Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

投稿者: 高嶋 清明

  • 最近気づいたこと〜YouTubeについて〜

    よく見ているYouTubeなのに、少し前にあった大きなアップグレードに気づかずにいてしまった。それは60P対応のこと・・・もう永久にYouTubeは30Pだと諦めていたのだけど、そうじゃなかった。今更な話ではあるが自分には大きなニュースだ。
    30Pと60Pの違いは相当に大きい。60iだっていい。「60」なだけで映っているものに命が宿ったように感じる。YouTubeを見るのも、動画をアップするのも、これからますます楽しくなりそうだ。

    昨年の6月に撮影したアミメアリの行列を720 60Pでアップしてみた。

    ▲HDVカメラSONY FX1000 使用。HDMI出力から外部レコーダーに記録。古いカメラだけどまだまだ現役でいける。

    60Pは720か1080のHD画質で可能で、360や480のSD画質では不可。それと、60PはSafariなどHTML5対応のブラウザーでないといけないようだ。画質選択の項目に「720P60HD」のように「60」の文字が出ればOK。また、半年以上前に60Pでアップした動画は、やっぱり30Pでしか再生できないようだ。

  • 雪虫

    雪虫・・・鶴岡に移ってからまともに見たことがなかったが、ようやく写真を撮った。この季節、雪虫の出るタイミングにそうした場にいなかっただけなのかもしれない。
    しかし、そうは言っても2匹飛んでいるだけ。小諸で見たような、数十匹がまるで粉雪のように空中を舞っているという感じではなかった。
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    ▲アブラムシの一種の有翅虫。空中ゆったりと漂うように飛んでいるから撮影も可能だ。といっても体長5mmの飛んでいる虫にピントを合わせるのは、ちょっと難しい。もちろんストロボなしには動きは止められない。ストロボを使っていても、翅は若干ぶれる。 (さらに…)

  • パナGH4 4Kフォトで白鳥

    庄内にハクチョウが戻ってきた。春にシベリアに向け旅たってから、そう時が経った感じがしない。でも、もう新しい命まで大きく育って、遠く日本にまで渡ってきている。長旅を重ねる彼らが眩しく感じる。

    さて、画像はすべて動画からの切り出し。ただの動画切り出しじゃない。パナソニックが積極的に進めている4Kフォトによる画像だ。GH4は10月1日公開のバージョン2へのファームアップで4Kフォト機能が追加されている。動画の一コマなのに4Kだから800万画素超えだ。
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    ▲2:3で4Kフォトモードで撮影。解像度は3504x2336pixel。カメラ内で画像切り出しを行うと、画像のEXIF情報がつく。1/640、ISO400、撮影日時は2014.1019, 16:21:57、BORG 71FLを使っているのでレンズ情報は空欄だ。 (さらに…)

  • クマスズムシ


    
ZoomH6 内蔵XYマイク 新潟県村上市にて

    この虫の鳴き声について「キラキラと鳴く」としてはダメだろうか?左に1匹、中央に1匹鳴いている。


    音量は控えめで、性格もおとなしい。飼育向きな鳴く虫だと思う。

  • クマスズムシ

    (2014年10月5日記)
    秋が深まって、鳴く虫の声も寂しくなってきた。気温は15℃を下回り、スズムシもカネタタキも鳴き声は弱々しい。このタイミングでようやく鳴き声を聞くことができる虫がいる。それがクマスズムシだ。
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    ▲クマスズムシの雄。先週は全く鳴き声を聞くことなく空振りだったが、この夜はたくさん聞くことができた。 (さらに…)

  • Podcast

    WordPressは標準でPodcastを作る機能がある。でもどうすればよいのか、よくわからないままだった。多機能なPodcast用のプラグインを使う手もあるのだが、複雑になるのがいやだ。今日はたまたま読解力が冴えていたらしい。これまでも何度か見たここの解説をしっかり読みながら試していったら、ようやく理解できた。よくよく見れば簡単でわかりやすい説明だった。
    普通に記事を書きカテゴリーづけして(新たに「音集め」のカテゴリーを作った)公開すれば、同時にPodcast配信される。記事上でも再生できるが、ここからファイルをダウンロードできない・・・これは理想的!そして楽にPodcastを動かせそうだ。 (さらに…)

  • 爆音と虫の音


    
ZoomH6 内蔵XYマイク 石川県加賀市にて

    飛行機の爆音で虫の音どころじゃない!

