トノサマバッタの羽化

とりあえず無事に撮影できてホッとしています。

▲まずここに至るまでが一苦労。
不完全変態の昆虫の脱皮・羽化は直前までよく動くことができるので、前兆を見極めるのが難しく、足場をかためたら、もうすぐに脱ぎ始めます。丸1日半は彼を監視しながら過ごしてしまいました。もっとうまく見極めできるようにならないとイカンです。

実は、今日は地元YBCラジオに呼ばれて虫の声を紹介してきました。
もし、そのままだったら自宅のこのバッタは、レポーターのお姉さんと楽しく話している間に羽化してしまったでしょう。いったん保冷箱に保管しておき、約2時間後、戻って外に出したら、即、足場を固めてくれました。

なんていい子だ!

▲脚先まで脱ぎ終えて一休み。
お腹の先だけでどうやってぶら下がっていられるのか、いつも不思議に思います。

▲抜け殻を蹴落とすシーンは、今回もうまく撮れませんでした。
うまく外れなそうだったので諦めるかと思った矢先、こちらに油断がありました。。。

▲こんなふうにひろがった四枚の翅は

▲胸の筋肉と、後ろ足も使って山折りにたたまれます。
そうして、すっかり見慣れたバッタらしくなります。

まずまずいい撮影ができました。ありがとう!


“トノサマバッタの羽化” への3件のフィードバック
  1. 宇佐美

    撮影、お疲れ様でした。小さいころから、トノサマバッタは馴染みの薄い昆虫でした。生きている実物を見たことがないかも・・・。貴重な写真をありがとうございました。

  2. 高嶋清明

    ありがとうございます!私の場合もなかなか縁が少ないトノサマバッタですが、いるところにはまとまった数が見られることを最近なって知りました。

  3. 超合金グフ

    お疲れサマー♪

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