キクザキイチゲに来るミツバチを撮影。瞬発力のいる撮影で、冬の間になまった撮影感覚を取り戻すのにいいリハビリでした。
今年は昨日、3月9日に初めて撮影しました。この10年では最早と思います。昨年からの虫の眼レンズでの撮影ですが、できが今ひとつだったので改良を加え、今日はテスト撮影です。


結果は良好でした!


キクザキイチゲに来るミツバチを撮影。瞬発力のいる撮影で、冬の間になまった撮影感覚を取り戻すのにいいリハビリでした。
今年は昨日、3月9日に初めて撮影しました。この10年では最早と思います。昨年からの虫の眼レンズでの撮影ですが、できが今ひとつだったので改良を加え、今日はテスト撮影です。
結果は良好でした!
河口にカモメが群れて水浴びしていました。GH5Sで240fps撮影24fpsで編集。時間を10倍にのばしたスロー映像です。
Finalcutで「ノイズリダクション」フィルターをあてています。ノイズリダクションよりシャープネスの効果に期待。
ノイズリダクションが「低」シャープネスが「中」に設定しましたが、ちょっとシャープが強くて安っぽくなってしまった感じです。デフォルトのノイズリダクション「中」シャープネス「低」の組み合わせのままがいいのかも知れません。
日テレNEWS24にて本日9時〜12時の時間限定で、昨年YBC山形放送の夕方ニュースで自分が出演した内容が放送されるそうです。先程から見ていますが、やっているのかなんなのか、よくわかりません(笑)
(追記)
9:45確認しました
Yahoo!ニュースの映像の中に日テレNEWS24があるのですね。30分一まとまりでループしているということか・・・
このあとは10:13、10:43、11:13、11:43となるでしょうか。
12月21日撮影のGH5Sの動画をYouTubeにアップしました。
日没後、どんどん暗くなる中で撮影していますので、最初のISO800の時と最後のISO25600では、実際の明るさは、あとの方がずっと暗かったはずです。これは撮影の可能性が広がります。。。高感度撮影時のノイズ感もテストできました。自分的にはISO12800はほぼノイズなしといっていいレベルです。ISO25600から上はノイズが出ることを覚悟のうえで狙ってみよう。先にアップしたISO204800のノイズに埋もれた世界も面白い。何しろ、肉眼では全く見えない世界です。フィルム時代、1600増感程度で出来上がりに失望していた頃と比べれば、今の高感度像は信じられないレベルです。
さて、表題のEXIF情報ですが、ISOいくつで撮ったか後で調べようとして困ったことからスタートした、新しい発見でした。撮影データがカメラに残った状態なら再生画面からISO感度も絞りやシャッター速度も確認できます。でも、Macに移したあとには確認しようがありません。Finalcutで表示できそうなのにできません。Windowsパソコンなら、Pana純正のPHOTOfunSTUDIO で確認できるらしい・・・けど自分は使えません。で、色々調べたところ、「Exiftool」というソフトを使えばいいことが分かりました。なれないTerminalを使うので最初はうっと思いましたが、驚くほど簡単な操作で実に膨大な情報が得られて驚嘆しました。
カメラモデル名や使用レンズ、ISO感度はもちろん、絞り値やシャッター速度、手ぶれ補正、顔認証など、カメラで設定できる項目はほぼすべて確認できます。項目が100以上並んで何度かスクロールしないと見きれません。
最高感度で撮影した動画のデータをExiftoolで読んでみると、ISO付近はこのようにでます↓
ISO : 65535
SensitivityType : Standard Output Sensitivity
StandardOutputSensitivity : 204800
素直にISO204800と表示されません。ISO感度65535とはカメラにも表示されない初めて見るもの。V-LOGでISO25600までしか設定できないことも合わせて、実戦にそなえて高感度撮影の仕組みをよく知っておくべきと思いました。
Exiftoolの使用法については、パンプロダクトさんの以下の記事に完璧に紹介されています。興味のある方、必見です。
http://panproduct.com/blog/?p=23709
コハクチョウはほとんど帰還しマガモをはじめとしたカモが出かけるところ。2カットめでは下池を背後に外にでかけていくカモの姿をはっきり捉えています。おぼろ月に照らされているとはいえ、私の肉眼ではカモはまったく見えていませんでした。
最高感度はISO204800。真っ白なコハクチョウも肉眼では闇に溶け込んでほとんど見えませんが、さすが高感度に強いGH5Sです。ちなみに15mm、150mmのそれぞれ絞り開放で撮影しています。
来年の仕事は、薄暗い環境での撮影が多くなりそうです。そうなると今の機材ではちょっと不安になってきました。
高感度性能に優れたカメラと言えば、今年始めに登場したGH5Sです。昨年GH5を買ったばかりだし、どうしようかと迷っていましたが、今月はじめのSSP技術講習会で湊和雄さんのGH5Sでの作例を見て決めました!GH5Sの発注に合わせレンズも明るいのを一本・・・というわけで選んだのが表題のLEICA DG SUMMILUX 15mm / F1.7 ASPH.
