが悪かったのか、この種まきじいさんほど見事なものには残念ながら出会えなかった。

しかし、鶴岡に移ってから、まだ鳥海山に近い方に行っていなかった。
鳥海山は鶴岡からもよく見える距離だが、庄内の空気は霞んでいて普段あまりよく見えない。
今回、初めて酒田に向かったのだが、鳥海山が近づくにつれ、結構雪がとけているのに気づいた。
はて、種まきじいさん、もう崩れてしまっていないといいけど。。。
やがて、酒田に入った辺りで、種まきじいさんの姿が見え始める。
おお!まだ何とか大丈夫。でも結構ギリギリだったか。。。

遊佐の田んぼから見た鳥海山。
種まきじいさんは、やや左側に見える。
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4月29日 山形県遊佐町 E-510 14-42mm


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4月29日 山形県遊佐町 D200 Ai-S 300mm

腰を曲げて種まきするご老人の姿が見えるだろうか?
いやいや余計な説明はいらないだろう。
このワイドレンズでデフォルメされたような姿が素晴らしい!(
ヒント
でも、数日前なら、白い腰帯がもっとクリアだったはず。
ちんとばし残念であった。

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ギフチョウ

11時頃からギフチョウの生息地に移動。
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ヒメギフチョウより発生時期が一週間ほど遅れるギフチョウ。
まだ翅の綺麗なものが多い。
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4月26日 山形県鮭川村 EOS KissD X シグマ14mm


ミチノクサイシンで産卵。
ミチノクサイシンは鮭川村周辺で残っている場所はここだけ。
関係者の努力でギリギリのところで絶滅を免れ、大切に保護されている。

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4月26日 山形県鮭川村 E-510 50mmマクロ+1.4xテレコン
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ヒメギフチョウ

ふたたび鮭川村へ。
前回ヒメギフチョウの生息地に入ったのが遅い時間だったため、ほとんど撮れず終いだった。
今日は朝から現地に向かう。
朝は霜が降りたそうで最初カタクリも閉じていたが、9時半頃からヒメギフチョウが飛びはじめた。

朝の光を受けて体温を上げる

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4月26日 山形県鮭川村 E-510 50mmマクロ+1.4xテレコン

スミレサイシンで吸蜜
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4月26日 山形県鮭川村 E-510 50mmマクロ+1.4xテレコン

カタクリで吸蜜
ヒメギフチョウもカタクリも大分くたびれてきている。

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4月26日 山形県鮭川村 EOS KissD X シグマ14mm

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ギフチョウの産卵

地表すれすれを落ちつかなく飛びまわっているのは、
産卵植物を探しているメス。
ウスバサイシンといえばヒメギフチョウの食草であるが、
ここではギフチョウも産卵する。
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4月23日 山形県鮭川村 D200 Ai-S 300mm

昨日もウスバサイシンへの産卵が観察されたそうだ。
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4月23日 山形県鮭川村 E-510 50mmマクロ+1.4xテレコン

ウスバサイシンの葉裏に産みつけられたギフチョウの卵。
5分ほどで産みつけられた11個。
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4月23日 山形県鮭川村 EOS KissD X MP-E65mm
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カタクリに訪れる虫たち

ギフチョウを待っている間に撮影した、カタクリに吸蜜する虫たち

ルリシジミ
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4月23日 山形県鮭川村 E-510 50mmマクロ+1.4xテレコン

マルハナバチのなかま。
コマルハナバチだろうか?
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4月23日 山形県鮭川村 E-510 50mmマクロ+1.4xテレコン

ニホンミツバチ
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4月23日 山形県鮭川村 E-510 50mmマクロ+1.4xテレコン

エゾスジグロシロチョウ
たぶん、エゾスジグロ(ヤマトスジグロ)だと思います。。。

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4月23日 山形県鮭川村 E-510 50mmマクロ+1.4xテレコン

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鮭川村のギフチョウ

鮭川村のギフチョウ・ヒメギフチョウ、今年は半月も発生が早まったそう。
連休中に行われる
チョウ類保全シンポジウムを前に、既にギフチョウも産卵を始めている。
すっかり遅れてしまったが、私も現地に向かった。

