ZOOM H6, Sennheiser MKH8020, 2020年6月15日 鶴岡市
梅雨の雨が続いて作業効率が悪く、この週末はお休みとなり、鶴岡に一時帰省しました。久しぶりの自宅のお庭では、夜になるとケラの声がすごかったです。もちろん録音してきました。
ZOOM H6, Sennheiser MKH8020, 2020年6月15日 鶴岡市
梅雨の雨が続いて作業効率が悪く、この週末はお休みとなり、鶴岡に一時帰省しました。久しぶりの自宅のお庭では、夜になるとケラの声がすごかったです。もちろん録音してきました。
キショウブ、カキツバタ、ノハナショウブといった花に、マルハナバチが多く集まっています。何か特別な魅力を感じるアヤシイ成分でもあるんじゃないでしょうか?とりつかれたように花から花に蜜を求めていきます。
吸蜜時は必ずこの形で、ハチ用にデザインされた隙間に入っていきます。隙間の天井部分に雄しべがあって、ハチの背中にばっちり花粉が塗りつけられる仕組み。
ZOOM H6, Sennheiser MKH8020, 2020年6月5日
山間のとある集落での録音です。曇ってはいますが、適温で、気持ちのいい風が吹く午後、エゾスズという1cm弱の小さなコオロギの鳴き声が響いていました。
今年鶴岡ではウスバシロチョウ(成虫のほう)と縁がありませんでした。ちょうど発生の時期に天候不順が続いたせいもありますが、激減したかのように視界に入ってきませんでした。
仕事先の庭での撮影が一息ついたところに、一匹のウスバシロチョウが飛んできて、目の前のフランスギクで吸蜜を始めました。昨日のアカガネサルハムシに続いて嬉しい出会いです!
そうそう、自宅に持ち帰ってケースで繭を作った3匹は、2匹は無事羽化して、もとの場所近くにかえしてきました。1匹は繭の中で残念ながら・・・
地表を這うようにのびる植物の若葉に、アカガネサルハムシが点々と見られました。植物はたぶんノブドウ。
鶴岡で見たのはもう一ヶ月以上前で、その時は虫の眼レンズを持ってなく、今年のうちにまた会えるとは・・・嬉しい出会い。
虫も鳥も多い素晴らしい土地で、今年もしばらく過ごすことになりました。空いた時間にスナップを撮っても昨年はブログアップを遠慮していましたが、今年は可能な限り出していきたいと思っています。
写真は生モノですから、撮ったあとにあんまり長く放置しておくと悪くなっちゃいます。撮った本人が色々大切なことを忘れてしまいます。だから、やっぱりマメにブログにアップしなくちゃね!
以上、いつもの虫の眼レンズで撮影
以前よりパタッと更新が途切れる私のブログですが、またしばらくそんな状態に入りそうです。
鶴岡が本格的に楽しい季節に入ってきたところなのですが・・・
すご〜く後ろ髪ひかれる思いのなか、某所で頑張ってきます!
しばらくぶりによく晴れました。最上川のジャコウアゲハは、初夏の最高の一日を精一杯に謳歌しているかのようでした。
自作虫の眼レンズ&GH5S VFR180fpsで撮影、59.94fps再生の3倍スロー動画です。
自作虫の眼レンズ&GH5で撮影した最上川のジャコウアゲハ。0:00〜 通常速度(オリジナルは4K60P撮影)
0:37〜 59.94fps/180fpsの3倍スロー動画です。
上手く撮れたと思ったのに、直後に失敗に気づいてガクッと落ちてしまいました。最初の37秒まで、VFRのつもりで撮影後の確認で4K60Pだったことに気づき、珍しくうまくフォローできて嬉しかっただけにガックリ!そして、パソコンに取り込んでから、全編に大きな黒いゴミがあったことがわかってまたガックリ!!
