コムクドリ

長野では滅多に見なかったコムクドリ。庄内では街中でもよく見る。
秒300コマで撮影してみて、尾羽を激しく動かして飛んでいるのに気づいた。
これはコムクドリなどに特有の動きだろうか。


komukudori-poster
628日 鶴岡市 EX-F1 秒300コマ
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ハヤシミドリシジミ

短い口で何をなめているのだろう。
アブラムシの甘露?それともカシワの葉から何か出ているのだろうか?
hayasimidori
628日 鶴岡市 EX-F1
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ハンミョウ

ハンミョウは歩くのがとっても早く、カッコイイ。
地表を滑るように見える。

でも秒300コマで撮影してみると、そんなイメージがちょっと崩れた。

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627日 鶴岡市 EX-F1
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ヒメシジミ

小諸では普通に見ていたヒメシジミも、こちらではいる場所が少ない。
でもいるところには、ごそっといたりする。
そんなところは、やっぱりヒメシジミだと思う。

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6月26日 山形県鶴岡市 E-520 魚露目レンズ
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カブトムシ♂の蛹化

蛹化途中のカブトムシ♂。
頭の角は皮を脱いだ後に大きくのびる。
のびる過程の角はびっくりするくらい柔らかい。
写真のようにグニャッと曲がったと思うと、次の瞬間、蛹は全身に力が入り角はぴーんとのびる。

子供の頃、何というおもちゃだったか、紙の風船でまるまっているのに息を吹き込むと音を立てながらピンとまっすぐのびるものがあった。
このカブトの蛹の動きを見ていると、そんなおもちゃを思い出す。
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6月26日 飼育下 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン
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オシドリ

山形県の鳥はオシドリ。
子供の頃からそう知ってはいたが、普段見ることはなかった。
今こうして色々回ってみると、色んなところでオシドリを見る。

さて、この3羽の関係は?

osidori
626日 鶴岡市 EX-F1
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ゼフィルス

谷間でテリトリーを張るゼフィルスを撮影。
ほとんどがメスアカミドリシジミ、最後に出てくるのはエゾミドリシジミだろうか。。。
いまだゼフィルスは自信が持てない。

zeph
626日 鶴岡市 EX-F1
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オオルリ

オオルリのさえずり
オオルリ-poster
626日 鶴岡市 EX-F1

映像と音声は別録りで後で合成。
撮影時も失敗が多く、合成も面倒だけど、やっぱりこれが結果よさそうだ。
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カブトムシ♀の蛹化

現在、こちらはカブトムシの蛹化のシーズンに入っている。
だが、まだいい結果は出ていない。。。

たまたま掘り出したカブトムシの前蛹が、羽化直前の状態。
これはまだ間に合うかなあと、少々慌てながら撮影準備に入る。
しかし、すでに気管の抜けた白いラインが入り始め、やっと一枚目を撮影したところでは既に頭が割れていた。
残念!間に合わなかったか〜
しかし、よく見るとのびそうな角がない。メスの蛹だった。

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6月25日 飼育下 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン

長く蛹化待ちして結局メスだった、というよりはマシだろう。
蛹化中のメスの写真も、いつか使う機会があるかも知れないし。
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「音集め」しばらくぶりに

気がついたらもう一月近く、音集めをご無沙汰してしまいました。
10日前に録音したエゾハルゼミの声マネをするキビタキなど、3記事を追加です。

↑キビタキ、なかなか面白いと思います。
音集めのページ」寄ってみて下さい。
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ゲンジボタル

鮭川から帰って予定の撮影をと思ったら、モデルさんの具合が今ひとつ。
P6233462
それがために
高橋さんから今晩一杯どうっすかとのお誘いを断ったのに。。。などと思っていると、酒田から鶴岡に移動中の永幡さんより電話。
先日のホタルの場所にご案内することに。

