ヒグラシ

夕方、鳴き声をたよりにヒグラシを探した。
シルエットで見ると、オスはお腹が透けて見える。
この大きな空洞は、音を共鳴させるのに有効であるらしい。

P7309262

ストロボをたくと、まるで印象が変わってくる。
ヒグラシは茶色と緑色の模様がはっきりした、割と綺麗なセミだ。
左がオスで右がメス。
お腹は、形も大きさも、オスとメスでまるで違う。

P7309288 P7309249
7月30日 山形県鶴岡市 E-520 シグマ150mm

梅雨明け後に庄内で聞いたセミの声は、ニイニイゼミにヒグラシ、アブラゼミ、エゾゼミ。
ミンミンゼミ、チッチゼミはまだ聞かない。
おそらく、ツクツクボウシの声も聞くことができるはずだ。

この間、高舘山でエゾゼミだけど、ちょっと?な声を聞いた。
あれはアカエゾゼミだったのではないかと、ちょっと気になっている。
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夏のトンボたち

150mmマクロを手にすると、急にトンボを撮りたくなった。
50mm+テレコンでやや苦戦していたストレスがいくらか解消された。

P7308999 P7309101
オオシオカラトンボ             シオカラトンボ
P7309064 P7309005
ショウジョウトンボ             キイトトンボ
P7309011 P7309238
アオイトトンボ          ギンヤンマ

7月30日 
山形県鶴岡市 E-520 シグマ150mm

小さな池でテリトリーを張るギンヤンマ。
撮りやすそうな飛び方なので、いっちょやってみるかとカメラを向けたのだが、適度に手強いので、ついついはまってしまった。
割と早いうちに、まずまずのカットが撮れたのだが、もっとイイ感じをと欲が出たら、それ以降は外してばかり。。。

こちらはムービー

gin-posterのコピー
730日 山形県鶴岡市 EX-F1 300fps

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エゾツユムシ

数日前のこと。庄内空港近くでエゾツユムシの声を聞いた。
ちょっとテンポが早いような気もするけれど、気温が高いためだろうと思うことにした。

その時録音した声は
音集めに公開しました。
ついで、昨日写真を載せたスズムシの声も。


普通に太陽光モードで撮影したら、妙に茶色っぽくなってしまった。
夜の感じを出すために、色温度を4000Kで現像しなおしてみた。

P7268433

エゾツユムシはとにかくジッとしてない。
鳴きながら歩いていることも多い。
ライトで照らしながら、ずっと動きを追っていたが、突然とまった。
何だろうと思ったら、ヒメジョオンの花びらを食べていた。。。

P7268478
7月26日 山形県鶴岡市 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン
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ヤマユリ

小諸辺りでヤマユリを見たことがあっただろうか?
こんな目立つユリを見たら必ず撮っていたと思うから、やっぱりなかったと思う。

田んぼの土手だとか、広い草地だとか、山道の法面だとか、至るところにヤマユリの花を見る。
こんなでっかい花がいっぱい咲いているのには、ちょっと驚いてしまう。
そういえば、私の育った山形の家の庭にも毎年咲いていたっけ。


P7298623
7月29日 山形県鶴岡市 E-520 14-42mm

こちら、最近入手したばかりのレンズで撮影。

このレンズは、海野さんのアトリエでNikonで使った事があって、
その時の好印象が忘れられず、急に思い立って注文してしまった。
いいレンズです。。。

P7298603
7月29日 山形県鶴岡市 E-520 シグマ150mm
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スズムシ

いつから鳴き始めていたのか、もうスズムシの季節に入っていた。
最初に声を聞いたのは、7月24日。

スズムシの声は主に海沿いに聞くことができる。
この日は、湯野浜に近い、松林のせまる原っぱで撮影した。


鳴く声をたよりにそろりそろりと近づいていく。
変に草にぶつかると、鳴きやんでどこかにいってしまいそうなのだ。
慎重に、とにかく慎重に。。。

そうして10分くらい格闘した結果撮れた一枚。
アレチマツヨイグサの幹、地上30cmほどの高さにとまって鳴いている。
別のもう一匹もそのくらいの高さにいた。

P7268409

でも、夜8時すぎにそんな動きをしていたら、ヤブカの餌食になってしまう。
また虫除けを持たずにいってしまったので、ヒドイことになってしまった。
でもまあ一応撮影はできたので、まだマシであろう。


