Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

クマスズムシ

(2014年10月5日記)
秋が深まって、鳴く虫の声も寂しくなってきた。気温は15℃を下回り、スズムシもカネタタキも鳴き声は弱々しい。このタイミングでようやく鳴き声を聞くことができる虫がいる。それがクマスズムシだ。
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▲クマスズムシの雄。先週は全く鳴き声を聞くことなく空振りだったが、この夜はたくさん聞くことができた。

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▲雄はあまりじっとしてない。せわしなく歩きまわり、時々翅をたてて鳴く。音量は控えめで、道沿いで鳴いていても車を走らせながら聞き分けるのは難しい。
鳴き声はこちら

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▲鳴き声のする辺りを探ると、道沿いの枯れ草の下から姿を見せた。ダンゴムシやワラジムシが多い場所で、写真の黒土部分も、よくみれば連中の糞がたまっている。
クマスズムシは鳴く虫としては動きの鈍いほうだ。ちょっとはジャンプするけれど、簡単に素手で捕まえられる。

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▲枯れ葉をどけて探すと、雌もよく見つかる。

 


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