ホタルのポートレートを撮らなければと思っていたので、とてもありがたいお誘いでありました。

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6月23日 山形県鶴岡市 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン
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アオハダトンボmovie

産卵中のメスの周辺でホバリングするオス。
他のオスが邪魔しないよう見張っているのだろうか。
単にメスにちょっかいを出しているようにも見える。
こうして速度を落としてみると、脚でメスの翅に触るような、全く見えなかった動きが見えてくる。
0623アオハダトンボ-poster


こちらは、メスに交尾を受け入れられたところ。
最初にメスの首をつかむときの動きが面白い。
オスはメスの翅の上を歩いて、適当な位置まで移動している。
その時のオスの意識の速度はどうなのだろう。
映像を見ていて、よいしょよいしょと声が聞こえてきそうに思えた。

0623アオハダトンボ2-poster
6月23日 山形県鮭川村 EX-F1 秒300コマ


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鮭川のアオハダトンボ

小諸では海野さんのアトリエに向かう途中の川にいつも見ていたアオハダトンボ。
山形では珍しい種になってしまうのが残念なところだが、鮭川に良好な環境があるの情報をもらって機会を待っていたが、本日ようやく現地に。


流れの緩やかな川辺には、点々とアオハダトンボやカワトンボの姿があった。
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6月23日 山形県鮭川村 E-520 14-42mm

メスの腹端を副交尾器に誘導しようとしているオス。
まもなくハート型が完成。

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川岸の草に産卵するメス。
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6月23日 山形県鮭川村 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン
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ホタルの光

米作りの盛んな庄内地方ゆえ、コンクリート堰が多く、ホタルの多い場所ではないのかも知れない。
探すのにはちょっと手こずった。
だが、これまでホタルを見た場所は、どこもチョロチョロとした流れだった。
そんな感じで見ていったら、一カ所いい場所があった。

田んぼの脇の小さな流れ。
ゲンジボタルとヘイケボタルが混じっているようだった。

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6月20日 山形県鶴岡市 E-520 14-42mm

15秒露光で連続して撮影した10枚の画像を、Photoshop Elementsで合成。

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かがくナビ 今週の自然だより

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かがくナビの「今週の自然だより」、本日更新です。
今週、私はハッチョウトンボをテーマにしました。

かがくナビは科学技術振興機構(JST)運営の、科学に興味のある小中高生向けの情報サイトです。
今週の自然だよりでは、湊和雄さんが沖縄のやんばるを、尾園暁さんが湘南を、そして私は庄内中心に東北を紹介します。
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チョウセンアカシジミmovie

トネリコの梢に群れ飛ぶチョウセンアカシジミ
夕方はかなりの数が飛ぶ
チョウセンアカシジミ-poster


交尾中のカップルに割り込もうとした一匹のオスと、
そこにまた別のオスが飛んできたという絵。
交尾中のもう一匹はかげに隠れて見えない。
ちょっと分かりにくい状況。。。

チョウセンアカシジミ2-poster

6月18日 山形県小国町 EX-F1 秒300コマ
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チョウセンアカシジミ

永幡さんにチョウセンアカシジミの生息地を案内していただいた。
山形県の天然記念物に指定され保護されている貴重なチョウである。
長年調査している彼にベストな場所をと聞くと、やはり小国という事に。
天候にも恵まれ素晴らしい一日だった。永幡さん、本当にありがとう!