上のスズムシと同じ個体。
何度も正面からフラッシュをくらったので、さすがに嫌がって降りてしまった。

P7268414
7月26日 山形県鶴岡市 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン
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マメハンミョウ

月山牧場の奥、やや標高の高いところでの事だ。
ふと足下を見てビックリというか、背中のあたりがざわっとした。
何だかスゴイ数がいる。。。

P7268388

マメハンミョウだ。
赤と黒の姿はダテではなく、れっきとした毒虫だ。
体液にカンタリジンを含み、手につくと火傷に似た炎症を起こす、そうだ。
私はまだ経験がない。

甲虫だが、翅は柔らかく、まるで飛べそうにない。
仲間を押しのけながら歩き回り、もくもくと葉を食べている。
あまり爽やかな虫ではない。

P7268368
7月26日 山形県鶴岡市 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン

気づかず何匹か踏みつぶしてしまったかも知れない。
この虫との出会いはいつもそんな感じで、いるところにはスゴイ数がいる。
数の多さに、ちょっと具合が悪くなった。
(ブログを数日さぼったのはこれが原因ではありません。。。)

P7268195
7月26日 山形県鶴岡市 E-520 魚露目レンズ
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アブラゼミの羽化

夜、近所の公園に行くと、アブラゼミの羽化がたくさん見られるようになってきた。
でも、まだまだピークという感じではない。
地面に開いた穴の数がそれほどではないからだ。

ぶら下がっている状態を下から魚露目でのぞいてみたら、結構カワイイ。
でも、虫嫌いな人にはやっぱり「やめて〜」なキツイ写真だろうか?

P7227466
7月22日 山形県鶴岡市 E-520 魚露目レンズ

公園を一回りした後、数匹持ち帰って庭で羽化の連続写真にトライ。
もっと早い時間に動き出せばいいのに(私が)、結局11時近くスタートとなってしまった。
ちなみに上の魚露目での写真は8:30の撮影。これくらいが普通だと思う。

10:31        10:51        10:56        11:00
P7227544P7227552P7227558P7227562
11:05        11:10        11:17        11:29
P7227575P7227583P7227592P7227601
11:38        11:38        11:42        11:50
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7月22日 山形県鶴岡市 E-520 50mmマクロ
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JPS2008年新入会員展

JPS2008年新入会員展のお知らせです。
7/17〜7/23 アイデムフォトギャラリー「シリウス」にて
私は、古いジバチの写真を2点、出展しています。

写真展オープニングの様子は、いつもお世話になってます、
田中博さんの日記をご覧下さい。

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モモチョッキリ

モモチョッキリといっても、モモばかりチョッキリするわけではないようで。。。

今日は、直径2cmほどの小さなナシの実についているのを見つけた。
P7217338
7月21日 山形県鶴岡市 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン

お腹を実につけて、産卵しているようだ。
しかし、枝に傷を入れる様子を見ないうちに、気がついたらいなくなっていた。

この一匹も、次に産卵に移るかと思って、
5分ほどしてからもう一度見たのだが、いなくなっていた。
近づきすぎて脅かしてしまっただろうか。
P7217353
7月21日 山形県鶴岡市 E-520 魚露目レンズ
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シャチホコガ科の幼虫?

クリの葉に、面白いガの幼虫を見つけた。
シャチホコガ科だろうか?
食べあとの形にピッタリ体を合わせるようにとまっていた。

最初、この辺りを見ていて何か違和感を感じた。
あれ?何か変・・・あ!幼虫めっけ。
P7217373

平べったい形をしていたように思うのだが、写真からは判断つかない。
今となっては背中側からも撮ればよかったと思う。
暑さでちょっと判断が鈍っていた。

P7217368
7月21日 山形県鶴岡市 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン

ついでに、こちらは前の日に見つけたアケビコノハの幼虫
P7207086
7月20日 山形県鶴岡市 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン
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ナガコガネグモ

そろそろナガコガネグモも成体が出はじめた。
若いメスに、オス2匹がついていた。
ナガコガネグモのオスを見る期間は短い。
半月後、探そうとしてもたぶん見つからないだろう。

P7217326
7月21日 山形県鶴岡市 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン
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アブラゼミの羽化

今年初めて、近所の公園でアブラゼミの声を聞いた。
地面にはアブラゼミのものらしい、穴がいくつかあいている。
夜にまた出てみたところ、20時半くらいで、ちょうど背中が割れたところのものが数匹いた。
まだ、それほど数は多くないらしい。
P7207110
ブランコ近くで、登る場所が見つからずウロウロしている幼虫がいたので、
自宅の庭に持ち帰って撮影を試みた。