    小松空港にやや近い砂浜。着陸態勢に入る飛行機が次々に頭上を通過していくが、虫たちはまるで動じる様子もなく鳴き続けていた。

  • モリチャバネゴキブリ

    (2014年9月24日記す)
    石川県にて、海岸のススキをかき分けた時のこと、足下の草ワラに見慣れないゴキブリの幼虫が走った。庄内では見たことがないけれど、何ものかは想像できた。こんな場所にいるなんて、モリチャバネくらいだろう。
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    ▲5mmほどの小さな幼虫。一歩踏み込むと5,6匹飛びだしてくる。成虫もいるはずだが・・・ (さらに…)

  • ハマスズ

    (9月20日記)
    伊丹を昼過ぎに出て石川に向かう。ちょうど日没頃に石川県内に入り北陸道を降りた。そこは以前クツワムシを撮影した場所だったが、今回もいい虫に出あえた。
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    ▲ハマスズの雄。砂浜にすむ小さなコオロギ。擬態昆虫として有名な種だが、野外で生きたものを見るのは初めてだ。夜の砂浜に小さなコオロギの声を聞き、これはもしやと期待が膨らんだ。LEDライトで探したら、あっけないほどすぐに見つかった。 (さらに…)

  • クツワムシ

    (2014年9月24日記す)
    2日間、急な用事で、休館中の伊丹市昆虫館を訪れた。館長の奥山さんは、なんと私と同郷で年がとっても近い。最近、あの後藤くんとテレビ番組で対談したという、すっごく妙なことになっていて、面白いんだこれが。
    私も何か呼ばれるように伊丹にやってきたのだが、でも昼の取材がすんだら、夜の鳴く虫を追っかけに出てしまう・・・自分でももったいないかと思うのだけど、悪い、やっぱりクツワムシが気になる!

    教えてもらったポイントで念願のクツワムシを撮影。まさか、こんな場所でという所だった。
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    ▲くつわの現物はテレビで見たことがあったように思う。この鳴き声、確かにくつわの鳴り音にそっくりなんだろう。

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    ▲翅のこすれ方を撮影しようとアップでせまった。画像を確認しながら、キリギリスと何だか違うような気がした。
    これは翅の構造を暴いてみなければならないか。。。

  • このツチカメムシは・・・

    (2014年9月24日記す)
    新潟県上越市にて、LEDライトが照らし出したこの状況、黒いものはマジメにニセアカシアの種かと思った。
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    ▲よく見れば黒いのはツチカメムシで、鞘に口を刺して汁を吸っているのだった。

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    ▲このツチカメムシ、種類がよくわからない。庄内では見ていないと思う。1cm以上あったと思うのだけど、ヨコヅナツチカメムシじゃないだろうか?

  • ルリシジミの卵

    庭のハギにルリシジミが来ていた。産卵の動きが見なかったが、きっと卵があるに違いない・・・花芽が無数にある割にすぐに見つかった。勘がよく働いたのだと喜んだが、単に産卵数が多いだけかも知れない。
    2014-09-10-18.55.46 ZS PMax
    ▲顕微鏡用10×対物レンズで撮影。約40枚より深度合成

    昨夜、森上信夫さんからブログを始めたとメールをいただいた。「森上信夫のときどきブログ」。これまでブログを書かれていなかったのが不思議なくらい、エネルギッシュな森上さんだ。絶対に「ときどき」なんかじゃない頻度で記事を書かれるんだろう。
    私もブログを再会できている状態でよかった。。。 (さらに…)