トネリコにとまるチョウセンアカシジミ
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6月18日 山形県小国町 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン

幹にはすでに卵が産卵されていた
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6月18日 山形県小国町 E-520 14-42mm

トネリコの根本を歩くのも要注意!
足下にはまだ羽化前の蛹が残っているはず。


卵のアップ
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6月18日 山形県小国町 EOS KissD X MP-E65mm

交尾個体も見られた
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6月18日 山形県小国町 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン


CIMG1006
6月18日 山形県小国町 EX-F1

現地を離れ振り返ってみると、何とも危ういチョウだったという感が強まってきた。
狭い範囲に集中しているという環境もそうだが、チョウ自体が何とも脆そう。
バランスが悪いというか、どうも普通のチョウと同じ感覚で見られない危うさを感じる。

天然記念物であり採集禁止であるが、卵を採集して逮捕者が出たりもする、という話も心配。
だが、こうしてチョウセンアカシジミを前にして感じた不安はまた別のものだ。
チョウセンアカシジミというチョウをもっとよく知らなければいけないと思った。
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ハッチョウトンボmovie

オスのテリトリー争い。
秒300コマの映像を、Motionで擬似的に秒600コマにしてみた。

Motionだとカタカタ感がないスムーズなスローが作れるようだ。
ハッチョウトンボ0617-poster
617日 鶴岡市 TSN-774 +EX-F1
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イケマ

月山山麓、標高600mほどの林内でイケマの芽吹きを見た。

長野にいた頃は、アサギマダラの産卵シーンを求めてよくイケマを見てまわった。
その時は標高1300mほどの場所、時期は
6月のはじめ頃だったと思う。
イケマはちょうどこのくらいの伸び具合だった。

もし、アサギマダラがこの辺りに産卵に来るとしたら、食草はちょうどいい頃合いだ。
期待して付近を見てまわったのだが、成虫も産みつけられた卵も見つからなかった。
でも、私はいま網を持っていない。
アサギマダラのマーキング個体が目の前に飛んでいたら、ちょっと残念な事になりそう。


P6162618
6月16日 山形県鶴岡市 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン

ちなみに、今年に入ってまだアサギマダラを一匹も見ていない。
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岩場の草花

庄内に移ったら、岩場の花を色々撮ろうと思っていたが、
なんだかんだで機会を失っていた。
少々くたびれたモノも目立ったが、いくつか撮影できた。

ハマボッス

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6月15日 山形県鶴岡市 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン

キリンソウ
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6月15日 山形県鶴岡市 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン

アサツキ
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6月15日 山形県鶴岡市 D200 Ai-S 300mm

加茂の岩場に見たノハナショウブ
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6月15日 山形県鶴岡市 D200 Ai-S 300mm
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イワユリ

スカシユリは新潟県以北の日本海側のものがイワユリと呼ばれ、
太平洋岸のものはイワトユリと呼ばれているそうだ。
この時期に海沿いをまわったことがないので、イワユリがこんなに見事に咲くものと知らなかった。

P6152482 P6152414
6月14日 山形県鶴岡市 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン

詳しい解説は、
若松多八郎著「庄内身じかな 野の花・山の花」から引用させていただきます。

「本州中部以北の海岸山地又は低山のがけに分布するとされている草である。
 高さは30cm前後であるがところによっては10cm前後で花をつけているもののある。
 (中略)
 夏の海辺の岩場を色どり、海岸の人々はこの花が咲くと海で泳げる夏が来たことを知る。
 名前は、この花の花びらは下の方がせまくなり、お互いの間にすき間がありスカシユリとなった。」
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月のアップ

散々迷ったあげく、スポッティングスコープを購入。
しばらくビデオでの超望遠撮影法を模索していたのだが、結局は製品版に落ち着きそうだ。
届いたのは夕方。月が綺麗だったので、まずはこれを試写。

10倍速に時間を縮めている
0615mov
615日 鶴岡市 TSN-774 + A1J
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ハッチョウトンボmovie

秒300コマでとらえたハッチョウトンボの産卵。
時々、真っ赤なオスが画面を横切る。
Pasted Graphic

この映像、ちょっと細工をして一眼レフ用90mmマクロをEX-F1につけて撮影している。
自作モノとしては健闘しているつもりだったが、どうもこの方法には無理がある。
せっかく面白い場面を前にして、こんな画質ではダメだダメだ。。。
と自分に言い聞かせ、今日は自分としては相当高価なモノを注文してしまった。
頼むから、自作モノとくらべて劇的に高画質であってくれよ。。。