だが、結果、なんと羽化失敗だった。
どういうわけか、後ろ足が左右とも、附節が未熟でツメがない。
連続写真を撮ったものの、ぶら下がっている状態など、肝心なところで妙な違和感がある。

後ろ足が未熟で、起き上がれるか心配だったが、まるで問題なかった。
P7207232

P7207259
7月20日 山形県鶴岡市 E-520 50mmマクロ

まあ、まだまだチャンスはある。がんばろう。
今回はいい練習になった。
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人面グモ? >>>トゲグモ

種名がわからないのだけど、面白い模様のクモがいた。
オニグモの仲間だろうか。クモの図鑑も欲しい。

※宮崎の昆虫写真家 
新開孝さんより「トゲグモ」と教えていただきました。
ありがとうございました。


何か、こんなキャラクターなかったかな?
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7月20日 山形県鶴岡市 EOS KissD X MP-E65mm
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ノコギリクワガタの蛹化

幼虫は、結局、注目し始めて7時間後に蛹化した。
前蛹の状態になってからも10日ほどあったし、とにかく気長に待たないと。。。


まず一枚目の写真は、蛹化開始約1時間前。15時56分
腹端によせられた薄皮がしわしわになってきている。
すでに気管の脱皮が始まっていて、腹端に近い方の気門に白いすじが見えている。

P7196884

以下、撮影時間は順に、16:51、17:01、17:09、17:10、17:17、23:38
P7196913 P7196926 P7196938
P7196945 P7196965 P7197026
7月19日 飼育下 E-520 50mmマクロ

頭が割れて、大アゴが完全に出るまでは、予想以上に時間がかかる。
というのは、大アゴが大きくなるのはこの時だからだ。今回も20分かかった。
カブトムシの角のように、脱いでから伸ばすのではないのだ。

今回の撮影は、前半、真横からしか狙えなかったことと、
前回撮り逃した蛹よりも小振りだったことが、ちんとばし残念だった。
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松戸市六実小学校での授業

一昨日まで東京に行っていた。
7/16は千葉県松戸市の六実小学校に呼んでいただいて、6年生達と校庭の昆虫撮影会。
校庭にも樹液がでる木があってカナブンがきていたり、アオスジアゲハもたくさん飛んでいて、
住宅地の中の学校といっても、なかなか素晴らしい環境だった。
「先生、先生」と子どもたちに色々質問されながら、楽しい時間を過ごしてきました。

子供の相手に精一杯で、気がついたら自分はほとんど撮影していなかった。
同行された
mu_15さんに、この時の写真を送っていただきました。
IMG_2091s IMG_2084es
IMG_2047s IMG_2057cks

校庭で唯一撮ったのがこの真っ白な虫、アオバハゴロモの幼虫だ。
ロウ物質を分泌し、自分だけでなく周囲をも白く染める。
もっと早く見つけていれば、子どもたちに見せてあげられたのだけど。。。
もしこのブログを見たら、ぜひ探してみてね〜

IMG_0192
7月16日 千葉県松戸市 EOS KissD X MP-E65mm

昨日7/17は、JPSの新人会員展のオープニングに参加。
この時も、写真は撮ってませんでした。。。
いつもお世話になってます、
田中博さんの日記をご覧下さい。

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ノコギリクワガタ蛹化近そう

もう一匹の前蛹も、そろそろ脱皮が近そう。
といっても、蛹化直前は腹端に寄せられた皮がしわしわになってくるので、
まだ何時間かかかりそうな状態だ。
でも、時間を予想できないので、しばらく様子を見ていたい。

P7196841
7月19日 飼育下 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン
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井浦さんのセミノート

井浦朋之さんはWebサイトを勉強中の学生さん。
一月ほど前にE-mailをもらい、卒業制作にセミの声をテーマにしたページを作成したいとの希望をうかがいました。
私が「音集め」で紹介したセミの声を素材として使いたいとのこと。
数あるブログの中から、よくぞ見つけて下さいました。ありがたいことです。。。

そして、先日、そのページが完成したとのご報告をいただきました。
井浦さん、ありがとう!