2014年発売のレンズですが、ずっと気になる一本でした。
10月はじめに撮影した紅葉とハクチョウの動画は、OLYMPUSのM.ZUIKO DIGITAL 12-50mmF3.5-6.3。決して悪いレンズではないのですが、15mm/F1.7の画作りはさらに一段上に感じました。絞り開放から、画面の隅々まで、これぞ4Kと感じられる素晴らしい描写です。
GH5の高感度性能もISO3200までは大変素晴らしく、ISO6400からノイズが目立ってくるようです。ノイズの乗った映像も嫌いじゃないですが・・・ 最後の方は、私の肉眼ではまるで見えない暗さでした。暗くて拡大表示しながらのピント調整も難しく、ISO6400の絵はピンぼけしているかもしれません。慎重に合わせたはずですが、映像を見ると失敗しているように感じられます。いずれにしてもGH5では限界ということでしょう。
さあ次はGH5SでISO10000超えの世界へ!
ちょっと独り言です。
つい10日ほど前にYi 4K+というアクションカムを買って、例によってマクロ仕様にカスタマイズして楽しんでいたところ、またブツヨクをそそるカメラが登場しました。DJIのOsmo Pocketです。まだスペックのわからないところが色々ありますが、サンプル動画を見て回って驚いたことが一つ。このカメラ、どうやらフォーカスが動きます!おそらくスマホ程度のものですが、少し虫によった撮影ができそうです。画角はちょっと狭くて不安になりますが、ドリーやクレーン的な使い方を考えると80°は悪くなさそうですね。画質がどうかは現物を見て判断するしかないなあ・・・
出荷開始は12月15日頃ですが注文はすでに受け付けています。後になって欲しいと思った時に品切れで悔しい思いをするのもイヤだし、オーダーする事にしました。これまでのOsmoも魅力的でしたが、このPocketは更にゲームチェンジャーな匂いがプンプンします。
晩秋になって活動するクロナガアリでYI 4K+のマクロテストを行いました。
クロナガアリの体長は5mmほど。
このときのピント位置はレンズ先端から約2cm。画質はすこぶる良好ですが、被写界深度はかなり浅くなります。
4K60P対応のアクションカム「YI 4K+」を水中ハウジングに入れて小川に沈めてみました。
以前から力をいれている自然音の録音。音だけでも十分鑑賞できると思っていますが、「音だけなの?」と言われ、寂しくなることもあります。でも、確かにそうかも知れません。自分が視聴者なら、今の時代、それでは物足りないと思う・・・だろうなあ。どうせマイク固定で録音するなら隣にカメラも立てれば?4Kなら固定カメラで高画質映像を長時間眺める視聴スタイルも有りと思います。そして、そこに合わせる音はしっかりした同録が望ましい。映像と音が合っていないとHDよりずっと気になるはずですから。
今の季節だけの素晴らしい光景を前に、実践してみました。4K動画は手持ち機材では最高のセッティングによるものです。場所は鶴岡市大山の下池。高館山の麓に広がる溜池で、毎年冬にはたくさんの冬鳥のねぐらとなります。
使用機材は以下の通りです
GH5+SHOGUN INFERNO(4:2:2 10bit HLG収録)・・・編集時にREC.709変換
DMW-XLR1 XLRマイクロホンアダプター使用
マイク: RODE NT5 Pair (ORTF)
NHKは4K放送の音声について、マルチチャンネルでないとダメなような宣伝をしてますけど、本当にそうなんだろうか・・・2つの耳で聴くんだから基本は2チャンネルステレオでいいと思うんですけど。ただ、最近増えつつあるVR用サラウンドマイクはちょっと気になっています。
※12/12YouTubeの動画を差し替えました。前の動画はレートが高すぎてうまく動きませんでしたので、画質を落として再アップです
久しぶりにコハクチョウにカメラを向けたら、ついつい夢中になってしまいました。
