Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

投稿者: 高嶋 清明

  • イヨシロオビアブ

    この時期、山の奥の方に入っていくと、車の窓を開けていられなくなります。
    というのも、すごい数のアブが入ってきてしまうからです。
    今、特に多いのがイヨシロオビアブ。
    今日もあわてて窓をしめたのに、一瞬のすきに18匹も入っていました。

    ▲フロントガラスにとまっている2/18匹

    ▲帽子にとまった1/18匹

    車は熱を発する巨大な物体というわけで、牛などの大型動物と誤認してしまうようです。だとしたら、中が空洞でアブも驚いているかも知れません。

    ▲ダッシュボードにとまった1匹が顔の掃除を始めました。
    複眼には横に大きくラインが写って、何だか遮光土偶のような顔になっています。
    そう思って見ると、なかなか笑える連続カットです↓
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  • キリギリス

    野外でキリギリスの鳴く姿を撮ろうとしていますが、失敗の連続です。
    夕方近くになって、いい場所を見つけましたが、実に厳しい!
    まず姿を見つけて、撮影できる距離に近づくまでが一苦労、そしてやっと見つけた時には、いつ逃げようかと警戒する姿・・・嗚呼

    ▲草間に見えた雄。
    このまま鳴いてくれればと祈りますが・・・残念!歩いていってしまいました。

    ▲もっと近づかないと、翅の様子が見えません・・・残念! (さらに…)

  • エサキモンキツノカメムシ

    クマノミズキの葉裏にエサキモンキツノカメムシがあちらにもこちらにもとまっています。

    ▲卵を守っている雌。産卵直後からずっと離れず覆い被さっています。

    ▲こちらは卵の色が違う?・・・いやいやよく見ると
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  • ケラの卵

    まだうまく撮影できないまま、飼育を続けているケラ。
    ケースにつめているミズゴケがちょっとカビてきたので、交換しようとしていたらビックリ!

    親指くらいにかたまった部分があって、それを割ったら中には卵が入っていました。

    雌も近くにいるようですが、隠れていて姿が見えませんでした。

  • スズムシの幼虫

    ▲飼育中のスズムシの幼虫に、ようやく翅芽の見えるものが出てきました。

    ▲もう6〜7mmありますが終齢幼虫ではないはず。
    翅芽がまだ本当に小さいですから、羽化までもう1〜2齢あると思います。

    次は、上の画像と同じ倍率で撮影した、おそらく1つ前の齢の幼虫。

    ▲翅芽がないか、確認できないほど小さなものです。

  • トノサマバッタの羽化

    とりあえず無事に撮影できてホッとしています。

    ▲まずここに至るまでが一苦労。
    不完全変態の昆虫の脱皮・羽化は直前までよく動くことができるので、前兆を見極めるのが難しく、足場をかためたら、もうすぐに脱ぎ始めます。丸1日半は彼を監視しながら過ごしてしまいました。もっとうまく見極めできるようにならないとイカンです。
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  • ニッポンハナダカバチ

    昨年、柏崎で見たような、50匹はいるだろうかというコロニーは見つけることができないままですが、
    庄内でも育児中の姿を確認できました。

    ▲ハエをとらえて巣穴に戻ってきました。

    ▲巣穴のすぐそばに着地し、あっという間に入り口を広げて中に入っていきます。

    リコーでは連写が効きませんから、OM-Dでも狙ってみます。 (さらに…)

  • トノサマバッタの羽化

    本当は雄の羽化を撮影したいのですが、まず雌を。

    ▲この状態がとても長く感じました。
    翅をある程度のばしながら脱皮しているように見えました。

  • キリギリスの羽化

    飼育中のキリギリスが無事羽化しました。
    たくさん撮影した画像から、一部紹介します。

    ▲6本の脚がぬけ、触角をゆっくりゆっくり抜き出しているところです。

    ▲四枚の翅がほぼひろがりました。
    このあと、翅を山折りにたたみます。
    バッタのように後ろ脚を使う事なく、胸の筋肉を使ってたたむようです。

    ▲しばらくすると、幼虫は脱いだ皮を食べてしまいます。
    残すことなく、脚の殻も全てです。

  • ミヤマクワガタ

    鶴岡市、標高600mほどのポイント。
    ここではヤナギの樹液に集まるのはミヤマクワガタがメインです。
    ノコギリクワガタは1匹も見つかりません。

    ▲ノコギリクワガタと同じように、雄は雌を抱えていることが多いです。
    昼でも普通に見られるので、わざわざ夜にでかける必要もありません。

    ▲立派な大アゴの雄発見!

  • コロギス

    山形市にて
    コロギスの巣を探して回りましたが、見つけたのは1匹だけ。

    ▲クズの葉をつづっていました。雄です。

    その後、暗くなるのを待って樹液に来るのを探しましたが、完全に空振りでした。。。
    ところで・・・

    コロギスを探している途中で見つけたこのガ。
    ニホンセセリモドキでしょうか?

