前日に山形から持ち帰った、大雪で落ちたアベマキの枝先についていたゼフィルスの卵。種名は不明です。クロミドリシジミかと期待したのですが、どうも違っているようで・・・種が判明したら情報入れ直します。
▲ZUIKOマクロ20mmで撮影。
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対物レンズ撮影の改良
先日、顕微鏡用40×対物レンズでマクロ撮影を試みたとき、こんなふうに書きました。「無限光学系を使うのは初めてで、結像レンズ無しに像を結ぶか心配でしたが、OKのようです。」
ところが、数日レンズを試していくうちに、自分はどうも間違えている。ちゃんと実力を引き出してはいない事が段々ハッキリしてきました。画像のピントの外れた部分が、何かイヤ〜な感じに流れるのです。やはり結像レンズ無は問題なのでしょう。ここで、いつもの私なら諦めるところですが、ダメ元で、結像レンズが入るべき場所に、「あるレンズ」を組み込んでみたら・・・なんといくらかマシになったではないですか!
▲再びウラクロシジミの卵。おまんじゅう型で直径1mm以下です。
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ゼフィルスの卵を更にアップで
40×対物レンズで、前に撮影したアカシジミとウラクロシジミの卵を撮影してみました。さて、画質がいいのか悪いのか・・・
▲アカシジミの卵。表面にはまるでゴルフボールのように無数のへこみが並んでいます。26枚から深度合成。
▲こちらはウラクロシジミの卵。この倍率では、卵は画面におさまりません。画面に入れるのも一苦労です。28枚から深度合成。今回、写真撮影用に対物レンズを探しましたが、ワーキングディスタンス(WD)の長いタイプを選びました。40倍という高倍率でありながら、レンズ先端から被写体まで1cm離すことができます。レンズによってはWDが1mmないものもあり、それでは照明をうまく入れられません。 -
ショウジョウバエの飛翔
撮影倍率は1/1.3倍。先日の1/2倍の時と比べると、急に成功率が減ってピンぼけ画像を量産するようになってしまいました。それでも、他の虫の飛翔に比べれば何度もトライできるので、諦めずがんばれば、それなりに撮れます。しかし・・・小さなハエです。今日はすべてトリミングした画像で
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室内はショウジョウバエで・・・
こんな季節に室内にショウジョウバエを飛ばしているなんて・・・とは思いますが、飛翔写真にトライしました。そのため室内にはえらい数のショウジョウバエが逃げ出しております。
▲サンパックのリングストロボはスペック表を見ると、1/256光量でなんと閃光時間1/60000。
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トビムシのジャンプ
▲トビムシのジャンプをスローで見ていると、写真に撮れて当然に思えてくる・・・のですが、そうあまくはありません。EOS7Dで10回ほど高速連写して諦めました。空中に留まっている絵が1枚も残らないうちに、8GBのメモリーは一杯になってしまいました。こういうのって、写る時には一回目の試行で何故か写っちゃうものです。たぶんいくらやっても無駄に違いありませんので、日を改めてまたトライしてみることに・・・
▲歩みを止め触角を立てて、いかにも飛びそうな姿勢ですが、まだです。
▲そこまで分かっているのですが、連写しても空中には何も残りません。残念!冒頭の動画はSONY NEX-FS700で撮影したスロー映像です。高速シャッターを入れて撮影しコマ送りで見れば、240fpsですでに腹端の跳躍器でジャンプする仕組みが見えてきます。必ず、飛んでいく方向に向かって反対方向の回転運動を伴います。1/10000秒のシャッターを入れればブレもありません。ストロボで必ず止められるはずです。
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ショウジョウバエの羽化
羽化直後のキイロショウジョウバエ。翅をのばす場所を探して歩きまわっています。
▲14:10:27。羽化待ち時間は30分ほどですみました。でも、これは相当にラッキーだったのです。 (さらに…) -
ショウジョウバエの口
▲昆虫ゼリーの上にドライイーストの粉末をのせています。キイロショウジョウバエは酵母が大好物なんですと!
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キガシラアオアトキリゴミムシ
一年で最も寒いはずのこの時期、最高気温が15℃まで上がって驚きました。これじゃ、アカガエルが産卵に出てきちゃうと思い、いつもの場所に出てみました。
▲昼過ぎには激しく雨が降り出しました。でも、さすがにカエルには早すぎるようで、声も聞くことはありませんでした。しかし、この時期に、ここまで雪が無いのは驚くべきこと。鶴岡に移って6年ですが、こんなの始めてです。雪がないのは嬉しい。いつもは雪の下に隠れている、こんなものもひっくり返してみたくなります。
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