クダマキモドキ

永幡さんから庄内でクダマキモドキを撮影した方がいると聞いていたので、
そのうち見れるかと思っていたのだが、まさか自宅の庭にいるとは思わなかった。
こんな大きな虫、幼虫の頃に気づいてもよさそうなものだ。。。

これはメスで、産卵管の形状を見るとヘリグロツユムシのそれと違う。
サトクダマキモドキで間違いないだろう。
それにしても、光沢のある緑の葉そっくりな姿。
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8月31日 山形県鶴岡市 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン
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エゾエンマコオロギ

先日、エゾエンマコオロギの声を録音した浜辺近くで、声の主を捜した。
今はもう、明るい日中から声が聞こえている。

ベニヤ板をひっくり返して出てきたコオロギ。
写真を見ても理由がわからないままだが、見た瞬間、どこか普通のエンマと違う雰囲気を感じた。
顔を見ると、確かにエゾエンマコオロギらしい。
ちなみに、その付近では普通のエンマコオロギの声は聞こえなかった。

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8月31日 山形県酒田市 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン

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8月31日 山形県酒田市 EOS KissD X MP-E65mm
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ケラ

周りに田んぼの広がるスーパーの灯りに、数匹、ケラを見た。
梅雨の頃から、しばらくケラの声を聞いていない。
姿を見るのは、ずいぶん久しぶりである。

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ケラの前脚は穴を掘るために特殊な形状をしている。
手の中に入れていると、指の間に潜り込もうと前脚でぐいぐいとやられる。
力強いので結構痛い。

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8月29日 山形県鶴岡市 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン
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アメリカシロヒトリ

お庭のウメとカキが、気がついたらずいぶんアメシロにやられていた。
もう終齢らしい大きな幼虫もいるから、だいぶ前から出ていたようだ。
ここ最近お庭の手入れをさぼっていたなと反省。。。
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8月29日 山形県鶴岡市 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン

放っておいたら丸坊主にされてしまうから、今いる幼虫は枝ごと切って退治。
翌日もう一度見回ると、まだまだアメシロがついていた。
カキの枝をかき分け駆除作業をしていたところ、気がつくと、腕の柔らかいところがピリピリ痛む。
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やられたな〜と見回すと、思った通り、そこら中にイラガの幼虫もついていた。
正確にはヒメクロイラガの幼虫。
半袖で作業してはいけませんね。。。
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8月30日 山形県鶴岡市 E-520 50mmマクロ

そういえば、山形の私の父は、これを「つばむし」と呼んでいた。
名前の由来はわからないが、小さい頃から聞いていたためか、私もつばむしがしっくりくる。
ついでに思い出したのだが、同じく父は、ノブドウのことを「どすぶんど」と呼んでいた。
私にはヒジョーにぴったりとくるのだが、他の地域の人にはどう感じるだろう?
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マツムシ

夜になっても気温の高い状態が続く。何だか落ち着かない。
ふと思い立って、先日果たせなかったマツムシの音集めにでかけることにした。
先日は県境付近にカヤキリの声を聞いて引き返したが、もっと先へ、
マツムシの声を聞くまで行ってみよう。
新潟に向かって、海岸線を走るルートをとった。
国道7号線でしばらく行き、途中から345号線「笹川流れ」へ。

ところで、前回気がつかず、カヤキリの撮影地を山北町としてしまった。
山北町は、今年の4月から村上市になっていたのだ。
荒川町、上林村、朝日村も村上に。何だかちょっと寂しいような。。。

結局、瀬波温泉まで行ってしまったが、そこではもうマツムシは普通に鳴いていた。
他にヒロバネカンタン、カンタン、スズムシ、カネタタキ、ミツカド・エンマなどのコオロギと、
賑やかな合唱を響かせていた(昨夜の星空はまた格別綺麗だった)。


枯れ草によく似た色合いで、ちょっと見つけにくい。
一匹目を見つけるまでは時間がかかった。
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マツムシはどんどん場所を変えながら鳴いていた。
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8月28日 新潟県村上市 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン

瀬波温泉は、新潟平野の北端に位置する。
マツムシの分布、やはり新潟平野どまりなのだろうか。
帰りもつい笹川経由のルートをとってしまったが、7号線で戻ればよかった。
葡萄峠までのマツムシの状況を確認するチャンスだったのに。。。
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カワラバッタ

先日カワラバッタのいる場所を永幡さんからおおよそのところを聞いていたので、
割と簡単に見つけることができた。
このバッタは山形県のレッドデータにリストアップされている。
そして特に保護されているわけではないから、撮影地は公開しないでおこう。

カワラバッタは擬態の見事さで著名な種。
川原の石がごろごろしている所にとまっていると、見つけるのはかなり難しい。
コンクリートやアスファルトの上にいても結構まわりにとけ込んでいる。