皆さんも是非遊んでみて下さい→ 
セミノート
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ノコギリクワガタの蛹

鶴岡を離れている間に気がかりだったものが、やっぱり終わっていた。
すぐに撮影できるようにセットしていた、クワガタムシの幼虫は蛹に。。。

ちなみに、このクワガタは5/18に載せた幼虫を飼育していたもの。
ノコギリクワガタの予想は正しかったようだ。
P7186814
7月18日 飼育下 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン

まだ一匹、前蛹の状態のものがいるので、こちらで再度挑戦してみよう。
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ゴマダラカミキリの飛翔

EX-F1で目指す昆虫の飛翔写真がナカナカ撮れない。
あまり運動神経のいい方ではないので、もっと機械に頼る方がいい結果が得られそうだ。
私の場合。

このゴマダラカミキリの飛翔は、赤外センサーと高速ストロボによるもの。
子供の頃に度肝を抜かれて、あこがれた、割と歴史のある技術だ。
機械音痴の私だけど、何とかこのくらい撮影できるものは作れた。
これだけピタッととまると、やはり気持ちがいい。

いつかは血を吸ったヒトスジシマカが飛び立つシーンをと思うが、
そこまではまだかなり遠い道のりがありそうだ。
ここまでも随分寄り道してしまったし。。。

P7146683
7月14日 山形県鶴岡市 E-520 50mmマクロ
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スズメのヒナ

巣立ち後、親にエサをもらうスズメのヒナ。
獲物は羽アリだろうか?
親は頻繁に飛び立ち、空中で虫をとらえてヒナのもとに。


suzume-poster
713日 山形県鶴岡市 EX-F1
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ハラビロトンボ

お気に入りの枝に戻ってきたところ。
画面から切れてちょっとしか見えないが、くるりと向きを変えるところがカッコイイ。
とまってすぐに前脚をたたむようだ。

ハラビロトンボ-poster
713日 山形県鶴岡市 EX-F1
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かがくナビの「今週の自然だより
今週、私は
ノコギリクワガタをテーマにしました。

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ゴマダラカミキリ

カシオのEX-F1は、先日新しいFirmwareが公開されてパストムービー機能が追加された。
これで高速度ムービーの撮影が大変効率的になった。パチパチ・・・

ゴマダラカミキリの飛び立ち

gomadarakamikiri-poster
711日 山形県鶴岡市 EX-F1
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ネムノキ

数日前よりネムノキの花が目立ってきた。
色合いは様々で、時々ビックリするぐらい鮮やかな花を見る。
何というか、輝いている感じがする。

P7106156
7月10日 山形県鶴岡市 E-520 Ai-S 300mm
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シロスジカミキリ

ヤナギの幹に怪しげな丸い脱出口と産卵痕を見つけ、
これはきっといるはずだと思っていたのだが。。。
いましたいました、シロスジカミキリ。


ヤナギの樹皮をかじるオス。
若い枝は見るからに美味しそう。

P7096038

薄暗い曇り空だからか、昼間から産卵中のメスもいた。
P7096047
7月9日 山形県鶴岡市 E-520 魚露目レンズ
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ヒトスジシマカ

小諸の海野さんのアトリエではヤマトヤブカが多かった。
今年はまだヤマトにはやられていない。何だか懐かしい。。。
鶴岡の庭ではヒトスジシマカにばかりやられている。
IMG_0180

口を抜いたところでシャッターを切ったら、こんな写真が写っていた。
IMG_0182
7月10日 山形県鶴岡市 EOS KissD X MP-E65mm
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カッコウ

川沿いでの録音はやはりちょっと厳しい。
カッコウの姿はとらえたが、鳴き声はノイズに埋もれてしまっている。


カッコウ-poster
78日 山形県鶴岡市 EX-F1
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イソシギ

赤川のほとりで高い声でよく鳴いている。
イソシギと思うのだが。。。


イソシギ-poster
78日 山形県鶴岡市 EX-F1
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シオヤアブ

夏のムシヒキアブでもっともよく見るのが、このシオヤアブ。
プ〜ンと何ともけだるい羽音を聞くと、暑さがいや増す思いがする。


別種のムシヒキアブをとらえて体液を吸う。
P7085306
7月8日 山形県鶴岡市 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン

超広角レンズで歪められて見えづらいが、実は交尾中。
交尾しながらミツバチを捕らえたとしたらスゴイけれど、たぶん
交尾中のメスにオスが求愛したものだろう。

P7085939
7月8日 山形県鶴岡市 E-520 魚露目レンズ
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樹液に集まる虫たち

もうすっかり虫の季節は夏。
ヤナギの樹液に集まる虫たちを見てまわった。
夏休み前の今が撮影のチャンスか?


