先日、顕微鏡用40×対物レンズでマクロ撮影を試みたとき、こんなふうに書きました。「無限光学系を使うのは初めてで、結像レンズ無しに像を結ぶか心配でしたが、OKのようです。」
ところが、数日レンズを試していくうちに、自分はどうも間違えている。ちゃんと実力を引き出してはいない事が段々ハッキリしてきました。画像のピントの外れた部分が、何かイヤ〜な感じに流れるのです。やはり結像レンズ無は問題なのでしょう。ここで、いつもの私なら諦めるところですが、ダメ元で、結像レンズが入るべき場所に、「あるレンズ」を組み込んでみたら・・・なんといくらかマシになったではないですか!
▲再びウラクロシジミの卵。おまんじゅう型で直径1mm以下です。
▲モルフォの鱗粉
▲これは一万円札のホログラフィの一部。細かいドットで作られたPの文字が見えます。
▲拡大してみると、チョウの鱗粉にあるような細かい溝が並んでいるのがわかります。
追加したレンズとは、BORG 36EDの対物レンズ。つまり200mm望遠レンズです。結像レンズでも何でもありませんから、像を結んだだけでも奇跡的です。それが何もないより画質が向上・・・ということは、本来の組み合わせなら、今より劇的に高画質になるに違いありません。でも、まずはこの辺りに妥協点を置くことにしました。ちょっと時間の無駄っぽくもなってきましたので。。。
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