中央やや下よりにメスがとまっている。
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左がメス、右がオス。
オスは後ろ足を翅にこすりつけて鳴く。
メスも同じような動きをちょっと見せるのだが、小さな音なのか、聞き取れなかった。

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8月27日 山形県某所 E-520 シグマ150mmマクロ

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かがくナビ ナビコラム

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かがくナビナビコラムにて、今月初めに訪れた飛島での撮影記を公開しました。

今週の自然だより」では現在キオビベッコウを公開中です。

かがくナビは科学技術振興機構(JST)運営の、科学に興味のある小中高生向けの情報サイトです。
今週の自然だよりでは、湊和雄さんが沖縄のやんばるを、尾園暁さんが湘南を、そして私は庄内中心に東北を紹介します。
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クサヒバリ

明け方から、朝の9時くらいまでの時間、庭ではクサヒバリが賑やかに鳴いてる。
マサキの植え込みのなか、そっとのぞいてみると、オスのそばにはメスの姿もあった。

左の写真、右上に見えているのはメスの触覚。
触覚同士がぶつかると、オスはよく反応して鳴き始めた。
交尾にいたるまでは、結局撮影できなかった。
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8月26日 山形県鶴岡市 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン

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R-09の故障

※最初にお断りします。
下記の修理カ所は、一週間後にまた故障に見舞われました。
もはやこれまでと、結局R-09HRの購入に踏み切りました。
やはり、素人のにわか修理は悲しい結果に終わりました。。。。


クサヒバリの声を録音中、突然、左チャンネルの音が途切れた。

怪しい怪しいと思っていたマイク端子に、致命的なトラブルが起きたのは明らかだった。
もう、がっかりである。こんな時期にやめてくれ〜とちょっとの間パニック状態に陥った。
ネットの情報によると、その辺りのプリント基板がマイクのたびたびの抜き差しで
断裂してしまうことがあるらしい。
確かに、私のR-09も基盤が一部切れていた。

細かいところなので恐ろしかったが、ハンダ付けを決行した。
修理に費やす費用や時間がもったいないし、新品を買うのも、今はちょっと。。。

結果うまくいったのでよかったが、決して人にお勧めできるものではない。
ハンダ付けはお粗末なもので、失敗を覚悟に元に戻して、電源投入。幸いノイズが乗ることもなく、OKなようだ。
画像にしてみて改めて思ったが、ヒドイはんだ付け。つながったのは奇跡的に思える。
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もし誰かの参考になればと思い、画像をアップします。
でも、壊れたらまず修理に出しましょう。バラしたら、もう保証が効きません
分解の経過も、ハンダ付けのポイントも、責任を負えませんので、詳細は書きません。

すべて、ご自身の責任で。


R-09は私のお気に入りの録音機。
もう2年も使ったので、そろそろガタがきてもおかしくない。
これでまた寿命が延びてくれると嬉しい。
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ルリボシヤンマ

池の水草に産卵にきたルリボシヤンマ。
時々場所を変えながら、30分以上産卵を続けていた。

ルリボシヤンマ-poster
8月22日 山形県鶴岡市 EX-F1 300fps
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砂浜のバッタ

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8月20日 山形県遊佐町 E-520 14-42mm

先日、夜に訪れた浜辺に、日中また行ってみた。
虫の声が豊富だったので気になる場所だったのだ。

砂浜近くの草原に、見慣れないバッタを見た。
後で調べてみると、マダラバッタのようだ。
後ろ脚がとれてしまっているのが、ちょっと残念。

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草がほとんどない砂浜にいた、なかなか見事な擬態バッタ。
これも見るのは初めて。

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ヤマトバッタ(ヤマトマダラバッタ)ではないかと思う。
これほど砂浜にぴったりのバッタもいないだろう。
お見事!

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8月20日 山形県遊佐町 E-520 シグマ150mm
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ミツカドコオロギ

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8月19日 山形県酒田市 E-520 14-42mm

今にも降り出しそうな最上川沿いの土手にミツカドコオロギの声を聞いた。
果たして本当にミツカドだろうか?オオオカメコオロギという、声のよく似たものもいるらしい。
声のする辺りに踏み込んで、追い出してみた。


出てきたのは、確かにミツカドコオロギ。
ちゃんと頭の左右にとんがりもある。でも。。。
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どうも左右のとんがりが小さい。
かつて群馬県安中市で採集したもの(
こちら)と、だいぶ違う。
カドナシミツカドコオロギと呼ばれるタイプは、こんな感じではないだろうか。

