キクバオウレン

同じ鶴岡でも、海岸線はかなり春が早い。
ヤブツバキがあったり、タブノキがあったりするから、
植物層が内陸とはまるで違っている。
まだ雪が残っているところもあるが、早くもキクバオウレンが咲き始めていた。
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こちらは落ち葉の間から出てきたところ。
すでに花が咲いているというのは、あまりいい形ではないかも知れない。

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E-520 マクロ50mm+テレコン(以上3枚共通)
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ネコヤナギ

ネコヤナギの花芽が殻を脱いで、銀色の毛におおわれた姿に変身した。
いよいよ春がやってきたという感じがする。

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E-520 シグマ150mm

ネコヤナギは川沿いに多く、根が完全に水没するような生え方をしている。
小諸にいる頃にネコヤナギと思っていたものは、水際ではなかった。
あれはバッコヤナギだったかも知れない。


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E-520 マクロ50mm+テレコン
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ニワトコ

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E-520 シグマ150mm

花芽が開きはじめた頃のニワトコは
生命力にあふれているようで、妙に惹かれる。
早春の林でいちはやく芽を開きはじめるので、特にそう感じるのだろう。
花が咲くのは、ずっと先のこと。
いつもその頃にはすっかり忘れてしまって、ほかの植物のほうに気がいってしまっている。
そもそも、花自体もそれほど趣を感じていないのかもしれない。。。

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E-520 マクロ50mm+テレコン
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マルバマンサク

今頃になって、冬芽の撮影をしている。
マンサクの様子を見に行ったら、まだ若干、冬芽が残っていたのを見て、
まだいけるかも知れないと思ったのだ。


おそらく鶴岡でも最も早いと思われる辺りにて撮影。
マンサクの花を見ると、いよいよ春が来たなと感じる。

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E-520 シグマ150mm

この冬芽もよく見ると黄色い花がちらっと見えている。
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この黄色、なんとも懐かしい。
中学生の頃、早春の自宅近くの林で見て感激したものと同じもののようだ。
マルバマンサクでいいのだろうか。


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E-520 マクロ50mm+テレコン(以上3枚共通)
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キハダの冬芽

キハダの冬芽&葉痕を撮影。
まだ芽吹きまでしばらくあるから、冬芽の撮影も間に合うかと思ったのだが、
実際に見てみると、だいぶ膨らんできている。
3月ともなると、庄内もやはり春なのだ。


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ついでに、もう二種。
種名のわからないヤナギのなかま(上)と、オオバクロモジ(下)。
冬芽、枝共に色づいて、今にも芽吹きしそうに見えた。
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E-520 マクロ50mm+テレコン、シグマ150mm
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雪カワゲラのなかま

年末以来ずいぶんご無沙汰してしまった志津。
山形ー鶴岡を移動する途中にあるので、ちょっと寄ることができるはずなのに。。。
今日、改めて思ったが、冬のここはおもしろい連中が待っている。
もう少し、マメに来てもよかったなあと反省。

この日は鶴岡では雨。なんと西川でも雨だった。
第1トンネル付近の温度計が5℃といっていたのには驚いた。

しかし、いくら暖冬といっても、さすがに月山の麓。
道路脇の雪の壁が3m以上ありそうなところもある。
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E-520 14-42mm

さて、そんな道路沿いの雪の上に目をやると、いたいた。。。
お目当ての雪カワゲラ。
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E-520 魚露目8号

12月より遥かに数が増えている。おかげで色んなシーンに出会える。
ほとんど歩いているものばかりだが、たまにジッとしているものを見るとだいたい食事中。
この日見かけたのは、仲間の死骸を食べているものばかりだった。

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交尾しようとメスにせまっているものも見ることができた。
オスの交尾器がよく見えているが、これで交尾が成立しているのだろうか?
数分後、2匹は離れた。

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圧倒的に羽のない雪カワゲラが目立つが、
大型で羽のあるクロカワゲラのなかまも数匹見ることができた。

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E-520 マクロ50mm+テレコン

確か、ここは沢があったはず。今は全く見えない。
こんなところを知らずに歩いてしまったら。。。怖いです。
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E-520 14-42mm
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赤川に雪