ギフチョウの生息地。
毎年下草狩りがされて、木道が整備されている。
とても観察のしやすい、いい場所だ。。。
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4月23日 山形県鮭川村 E-510 14-42mm

ここは昼を過ぎても吸蜜に訪れるギフチョウを狙える。
一日張りついていてもよさそうだ。

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4月23日 山形県鮭川村 E-510 50mmマクロ+1.4xテレコン

スミレに吸蜜
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4月23日 山形県鮭川村 E-510 50mmマクロ+1.4xテレコン

ミチノクサイシンの新芽に産みつけられた卵

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4月23日 山形県鮭川村 E-510 50mmマクロ+1.4xテレコン

午前中、ヒメギフチョウのポイントに案内していただいた。
高橋さん永幡さん、ありがとうございました!
でも、申し訳ないことに、飛んでばかりいるヒメギフを眺めるばかりで、全く成果なく
とまっているメスを一匹撮影したのみ。。。

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4月23日 山形県鮭川村 E-510 50mmマクロ+1.4xテレコン


昼からギフチョウのポイントに戻って、成果があってホッと一安心。


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シラネアオイ

杉林の中にシラネアオイが咲いていた。
シラネアオイはよく目立つから、心ない人に抜かれてしまう事も多いようだ。
綺麗なのは一時だけなのだから、山で見て楽しむだけで済ませればいいのにと思うのだけど。。
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4月21日 山形県鶴岡市 E-510 14-42mm

日が当たると、どうも綺麗に撮れない。
弱くストロボをあててみた。

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4月21日 山形県鶴岡市 E-510 50mmマクロ+1.4xテレコン
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ヒヨドリ

19、20日は山形に。
実家の庭の紅梅にヒヨドリが来ていたのを、二階ベランダより撮影。
距離は10mもないのだが、堂々としたもので、カメラを向けても驚く様子はなかった。
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4月20日 山形市 D200 Ai-S 300mm
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木の新芽 3種

山の木々の芽吹き、3種。

まずはホオノキ。
冬芽は二枚の鱗片があわさってキャップ状になっていて、
新芽が開くときには、最初に、その鱗片が外れる。
まず2つに割れるようだ。

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4月15日 山形県鶴岡市 E-510 50mmマクロ+1.4xテレコン

こちらはタムシバ。
コブシのようだが、庄内の山腹に見られるものは、多くはタムシバらしい。
花はコブシほど密に咲かず、樹高も5m ほどにしかならないようだ。
(参考:若松多八郎著「庄内身じかな 野の花・山の花」)

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4月15日 山形県鶴岡市 E-510 50mmマクロ+1.4xテレコン

こちらはコシアブラ。
ちょうどこのくらいを天ぷらで食べると美味しい。
wikiで調べて「へ〜」と思ったのだが、
おたかぽっぽ(
笹野一刀彫り)の材料に使われるんだそうだ。
同じ山形県内の話なのに、初耳であった。

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4月15日 山形県鶴岡市 E-510 50mmマクロ+1.4xテレコン
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ヒサカキ

新潟あたりではギフチョウの産地に行くとよくこの花を見る。
庄内ではそう多くはないようだ。
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4月16日 山形県鶴岡市 E-510 14-42mm

花の香りはとても個性的。
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4月16日 山形県鶴岡市 E-510 50mmマクロ

海野さんが以前、「とんこつラーメンの匂い」と見事に表現された。
もうそれ以上のいい例えが思いつかない。私も使わせてもらおう。
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ギフチョウ

先日とは別の場所でギフチョウを撮影。
園芸種のサクラに吸蜜にやってきた、まだ翅に傷のない新鮮なメス。
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4月16日 山形県鶴岡市 E-510 50mmマクロ+1.4xテレコン

交尾嚢をつけているのが見える。
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4月16日 山形県鶴岡市 E-510 50mmマクロ+1.4xテレコン

雪のとけ方で発生のタイミングが少しずつずれて、鶴岡市内を見てまわるだけでも、一ヶ月以上ギフチョウを撮影できる。
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キジ