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ジャコウアゲハ

ジャコウアゲハというとお盆のチョウ。
これは長野でうえつけられた感覚だ。
あちらではあるお墓に大発生していたためで、よけいにお盆の印象が強くなってしまった。
久しぶりに6月にジャコウアゲハを撮ったポイントの付近をまわると、
成虫ばかりでなく、幼虫や蛹も含めて色々見ることができた。
ここはお墓じゃないけれど、また「お盆のチョウ」の印象を強めることになりそうだ。


ヤブガラシの蜜を吸っていたメスとオス。
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食草を探して、草間を飛ぶメス。

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食草のウマノスズクサは、若い葉が多かった。
草刈りの後に伸びてきたものだろう。
右は葉を食べる幼虫

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クワの木など、草間にちょっと高くつきだした植物には蛹が見られた。
右写真のような前蛹のものもいくつかあった。

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8月19日 山形県庄内町 E-520 50mmマクロ シグマ150mmマクロ
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飛島の虫たち

酒田を出て、ずっと曇り空だったのだが、飛島に近づくと青空が見え、日がさしてきた。
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あとで聞くと鶴岡では結構雨が降っていたそうだけど、
飛島に滞在中、結局一度も雨に降られずにすんだ。
今回はミカドミンミンの撮影がメインだったが、他にもいくつか撮ったので並べてみたい。


まずはトラフカミキリ。

ちょっと古くなったクワに何度も見た。
でも、結構敏感で近づくとポトリと落ちてしまう。
しょうがないので、捕まえて顔が見えるように撮ってみた。

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島には今回もアオスジアゲハはそれなりにいたのだが、
前回たくさん来ていたイヌザンショウにはいなかった。
ここで見たのは、無数のカミキリモドキ。ほとんどがハイイロカミキリモドキだろうか。
右写真は、一回り大きなキイロゲンセイ。いたのはこれ一匹だけだった。

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シオカラトンボが多いけれど、オオシオカラトンボも一度見た。
それもすぐ近くまで波がきそうな岩場で。

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前回も何度か撮影しようとして逃げられていたトモエガ。
日中、道を歩いていると飛び立った。

ハグルマトモエとオスグロトモエの区別がよくわからないのだが、
これはハグルマの方だろうか。

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クロマツの幹にとまっていた、
たぶんミヤマキシタバ。
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ヒメキンイシアブだろうか。
2mほどの高さの所で、近くを飛ぶ虫を狙ってキョロキョロしていた。

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ウスバカゲロウの一種。
タブの幹にとまっているのを
2度見かけた。
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シロテンハナムグリ。

カシワの若い実の根元をなめているようだ。
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道路に落ちていたアカズムカデ。

庄内ではまだこんな大きなムカデは見ていない。
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クモ図鑑がないので、種名が分からない。
薄暗い林の中にいたコガネグモの一種。
コガタコガネグモだろうか。

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飛島のミカドミンミン

山形の永幡さんと8/16〜17の一泊で飛島に行ってきた。
目的はタイトルのミカドミンミンである。
先にブログに書かれた永幡さんによれば、私に「誘ってもらって」と書かれてるけど、
実際は永幡さんに誘ってもらったと思う。
前回の飛島行きでミンミンゼミの声に一度も会えなかった直後だったので、
誘ってもらってすぐ「行きましょう!」となった(と思います)。。。
ありがとうございました〜

前回一度も声を聞かなかったというのに、今回はミンミンゼミの大合唱が迎えてくれた。
ちょっと拍子抜けするくらいだったが、私はもう嬉しくてすっかりハイな状態になってしまった。
早速、港近くの神社に向かってセミの姿を見てまわったが、5匹目くらいだっただろうか、
念願のミカドミンミンを確認することができた。
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お腹側も色が薄く明るい印象。ヒグラシのような色合いだ。
でも、通常のミンミンのお腹側の撮影をするのを忘れてしまった。
それじゃ、比較にならないって。。。

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多くは黒い部分の多い、通常型。
この通常型も、何だかいつも見ているミンミンより、黒っぽい印象だった。
ミカドミンミンと比較してそう思ってしまうのか?
先日
山形で撮影したものと比べてると、中胸が黒いだろうか。
もっとも個体差があるので、もっとたくさんで比較してみないと何も言えないところだ。

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永幡さんによる、ミンミンゼミの比較も要注目!
こちら
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カヤキリ

音集めにも書いたのだが、山形・新潟県境でカヤキリを見つけた。
マツムシも新潟のどの辺りまで来ているのだろう。
そのうち、新潟まで音集めの夜のドライブに行ってみようと思う。
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8月13日 新潟県山北町村上市 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン 
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ウバユリ

生えている場所も薄暗いところだし、あまりいい印象を持っていないウバユリ。
けれど山形の帰省中、たくさん固まって咲いているのを見つけて、
あまりの見事さにカメラを向けてみた。

