10/18(木)夕方18時10分からのNHK山形の「やままる」に出演します!
鳴く虫を撮影する様子など、私の撮影活動を取材していただきました。ぜひ御覧ください。
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山形県限定情報!
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庭のホシホウジャク
ヒャクニチソウもブルーサルビアも、植えた花にはあまり虫が来なかった今シーズン。来年はもっと庭に花を増やそうと誓ったばかりですが、晩秋に咲くホトトギスにホシホウジャクが次々に訪れ、最後の最後に庭の撮影が盛り上がっています。ホシホウジャクは庭に繁茂するヘクソカズラを食べてくれるし(ちょっとだけど)、こうして花に来てはいいモデルさんになってくれる・・・ほんとカワイイやつらです。妙なカメラが近づいてくるから最初は警戒するものの、しばらくすると、少しずつですが慣れて撮影させてくれるようになります。
ストロボはレンズ上の一灯のほか、トップから強めにもう一灯入っている 家のすぐそばにあるホトトギスなので、写ってほしくないものが背景にいっぱい写り込んでしまいます。
トップの一灯がレンズにモロあたりでハレーションが入ってしまったけど、悪くないネ ホシホウジャクは成虫越冬だそうですから秋深くまでこうして花にやってきます。そういえば、こいつらどんな姿で越冬するんでしょう。。。面白そうでない?
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柿の実にクロスズメバチ
ミツバチより小さい、ホント小さなスズメバチ どこに巣を作っているのか、数日前から庭にクロスズメバチを見るようになりました。生きた小さな昆虫を捕らえるのが得意なハチですが、甘いものも好きです。いい感じに熟れてきた庭の柿の実にも数匹来ていました。
キアシナガバチも来ていた -
ルリタテハの幼虫
ホトトギスといえば、ルリタテハ幼虫の食草です。我が家のホトトギスにもたまに幼虫がつくのですが、去年も一昨年も外れでした。
今年は久しぶりにつきました。それも、こんなに大きくなるまで気がつかず・・・葉だけでなく花も食べる トゲトゲしていて触ると痛そうですが、実際は全然です。カワイイもんです。
さわると丸まって落ちる 気がつくと葉がずいぶん食べられていた -
ホトトギスにホシホウジャク
庭のホトトギスが花盛り。夕方近くになるとホシホウジャクが吸蜜に来てくれます。アベリアやツリフネソウで追いかけていた時と比べて、ホトトギスでは訪花時間が長くはるかに楽に撮影できます。
いつもの自作虫の眼レンズでもかなり寄って撮影できましたし、4Kスロー動画も撮れました!そういえば夏の夕方にハマゴウでも追いかけたっけ・・・
4Kスロー動画も撮影!
こちらはフルHDの1/10スロー映像
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ミノウスバ
本日は庭の虫たちがとっても賑やかでした。年一化で秋に出る昼行性のガ、ミノウスバまでが飛びはじめました。
雌の発するフェロモンに雄が近づき・・・ 交尾成立! 面白いシーンを目の前に、うまく撮れたかどうかは微妙・・・
雄と雌の触角の違いに注目! このところ、ずっと自作虫の眼レンズばかりで撮ってます。大丈夫かなあ・・・自分(笑)
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エンマコオロギ 左前翅のコスリ器
顕微鏡用対物レンズ10倍で撮影した約180枚から深度合成
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エンマコオロギ 右前翅のヤスリ器
エンマコオロギの右前翅裏面のヤスリ器を10倍対物レンズの画像を深度合成
画面上が頭のある方向で、右が翅の内側、左が外側 鳴いているスロー動画から左右の前翅が閉じるときに大きな音が出ることがわかります。そして、左右の翅が開くときも小さく擦れる音が聞こえます。
その様子を想像しながらヤスリの歯の形を見ると、ヤスリ器が右から当たる時により抵抗があり、左から当たる時は抵抗は低くなる・・・確かにそのような形になっていることがわかります。出来上がった画像を観察しているうちに、このままの画質でヤスリ器全体を見てみたいと思いました。端から端まで4枚の深度合成画像を作成し、パノラマ画像としてPhotoshopで合成してみました。以前、一度だけホウセキゾウムシの標本で試した方法です。
鳴いている動画を見ると全体は使っていません。でも鳴くときによく使っている部分が摩耗しているとか、こうして拡大してもわかるものではないようです。
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エンマコオロギ鳴く 2K240fps / FS700 + SHOGUN INFERNO
エンマコオロギの音ありスロー動画(10%スロー)
FS700の2K240fpsをSHOGUN INFERNOで収録(ProResRAW)。音声はSHOGUN INFERNOのアナログ入力による同録です。 -
カキの実とアシナガバチ
10月には珍しく気温が30℃以上に。夕方になって柿の実のポイントを見に行くと、思いがけずたくさんのアシナガバチが集まっていました。日中はホシササキリの撮影に費やしてしまいましたが、もっと早い時間に来ていたらさぞ面白かったことでしょう。今日という日は3回くらいやりたかったな・・・
