雪がとけて入っていける道が増えてきました。ゼフィルスの卵を探して1時間ほど探し回りましたが、やっとウラクロシジミの卵を見つけました。

そろそろ花が咲きはじめたマンサクの芽に見つかります。
幼虫の孵化は1ヶ月後くらいでしょうか。
ガードレールにとまるオカモトトゲエダシャクを見つけました。道路脇の枝に手をのばそうとガードレールをまたいだら、陰にとまっていました。すごい偶然!今日は鶴岡も10度以上に気温があがりましたが、まだまだ雪は残っています。そんななかで、すでに活動期に入っているんですね。
▲もしかしたら鶴岡で見るのは初めてかも知れません。小諸では海野さんのアトリエで夜の灯りにバンバン来てたっけ (さらに…)
お仏壇に供えたユリの葉っぱが妙につやつやして気になります。これはきっと何かある。。。アップしてみると肉眼とはまた全然違った質感が見えてきました。
▲ZUIKO Macro 38mmで撮影。推定4倍。画面横幅5mm
葉の表面は透明な層で覆われています。これはワックス層?クチクラ層?
中が透けて見えそうです。もうちょっと倍率を上げてみましょう。
▲ZUIKO Macro 20mmで撮影。推定8倍。画面横幅2.3mm
中にまるい緑のつぶつぶが見えてきました。これはいったい・・・
▲顕微鏡用対物レンズ40倍で撮影。画面横幅は約0.5mm。
葉の表面はかなり透明なのですが、さすがに中がクリアに写るほどでもありません。でも倍率を上げるとそれなりに何か見えてきます。丸い緑色の粒は長さ30〜40マイクロメートルくらいで細胞クラスのサイズ。そして、さらによく見ると、もっと小さな緑色の粒も見えてきます。これこそが葉緑体じゃないかと想像しましたが、さてどうでしょうか?
顕微鏡対物レンズを使う時に限ってのことですが、だんだんOLYMPUSのフォーカスブラケットをあまり使わなくなっています。振動が少なくピッチも細かく、とても便利なのですが、どうも以前の方式のような画質が引き出せません。
一方、以前からの被写体を移動する方式では、マイコンを使って被写体をのせた微動装置を細かいステップで移動しながらカメラのシャッターも制御できるようになりました。今や、100枚でも200枚でも楽に撮影できます。アオオサムシの翅を撮ってみました。
▲顕微鏡用40×対物レンズで撮影。なんとかギリギリ繋がっていると思います。
40倍のほうの画質はよく引き出せていると思いますが、どうも10倍の方が周辺の像が流れます。何度かバラして中のレンズを掃除したりしましたが、やっぱりそんな事をしてはNGだったか。。。
買ってからそろそろ2年になるiPhone5c。もう買い換え時かなあと思って近所のAUショップに聞いてみると、4月に入ったらいつでもOKですとのこと。まだしばらくつき合ってもらいましょう。
そういえば、こんな毎日何度も見ている液晶画面を拡大撮影していません。商品説明とかで見て、どういうものかぼんやりとは分かっているけれど・・・実際に見てみると、なるほどこういうことなのかと面白かったです。ちょっとルーペで見るだけでも、十分楽しめますね。
▲顕微鏡用10×対物レンズで撮影。赤い〇の中に白で数字の2の部分アップです。
赤いところは赤いLEDだけが点いていて、白いところは赤緑青のLEDが全部フルに光っています。これでなんで白く見えるのか、やっぱり不思議です。
▲マクロ60mmの最短、等倍で撮影したサイズがこれ。
ちとフレームがヒドイです・・・
流石OLYMPUSのマクロはキレがいいです。このサイズでもどの色がRGBのどんな組み合わせかしっかり観察できます。
たぶん洗っていいものとダメなものがあると思います。
想像通りですがチョウの翅はNGでした。
ハンミョウの翅はOKです。
▲ホコリまみれになっていたハンミョウの翅ですが白い部分は割と綺麗でした。洗浄後はほぼ完全復活です。ただし、翅から生えた毛は寝たままで立ち上がりません。38mmマクロを使用、70枚から深度合成 (さらに…)
1/14から1週間ほど鶴岡を離れておりました。それまでほとんど雪のない穏やかな冬だったのに、帰ってみたらすっかりいつもの冬に。ふう〜
ミズイロオナガシジミの卵ひとつ見つからないとぼやき始めて一月半。やっと見つかりました。。。
レンズを45-200mmに換えて、顕微鏡対物レンズでの超マクロ撮影を
▲顕微鏡対物レンズ10倍使用。フォーカスブラケット100枚からの深度合成。
細かく正確にステップが切れるようになって解像度は上がっているはずですが、やっぱりどこか像が悪い。1枚1枚の画像は像の流れが気になります。もっともっといい絵になりそうに思います。
▲顕微鏡対物レンズ40倍使用。フォーカスブラケット56枚からの深度合成。
40倍対物レンズは格段によくなったように思います。合成していて楽しくなります。
OLYMPUS E-M5Ⅱのフォーカスブラケットを使っての深度合成。パナソニック100-300mmレンズのフロントにユニオン光学40倍対物レンズ(PL LWD M40X、プランアクロマート、無限遠補正型長作動距離対物レンズ)をセットして撮影しています。
前にSSPの撮影技術で紹介した方法で撮影したものと同じ被写体で撮り比べてみると、ハンミョウの翅の表面では、六角形マスはより明確になり、穴の有無もクリアになりました。全体としての深度の幅は限定されてしまいますが、40倍のレンズを使った場合はフォーカスブラケットを使った撮影が遙かにいい結果が得られます。
300mmより200mm付近を使った方が画質が良さそうです。写る範囲もやや広くなって撮影しやすくなります。四隅のケラレはトリミングでカットしています。
ブログの画像サイズでは違いが分かりにくいですが参考までに前の方式での画像です。
こちらも
▲こちらはモンシロチョウの鱗粉で同じく40倍対物レンズを使った画像、前翅表面の黒い点の模様付近です。以前の方式での画像
後翅表面の赤い模様の鱗粉です。
▲顕微鏡用対物レンズ10倍で撮影。94枚からの深度合成 (さらに…)
やっとフォーカスブラケットの使い方が理解できました(海野さんありがとうございます!)。100-300mmに対物レンズをつけると何故かE-M5Ⅱのフォーカスブラケットが効かなくなる・・・と数日前に書きましたが、いやいや、やはりできないわけなかったのです。フォーカスを最短撮影位置にしておかなければならなかった、ただそれだけでした。
▲タマムシの鞘翅表面。10倍対物レンズ+pana100-300mm。約200枚から深度合成。 (さらに…)