朝、ようやく日が射しはじめる時間、次々にやってくるマルハナバチが面白かった。
改めてよく見ると、ウバユリの雄しべと雌しべは、受粉を助けてくれる虫たちが
とまれるようにうまくデザインされているように見える。
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花の中で、マルハナバチは、雄しべや雌しべにぶら下がって、後脚の花粉団子を作っていた。
花びらの内側は大変滑らかで、ツメはひっかからないだろう。
足場は雄しべと雌しべだけになる。

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8月12日 山形市 E-520 50mmマクロ&シグマ150mm

花の中に留まっている時間は結構長く、花粉の受け渡しには十分すぎるように見えた。
あたりは花の強い香りで一杯だった。


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ミンミンゼミ

庄内ではミンミンゼミの声をまだ一度も聞いていない。
山形県内のミンミンゼミの分布図が欲しい。どこかに資料がないだろうか。。。

山形に帰省して、今年はじめてミンミンゼミの声を聞いた。
明後日からまた飛島のミンミンゼミ調査に行く。今回は山形の永幡さんと。
もし飛島のミンミンゼミの写真が撮れたら、比較のために普通のミンミンも必要になる。
で、帰り間際に慌てて撮影した。

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次の一枚。
シャッターを切った直後、突然セミが飛び立ってしまった。
意外なところで飛び立ったので、何だろうと思ったのだが、
プレビューしてみて理由がわかった。

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8月13日 山形市 E-520 シグマ150mm
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オタカラコウ

姥ガ岳からの帰りは、リフトを使わず下りた。
実はリフトに乗っているときに、ヨツバヒヨドリに集まるアサギマダラを見たのだ。

道の途中で撮影できるかも知れないと期待したのだが、残念ながらダメだった。
今年はまだアサギマダラを撮影できていない。

かわりに、道の途中でオタカラコウを撮影できた。
雪渓からの雪どけ水の沢に群落をつくっていた。
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8月13日 山形県西川町 E-520 14-42mm & 50mmマクロ
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キオビホオナガスズメバチ

姥沢の駐車場付近にイケマの花を見た。
そこに高地性のキオビホオナガスズメバチが吸蜜に。
数日前、海野さんも
小諸日記でこのハチの事を書かれていた。

私が撮影したのは働きバチ
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8月13日 山形県西川町 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン
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月山のベニヒカゲ

数日、山形の実家にお盆のお墓参りに行っていた。
その帰り、月山によってベニヒカゲを探してみた。
ベニヒカゲは山形でみられる唯一の高山蝶。
20年前、学生の頃に夏の月山で見た。その記憶を確かめたくなったのだ。
志津から入り姥沢駐車場に車をとめて、リフトで一気に森林限界まで。
少し登ると姥ガ岳山頂に出る。標高
1670m
山頂に立って辺りを見渡すと、ポツリポツリとベニヒカゲが飛びたつのが見られた。

登山道途中より、月山山頂方向。
まだあちこちに雪渓が残っている。
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リフトを降りた後の登山道は木道が敷かれ、
ロープが張ってあり歩く範囲は限られている。
ここは磐梯朝日国立公園の中なので、動植物の採集は一切禁止だ。
マナーを守って楽しく撮影。。。
だが、もうちょっとのところで近づけないと正直ちょっと不満が残る。
でも、久しぶりに山形のベニヒカゲを確認できて嬉しかった。
1時間ほど粘って、近くに寄ってきたベニヒカゲを撮影した。

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8月13日 山形県西川町 E-520 シグマ150mm(トリミング)

でも、20年前の記憶では、姥が岳山頂まで登った覚えがない。
リフトを降りてすぐに飛んでいたような気がするのだが、
今回は姥が岳山頂以外では一度も見なかった。

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ゴマダラチョウ

庄内砂丘に植林された広大な松林にもエノキは多い。
ゴマダラチョウもたまに見る。
でも、樹液の出ている木はほとんど目にしない。

あるお宅の庭先にゴマダラチョウを見た。
ムクゲの花に、なんと3〜4匹来ている。
ゴマダラチョウって花に吸蜜するんだっけ?と驚いたが、
よく見ると口吻は蜜のありそうなところとちょっと違ったところを探っている。
どうもアブラムシの甘露をなめているようだ。
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8月8日 山形県鶴岡市 E-520 シグマ150mm
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ヤシの実

庄内砂丘に流れ着いたヤシの実。
いったいどこから来たものだろう?

