(2014年10月5日記)
秋が深まって、鳴く虫の声も寂しくなってきた。気温は15℃を下回り、スズムシもカネタタキも鳴き声は弱々しい。このタイミングでようやく鳴き声を聞くことができる虫がいる。それがクマスズムシだ。
▲クマスズムシの雄。先週は全く鳴き声を聞くことなく空振りだったが、この夜はたくさん聞くことができた。 (さらに…)
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クマスズムシ
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Podcast
WordPressは標準でPodcastを作る機能がある。でもどうすればよいのか、よくわからないままだった。多機能なPodcast用のプラグインを使う手もあるのだが、複雑になるのがいやだ。今日はたまたま読解力が冴えていたらしい。これまでも何度か見たここの解説をしっかり読みながら試していったら、ようやく理解できた。よくよく見れば簡単でわかりやすい説明だった。
普通に記事を書きカテゴリーづけして(新たに「音集め」のカテゴリーを作った)公開すれば、同時にPodcast配信される。記事上でも再生できるが、ここからファイルをダウンロードできない・・・これは理想的!そして楽にPodcastを動かせそうだ。 (さらに…) -
爆音と虫の音
音声プレーヤー
ZoomH6 内蔵XYマイク 石川県加賀市にて飛行機の爆音で虫の音どころじゃない!
小松空港にやや近い砂浜。着陸態勢に入る飛行機が次々に頭上を通過していくが、虫たちはまるで動じる様子もなく鳴き続けていた。
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モリチャバネゴキブリ
(2014年9月24日記す)
石川県にて、海岸のススキをかき分けた時のこと、足下の草ワラに見慣れないゴキブリの幼虫が走った。庄内では見たことがないけれど、何ものかは想像できた。こんな場所にいるなんて、モリチャバネくらいだろう。
▲5mmほどの小さな幼虫。一歩踏み込むと5,6匹飛びだしてくる。成虫もいるはずだが・・・ (さらに…) -
クツワムシ
(2014年9月24日記す)
2日間、急な用事で、休館中の伊丹市昆虫館を訪れた。館長の奥山さんは、なんと私と同郷で年がとっても近い。最近、あの後藤くんとテレビ番組で対談したという、すっごく妙なことになっていて、面白いんだこれが。
私も何か呼ばれるように伊丹にやってきたのだが、でも昼の取材がすんだら、夜の鳴く虫を追っかけに出てしまう・・・自分でももったいないかと思うのだけど、悪い、やっぱりクツワムシが気になる!教えてもらったポイントで念願のクツワムシを撮影。まさか、こんな場所でという所だった。
▲くつわの現物はテレビで見たことがあったように思う。この鳴き声、確かにくつわの鳴り音にそっくりなんだろう。
▲翅のこすれ方を撮影しようとアップでせまった。画像を確認しながら、キリギリスと何だか違うような気がした。
これは翅の構造を暴いてみなければならないか。。。 -
ルリシジミの卵
庭のハギにルリシジミが来ていた。産卵の動きが見なかったが、きっと卵があるに違いない・・・花芽が無数にある割にすぐに見つかった。勘がよく働いたのだと喜んだが、単に産卵数が多いだけかも知れない。
▲顕微鏡用10×対物レンズで撮影。約40枚より深度合成昨夜、森上信夫さんからブログを始めたとメールをいただいた。「森上信夫のときどきブログ」。これまでブログを書かれていなかったのが不思議なくらい、エネルギッシュな森上さんだ。絶対に「ときどき」なんかじゃない頻度で記事を書かれるんだろう。
私もブログを再会できている状態でよかった。。。 (さらに…) -
ヤマトシジミ卵40×
海野さんの小諸日記にヤマトシジミ卵のとてもシャープな写真が出ていた。自分のシステムでもあんなシャープに行くんだろうかと思っていたら、庭のカタバミの周辺にもヤマトシジミが飛んでいる。卵はすぐに見つかった。早速試してみよう。
▲金属顕微鏡40倍対物レンズで撮影。60枚の画像から深度合成。
どうもコントラストが低い眠い画像になってしまう。色々試してみたけど、眠いからといってその都度コントラストやシャープをいじっていては、何だか危ない気がした。結局いつものセッティングに戻した。そんなことより、またしても六角形の連続だ(ところどころ五角形も混じっているけど)。昆虫の世界は六角形がよく登場する。面白い!
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タマムシの鞘翅40×
昨日10×対物レンズで撮影したタマムシの鞘翅を、40×対物レンズで撮影した。
▲今度はちゃんとくぼんで見える。昨日の画像も合成ソフトの調整で何とかならないだろうか。 (さらに…) -
タマムシの鞘翅アップ
タマムシの鞘翅(前翅)表面のアップを撮影してみた。
▲金属顕微鏡用10×対物レンズで撮影。35枚からの深度合成。 (さらに…) -
カクトラノオにキアゲハ
カクトラノオの咲き乱れる畑があった。そこにキアゲハが5匹以上吸蜜に来ていた。ありそうでなかなか無いチャンス!180mmマクロで畑の外から撮影させてもらったのだけど、これがちょうどいい距離感とサイズだった。
▲やや翅が擦れていてちょっぴり残念。形は最高に気に入っているんだけど。。。 (さらに…) -
モンシロチョウ卵〜40倍
40倍対物レンズに切り換えてモンシロチョウの卵を撮影してみた。
▲60枚から深度合成。周辺を若干トリミングしているが、長さ1mmちょっとの卵をこのサイズで撮影できている・・・ (さらに…) -
アオオサムシの前翅表面
ブレの原因は資料台と光学系が分離していることにあった。顕微鏡の構造が資料台と光学系が1つの筐体で繋がっていることを考えれば、これまでの自分のマクロシステムでは、ぶれるのは明らかだった。ストロボを使っているのだから、ぶれるなんて・・・この思い込みがいけなかったのだ。一気にブレがおさまった。
▲アオオサムシの前翅で試し撮り。今までの感覚で見るとシャープすぎるように感じてしまう。 (さらに…)