軽い気持ちで踏み込んでみると結構深くてハマってしまう・・・よく「沼」に例えられますが、まさにそんな感じです。自分は虫に専念すべきですが、晩秋、次々にやってくるハクチョウたちも気になって仕方がありません。時々、足を取られるので気をつけています。
使った機材はGH5にBORGの71FL(焦点距離400mm)。そのままではいま一つの拡大ですが、光学テレコンと、GH5のEXテレコンを組み合わせると、ご覧のように、かなりのものになります。
もっと長焦点のレンズを使えばよいのではと思われるかも知れませんが、そうでもありません。写真はともかく、動画ではブレが酷くなりますし、できるだけコンパクトに画質良く、それに実際に振り回してみての使いやすさ、諸々のトータルバランスが大事です(もちろんコスト面も!)。
結果、もう5年以上前にたどり着いたものです。当時のカメラはパナがGH2でオリンパスはE520でした。動画はFHDから4Kになりましたがまだまだ余裕の高画質です。
BORG使いづらいという声もあるのはもっともなこと。MFだし、鏡筒がたわみやすいので、適切に支えを入れないと、ピントリングが重く動かなくなります。そこは工夫次第で素晴らしい結果が出てくる、味わい深いレンズなのですが・・・
久しぶりにBORGのサイトを見に行ったら、驚いてしまいました。なんと!71FLも77EDも生産終了となっていました。まずまず手頃な価格帯のレンズでしたのに、ヒジョーに残念です。
いつからなのか、すでにクロナガアリは活動を開始しています。でも、種を運ぶ様子がいまひとつよく見えません。
ある巣では、出入り口付近に働きアリがごちゃごちゃしていました。なんとなくですが、出入り口を開けたばかりで、巣の中のゴミ出しが一段落したところのように見えました。
巣の出入り口は、白っぽい砂の山が出来上がっているので見つけやすいです。ここは庄内砂丘の一角。表土がどんなであろうと、掘ればすぐにきれいな砂の層にあたります。写真展「庄内の昆虫たち」より
すべて自作虫の眼レンズで撮影
比較的最近日本に入ってきたという外来種。後脚のすねが幅広く、ちょっと格好いいカメムシです。私は今年になってはじめて見ましたが、以来よく行くポイントで必ずといっていいほど見かけます。海に近くクロマツがたくさんな場所です。
夕方、アキアカネが杭に集まるのを待ち構えるようにオオカマキリが現れて、次々に捕食している場面に出くわしました。いつもの自作虫の眼レンズで撮影。
虫の眼スロー動画に挑戦。生きながら食べられるとは想像を絶する苦しさでしょう。これが昆虫たちの日常の世界。小さくて気づきにくい世界ですが、すぐ身近なところにあります。
以前、何度か見たマユをホトトギスに見つけました。寄生バチのマユらしいと想像するもののちゃんと調べてませんでしたが、寄主はもしかして?
付近を探したら見つかりました。やはり・・・
ネットで調べると、ルリタテハの幼虫に寄生するハチで、すぐにわかりました。タテハサムライコマユバチのようです。
樹上性で夏の間はあまり見かけませんが、秋になると低いところに降りてくるのか、よく見かけるようになります。カシワの葉上で日光浴する一匹をモデルの虫の眼レンズでパシャパシャと・・・
山形県内では庄内の海沿いに広く生息しています。
カキの実にくるチョウを探しましたが、何故か、あまり見つかりませんでした。以前、キタテハとカキをよく撮影した場所なのですが・・・
唯一見たのがアカタテハ。とてもありがたい一匹で、ストロボをバシャバシャ光らせましたが、ずっと汁を吸い続けてくれました。いつもの自作虫の眼レンズで撮影。
セイタカアワダチソウが見頃だったのは10月はじめだったと思います。後回しにしているうちに、すっかり旬を過ぎてしまいました。虫たちには貴重な蜜源でまだまだ人気ありですが・・・
今日もすべて自作虫の眼レンズによる撮影
ミゾソバの色が好きです。白とピンクの花、そして明るい緑の葉。春のレンゲもいいですが、秋に見るミゾソバは、終わりゆくシーズンに寂しさを感じるなか、格別な美しさを感じます。
ハナアブやミツバチがほとんどですが、虫たちも多く吸蜜にやってきます。