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8月8日 山形県鶴岡市 E-520 14-42mm
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イボバッタ

なるほど、確かにイボバッタだ。
永幡さんに教えてもらうまで気がつかなかった。
足下を飛ぶバッタをクルマバッタモドキあたりだと思っていたら、
小諸では見たことのなかったイボバッタだった。

ここでは、ごく普通に見られるバッタのようだ。
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枯れ草や地面、地表の様々な状態にとけ込む見事な隠蔽色。
こちらはメスだろうか。

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8月8日 山形県鶴岡市 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン
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クロタマムシ

久しぶりに山形の永幡さんと庄内をまわった。
クロアナバチの生態写真を撮影するのが目的だが、
今回は巣穴をいくつか、それと成虫を3度見ただけで終わった。
先日キオビベッコウを撮影できたのも、実は永幡さんの熱意に刺激されてのこと。
クロアナバチは小諸でも結局撮影できなかったものだった。
私もいつか必ずツユムシを巣穴に運ぶクロアナバチを撮影したいと思う。
昨日は思いつかなかったが、考えてみれば、先月半ばくらいから
エゾツユムシの声を録音したりしていた。
もうあの頃から、クロアナバチの狩りのシーズンは始まっていたかもしれない。

さて、車で移動中、永幡さんが松林の中にお宝ポイントを見つけた。
そこにいたのはクロタマムシ。
オスの顔は赤いのとそうでないのとがいるそうだ。
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8月8日 山形県酒田市 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン

伐採木を積んだ場所を、私はいつも見逃してしまう。
こういう場所はカミキリムシの仲間が多く集まる、虫さがしには重要なポイントなのだ。
海野さんと一緒に走っているときからそうだったけど、
どうもそちらに我がアンテナは向いてくれない。。。

ところで、この時は訪れた時間がちょっと遅かった。
もっと早い時間にいけば、ウバタマムシはもちろん、もしかしたら庄内ずっと記録が途絶えたままのアレの可能性も期待したくなる。
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イネの花

イネの花が咲くのは、午前中、11時頃と聞いたことがある。
確かに、その頃に田んぼに行ってみると、ぱっくり口を開けている「えい」を見ることができる。
つい「もみ」「もみ殻」などと言ってしまいそうだが、正しくは「頴」(えい)と言う。

受粉すると頴は閉じる。
花粉が放出されたあとの雄しべは白い。
花粉自体が黄色いため、花粉を蓄えた雄しべは黄色く見える。
雄しべのつけ根付近には、雌しべが見える。
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8月8日 山形県鶴岡市 EOS KissD X MP-E65mm
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ノウサギ

砂浜近くの松林でノウサギを見た。
しばらく、このポーズのまま動かなかった。
ウサギだって綺麗な夕日に見とれることもあるのだろう。
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8月9日 山形県鶴岡市 E-520 シグマ150mm1.4×テレコン
(横位置画面よりトリミング)


砂浜にウサギというのは意外な組み合わせだが、庄内に来てからもう2度目。
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ヒロバネカンタン

先日、永幡さんがブログにヒロバネカンタンの事を書いていた。
そうかいるんだ〜。一昨年の秋に柏崎の浜辺で姿を見て以来、声も確認していなかったヒロバネカンタン。
これは録音のチャンス!

でも、昨夜は出かけたのは、まずはヒロバネカンタンを目当てではなかった。
ハタケノウマオイやマツムシが新潟にいて山形にいないのが、どうも信じられず、
それを確認しようと川沿いに海まで走ってみたのだ(もちろん車で)。
そして、河口までたどり着いたとき、そこは今まで聞いたことのない虫の声に満ちていた。
これはもしやと灯りを照らしてみたところ、確かにヒロバネカンタンであった。
色合いは違っても、翅の感じなどカンタンとうり二つ。でも声は全くちがう。

久しぶりに、録音していて楽しかった。
声は「
音集め」で

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8月8日 山形県酒田市 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン
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キリギリス

数日前、キリギリスの声を録音したのだが、草の影に潜んでいて姿が見えない。
30分は探して、こりゃいかんと諦めたのだが、さらに車のカギを落っことして・・・。
日射しとは関係無しに、頭が熱くなってしまった。

どうやらこちらの攻め方が悪かったようだ。
長野で追っかけていたキリギリスとこちらのキリギリスは、性格がはっきり違う。

鳴いているそのものを撮影できないので、その辺りに踏み込んで
逃げ出したところを撮影する作戦に変えてみた、すると。。。
長野ではそれでよかった。すぐに威勢よく飛びだしてきて、
その後を追いかけるのが大変なくらいだった。
だが、庄内のキリギリスはじっと動かないで、危険が去るのを待っているようだ。
まるで擬死しているかのようで、触っても逃げないこともあるくらいだ。
それが分かったら、何とか姿を見つけることはできるようになった。
見つけてしまえば、そのような性格だから、撮影するのは割と簡単だった。

まずはオス
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こちらはメス
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8月8日 山形県鶴岡市 E-520 シグマ150mm
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キオビベッコウ