ノコギリクワガタにカブトムシ。
どちらもオスはメスをかかえている。
P7085943 P7085781
7月8日 山形県鶴岡市 E-520 魚露目レンズ

シロテンハナムグリにアオカナブン。
ストロボを使うと、シロテンハナムグリは黒っぽく写ってしまうが、アオカナブンはより鮮やかに写る。
シロテンハナムグリはまわりの緑が映り込んで、実際はもっとキレイだ。

P7085700 P7085665

樹液によく集まるマダラアシゾウムシ。
2匹おります。
P7085322
7月8日 山形県鶴岡市 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン
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オオヨシキリ

赤川河川敷に鳴くオオヨシキリ

オオヨシキリ-poster
74日 山形県鶴岡市 EX-F1

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カブトムシの羽化

飼育中のカブトムシの蛹が次々に羽化している。
外気温が30℃を超え、室内はそれ以上だ。
暑いけれど、こうした撮影をしている時は待ち時間が少なくてすむから、むしろ好都合。


幼虫が蛹になる前につくる蛹室は、形状、サイズ共にちゃんと意味がある。
羽化直後に後翅をのばす時、成虫は蛹室の壁に脚を踏ん張って力む。
ちゃんと力が入るように、足場が重要なのだ。
頭の角もどこかにひっかかると、力が入ってなおいいようだ。

土中の蛹室をうまく掘り起こすことは困難で、この蛹室も実際のものをまねて造っているのだが、
あまりいい加減な形では羽化の失敗を招いてしまうだろう。

P7065216
7月6日 飼育下 E-520 50mmマクロ
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オビカレハの寄生バチ

まだ産みつけられて間もないようなオビカレハの卵塊に、アリのようにすばやく走るハチがまとわりついていた。
お腹のつけねが透明で、アリのようにくびれて見える。
小さな翅らしいものが見えるが、飛びそうに見えない。

IMG_0023

すでにオビカレハの卵に穴を開けていたらしい。
お腹をぐっと曲げると、産卵管をさし込んで卵を産み始めた。

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7月2日 山形県鶴岡市 EOS KissD X MP-E65mm

一枚目に写っている2匹のハチ、よく見ると触角の形状が違っている。
枝にとまっているのはオスではないだろうか。

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キジラミの幼虫

ヤナギの若葉についていた、体長3mm以下の小さな虫たち。
いずれもキジラミの幼虫だと思うが、種名がわからない。


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7月2日 山形県鶴岡市 EOS KissD X MP-E65mm
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サシバ

最近、山の中でよく聞く声。
姿を見てオオタカと分かった。
これは幼鳥(若鳥?)だろうか。

ミヤコドリさんより、サシバと教えていただきました。ありがとうございました!
最初にオオタカと思いこんでしまい、よく調べていませんでした。。。


ootaka-poster
630日 鶴岡市 EX-F1


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うしろまえ逆?シャクガの幼虫

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7月1日 山形県鶴岡市 EOS KissD X MP-E65mm

ちょっと面白いシャクガの幼虫にであった。
後ろに眼状紋があって、ヘビに見ようと思えば見える。
P7014518
でも、もし後ろ前を逆に見せようとしているとすれば、目的はなんだろう?
触ってみたけれど、お尻を振るということもなかった。

P7014493
7月1日 山形県鶴岡市 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン
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コシアキトンボ

テリトリー争いなのだろうか?
コシアキトンボはオス同士が数秒、並んで飛ぶ事がある。
そのままゆっくり上昇して、すぐに離れる。

kosiakitonbo-poster
7月1日 山形県鶴岡市 EX-F1
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ヒメヒラタアブの交尾飛翔

ホバリングしながら交尾中のヒメヒラタアブの一種。
草むらにしゃがんでいると、よく見つかる。
ホバリング中なんで、わざわざ高速度映像を撮影する必要もないのかも知れない。


飛んでいるのはオスだけ。
メスは翅をたたみ、オスにしっかり抱えられている。
himehirataabu-poster


ところで、同じ
EX-F1の静止画には、少々注意すべきことがある。
これは1/2500秒でパスト連写したうちの一コマ。
たぶん、画像素子で記録したデータの処理にミスが出ているのだと思う。
ヒラタアブの翅がこんなに柔らかくしなったりはしないはずだ。

CIMG2416

6月30日 山形県鶴岡市 EX-F1
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キビタキ

キビタキのさえずり。
チャンスはもう残り少なそう。
撮影が間に合ってホッと一安心。

kibitaki-poster
630日 鶴岡市 EX-F1
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