夕方になって再び雪が降り出した。
ストロボをからめて録るにはいい時間。

羽黒橋から月山方向にむけて撮影してみた。
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E-520 14-42mm


こちらは昨年4月15日に撮影したもの。
上の写真より、ちょっと位置が鶴岡よりから撮影している。
2ヶ月後にはこうなのか。。。あぁ春が待ち遠しい。
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大雪

雪が降り出したのは、日曜日の午後からだった。
特に降りがすごかったのは、昨夜から今日の午前にかけて。

金曜日の異様な暖かさで、雪はほとんどなくなったばかりだというのに、
庭の景色も一変した。

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E-520 14-42mm
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大荒れの一日

武田さんと、近所の「鈴木そば」でお昼。最近のお気に入りのお店だ。
「そばや」と思って店に入ると驚くことに、ここは中華そばしかメニューにない。
鶴岡出身の連れあいは、それで普通だというのだけど、私にとってはなんじゃそりゃ〜である。
同じ県内、100km離れただけで、私の生まれ故郷とはまるで異国なみの違い。
おもしろいんです、これが。

さて、今日は朝から荒れ模様。
新潟に向けて出発する武田さんを見送ったあと、私も吹雪のすごそうな場所をまわってみた。
この日は珍しく真冬日の鶴岡。アメダスでみると、15m/sの強風が吹き荒れていた。
地吹雪と言っていいだろう。
雪はやんでいるのに強烈な横風が雪を舞い上げて、ところどころ視界の悪い状況をつくっている。

この写真は
かがくナビに掲載した一枚。
道はスケートリンクのような状態で、40km/hも出せない。

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次の写真は田んぼの道にて撮影したもの。
車のフロントガラス越しに撮っているので、画面が実際より青い。
外に出てはたちまちレンズに粉雪がおおってしまう。
ちなみに、これでちょっと視界が開けた状態だ。
まもなく次の雪が視界を覆おうとしている。そうなるとホワイトアウトだ。
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遠方の集落に地吹雪がかかる

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コガモ

一ヶ月の北の旅に出ている九州の武田晋一さんが山形を通過された。
道の駅でいつものように車泊された武田さんと朝に合流。
前の晩に電話をもらったあと、家に泊まっていけばと誘えばよかったと後悔したが、
武田さんはどこよりも車の中が落ち着くのだそうだ。車の中を見て納得。。。
私が鳥撮影用望遠レンズにもがいている様子を知って、600mmを見せてくれた。
D3Xと600mmF4 そして車の窓枠にワンタッチで取り付ける大型雲台。
すごい。納得。また納得。

撮影のヒントいただきました。武田さんありがとう!

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D3X 600mmF4

武田さんと行った下池にて。
真っ白に雪をかぶった木々が美しかった。

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E-520 14-42mm

気がついたら、武田さんの写真一枚撮影していない。
話に夢中ですっかり抜けてしまった。またしても
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マダガスカルの番組

ハイビジョン特集
「海野和男 幻の巨大スズメガの謎に迫る〜マダガスカル島」
再放送 NHK BS ハイビジョン 2月24日(火)14:00〜15:50
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ハリセンボン

由良の砂浜を歩いて見つけたハリセンボンの死骸。
魚は詳しくない私でも、これなら自信がある。
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E-520 マクロ50mm

全く知らなかったのだが、冬の日本海岸ではごく普通に見られることだそう。
以下、Wikipediaよりまるまる抜粋。
「本来は熱帯性の魚だが暖流に乗って北上し、水温が低下する冬季に海岸部に大量に漂着することがある。これらの漂着個体は水温が低すぎるため繁殖できずに死んでしまう
死滅回遊)」
何とも悲しい運命。

由良の海水浴場も大量のゴミが打ち上げられている。
ハリセンボンもそうした漂着物の1つ。

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雪カワゲラのなかま

金峰神社駐車場付近で見かけた雪カワゲラのなかま。
これまで見たものとちょっと印象が違う。
右写真のカワゲラだが、腹部背面が赤茶でやわらかそう。
左のカワゲラにその特徴はないが、2匹は同種で左が♂、右がメスではないかと思われた。