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かがくナビの「今週の自然だより」、本日更新です。
今週、私はモウセンゴケをテーマにしました。

かがくナビは科学技術振興機構(JST)運営の、科学に興味のある小中高生向けの情報サイトです。
今週の自然だよりでは、湊和雄さんが沖縄のやんばるを、尾園暁さんが湘南を、そして私は庄内中心に東北を紹介します。
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ハンミョウの幼虫

山形ではハンミョウはそれほど珍しい昆虫ではないようだ。
これまで、数は少ないものの、何度も姿を見かけている。
今日、柴田さんに案内していただいた場所は、結構な数がいた。

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6月11日 山形県鶴岡市 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン

成虫もまずまずの数だが、幼虫の穴を探してみると、あるわあるわ。。。

警戒して穴の奥に幼虫が隠れてしまったところ

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しばらく辛抱強く待っていると、出てきました〜
小諸でよく見ていたニワハンミョウの幼虫より、ずっと敏感な感じがする

IMG_9731_1

こんな穴も結構あった。アリの巣に利用されている。
ハンミョウは幼虫も成虫もアリが大好き。
でもアリはそんな事は知らないだろうし、
仮に知っていても気にすることなんてないだろう。

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6月11日 山形県鶴岡市 EOS KissD X MP-E65mm
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ヒゲナガオトシブミ

ヒゲナガオトシブミのオスを見た。
最初、ショウマの葉を食べていたのだが、近づいただけでやめてしまった。
ポーズが面白かったのに、ちょっと残念。
でも、こいつは姿かっこう自体が冗談のような虫である。
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ヒゲナガオトシブミというと、小諸にいた頃は
アブラチャンにつくもっと赤黒いものの方をよく見ていた。
今日見たものはキイロヒゲナガオトシブミとよばれるタイプ。
何の葉を巻いているのか見ることはなかったが、
ひょっとしたら頭上高くブナで巻いていたのではないだろうか。


近くには、こんなのもいた。
色合いからヒゲナガオトシブミのメスと思ったのだけれど、
上のオスとくらべると随分小さい。
こちらはウスアカオトシブミであった。
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6月11日 山形県鶴岡市 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン
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飛べない甲虫2種

ブナの林内を歩いていると、足下をハンミョウが何匹も歩き回っている。
飛べないハンミョウ、マガタマハンミョウだ。
普通のハンミョウなら追いかけるとすぐに飛び立つところだが、こいつは走って逃げるのみ。

噛みついているのはオスが交尾時にとる行動。これは他のハンミョウも同様。
あごが疲れるだろうに、ご苦労なことだ。
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もう一種、後翅が退化して飛べない甲虫は、コブヤハズカミキリ。
同行していただいた柴田さんも言っていたけど、最近よく道路に出ているのを見る。

今日見た一匹目は、どうもオトシブミの揺籃を食べていたようだ。
あれっと思ったときは、落ち葉のかげに隠れてしまった。
落ち葉に潜るカミキリムシというのも、何だか妙な感じ。。。
おまけに落ち葉をのけてみると、死んだふりをしている。
画面には入っていないが、実はもう一匹いた。
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次に見つけた一匹は、ツバキの花を囓っていた。
どうも、地表のこうした植物の落下物を好んで食べているように思えた。
P6112120
6月11日 山形県鶴岡市 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン

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メススジゲンゴロウ

月山山麓にメススジゲンゴロウが生息しているというのは、
子供の頃から知っていた。だが見たのは初めてだった。
マルガタゲンゴロウと大きさも動きもそっくり。珍品なのだが、感激はややうすい。

水面に浮いたアリの死骸を食べているところ
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6月11日 山形県鶴岡市 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン
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庄内の蝶とかたくりの花写真展

