カテゴリー: 機材

  • 音の圧縮とは〜周波数〜

    MP3圧縮について調べてみた。確か人の可聴域を超えた周波数帯域をカットすることでデータを小さくしていると記憶している(それ以外にもデータ量を縮小する何か別な技術が使われているはず)。実際に音が削られたりしているのか、音声ソフトを使えば、自分でも確認できるはず。ポッドキャストにもアップしているウスイロササキリの鳴き声を使って、レートを変えてMP3圧縮しスペクトログラムで比較してみた。使ったソフトはAudacity

    周波数の高い方は、本当に見事なまでにスパッと切りとられている。ビットレート64kbpsでは11kHz付近でローパスフィルターがかかっているらしい。高い音がかなりの部分なくなり音が壊れてしまっている・・・でも、96kbpsでも15kHz付近でローパスがかかっている程度。カセットテープなみといったところか。全くダメなわけでもないようだ。

    64kbps
    ▲MP3圧縮 64kbps 48kHz (さらに…)

  • M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

    発売より2ヶ月。
    ちょっと期待していたものと違った感じがして、すぐには手を出さなかったレンズですが、やっぱり今年中に入手しておかなくては・・・改めてレンズについて調べるとかなり高性能らしく、急に本気で欲しくなってきました。
    少々高めのフードもあった方がいいらしい。紛失したままのOM-Dのアイカップと共に注文しました。

    届いたレンズをOM-Dに装着し、雨のお庭に出ると、ドウダンツツジの葉が残りあとわずかになっていることに気づきました。

    ▲雨でうすぐらくISO800でも1/80ですが、手ぶれ補正も効いてか全くぶれていません。
    軽くシャッターを切っただけなのに、水滴や葉の表面の解像感がなかなかに素晴らしい・・・悪条件ながらそう感じさせてくれます。ちょっと軽すぎ__2〜3倍重くていいくらいですが、頼れるレンズになりそうです。 (さらに…)

  • 液晶モニターのトラブル

    昨年10月に買った23インチ液晶モニタにずっと悩まされてきました。そして今日、ついに手放す決心をしました。
    そのモニター、どうも私のMacProとの相性が悪いらしく、頻繁にひどいフリッカー(ちらつき)が発生し、細かくかつ強烈な点滅状態に陥ってしまいます。最初は気のせいかと思うかすかなものですが、次第にひどくなり (さらに…)

  • 紫外線撮影への挑戦(8)

    色々試してみましたが、しばらく紫外線写真は「Labカラー変換→aチャンネルはずし」で紹介したいと思います。
    キャプションはUV画像と簡単に入れて、タイトルの「〜挑戦」もここまでとしましょう。

    今日、はじめてセイヨウタンポポを撮影して、そういうことにしました・・・まあ、いつもこうした決心は長くは続かないのですけど。

     

    セイヨウタンポポ定常光

     

    セイヨウタンポポUV画像

    紫外吸収部が黄色く見えています。
    注意!虫の目にこのように見えているわけではありません。

  • 紫外線撮影への挑戦(5)

    RGBという色空間はとても身近ですが、Labという色空間はほとんど意識したことがありません。
    Lは色の明度、aはマゼンタ〜グリーン軸、bはイエロー〜ブルー軸という3つの要素から構成されるカラーモデルです。今まで利用したこともないのに何故?ではありますが、赤紫かぶりの画像に、なにか意味のある加工を加えたいと試していて、たまたま気まぐれにLabカラーに切り換えました。するとびっくり!

    赤に関する要素を消してみたらどうかとaチャンネルを黒く(白でも同じ)塗りつぶしてみたら、なんと、
    思いがけず黄色が出て、フクジュソウがこんなことになってしまいました。いや、見た目の色に近いわけですが、驚きました。

    離れた所から撮った画像に当てはめてみると、

    補色の関係になっているわけですから、素晴らしくよく目立ちます。
    面白いとは思いましたが、なんとも危険な感じがします。
    ここだけの遊びにしておいたほうが、いいのかも知れません。