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E-520 マクロ50mm+テレコン
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ハヤブサ

田んぼの畦にハヤブサ一羽。
そろそろ繁殖期で田んぼから離れる日も近いだろうか。

車で慎重に寄っていって、最も近づけたカット。
更に距離を詰めようと動き出したところで飛び去った。

P2111596
E-520 Ai-S 300mm
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シノリガモ

海辺にいるこのカモを、何度か撮りたいとカメラを向けてみたものの、
いつも点のような大きさにしか撮れなかった。
あ、いた!と思ってカメラを用意しては遅い。
いざ撮ろうと思った頃には、100mも沖合に出てしまっている。

今日は、加茂の港の中にいたつがいをしばらく追ってみた。
なぜかいったんは離れても、しばらくすると戻ってくる。
奥に見えるのはオオセグロカモメ(セグロカモメ?)とウミネコ。

P2101159
何度も逃げられたりしながら追っているうちに気がついた。
港のへりの一カ所に、お気に入りのエサ場があるらしい。
その近くに身を潜めて、ようやく撮れた。

P2101283

こちらはスズガモ。
キンクロハジロとは、確かにちょっと違う。

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E-520 Ai-S 300mm+1.4×テレコン
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エナガ

窓の外にはキウイフルーツの棚がある。
そろそろ剪定しなければと思いつつ、そのままだが、時々鳥が潜り込んでいる。
落ち着く空間ができているようだ。
下に車をとめているのでフン害にちょっと怒ったりするけれど、近くに鳥が来るのは嬉しい。

一羽のシジュウカラがどうも最近ヒマワリの種に気づいてくれたようだ。
まだ距離があるけれど、いいモデルさんになってくれないか期待したい。
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ヒヨドリが3メートルほどの距離にどっかり落ち着いていることもある。
しかし伸びすぎたツルが邪魔だ。剪定しよう。

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今日のお客さんで、嬉しかったのが、このエナガ。
山の鳥かと思っていたけど、街中でも群れを作って移動しているようだ。
ガの幼虫をくわえている珍しいカットが撮れた。
P2081081
E-520 Ai-S 300mm
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オジロワシ?

オジロワシではないかと思う。
飛び去った時に、真っ白な尾が見えた。
庄内の田んぼにも来ているとは知らなかった。
昨年、新潟の福島潟で見て異様な大きさに驚いたけれど、今日のも大きかった。
距離感がおかしくなるような、そんな感覚だった。

一枚、スコープを使って撮影した。
収差がひどくてがっかりの一枚だが、普通に撮ってはますます何だかわからない。
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TSN-774VA2+E-520+14-42mm
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ノスリ

やっぱり写真用のレンズに限る。
(「写真用のレンズ」なんて、もっとうまい言い方がありそうだが)
スコープで写真を撮るのはちょっとお預け。結局満足の結果が得られそうもない。
どこかでレンズ沼なんて言葉を聞いたことがあるけれど、自分のもそうなのか。
でも、鳥にいかにして近づくかという事の方が重要かも知れない。結果はその方がいいはずだ。
とりあえずは封印したい。

強風吹く中、ノスリがホバリングして獲物を探していた。
サイズが足りず、トリミングしている。

DSC_1979

あっちにいないか、こっちにいないか。。。
DSC_1951 DSC_1963
D200 Ai-S 300mm
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再放送!! ファーブル昆虫記 「南仏・愛しき小宇宙」

緊急告知!!

今夜より3日間。
2007年秋にNHK BS-hiで放映されましたファーブル昆虫記の番組の再放送があります。
昨夜、連絡をいただいたたばかりで、お知らせが遅れました。

◎ファーブル昆虫記
「南仏・愛(いと)しき小宇宙」
NHK BS-hi2/3(火)~2/5(木) 後11:00-翌0:30

2/3(火) 第1回 スカラベとシデムシ 貴い使命を果たすために
2/4(水) 第2回 カリバチとヤママユ 本能の命ずるままに
2/5(木) 第3回 セミとサソリ 生と死をみつめて
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