  • ヤマトシジミ卵40×

    海野さんの小諸日記にヤマトシジミ卵のとてもシャープな写真が出ていた。自分のシステムでもあんなシャープに行くんだろうかと思っていたら、庭のカタバミの周辺にもヤマトシジミが飛んでいる。卵はすぐに見つかった。早速試してみよう。
    2014-09-10-12.09.09 ZS retouched
    ▲金属顕微鏡40倍対物レンズで撮影。60枚の画像から深度合成。
    どうもコントラストが低い眠い画像になってしまう。色々試してみたけど、眠いからといってその都度コントラストやシャープをいじっていては、何だか危ない気がした。結局いつものセッティングに戻した。

    そんなことより、またしても六角形の連続だ(ところどころ五角形も混じっているけど)。昆虫の世界は六角形がよく登場する。面白い!
    (さらに…)

  • タマムシの鞘翅40×

    昨日10×対物レンズで撮影したタマムシの鞘翅を、40×対物レンズで撮影した。
    2014-09-09-09.08.29 ZS PMax
    ▲今度はちゃんとくぼんで見える。昨日の画像も合成ソフトの調整で何とかならないだろうか。 (さらに…)

  • タマムシの鞘翅アップ

    タマムシの鞘翅(前翅)表面のアップを撮影してみた。
    2014-09-08-09.34.46 ZS PMax
    ▲金属顕微鏡用10×対物レンズで撮影。35枚からの深度合成。 (さらに…)

  • カヤコオロギ

    (2014年9月24日記す)
    昨年ショウリョウバッタモドキを見つけたポイントへ。
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    ▲今年も健在のショウリョウバッタモドキ。でもこの場所を再び訪れたのには、別の目的があった。 (さらに…)

  • カクトラノオにキアゲハ

    カクトラノオの咲き乱れる畑があった。そこにキアゲハが5匹以上吸蜜に来ていた。ありそうでなかなか無いチャンス!180mmマクロで畑の外から撮影させてもらったのだけど、これがちょうどいい距離感とサイズだった。
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    ▲やや翅が擦れていてちょっぴり残念。形は最高に気に入っているんだけど。。。 (さらに…)

  • ツクツクボウシ

    鶴岡にもツクツクボウシは鳴いているのだが、ポイントが自然度の高い場所だったり、高木の届かない所で鳴いていたりと、鳴いている姿を撮影するのは難しい。群馬に出てきたついでに、馴染みの墓地公園に行ってみた。鳴いているときのお腹の伸び縮みを撮影したいと思っていたのだが・・・

    OLYMPUS DIGITAL CAMERA
    ▲一本の桃の木は以前からのポイント。比較的低いところでツクツクボウシの姿がよく見える。でも少し高くなるとシルエットでしか撮れない。 (さらに…)

  • カヤキリ

    持ち帰ったカヤキリがすっかり弱ってしまった。もうすぐ死んでしまう・・・でも、これって深度合成のチャンスでもある。このデカイ顔。1枚撮りして、普段うまく全体にピントを合わせられないでいる・・・死にゆくものを前に、せめてそっとしてやるべきとも思うけど、カメラを手にしながら、ただ見過ごす自分ってのも、どうなんだろう?

    2014-09-03-05.28.12 ZS PMax
    ▲60㎜マクロでピント送りで深度合成の素材を撮影。 (さらに…)

  • オニヤンマの複眼

    もし、あのドラえもんのスモールライトを使ってうんと小さくなることができたら、深度合成で得られるピントの深い世界は普通のカメラを使って簡単に撮ることができるだろう。普通のカメラといっても、一緒にスモールライトを受けて極小カメラになっているから、すでに特殊カメラだ・・・おや?それならばカメラだけが小さくなって、WiFiのような技術で遠隔操作で撮影し画像の転送を行えばいいのではないか。ドラえもんの登場を待たずとも、技術が進めば、深度合成的なピントの深い画像が難なく一発撮りできてしまうかな?

    OLYMPUS DIGITAL CAMERA
    ▲オニヤンマの複眼。ZUIKO マクロ20mmで撮影 (さらに…)