昨年の今頃もカリバチの撮影をしていた。
なんといっても真夏の暑い盛りが観察のチャンス。
種類も多く、ハチたちの獲物も多いのだろう。

何となく浜辺に出たくなり日没近くある砂浜に向かったところ、そこにお宝が待っていた。
キオビベッコウというカリバチである。
もうすでにクモを埋め終わり、穴の入り口をふさいでいるところだった。
明日はまたここに来てクモを埋める過程を撮影できるなあ、などと考えながら、
すぐに帰るつもりで撮影していた。
だが・・・

日も落ちて、まさに「たそがれ時」の暗さの中、
来た道を戻り始めてすぐに驚愕の光景を目にすることになった。
さっきまで何もなかった砂の道に、キオビベッコウの巣穴がいくつもあいているのである。
割と狭い範囲に7つもあいている。なんだこれは。。。。
正しくは今ちょうど、穴を掘っているところだった。
え〜どうして?真っ暗なんだぜ。。。
予備知識のない私は、何だかわけがわからない思いで、一匹に集中して撮影を始めた。
時間は19時10分。

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実はこのとき懐中電灯を持っていない。遠くに止めた車にも入っていないかも知れない。
幸いストロボにモデリングランプがついているので、それを頼りに撮影している。
実際は、全くの闇のなか。

獲物は1mほど離れたヨモギにかけてあった。
まるまる太ったナガコガネグモだ。
穴を掘りながら2度確認に行ったので、獲物を仮置きしている場所がつかめた。
しかし、その様子は残念ながら撮り逃した。

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クモを運び込んだのは
1938分。
連写できないのが辛い。
P8061756 P8061758


しばらく穴の奥に入ったまま姿が見えない。
今、産卵しているんだろうなあと想像しながら待つ。
やがて再び表に出てきたハチは、穴埋め作業に移った。
少しずつ砂をもどし、尾端で叩いて固めながら丁寧に穴をふさいでいく。
工事現場でダダダ・・・と砂利を固めているあの機械(ランマーというらしい)のような動きだ。
ストロボで撮ると動きが見事に止まってしまい、残念ながらその動きは写せていない。

P8061867 P8061866 P8061840


まわりのハチの中でも最も深く穴を開けていたようで、この一匹だけ随分時間がかかった。
穴を埋め終えたのは20時52分。

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しかし、まだそこから次の奇妙な行動に移る。
すぐ後ろに別の穴を開け始めたのだ。
灯りなんかあてられて頭がおかしくなったかと心配になった頃に、その穴を埋め始めた。
たまたま近くにやってきたゴミムシダマシも不思議そうに覗き込んでいるように見えた。
「なにしてんの〜」
P8061890 P8061905 P8061917


この奇妙な行動は、実は隣のハチにも見られた。
必ずやるのか、よくやる程度なのか分からないけれど、ダミーの穴を掘っているように思えた。

さて、二つめの穴を埋めたら、今度は巣穴周辺に砂を飛ばして表面をキレイにする。
お尻で穴をふさいでいた動き同様、これも写真には写せていない面白い動きだった。
モーターで振動するおもちゃが机の上を滑るように動いているような感じ。。。
だめだ、うまく表現できていないです。

P8061938 P8061923

全てが終了したのは9時半過ぎ。
実は、完全に終えたかどうかよくわからない。
ハチが突然作業をやめて、灯りに飛んでくるようになってしまったからだ。
何か、突然、産卵行動のスイッチが切れてしまったかのようだった。

帰って調べたら、キオビベッコウは夕方までに狩りをすませて暗くなるまで待機しているらしい。
そして日没を待って、作業を開始するわけだ。
目的は、まず間違いなく寄生バエ対策だろう。
明るいうちに、クモを運ぶキオビベッコウを見たときは、確かに寄生バエが近くにいたけど、
この夜の作業中、ただの一度もハエなど見なかった。

それと、キオビベッコウは何だか同種間で泥棒まがいの事をやるらしい。
もう1つダミーの穴を掘っていたのは、その対策ではないだろうか。
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イナゴとウスイロササキリ

イネの穂が立ちはじめた。
まだ少しだけれど、これからどんどん稲穂が目立ってくる。
P8051283 P8051304
8月5日 山形県鶴岡市 E-520 14-42mm & シグマ150mm

田んぼといえばイナゴだ。
そろそろ成虫が出はじめていて、食べる葉っぱの量もすごい。食いあとが目立つ。
写真の成虫はコバネイナゴのオスだろう。
翅は長いようだけど、ハネナガイナゴはずっと長かったと思う。