赤川の河川敷を堂々と歩く雄キジ。
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4月15日 山形県鶴岡市 D200 Ai-S 300mm

後ろにメスが2羽ついていた。
見事な保護色。
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4月15日 山形県鶴岡市 D200 Ai-S 300mm (トリミング)
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赤川と月山

ヤナギの新緑が美しい赤川と、遠方には月山。
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4月15日 山形県鶴岡市 E-510 14-42mm

夏スキーで有名な月山スキー場は、数日前にオープンしたばかり。
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キクザキイチゲ

永幡さんは、キクザキイチゲは特別思い入れのある春の花だそうだ。
自分にとっては、何だろう?

この場所、アサツキと並んで咲いている姿が楽しかった。
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4月15日 山形県鶴岡市 D200 Ai-S 300mm

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4月16日 山形県鶴岡市 E-510 50mmマクロ+1.4xテレコン

キクザキイチゲは庄内にたくさんあった記憶なのだが、
ずっと小諸にいる間にその記憶に自信がなくなってきていた。
今回、再確認できて、本当によかった。
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4月15日 山形県鶴岡市 E-510 14-42mm
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鶴岡のサクラ

近所のサクラは今が見頃。
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4月15日 山形県鶴岡市 D200 Ai-S 300mm
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ヤマアカガエル

田んぼではすでにアカガエルの卵がたくさん見られる。
でも鳴いている場面は、まだ。。。録音できていない。
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4月15日 山形県鶴岡市 E-510 14-42mm

突然、足もとからデカイカエルが飛びだしてきて、ビックリ。
ヤマアカガエルだ。
繁殖期のこの時期は、本当に赤い。
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4月15日 山形県鶴岡市 E-510 50mmマクロ+1.4xテレコン
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クリオオアブラムシ

クリ林で見つけたクリオオアブラムシの卵。
よく見ると・・・

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4月13日 山形県鶴岡市 E-510 14-42mm

気温が低いのにトビイロケアリが何匹か歩いていた。
クリオオアブラムシの幼虫をくわえているものもいる。
よく見ると、クリオオアブラムシは、卵塊のほんの一部が孵化し始めていた。

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4月14日 山形県鶴岡市 E-510 50mmマクロ+1.4xテレコン

孵化したばかりのアブラムシの幼虫をしっかりガードしているようだ。
もう甘い蜜をもらっただろうか。
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4月14日 山形県鶴岡市 EOS KissD X MP-E65mm
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ヤナギハムシ

花が咲き葉が開きはじめたばかりのヤナギに、ヤナギハムシを見つけた。
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4月13日 山形県鶴岡市 E-510 50mmマクロ

小諸でもよく見たヤナギハムシ。

カップルでとまっているのが目立つ。
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4月14日 山形県鶴岡市 EOS KissD X MP-E65mm


気になったのが卵の色。
小諸だとヤナギハムシの卵は黄色だったのが、こちらのものは薄青色。
見落としそうになった。

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4月14日 山形県鶴岡市 E-510 50mmマクロ+1.4xテレコン
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フキノトウ

庄内はフキノトウが多い。
山形から移ったときもそう感じたし、今回、長野から引っ越してきて再認識した。
数が多いだけでなく、どれもが瑞々しく美しいと思う。

山道を歩いてもよく見かける。
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4月13日 山形県鶴岡市 E-510 14-42mm


雄株
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4月13日 山形県鶴岡市 E-510 50mmマクロ+1.4xテレコン


雌株
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4月13日 山形県鶴岡市 E-510 50mmマクロ
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キジバト

小雨降る中、キジバトのカップルが寄り添うようにとまっていた。
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4月12日 山形県鶴岡市 D200 Ai-S 300mm (トリミング)

とっても仲良さそうな2羽。
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スミレ3種

小諸にはなかったスミレ3種。
まずはナガハシスミレ。距がとても長く、一目でそれと分かる。
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4月9日 山形県鶴岡市 E-510 50mmマクロ

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4月6日 山形県鶴岡市 E-510 50mmマクロ+1.4xテレコン


