Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

投稿者: 高嶋 清明

  • 久しぶりの尾根道

    鶴岡の海沿いのお気に入りの山、みながよく行く山とはちょっと違う、お気に入りの場所があります。まだ尾根まで上がる道は雪が残っているので、麓から歩いて上ってみました。小鳥たちのさえずりが賑やかだったので、色々録音してきました。

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    ▲尾根道もだいぶ雪が消えました。春はもうすぐ!
    この日は遠景が霞んで黄砂かと思いましたが、どうやら新潟でも高い値の出たPM2.5の影響だったようです。

  • 対物レンズ撮影の改良

    先日、顕微鏡用40×対物レンズでマクロ撮影を試みたとき、こんなふうに書きました。「無限光学系を使うのは初めてで、結像レンズ無しに像を結ぶか心配でしたが、OKのようです。」
    ところが、数日レンズを試していくうちに、自分はどうも間違えている。ちゃんと実力を引き出してはいない事が段々ハッキリしてきました。画像のピントの外れた部分が、何かイヤ〜な感じに流れるのです。やはり結像レンズ無は問題なのでしょう。ここで、いつもの私なら諦めるところですが、ダメ元で、結像レンズが入るべき場所に、「あるレンズ」を組み込んでみたら・・・なんといくらかマシになったではないですか!

    2014-02-25-14.44.23 ZS retouched
    ▲再びウラクロシジミの卵。おまんじゅう型で直径1mm以下です。
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  • ゼフィルスの卵を更にアップで

    40×対物レンズで、前に撮影したアカシジミとウラクロシジミの卵を撮影してみました。さて、画質がいいのか悪いのか・・・
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    ▲アカシジミの卵。表面にはまるでゴルフボールのように無数のへこみが並んでいます。26枚から深度合成。

    2014-02-23-09.23.44 ZS PMax
    ▲こちらはウラクロシジミの卵。この倍率では、卵は画面におさまりません。画面に入れるのも一苦労です。28枚から深度合成。今回、写真撮影用に対物レンズを探しましたが、ワーキングディスタンス(WD)の長いタイプを選びました。40倍という高倍率でありながら、レンズ先端から被写体まで1cm離すことができます。レンズによってはWDが1mmないものもあり、それでは照明をうまく入れられません。

  • 更に奥に

    顕微鏡用対物レンズを使ってみました。中古で5千円ほどで入手した、PLANアクロマート。アポじゃありませんけど、そこそこ高性能の40倍対物レンズです。無限光学系を使うのは初めてで、結像レンズ無しに像を結ぶか心配でしたが、
    OKのようです。 ←全然間違ってます!
    akatateha
    ▲アカタテハの鱗粉です。今までの倍率がほぼ10×だったところですが、この対物レンズは40倍です。画面横幅は1mm以下になりました。さすがに手持ちでの撮影は不可能です。38枚から深度合成

  • ショウジョウバエの飛翔

    撮影倍率は1/1.3倍。先日の1/2倍の時と比べると、急に成功率が減ってピンぼけ画像を量産するようになってしまいました。それでも、他の虫の飛翔に比べれば何度もトライできるので、諦めずがんばれば、それなりに撮れます。しかし・・・小さなハエです。今日はすべてトリミングした画像で
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  • 室内はショウジョウバエで・・・

    こんな季節に室内にショウジョウバエを飛ばしているなんて・・・とは思いますが、飛翔写真にトライしました。そのため室内にはえらい数のショウジョウバエが逃げ出しております。
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    ▲サンパックのリングストロボはスペック表を見ると、1/256光量でなんと閃光時間1/60000。
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  • トビムシのジャンプ


    ▲トビムシのジャンプをスローで見ていると、写真に撮れて当然に思えてくる・・・のですが、そうあまくはありません。

    EOS7Dで10回ほど高速連写して諦めました。空中に留まっている絵が1枚も残らないうちに、8GBのメモリーは一杯になってしまいました。こういうのって、写る時には一回目の試行で何故か写っちゃうものです。たぶんいくらやっても無駄に違いありませんので、日を改めてまたトライしてみることに・・・

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    ▲歩みを止め触角を立てて、いかにも飛びそうな姿勢ですが、まだです。

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    ▲触角を内側にキュッと曲げたら、飛ぶよ!の合図。

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    ▲そこまで分かっているのですが、連写しても空中には何も残りません。残念!

    冒頭の動画はSONY NEX-FS700で撮影したスロー映像です。高速シャッターを入れて撮影しコマ送りで見れば、240fpsですでに腹端の跳躍器でジャンプする仕組みが見えてきます。必ず、飛んでいく方向に向かって反対方向の回転運動を伴います。1/10000秒のシャッターを入れればブレもありません。ストロボで必ず止められるはずです。

  • ショウジョウバエの羽化

    羽化直後のキイロショウジョウバエ。翅をのばす場所を探して歩きまわっています。
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    ▲14:10:27。羽化待ち時間は30分ほどですみました。でも、これは相当にラッキーだったのです。 (さらに…)

  • ショウジョウバエの口

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    ▲昆虫ゼリーの上にドライイーストの粉末をのせています。キイロショウジョウバエは酵母が大好物なんですと!
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  • ショウジョウバエ

    お外はひどい荒れ模様ですが、屋内でショウジョウバエを撮影してました。
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    ▲夏は決して撮れなさそうな深度合成に挑戦。結構動いてしまうので、成功したのはこの1カットのみでした。
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  • ウラクロシジミの卵

