雪で入れなくなる前にと、一月前に見にいったテントウムシの越冬ポイントに向かいました。この間、広場周辺の片付けがあったようで、テントウムシが集結していたトイレは、入り口は板でとめられて虫も侵入できないような有様でした。そしてなんと、南側の壁に立てかけられていた板までも片付けられていました。隙間で越冬していたテントウムシたちどうなっちゃった?
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再びナミテントウ
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テントウムシの越冬集団
今年もまた、いつもの谷でナミテントウの越冬集団を確認。
▲色んな模様のテントウムシが見えますが、すべてナミテントウという一種類のテントウムシです。あいや、ひとまわり大きなカメノコテントウも混じっていますが、ツマジロカメムシ、スコットカメムシも見えますが・・・
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ショウリョウバッタモドキ
ショウリョウバッタでもないオンブバッタでもない、このバッタはショウリョウバッタモドキ。
▲草に体を密着させて見事に姿を隠す。後脚を体にぴったり密着させるのが特徴。
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オオルリボシヤンマ
長靴履いて水辺に踏み込んだら、バリバリ・・・と大きな羽音を立ててオオルリボシヤンマが飛びだしてきた。産卵に雌が集まっているらしい。そういえば、昨年は、ちょうど今頃オオルリボシヤンマを高速度カメラで追いかけていた。
▲産卵中のオオルリボシヤンマ。なかなかいい場所が見つからない様子
▲前翅のねじれ具合が面白い。これは翅を前方に駆動している途中の動きと思う。翅の前縁部の根元に近い方は硬く、中ほどから先端に向かっては柔軟な動きをするため、こんな形にしなるのだろう。産卵場所を探す雌は飛翔撮影が撮りやすい。あの、高速度カメラで迫ることができたくらいだから・・・といってもあの時は相当時間をかけた。あれに比べれば、写真におさめるのはずいぶん楽なものだと思う。
▲アオイトトンボは水上のずいぶん高いポイントに産卵していた。しゃがまなくとも、楽に真横から撮影できた。 -
ヒトスジシマカの空中交尾
ヒトスジシマカが一回の交尾に費やす時間は1分ほどでヒジョーに短い。空中で雌雄が出あい、空中を飛びながら交尾、そして多くはそのまま空中で分かれる。
センサーを使って高速ストロボでバッチリとめたいところだが、これが意外に苦戦する。交尾時間が短いがために、センサーつきのカメラを振りまわす余裕をくれないのだ。いっそのことセンサーなしに狙った方が上手く行く・・・悪戦苦闘の末の私の結論だ。ただし、OM-Dのようなビデオ像のファインダーでは、かなり困難、というより無理。ノーファインダー撮影は別として、飛んでいる虫をファインダーを覗いて撮影する場合は、空中像のファインダーが断然有利だ。
▲雄と雌は互いに向き合った姿勢でつながっている。上が雌で下が雄何枚撮ってもこう写る。どうやら飛んでいるのは雌だけのようだ。
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ヒトスジシマカ雌の飛翔
自分の手によってくる雌を、センサーに誘導して撮影を試みるも、結構難儀した。
雌の飛行機道は読みにくい。
▲カの形は最高だが、位置が残念。手の下を飛んでいては、血を吸いに来たという感じがでない。
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モンキゴミムシダマシ
サクラの古木にびっしりついたサルノコシカケ・・・
▲黒地の赤紋の目立つ甲虫が何匹もついていた。 (さらに…) -
ハグロトンボの高速度映像
今回の高速度カメラの撮影で、ハグロトンボは楽勝で撮影できると思っていた。それは、目星のポイントがいくつかあったからだったが、実際に回ってみたら、なんとその全てが、先月来の大雨で川岸が削られて全く様子が変わっていた。今がいい時期なのは間違いないから、とにかく思いつく場所を探していった。ようやく見つけたポイントは、田んぼのなかの用水路。
▲こんな小川にコウホネが群生していて、ハグロトンボの産卵場所になっていた。
時々産卵にくる雌を待って、雄が20匹ほど集結。互いに牽制し合っていた。
▲Photron FASTCAMによる高速度映像
秒1000コマで撮影、秒24コマで再生、約40倍に時間をのばしている。 -
シロスジコガネ