驚いたのが、この黄色いスミレ。
園芸種だろうかと思ったが、オオバキスミレという野生種だった。
ただし、まだ一カ所で見たのみ。
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4月5日 山形県鶴岡市 E-510 50mmマクロ


三種目は、スミレサイシン。。。だと思う、このスミレ。
花よりあとに葉が広がるのがスミレサイシンの仲間の特徴らしいから、
たぶん、大きく外れてはいないだろう。
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4月9日 山形県鶴岡市 E-510 50mmマクロ

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鶴岡のサクラ

夕方のニュースで、鶴岡・酒田のサクラ開花宣言を報じていた。
日中、近所の公園でサクラのつぼみを撮影して、もう明日には咲き始めかと思っていたところだった。
数日前に見た予想より3日ほど早まったようだ。

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4月9日 山形県鶴岡市 D200 Ai-S 300mm

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4月9日 山形県鶴岡市 E-510 50mmマクロ+1.4xテレコン
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海野さんの小諸日記写真展

海野和男写真展「小諸日記Part4」
大阪のオリンパスギャラリーにて、明日4/9まで。
詳しくは
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JPS会員に

JPS(日本写真家協会)の会員となりました!

4/7は説明会があり、東京へ。
新潟まわりで約4時間。交通費は長野にいた頃の2倍。
東京はやや遠くなってしまった。
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ニホンセセリモドキ

これは春にだけ出る昼行性のガ。
後脚の辺りに妙に長い毛が密生していると思ったら、これはメスのヘアペンシル。。。なんですか?
写真のニホンセセリモドキは手を近づけてもあまり逃げず、
フェロモン発生に集中していたと言われれば、確かにそんな感じであった。
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4月6日 山形県鶴岡市 E-510 50mmマクロ+1.4xテレコン

またであえたら、今度はその部分をアップで撮影してみたい。
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コツバメ

コツバメも春一番に姿を表すチョウ。
これも年一化性のチョウで、前年の夏からずっと蛹で過ごし春に羽化する。
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4月6日 山形県鶴岡市 E-510 50mmマクロ+1.4xテレコン
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スギタニルリシジミ

ルリシジミと違い、年に一度、春だけに出るスギタニルリシジミ。
翅の裏面が黒っぽいので、見た目の印象からもルリシジミとは区別しやすい。
といっても、かつて山形に住んでいた頃、スギタニルリシジミに感心を向けたことはなかった。
たぶん、視界に入っていてもルリシジミと思い、カメラを向けることもなかっただろう。
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4月6日 山形県鶴岡市 E-510 50mmマクロ+1.4xテレコン

以前山形に住んでいた頃の私は、虫を撮っているといってもただのオアソビだった。今よくわかる。
虫や植物について覚えたことは、13年間、海野さんの仕事を手伝う中で自然と身についたものだけど、
私にとってはそれが一番の財産かも知れない。

探すのは簡単ではないけれど、ちょっと古いポジを探してみようか。。。
もしかしたら、スギタニもどこかに写っているかもしれない。
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ギフチョウ

鶴岡に来てまず見たかったチョウがこのギフチョウ。
カタクリの花は見頃をむかえ、食草のコシノカンアオイも新しい芽が出始めている。
ギフチョウも、鶴岡市内の最も早い場所では、先月の末に出ていたらしい。

お昼すぎ、テリトリーを張っているオスを撮影できた。
他のオスやヒオドシチョウと争っているのに、割と翅が綺麗。
やはりまだ出始めのようだ。
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4月6日 山形県鶴岡市 E-510 50mmマクロ+1.4xテレコン

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4月6日 山形県鶴岡市 E-510 50mmマクロ+1.4xテレコン
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オクチョウジザクラ

鶴岡の公園のサクラはだいぶつぼみが膨らんできている。
開花予想は4/12と、来週の週末にはもうだいぶいい具合になっているだろう。

鶴岡の街に近い山すそを見てまわると、オクチョウジザクラが咲き始めていた。
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4月4日 山形県鶴岡市 E-510 50mmマクロ