    先日、卵を2個採集してきました。拡大撮影し、深度合成で詳細をとらえます。
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  • キガシラアオアトキリゴミムシ

    一年で最も寒いはずのこの時期、最高気温が15℃まで上がって驚きました。これじゃ、アカガエルが産卵に出てきちゃうと思い、いつもの場所に出てみました。
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    ▲昼過ぎには激しく雨が降り出しました。でも、さすがにカエルには早すぎるようで、声も聞くことはありませんでした。しかし、この時期に、ここまで雪が無いのは驚くべきこと。鶴岡に移って6年ですが、こんなの始めてです。

    雪がないのは嬉しい。いつもは雪の下に隠れている、こんなものもひっくり返してみたくなります。
    P1304056 (さらに…)

  • ウラクロシジミの卵

    尾根道でマンサクの冬芽を探したところ、ウラクロシジミの卵が見つかりました。
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    ▲雨が激しく降りましたが、夕方になって日が差しました。気温が高めで、何やら春の匂いを感じます。

  • キクの葉の表面

    古いZUIKOマクロ20mmをまた見直しています。このレンズ、開放でも収差が少なく、どうやら最高画質が得るためには、絞らない方がいいのではないかと思います。
    キクの葉の表面を撮影してみました。横幅2mmの世界です。
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    ▲ここに写っている、透明なボコボコって、細胞の1個1個ということでしょうか?とすると、この透明なプラスチックのような構造こそ細胞壁?中学・高校の生物で詰め込んだ知識では、こんな像は想像できなかったけど。。。
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  • ホウセキの輝き

    確かにこれはホウセキ!トルコ石みたいなのがいっぱい並んでいます。
    houseki
    ▲表面を超マクロ&深度合成した画像。画面横幅約3mmの世界。前胸背の一部です。
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  • アカシジミの卵

    コナラの枝先近くに見つけたゼフィルスの卵。
    aka2
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  • S-Log2 って何だ? Cinestyle ?

    Sony NEX-FS700の商品情報を見ると「S-Log2ガンマに対応」とあって、それはどうやら4K出力と並んですごい機能らしい。年末にカメラが届く前に、何とか理解しようとネットの情報を漁っておりました。結局何の事かわからないまま実機に触れることになったのですが、でもスゴイらしいので、いきなり最初からS-Log2ガンマで撮りはじめました。ピクチャープロファイルの一つにS-Log2設定のものがあります。これで撮影すると、色の浅いひどくコントラストの低い絵が作られますが、実はかなりラチチュード広く記録できているそうです。撮影したデータをLUTってのを通すと、見慣れた普通の絵になるらしい。これはつまりネガカラーフィルムで撮るようなもの?RAWデータではないけど露出の自由度は広がるようだ・・・そんな風に「私は」解釈しました。動画の場合、記録中に明るさがどんどん変わることがよくあります。なるべく撮影中にカメラの設定を変えたくありません。そんな時にS-Logは有効なのか、そこまでのキャパはないのか・・・

    年も明けようという頃、S-Logで撮った動画をどう扱ったらよいか探っていました。LUT処理はDavinch Resolveという定番ソフトでやるらしいのだけど、light版でも何だかとっても複雑そうです。楽にやりたい私は、もっと簡単に処理してくれるものはないものかと・・・

    で、見つけたのがこの動画

    LUT Utility for Final Cut Pro X Demo from Color Grading Central on Vimeo.

    これは、どうやらアタリだったようです。年明け早々に撮影した動画から、Finalcut ProⅩに入れたLUT Utility で処理しています。何度かYouTubeにアップした動画は全てこれ。しばらく使ってみて、どうやら間違いないようだと思えてきましたので、せっかくですので本ブログにも紹介してみました。
    LUTのメニューには、「S-Log2」はもちろん「Cinestyle S Curve」という見覚えのあるものもあります。しばらく触っていなかったGoProのHERO3ですが、Protuneで撮影した絵は、これを当てるとイイ感じに化けます。

    今のところ納得して使っていますが、間違った使い方をしているのかも知れません。ちょっと怖い。そのうちやっぱりDavinch Resolveがいいって事になるんかな?

  • ノスリ

    雪の田んぼにポツンととまったアヤシげな猛禽に目がとまり、近づいて見るとそれはトビ。でも、すぐ近くにアオサギの死骸をついばむノスリの姿がありました。トビのおかげで、すごいシーンに出あえました!

    P1112409 (さらに…)

  • イシノミの一種

    立ち枯れのサクラの樹皮をはいだら、下にイシノミが1匹収まっていました。
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    ▲大きさは1㎝ほど、種名は不明です。イシノミはシミと共に無翅昆虫の代表格。体が鱗粉でおおわれています。 (さらに…)

  • コハクチョウ FS700

    12月はじめに注文していたビデオカメラが年末ぎりぎりに届きました。SonyのビデオカメラNEX FS700です。Sonyのカメラは2009年のHDVカメラFX1000以来で、ほぼ5年ぶり・・・・しばらく一眼ムービーの情報ばかり追いかけている内に波に乗り遅れてしまった感があります。FS700は1年以上前に入手していなければならないカメラでした。
     田んぼのコハクチョウで撮り初めです。今年初であり、FS700を本格的に回すのも初めて。このカメラの目玉は、フルHDで秒240コマのスーパースロー映像を撮影できることで、早速そこから入ってみました。
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