P8051315 P8051287

シリリリ・・・と鳴くのはウスイロササキリ。
今のところ、ササキリ類で声を聞いたのはこの種だけ。
P8051335
8月5日 山形県鶴岡市 E-520 シグマ150mm
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ミドリシジミ

実は今年になってようやくハンノキを認識した私。
小国で永幡さんより現地指導してもらったおかげだろう、
車を走らせていて、思いがけないところにハンノキ林を見つけることができた。
ハンノキといえばミドリシジミだ。

日没直後でタイミングもよかった.
梢の方に確かにゼフィルスが飛んでいるのが見える。
届かないなあ、今日は確認だけかなあと思ったところで、目の前に交尾中のものがいることに気がついた。
まだ羽化したてのメスがいるらしい。


P8051463
8月5日 山形県鶴岡市 E-520 14-42mm


一度飛び立ってとまったところ。

羽の重なりが変わって、メスの翅が手前にきている。
やはりまだ新鮮な感じがする。

P8051432
8月5日 山形県鶴岡市 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン

中学生の頃、やはり蝶好きの兄と西蔵王にミドリシジミを見に行こうとでかけたことがある。
夏休みも後半に入った頃だったので、今頃いるのかよ〜とか言いながらだったと思う。
でも、その判断は間違いではなかったようだ。
あの時は見つけられなかったけど、今頃になって確かめることができた。
事前の下調べはマメな兄ちゃんのことだから、きっとどこかの標本のラベルを
しっかりチェックしていたのだろう。
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クロカナブン

子供の頃、山形ではよく見ていたクロカナブンだけど、小諸にはいなかった。
一度、群馬に撮影に行ったときに見ただけだったと思う。

川原のヤナギに一匹見つけた。
クロカナブンはアオカナブンより遅く出てくるカナブン。
今からもっと数が増えるだろう。
P8031021
8月3日 山形県鶴岡市 E-520 シグマ150mm

つかむと独特の匂いが残る虫だった。
確かめようと思ったところで、落下→飛び去ってしまった。

手に残った匂いがイヤだけど、何度も確かめるように鼻を近づけては「くせっ」とやっていた。
でもどんな匂いだったか、すっかり記憶が飛んでしまっている。
次見つけたら撮影するより、そっちをまず確認しよう。
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ノコギリクワガタの羽化

飛島から帰ってノコギリクワガタの蛹が羽化しそうだと張り込みはじめたのだが、
結局羽化したのは翌朝だった。
前にも同じ経験がある。
ノコギリクワガタの羽化は朝8時過ぎが要注意なのかも知れない。
ちなみに、このノコギリクワガタは7/15〜17に東京に行っている間に蛹になっていたもの。


08:11           09:19           09:30
P8041082 P8041084 P8041100
09:39           09:49           10:00
P8041117 P8041152 P8041176
10:20           12:00           15:07
P8041200 P8041221 P8041260
8月4日 飼育下 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン

ところでこの撮影、実は結構やばかったのだ。
約束があって30分ほどこの場を離れなければならなかったのだが、
その間に羽化がスタートしてしまっていた。
戻ってみたら二枚目の写真の状態だったのだ。
わ〜やばい〜と慌てて再開したのだが、何とか主要な流れは押さえられた。ギリギリセーフである。
欲を言えばうつぶせに姿勢を変える過程が欲しいところだが、まあ何とかOKだろう。

ノコギリクワガタは必ずうつぶせになってから羽化を始めるが、
その時にはだいたい背中が少し割れているように思う。
以前撮影したときも、確かそうだった。

一つ前から面白いなあと思っていたことを再確認できた。
それは6枚目の画像。脱ぎきった殻をすぐにお腹の下に引き込み、
丸めるようにして抱きかかえている。
どうも、このあと翅をのばすときに踏ん張るための足場として、
この抜け殻のまくらは重要そうなのだ。

それと、画像を入れていないが、左右の後翅をのばすタイミングは一緒でなくともいいらしい。
最初左だけ伸びて右がしわしわのままで、これは失敗かと思ったが、直後に右も伸びはじめた。
それも、あっという間。
一枚の翅が伸びるのに、1分もかからないように思った。

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飛島の昆虫たち

飛島にすむ虫たち。
取り立ててすごい虫はいなさそうだけど、
どんな経緯でこの島に住み着くようになったのか考えると面白そう。
それぞれに違ったルーツがあるのだろう。


ヤハズカミキリにキボシカミキリ。
それと、とにかく多かったのはゴマダラカミキリだった。
P8029684 P8030747


ヒメアカタテハにミヤマチャバネセセリ。
他に見たチョウは、アゲハ、アオスジアゲハ、モンキチョウ、モンシロチョウ、
ベニシジミ、ヤマトシジミ、アカタテハ(幼虫も)、ルリタテハ、クロヒカゲ。