月山あさひ博物村の文化創造館で現在「庄内の蝶とかたくりの花写真展」を開催中です。
今度の日曜日まで。

開催日 
2008年6月1日(日)~6月15日(日)
時間 午前11時~午後3時(毎週月曜日休館)
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「庄内の蝶」には特別関心のある私。
山本英夫さんの標本、および各種の生態にまで踏み込んだ資料の数々。
いつもお世話になっている柴田稔さんも迷蝶などを展示。庄内でリュウキュウムラサキ!?
大変勉強になりました。

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カキの花

また遅れてしまった。
カキの花を撮らなければならなかったのに、近いところでは盛りを過ぎてしまっていた。
大慌てで山に近い方に飛んでいったところ、花がまだ残っていた。
なんとか間に合いそうだ。

これも一週間前にちゃんと見ていればよかった。。。
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6月9日 山形県鶴岡市 E-520 14-42mm

つぼみ、開花中、花が終わって茶色く枯れたものなど、様々な段階が見られる。
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6月9日 山形県鶴岡市 E-520 50mmマクロ

長野の立科あたりでリンゴ畑を見ていたように、
庄内ではこんなカキ畑が広がっているところがよくある。

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6月9日 山形県鶴岡市 E-520 14-42mm
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ギンリョウソウ

ブナの林床にてギンリョウソウを見つけた。
日没近くで林の中は薄暗く、ちょっと反則とは思ったがストロボで撮影。
これが思った以上によかった。


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こちらは、落ち葉の下から出てきたばかり
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6月9日 山形県鶴岡市 E-520 50mmマクロ
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SSP展

ssp

日本自然科学写真協会(SSP)第29回SSP展/東京展が金曜日から始まりました。

2008年 6月 6日(金)~ 6月12日(木) 
会場:富士フイルムフォトサロン

私はSSPに最近入会したばかりです。
昨日SSPの総会があって、東京に出てきました。
今日はこれからSSP展を見に行ってきます。
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トチノキの花

もう少し後の方が見頃だと思っていると、気がつくとシャッターチャンスを逃してしまう。
植物については、本当にしょっちゅう失敗をやってしまっている。
トチノキまでそれをやってしまっては、庄内に住むものとしてはさすがにマズイ・・・
と思っていたところで、月山の麓を走っていて、ちょうどいいタイミングのトチノキにであった。
救われた思いがした。。。


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6月8日 山形県鶴岡市 D200 Ai-S 300mm
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ジャコウアゲハ

鶴岡の柴田さんより、ジャコウアゲハのポイントを教えていただいた。
「山形昆虫記」で
宮沢輝夫さんが撮影されていた場所とほぼ同じだろうか。

ブタナで吸蜜するメス
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こちらはオス
P6041227
6月4日 山形県庄内町 E-520 Nikkor Ai-S 300mm

少々翅のくたびれたものが多い。一週間前がベストだったかも知れない。

こちらは、ツルマンネングサで吸蜜するメス。
P6041101
6月4日 山形県庄内町 E-520 50mmマクロ

食草のウマノスズクサは、今、急速にのびているところのようだ。
あちこちから若い芽がでて、上へ上へと向かっている。

アサギマダラの食草のイケマを思い出した。

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モウセンゴケ

湿地にモウセンゴケを多数見た。
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中央、新しい葉が開こうとしている。
粘液をつけた毛が紅く美しい。
この紅い毛こそがモウセンゴケの名の由来だそうだ。

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6月4日 山形県鶴岡市 E-520 50mmマクロ
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カゲロウの亜成虫・成虫

モンカゲロウと思ったのだが、モンカゲロウ科の別のカゲロウのようだ。
谷川沿いの木に何匹もとまっていた。
亜成虫と成虫の脚や尾の長さの違いに改めて驚いた。

こちらは亜成虫
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亜成虫がさらに脱皮した成虫
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こちらは羽化直後
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6月3日 山形県鶴岡市 E-520 50mmマクロ

