頻繁にサルを見ます。
それも決まって、ツキノワグマとの出会いを期待しつつ車を走らせている先々で・・・
クマについては見当違いの見立てが、サルについてはどんぴしゃということでしょうか。
滅多に無いシーンと撮影を始めましたが、そう楽しいものではありませんでした。
場所は山あいの山村で、田んぼに接するように家が並んでいます。
コラッという近所のおじさんの声や大きな鳴りもので脅しをかけますが、連中、全く動じません。
ピリピリとした緊張感が辺りを包んでおりました。
私のようなものは目障りな傍観者にすぎません。
居心地悪いので、早々に退散しようと思ったのに、つい夢中になってしまったのは、
サルの毛並みの美しさに、しばし心を持って行かれてしまったからでした。
表情も豊かな連中です。