P8029718 P8020613

トンボは、オニヤンマ、シオカラトンボ、コシアキトンボ、ウスバキトンボ
ウスバキトンボは酒田飛島間の海上でも見た。
海上といえばクマバチも見たのだが、あれは船についていたのだろうか、それとも・・・



森に入ると、やたらアカヤマアリが気になった。
ゴマダラカミキリやコメツキがつかまってもがいているのが痛々しかった。
どうもたまたまアリの行進にぶつかり、狩り出されたようだった。グンタイアリの狩りみたい。
写真はオオイタドリのアリマキ牧場で
P8020028



オオヒラタシデムシでいいのだろうか。ちょっと自信がない。
午後、島の中央を走る道に何匹もいた。
オスがメスの触角をかんでいるのは、よく見る光景。
でも、ホント何でなんだろう?

P8020478


セミについてはミンミンゼミの声を聞くことはなかったが、ニイニイゼミとヒグラシは鳴いていた。
また直翅目については、声のみの確認も含めると、次のような感じ。
ヤブキリ、キリギリス、エゾツユムシ、エンマコオロギ(幼虫)、オカメコオロギの一種、
フキバッタの一種



続いてイヌザンショウに集まる虫たち
やたら多かったのは
アオハナムグリ。それと、小さなハイイロカミキリモドキ。
さっき調べたら、このカミキリモドキもマメハンミョウのようにカンタリジンを持っているらしい。

P8020293 IMG_0485



アカスジツチバチにキイロスズメバチ。
ハチは他に、コガタスズメバチ、キイロアシナガバチ、セグロアシナガバチを見た。
もちろん、ハチについては他にもゴマンといるはずだ。

P8020282 P8020201


ハチに擬態した虫たちも多い。
まずはムナブトヒメスカシバにホウジャク。
P8029702 P8020242


モモブトスカシバにユーラシアハラブトハナアブ。
P8020199 P8020288


スズキナガハナアブ。もっと撮りたかったのに、すぐに姿が見えなくなってしまった。
P8020236


これはイヌザンショウによくいる虫なのだろう。
花を乗っけてモゾモゾ動いているのを見て、最初はクサカゲロウの幼虫かと
思ったのだが、よく見たらシャクガの幼虫だった。
花をつけて、花を食べて、ちょっと可愛らしいヤツだ。

IMG_0474


以上、もちろん、全てを書き切れていない。
忘れないうちに、印象に残ったものだけ書き留めてみた。
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飛島のアオスジアゲハ

8/23は飛島に一泊して、撮影してきた。
目当てのミンミンゼミは、声を聞くこともなく全くの空振りに終わったが、
スゴイ数のアオスジアゲハに感激して帰ってきた。

イヌザンショウに群れているアオスジアゲハ。
この木には多いときは20匹以上吸蜜に来ていた。
アオスジアゲハ慣れしていない私には、刺激が強すぎるー
P8030849 P8020184 
                      ノブドウにも多く吸蜜に来ていた
P8020061 P8029936 
8月2〜3日 山形県酒田市飛島 E-520 14-42mm&シグマ
150mm

酒田港より飛島までは、夏は一日2往復、定期船「ニューとびしま」が走っている。
所要時間は90分。片道おとな2040円子供1020円。10時過ぎには上陸できる。

P8030891 P8029630
飛島は酒田沖約40kmに位置し、面積2.7km²
対馬海流の影響を受け、年平均 気温は約12℃と温暖。
巨大なタブノキの森が島全体をおおい、山形県の最北の地とはとても思えない光景が広がる。

P8020034 P8029710
8月2〜3日 山形県酒田市飛島 E-520 14-42mm
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アブラゼミにニイニイゼミ

家の近所はアブラゼミがすごい。
アブラゼミに数では負けているが、ニイニイゼミもまだまだ元気に鳴いている。
しかし、ミンミンゼミの声はしない。
羽黒や田川の山あたりに行っていたけど、そこでも聞いていない。
小諸ではほぼ同時期にアブラもミンミンも鳴き始めていたけど、ここは様子が違うようだ。

今日、これから酒田に移動し、酒田沖の飛島に向かう。飛島は15年ぶり。
家族サービスもあわせて、でも実はミンミンゼミに関心があってのことだ。
永幡さん著の「白畑孝太郎」にも書かれてあった事を、自分の目と耳で確かめてきたいと思う。
数日前の予報だとよかったんだけど、土日の天気はちょっとまずくなってきたなあ。。。

鳴いているニイニイゼミ。
鳴いている時は、左右に翅を開きお腹が見えている。
P7319381

とにかく多いアブラゼミ。
アブラゼミも鳴くときは左右に翅を開く。

P7319396 P7319422
7月31日 山形県鶴岡市 E-520 シグマ150mm
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