カゲロウのような繊細な虫をストロボで撮影するのは、ちょっと考えものだ。
反射が強くて、実際の印象と違った感じに写ってしまう。
とはいっても、曇り空で風が吹く中では、やはりストロボなしでは難しいし。。。
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ノイバラ

赤川の河川敷では、ノイバラが花盛り

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6月3日 山形県鶴岡市 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン
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ハッチョウトンボ

鮭川村のギフチョウシンポで楽しくお話しさせていただいた鶴岡市の柴田さんから、
別のハッチョウトンボのポイントを案内していただいた。
これがまたスゴクいい場所。
大切に守っていかなければならない貴重な環境と感じた。
柴田さん、どうもありがとうございました!

ハッチョウトンボの棲む環境はだいたいどこも似ている。
長靴で歩いてみると、水底の泥も含めて足首くらいまでの浅い水深だ。
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6月2日 山形県鶴岡市 E-520 14-42mm

羽化したばかりの色の薄いものが大多数。
色づいてオスメスの区別のつきやすくまで成熟しているものも2割ほどいた。

P6020783 P6020784
6月2日 山形県鶴岡市 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン

水の中にはハッチョウトンボのヤゴも容易に見つけられる。
それらを含めるとかなりの数になりそう。
P6020948
6月2日 山形県鶴岡市 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン

他にもたくさんトンボが見られた。
多かったのはシオヤトンボ。
下の写真は、ヨツボシトンボとコサナエ。

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6月2日 山形県鶴岡市 E-520 Nikkor Ai-S 300mm

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モリアオガエルの卵

ハッチョウトンボの湿地でモリアオガエルの卵塊を見た。
産みつけられてどれくらいになるのだろう。
もっと綺麗な卵塊というと、やはり産卵直後に限られるのだろうか。


P6020890
6月2日 山形県鶴岡市 E-520 14-42mm

親ガエルはどこにいるのだろうと、辺りを見てまわっていると、シマヘビと目があった。
おやおや、こいつもきっとカエルを探しているに違いない。
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6月2日 山形県鶴岡市 E-520 14-42mm
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オトシブミの揺籃づくり

オトシブミの揺籃づくり。
最初の葉をカットするシーンは逃してしまい、途中からの撮影。

主脈を切って葉が垂れるのを待って、更に主脈にかみ傷を入れていく。
巻き始めた頃にオスがやってきた。

P6010368 P6010431 

最初数回巻いたところで、穴をあけて産卵。
P6010476 

その後は一気に巻き上げていく。
サワグルミを巻いているものは、どうもあまり切り落とすことはないようだ。
P6010507 
6月1日 山形県鶴岡市 E-520 50mmマクロ
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キクスイカミキリ

まだつぼみをつける前にしおれてしまったヒメジョオン。
キクスイカミキリという小さなカミキリムシが産卵したためにこうなってしまっている。
今のこの季節、花壇のものも含めて、キク科植物は多くこのカミキリに狙われている。
ヨモギ、フランスギクなどに多いだろうか。


ヒメジョオンの枝に傷つけているキクスイカミキリ
横に何本もかみ傷が見える。

P6010290

近づくと結構敏感に反応する。
作業を途中でやめてしまい、ポトリと落ちたり飛んでいってしまったり。
この時も、傷つけている途中で枝先まで登っていって、傷つけていた場所と離れたところで産卵行動をとって、飛んでいった。
以下、続けて撮った写真だが、一連の動きをとらえていないと思う。

P6010300 P6010301
6月1日 山形県鶴岡市 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン

横に傷つけるのは枝をしおらせるためのもので、産卵は傷のライン間に行われるらしい。
枝に傷をつけるのは、卵が安全に孵化し、幼虫が中を食べ進むために必要なのだ。
完全に枯れてはダメだし、生でもいけないのだろう。
次は遠くから望遠で狙ってみたい。
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