タマムシの翅を顕微鏡対物レンズで拡大撮影。フラットナーの効果てきめんで、特に40倍の方はようやく本来の実力を見せてくれたという感じだ
▲40倍対物レンズにて撮影。くぼみの奥に穴があるのは間違いない。48枚から深度合成 (さらに…)
久しぶりの投稿は小さなレンズのこと。
実はよく使っているBORGの36ED。近距離ばかりなので特に感じていなかったのだが、遠景を撮影すると周辺像がかなり流れることに先月初めに気がついた。もう1年半使っているというのに・・・スリムフラットナーという補正レンズの存在を知ったのもそれからだった。なんとうかつな!
もちろん、自己流の顕微鏡対物レンズを使った撮影にも影響してくるはず。よく撮影しているハンミョウでテストしてみた。
▲金属顕微鏡用対物レンズ10倍。ちょっとコントラストが上がっただろうか。21枚から深度合成
▲40倍対物レンズはだいぶ画質がアップしたように思う。色のにじみが減った。35枚から深度合成。
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▲同じく40倍。36枚から深度合成。
Photoshopで強めにシャープをかけても問題ない。以前は加工するとさらに色のにじみが酷くなって、あまり表に出せない感じだったのだけど、これでやっとOKかな?
今、鶴岡で越冬中のウラギンシジミを見ている、と知人から連絡が入った。それはすごい!ぜひしっかり記録していて下さいと伝えたのだが、あなたに撮ってほしいから連絡したのだと、そんなありがたいお言葉をいただいてしまったら・・・行かねばバチがあたります!
▲だいたいその辺にいるよと教えてもらっても、まるでわからない。おそらく、その辺りをしょっちゅう通っていたとしても、自分は見つけることができなかっただろう。写真は、レフ板を当てて銀色に光っているけど、こんなはっきりしたものではなかった。
▲発見の過程を聞けば、夜の散策中に灯りに照らされて・・・ということだったらしい。なるほど納得だが、現場に何度も足を運ぶなかでこその大発見だ。すばらしい!そして、教えてくださってありがとうございました!
新年、明けましておめでとうございます。今年もまた新しい発見を、新しい体験を求めて 、日々過ごしていきます。今年の目標は「中途半端でやめない!」です・・・
どうぞよろしく
今年最初の一枚として、飼育中のヒメカマキリ(雌)を撮影した。このヒメカマキリは、11月半ば、たぶん赤川の河口近くで私の車の中に偶然もぐりこんできた一匹。晩秋になってよく見るようになるヒメカマキリだが、雪が降ればさすがに生きられないはず。これも縁だ死ぬまで付き合ってやろうと暖かい部屋で時々ミールワームを与えていたが、ついに年を越してしまった。
▲ちょっと弱ってきた感じもするが、触角を細かく震わせ敏感に反応する。 (さらに…)
よく見ているYouTubeなのに、少し前にあった大きなアップグレードに気づかずにいてしまった。それは60P対応のこと・・・もう永久にYouTubeは30Pだと諦めていたのだけど、そうじゃなかった。今更な話ではあるが自分には大きなニュースだ。
30Pと60Pの違いは相当に大きい。60iだっていい。「60」なだけで映っているものに命が宿ったように感じる。YouTubeを見るのも、動画をアップするのも、これからますます楽しくなりそうだ。
昨年の6月に撮影したアミメアリの行列を720 60Pでアップしてみた。
▲HDVカメラSONY FX1000 使用。HDMI出力から外部レコーダーに記録。古いカメラだけどまだまだ現役でいける。
60Pは720か1080のHD画質で可能で、360や480のSD画質では不可。それと、60PはSafariなどHTML5対応のブラウザーでないといけないようだ。画質選択の項目に「720P60HD」のように「60」の文字が出ればOK。また、半年以上前に60Pでアップした動画は、やっぱり30Pでしか再生できないようだ。
(2014年9月24日記す)
石川県にて、海岸のススキをかき分けた時のこと、足下の草ワラに見慣れないゴキブリの幼虫が走った。庄内では見たことがないけれど、何ものかは想像できた。こんな場所にいるなんて、モリチャバネくらいだろう。
▲5mmほどの小さな幼虫。一歩踏み込むと5,6匹飛びだしてくる。成虫もいるはずだが・・・ (さらに…)
(2014年9月24日記す)
2日間、急な用事で、休館中の伊丹市昆虫館を訪れた。館長の奥山さんは、なんと私と同郷で年がとっても近い。最近、あの後藤くんとテレビ番組で対談したという、すっごく妙なことになっていて、面白いんだこれが。
私も何か呼ばれるように伊丹にやってきたのだが、でも昼の取材がすんだら、夜の鳴く虫を追っかけに出てしまう・・・自分でももったいないかと思うのだけど、悪い、やっぱりクツワムシが気になる!
教えてもらったポイントで念願のクツワムシを撮影。まさか、こんな場所でという所だった。
▲くつわの現物はテレビで見たことがあったように思う。この鳴き声、確かにくつわの鳴り音にそっくりなんだろう。
▲翅のこすれ方を撮影しようとアップでせまった。画像を確認しながら、キリギリスと何だか違うような気がした。
これは翅の構造を暴いてみなければならないか。。。
庭のハギにルリシジミが来ていた。産卵の動きが見なかったが、きっと卵があるに違いない・・・花芽が無数にある割にすぐに見つかった。勘がよく働いたのだと喜んだが、単に産卵数が多いだけかも知れない。
▲顕微鏡用10×対物レンズで撮影。約40枚より深度合成
昨夜、森上信夫さんからブログを始めたとメールをいただいた。「森上信夫のときどきブログ」。これまでブログを書かれていなかったのが不思議なくらい、エネルギッシュな森上さんだ。絶対に「ときどき」なんかじゃない頻度で記事を書かれるんだろう。
私もブログを再会できている状態でよかった。。。 (さらに…)
海野さんの小諸日記にヤマトシジミ卵のとてもシャープな写真が出ていた。自分のシステムでもあんなシャープに行くんだろうかと思っていたら、庭のカタバミの周辺にもヤマトシジミが飛んでいる。卵はすぐに見つかった。早速試してみよう。
▲金属顕微鏡40倍対物レンズで撮影。60枚の画像から深度合成。
どうもコントラストが低い眠い画像になってしまう。色々試してみたけど、眠いからといってその都度コントラストやシャープをいじっていては、何だか危ない気がした。結局いつものセッティングに戻した。
そんなことより、またしても六角形の連続だ(ところどころ五角形も混じっているけど)。昆虫の世界は六角形がよく登場する。面白い!
(さらに…)
昨日10×対物レンズで撮影したタマムシの鞘翅を、40×対物レンズで撮影した。
▲今度はちゃんとくぼんで見える。昨日の画像も合成ソフトの調整で何とかならないだろうか。 (さらに…)
タマムシの鞘翅(前翅)表面のアップを撮影してみた。
▲金属顕微鏡用10×対物レンズで撮影。35枚からの深度合成。 (さらに…)
カクトラノオの咲き乱れる畑があった。そこにキアゲハが5匹以上吸蜜に来ていた。ありそうでなかなか無いチャンス!180mmマクロで畑の外から撮影させてもらったのだけど、これがちょうどいい距離感とサイズだった。
▲やや翅が擦れていてちょっぴり残念。形は最高に気に入っているんだけど。。。 (さらに…)