セグロもいるだろうと思ったけど、ほとんどキアシナガバチのようだ -
夜の灯りにケラ
日没後も気温は高いままです。灯りにケラが集まるに違いありません。昨年まではよかったマックスバリューの駐車場に向かいましたが、二匹見つけるのがやっと。この店舗はちょっと前に改装されましたが、灯りを虫の集まらないものに変えられたようです。諦めて場所を変えた結果、いい場所が見つかりました。運動公園脇の駐車場に大型照明。田んぼにもまあまあ近いし、お店ではないので人が全くいない・・・お目当てのケラも飛んでいます。チャ〜ンス
いつもの虫の眼レンズで飛び立った直後のケラを狙いました。かなり速いので撮影は難しく期待したほどの結果はでませんでしたが、まあ撮れたことは撮れました・・・
飛び立つ直前! 飛ぶ前から連写しないと、こうは撮れない -
ホシササキリ鳴く 2K240fps / FS700 + SHOGUN INFERNO
私の耳には聞こえない高い声で鳴くホシササキリ。マイクを通すと聞こえるものの、生では全く聞こえないと思っていましたが、最近、音源の方向に耳を向けると、かすかに聞こえることに気づきました。ところが音源に正対するとまるで聞こえない・・・そして近い音でないと聞こえません。結局、鳴き声の主を探すのには大変苦労することになります。今日は、探しはじめて撮影に成功するまで、二時間ほどかかってしまいました。
無事、目標の音ありスロー映像を撮影できました。実は映像がなくとも、音声ファイルを波形表示すると翅をこすり合わせる回数など、かなりの部分が読み取れます。
拙著「声から調べる昆虫図鑑」付属の音声CDから、ホシササキリの鳴き声を波形表示してみます。使用ソフトはAudacityというフリーソフトです。
23秒の全体表示。縦軸は音圧で横軸は時間です。 同じファイルをスペクトグラム表示。縦軸は音の周波数です。赤い色の濃い部分が音が大きいところで、特に強い部分は黄色く表示されます。人の可聴域の限界といわれる20kHz以上に特に強い音があります。現在の私の聞こえの限界は14kHzくらいにありますから、ホシササキリの声がほとんど聞こえないのも当然です。
320kbpsのMP3でサンプリング周波数は48KHzに制限され、高い音は23kHzくらいでカットされてしまうが、オリジナルWAVファイルにはさらに高い音が含まれている。 ふたたび波形表示にもどり、部分拡大します。時間軸を広げて見ると、一回のシーー音のなかに34の音があることがわかります。
さらに拡大表示すると、その34の一つ一つの音のなかに、5つの山が見えてきます。これが翅をすり合わせる回数と一致します。
5回翅を連続ですりあわせ、一呼吸おき、次の5回翅のすり合わせ・・・これを30回以上繰り返して、シーーという音一回分になっています。その様子は音ありスロー映像でよくわかります。以前より、音声波形から多分こうだろうと想像していましたが、映像で見るまでは、ずっと確信がもてないままでした。
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オオカマキリの産卵
カンタンを撮影しようと茂みに入ったところ、クズにとまって産卵中のオオカマキリを発見。またいつもの自作虫の眼レンズで撮影しました。
画質は今ひとつだけど自作虫の眼レンズでこのサイズも余裕で撮れる。特に動画が面白い↓ 虫の眼レンズでの4K動画撮影にもトライしました。
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オナガササキリ鳴く 2K240fps / FS700 + SHOGUN INFERNO
毎年撮ってしまうオナガササキリの音ありスロー動画です。まだ私の耳にも聞こえますし、鳴いている姿も見つけやすく、あまり移動せずに鳴いてくれるので、動画に撮りやすいのです。
オナガササキリもキリギリス同様、左前翅のヤスリ器は内側の天井部分にあり、これを右前翅の縁にあるコスリ器でこすって音を出しますが、最後のカットにその様子がかろうじて見えます。
例によってFS700の2K240fpsをSHOGUN INFERNOで収録(ProResRAW)。音声はSHOGUN INFERNOのアナログ入力による同録です。 -
ウスイロササキリ鳴く 2K240fps / FS700 + SHOGUN INFERNO
ウスイロササキリの音ありスロー動画を作成しました。予想した以上に単純な翅の動きで鳴いていることを確認できました。
FS700の2K240fpsをSHOGUN INFERNOで収録(ProResRAW)。音声はSHOGUN INFERNOのアナログ入力による同録です。 -
PRORES RAW 4K 120FPS アキアカネ産卵
稲刈りが進み、刈り取り後の田んぼでは小さな水たまりに産卵するアキアカネが出始め。待ってましたと4Kスロー映像を撮影してきました。
昨年の今頃はホント余裕がありませんでした。今年はProresRAWの絵のよさもあり撮影を楽しみにしていました。
120fps撮影、24fps再生の5倍スローです。今、手持ちのカメラで4Kスローはこれが限界です。もちろんチャンスがあれば、4Kでも500fps、1000fpsで撮影してみたいですね!
2K240fps、60fps再生の4倍スローです。60fpsですので動きが滑らになっています。実際の速さを忘れてしまいそうになりますね。