    ▲細かい毛がついています。
    幼虫が毛虫だとしたらマユが毛だらけで・・・と考えると、羽化直後?
    それよりクモの巣に引っかかりかけた可能性が高いでしょうか。

    この時期、新成虫が出るとして、これから春までどう過ごすのでしょう。。。
    あとで写真を見ながら色々考えました。

  • トノサマバッタの幼虫

    葉を食べているところを撮影しようと思ったのですが・・・

    ▲なかなか食べているように写りません。
    大きな大アゴは、これまた大きな上唇に隠されているので見えないのです。

    ▲それじゃあ、と下から見上げてみますが、それでもうまく撮れませんでした。
    大アゴが開いている瞬間が撮れればそれらしくなるだろうと思うのですが・・・
    長く食べてくれた幼虫も、もうたくさんという状態になりましたし、また後日トライしましょう。

    しかしこの食べる時に両手で葉を抱えるような仕草、あらためてカワイイものだと思いました。

  • 灯火採集

    海辺の山で水銀灯をたいてみました。
    自宅から30分もかからない場所ですし、いつも山奥の方にいってばかりでしたので、何か違う虫がきてくれることを期待したのですが・・・結果は惨敗。気温はやや低めだったかも知れません。風が強かったのもわるかったか・・・
    どれだけ少なかったか写真に撮っておけばよかったですが、ほとんど白布だけという状態で撮る気にもなれませんでした。

    そんな中で、カマキリモドキ2種がきてくれたのは嬉しかったです。

    ▲キカマキリモドキ

    ▲ヒメカマキリモドキ

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  • キリギリスの幼虫

    ヒメギスの声は大分前から聞きますが、今年はまだキリギリスの声を聞いていません。
    昨日、国道沿いに車を走らせている時に、ちょっとそれらしいのを聴いたような気もするのですが・・・

    ▲終齢幼虫と思いますが、翅芽が小さいような気もします。
    夕方の光を受けようとして、独特のポーズをとりました。
    日光浴の時は、決まってこんな姿勢になるようです。

  • クロシジミの交尾

    よく晴れたので先日見つけたクロシジミのポイントに向かいました。

    しかし!晴れたら活発になるかと思いきや、クロシジミはますます不活発でした。
    午後から訪れたのがいけなかったか・・・それなら日没まで見てみようと思ったのですが、ほとんど同じような状況でした。風が強かったのもいけなかったのかも知れません。

    残念ながら、今日もクロシジミの産卵シーンを見ることができませんでした。

    ▲収穫は少なかったですが、交尾中のものを見ることができたのはよかった。。。 (さらに…)

  • クロオオアリ

    先日より人工巣に入れていたクロオオアリの成長が今一つよくありません。
    石膏の湿り具合に問題があったのでしょう。水分が多いとガラスも曇ってしまうので見えなくなる・・・そのバランスが難しいです。
    湿気ぬき用の穴の数をたくさん開けてみることにしました。
    ガラスの曇りはこれで大分改善されたかも知れません。色々試してみます。

    ついでに別の女王と交換

    ▲こちらは子供たちが順調に育っています。
    左下はマユを作っている途中。中の幼虫がすけて見えています。

    女王はよく幼虫やマユに脚をかけています。時には卵にも。
    普通に乗ったら潰してしまいそうですが、決してそんなことにはなりません。
    優しく触って、中の様子を確かめているようです。

  • シロヒゲナガゾウムシ

    昨年は雌しか撮影できませんでしたが、ようやく雄に出あえました。

    ▲シロヒゲナガゾウムシ。
    撮影しているときは全く考えが及びませんでしたが、鳥の糞に似ている、かも知れません。 (さらに…)

  • ルリボシカミキリ

    毎年通っている貯木場に、今年もルリボシカミキリが多数集まっていました。

    ▲産卵場所を探して歩きまわる雌に、雄がずっとついています。
    画像を確認して、今さらながら気づきました。雄と雌では大アゴが全然違う!!
    もちろん、触角も違いますが・・・ (さらに…)

  • クロシジミ

    秋田県で、ようやく念願のクロシジミに会えました。。。

    ▲大きなシジミチョウです。割と俊敏に飛んで、着地の時はドンと落ちる感じ。
    全然違いますが、どこかジャノメチョウのようだと思いました。 (さらに…)

  • カブトムシ蛹の穴

    野外のカブトムシは日に日に数が増えているはずですが、自宅のものはまだ蛹です。
    カブトムシの蛹なんて、よく見慣れたつもりでおりましたが、ふと、気門は何処にあるのか、全く知らない自分に気づきました。

    ▲よく、こんなふうにお腹側から撮影しますが、この位置からは気門は全く見えません。 (さらに…)