でした。。。
久しぶりのジャコウアゲハ!前に撮影したのは2015年で5年ぶりです。大好きなチョウなのに・・・いかにこの時期、庄内にいないか、身軽でないかと、あらためて思います。場所は自宅から20kmほど離れた最上川の河川敷。
だいぶ数がそろってきた感じですが、羽化直後の雄を見たり、食草のウマノスズクサもまばらだし、まだしばらくは撮影のチャンスありと思いたいです。
久しぶりの音ありスロー映像・・・春の鳴く虫、クビキリギスです。室内で、しかもネットケースの中で鳴く姿ですが、ようやく撮影できました。
FS700の2K240fpsをSHOGUN INFERNOで収録(ProResRAW)。音声はSHOGUN INFERNOのアナログ入力による同録です。
ZOOM H6, Sennheiser MKH8020, 2020年5月12日 山形県酒田市
鶴岡は日中28℃まで気温が上がりました。夜になってもしばらく高温状態が残り、ふたたび夜のクビキリギス散策にでかけました。
最初の場所の一匹は、高いところを好む子でした。見つけた時はクロマツの3mほどの高さで鳴いていて、それがライトを当てているうちに鳴きやみ、再び鳴き始めたのは50mも離れたサクラの木の中で5m以上高い場所。そのサクラの下にマイクをセットして録音しました。遠くでアオサギの声も響きます。
右手にずっとファンの音が聞こえていますが、あとで電照菊の温室からの音と分かりました。夜21時近くになり、突然灯りがついてビックリ!でした。
気温は20時の時点で18℃くらい。日中の暑さが残っている感じで最初から期待できましたが、なんと5箇所で声を聞くことができました。庄内空港周辺で3箇所、うち1箇所は空港の柵の中で声だけの確認です。2箇所は最上川河口近く。というわけで、5箇所すべて酒田市でした。5月2〜3日の鶴岡市の一匹はすでに移動したようで、声も確認できませんでした。
現場で動画を撮りたいと思ったのですが、最初の場所でなんと飛んで逃げられ、闇の中に見失い、再び鳴き始めたのは50mも離れた場所。(あまりに離れているので別の個体かも知れませんが)そんなに飛ぶのかとビビってしまい、採集して室内で撮影する方向にシフト。でも確保できたのは、上の写真の一匹だけでした。
先日のクビキリギスの声はもっと高い音域で響いていたと思います。今日は車窓からも鳴き声に気づくことができました。そして道路脇のものに限られますから、聞き逃しも多かったはず。実は相当数が鳴いていたかも知れません。
赤川の河川敷にて、この時期、歩いていると足元から飛び出す小さなコオロギはほぼこれ。▼エゾスズの幼虫。
エンマコオロギやオカメコオロギの幼虫が孵化してくるのは、まだ一ヶ月くらい先だと思います。エゾスズは幼虫越冬なので、鶴岡でも5月末には鳴き始めます。
▼これはたぶんエゾツユムシの幼虫。エゾツユムシは、庄内ではもっとも早く成長し、7月に入ると鳴き始めます。脚が曲がっているのは脱皮失敗でしょう。こんな時、さっきからその辺りを歩き回っている自分のせいじゃないかと心配になります。
▼この幼虫が何だかわからず、実は少し前に気になって飼育しています。
エゾスズはプラケースの壁をのぼれませんが、この幼虫は全然お構いなしに、よく蓋にとまっています。ヒバリモドキ科で考えられるのは、もしやキンヒバリ?と思いましたが、キンヒバリの幼虫は、もっと透明感のある黄色のはず。この幼虫は・・・
3年も前の動画をアップして、今からウスバシロチョウの羽化が撮れないものかと思いました。少し山の方で3匹幼虫を捕まえることができたので、持ち帰って飼育していましたが、今朝見るとこの状態。。。
ケースの角に繭を作っていました。落ち葉を敷いて、その隙間に作ってほしかったのですが、失敗です。
もっと習性がわかれば思い通りの場所に繭を作らせられるのでしょうが、う〜ん残念。。。
綺麗に平らな膜を張ります。繊細な仕事っぷりに感心します。
もう一つ、繭ができていました。斜めに膜を張るのが基本なのかな・・・
野外ではまだ繭を見つけることができずにいます。こんなふうに落ち葉を絡めずに繭を作ることができるとなると、どこを探せばいいのだろう。。。
ZOOM H6, Sennheiser MKH8020, 2020年5月3日 山形県鶴岡市
前日クビキリギスを撮影した同じ場所で今夜は音集め。クビキリギスは17秒付近から鳴き始めます。
時間は夜20時、気温は18℃。遠くの田んぼではアマガエルの合唱が響き、代掻きのエンジン音も続いていました。
ZOOM H6, Sennheiser MKH8020, 2020年5月3日 山形県鶴岡市
田んぼに水が入り、カエルの合唱が始まりました。
ZOOM H6, Sennheiser MKH8020, 2020年5月2日 山形県鶴岡市
山中の神社の御池に、産卵に集まったヒキガエルが鳴き交わしていました。「クックックッ・・・」とでかい図体に似合わず可愛い声で鳴きます。中央奥で「カタカタ・・・」と大きな声で鳴いているのはモリアオガエル。