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4月4日 山形県鶴岡市 E-510 50mmマクロ

1つの花芽から2つ花が咲くのが決まりなのだろうか。
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ギョウジャニンニク

永幡さんにギョウジャニンニクのある場所にも案内してもらった。
今がちょうどいい季節のようで、見るからに美味しそうな芽がたくさん出ていた。
生でも食べられると聞いて、1つちょっといただいてみた。
予想以上にニンニクな香りが口いっぱいに広がって、そして美味しかった。
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4月2日 山形県鶴岡市 E-510 50mmマクロ+1.4xテレコン

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4月2日 山形県鶴岡市 E-510 50mmマクロ+1.4xテレコン
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カラスザンショウの葉痕

庄内にはカラスザンショウが自生している。
冬芽図鑑のようなものを見ていると、必ずと言っていいほど登場するこのカラスザンショウ。
庄内に写ったら必ず写真を撮ろうと思っていたのだが、こうも早くチャンスに恵まれるとは思わなかった。
一目見てすぐに分かった。
垂れ目な顔のように見える葉痕の上に盛り上がっているのが冬芽だ。

私が生まれ育った山形市周辺にも、長野県小諸周辺にもカラスザンショウはなかった。
だいぶ前に海野さんが小諸アトリエの庭に一株植えたのだが、数年しか持たず枯れてしまった。
カラスザンショウには小諸の冬は寒すぎたのだ。

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4月2日 山形県鶴岡市 E-510 50mmマクロ+1.4xテレコン
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コシノコバイモ

4/2(3日前の日記)
山形の
永幡嘉之さんが来てくれて、とっておきの場所に案内してもらった。
そこで感激したのが、このコシノコバイモ。
カタクリが咲き乱れる林床に割とたくさん数が見られた

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4月2日 山形県鶴岡市 E-510 50mmマクロ

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4月2日 山形県鶴岡市 E-510 50mmマクロ

初めて見る植物だったからか、晴れた日だったからか、私にはとても気づきにくく、
何度も踏みつぶしそうになった。
カタクリもそうだったが、このコシノコバイモもかなり密生していた。

永幡さん、お忙しいところ、ありがとう!!

コシノコバイモは庄内方言で「きつねのちょうちん」だそうだ。
この可愛らしい花にぴったりなネーミングと思う。
(参考:若松多八郎著「庄内身じかな 野の花・山の花」)

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山形へ移動

小諸を出たのは、結局夕方5時過ぎ。
出発前、最後に13年もお世話になった海野さんの小諸アトリエを何枚か撮影。
本当にありがとうございました!
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毎日、当たり前に見ていたこの建物も、すぐに懐かしい記憶になるのかな。
まわりの林も13年の間にはすっかり様変わりした。
毎日見ていたので気がつかなかったけれど、
片付けしながら古い写真が出て来たときは、本当にびっくりするほど変化しているのがわかった。
次にまた遊びに来るのはいつになるかわからないけれど、どれだけ変わった姿を見ることができるか、
また楽しみだ。

最後に浅間山を一枚。
まるで真冬の厳しい時のように雲におおわれて見えなかったけれど、
これもまた浅間山らしい姿の1つと思う。

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2008.0331 長野県小諸市 E-510 14-42mm


しばらく寝不足な毎日が続いているためか、深夜のドライブは少々こたえた。
休み休み走ったら、鶴岡に到着したのは結局2時近くになってしまった。
約400キロの移動。
小諸はまた遠くになってしまった。
忘れ物がないかだけが心配。。。
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雪の中のツクシ

3月31日、引っ越し当日の朝はなんと雪。
気温が高めなので降るそばからとけていくのだけれど、海野さんの小諸アトリエ周辺も午前中は結構な積雪となった。
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2008.0331 長野県小諸市 E-510 14-42mm


ふと道ばたに目をやると、雪の中からツクシがかろうじて頭を出しているのが見えた。
背が高く目立って突き出しているツクシは先の方が黒く焼けたようになっている。
もっと早い時期に寒い朝に傷んだものだろう。

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2008.0331 長野県小諸市 E-510 50mmマクロ

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2008.0331 長野県小諸市 E-510 50mmマクロ
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