先日ゴイシシジミを見た場所を通りかかった。
ついでに幼虫も見られないか少しササの葉裏のアブラムシを探してみた。
すると一際高いところの葉裏にあっさり一匹見つかった。
終齢幼虫だと思う。
アブラムシを食べる様子が撮れないか、しばらく見ていたがダメだった。
途中みかけたゼフ二種。
ミズイロオナガシジミにジョウザンミドリシジミだろうか。
翅の模様はすっかりかすれてしまっている。
昨日の撮影では物足りないような気がして、再び砂浜を訪れた。
ところが、今日は朝から気温が上がって砂が熱いらしい。
ヤマトマダラバッタ(ヤマトバッタ)の幼虫は砂地を嫌がって、葉の上などに避難しようとする。
時々日がかげったところを狙って、いくつか追加撮影。
この幼虫は、もっとも成長しているもので、1cmを超えていた。
茶色い背中で擬態は今ひとつかと思ったのだが、写真に撮ったらナカナカよく
周りにとけ込んでくれた。
こちらは、やや若い幼虫。
彼らはやや突きだした複眼でもって自分の姿を見ることができるのだろうか。
自分の姿を客観視できなければ、砂地でジッと動かない事のメリットにも気がつけない
と思うのだが、どうだろう。
7/6〜7/7にかけて撮影したミドリシジミ。
撮影時間は17時くらい。16時くらいまではほとんど飛ぶものもなく、いないんじゃないかと思われた。
やがてキレイな前翅を見せる雄が姿を見せ始め、しだいになわばり争いがはげしくなっていく。17時半頃には、とまっているものを撮影するのはほとんど困難になっていった。
最後にB型の雌が映っているが、スコープの調整が悪く、ゴミだらけの映像になってしまった。
2匹の雄が争っている。
ものすごく高速に追いかけているシーンは目でも追いつかないくらいだが、こんな風にグルグル回るような飛び方で争っている時は、カメラでもとらえることができる。
これは、ビデオカメラFX1000の「なめらかスロー」映像。
EX-F1が300fpsで、こちらは240fps。
山形市滝山小学校4年生のPTA行事に呼ばれ、28年ぶりに母校に入った。父兄の1人が、幼稚園から大学まで一緒という、ものすごく長い付き合いの友達なのだ。夜は仲間数人で楽しく飲んだ。
記憶というものは、思いがけない所で突然スイッチが入るんですね。懐かしいものが一気に蘇ってきてホント驚いた。引き出しの奥のものも、たまには出してやんないといけませんな。
さて、午後の1時間ほど、盃山をまわってみた。中学〜高校時代に歩いたコースそのままに。20年前に見ていたほぼ同じ場所で、メスアカミドリシジミやオオムラサキに出会った。
メスアカミドリシジミは、むかし同様、3mほどの高さに陣取ってなわばりを張っていた。届かないなあ〜と眺めていたら、久しぶりなんでサービスしてくれたか、目線ぐらいの高さに降りてきてくれた。
右はアカシジミ。日没の時間はとても届かない高さを飛び交っているが、日中は低いところで休んでいるものもいる。
山頂付近、アベマキにとまってテリトリーを張っているオオムラサキ。
こちらはムービー。
時々近づくミツバチにビクッとしながらも熱心に蜜を吸っている。
ところでこの植物、手持ちの図鑑を調べたところでは「イソノキ」が最も近いように思う
録音の方は満足のいく結果がでたけど、ビデオ撮影は今ひとつ。
50m以上離れていて、しかも気温が上がっている。
空気のゆらぎがひどくて見られたものじゃない。
WEBで小さく見るので限界だろう。ハイビジョンテレビで見る気にはなれない。
でも、何はともあれ、まずは鳴く様子を見ることができた。
どんどん距離を縮めていこう。
久しぶりにHDにトラブル発生。
MacProは4個HDを内蔵することができるが、うち2個をストライピングのレイド設定にしていた。
1TB+1TB。容量にも速度にも大満足で使っていたのだが、なんとそこにトラブルだ。
先日撮影したオオヨシキリと鮭川村で撮影したアオハダトンボの動画を、その2TBのHDに取り込み
Finalcut Proの「切り出しと転送」にてProres422に変換中のこと。
プレビューが何だかひっかかる。ついにはカラーホイールが回り出し、そのまま固まってしまう。
しょうがないので強制終了して作業を続けてみるが、繰り返しエラーが発生する。
様子がおかしい。試しにファイルを別のHDにコピーしてみると、途中で固まってしまった。
コピーすらできないとは、これはいよいよやばい。
First Aidでは問題なしと出るけど、そんなわけはない。
TechToolでディスクの検証をはじめた。
すると、なんと300個以上の不良ブロックが検出された。
こんな数は初めて見る。
そんな話は聞いたことがないが、レイドを組んだのが悪かったのだろうか?
トラブルをかかえているのは、二台のうちの一台だとわかった。
購入からしばらくたっているので、初期不良の対象にはならない。。。
不良ブロック発生の対処法はHDの初期化。ただの初期化ではない。
セキュリティオプションから「データをゼロ消去」を選ぶ。
以前にもやったことがあるので時間がかかるのはわかってるが、まずはやってみよう。
コピー不可のデータはたぶん救えないだろう。それはしょうがない・・・
と、ここまでは前向きだった。
でも、初期化を始めてまもなく「終了まで1日と1時間」と表示されたのを見たら、
もううんざりしてしまった。
こうしたトラブルが起こると、仕事が手につかなくなってしまう。
原因をはっきりさせて一気に解決させてしまいたくなるのだ。
でも、これから25時間だって?
だめだめ!やってらんない!
まずは問題の一台をMACから外して、しばらく忘れることにした。
アシ原にオオヨシキリの声がにぎやかだ。
アップを狙っていると、なわばり争いの激しさがよくわかる。
同じ場所で長く鳴きつづけているものは少ない。
エゴノキの葉をまくエゴツルクビオトシブミ。
5月の巻いているものを見送ってしまったが、花の咲くこの時期にも巻くようだ。
右はヒゲナガオトシブミ。キイロヒゲナガではない方の、である。
サルトリイバラにつくアカクビナガハムシ。
作り物のように鮮やかな赤の、1cmに満たないかわいらしいハムシだ。
右はトホシテントウ。
スズメウリだろうか、このところ草地のツル植物についているのをよく見かける。
エゴの花はそろそろ終わりだが、そこに見つけたヒメトラハナムグリ。
毛むくじゃらな姿は、一見するとマルハナバチのようでもある。
ついでに、エゴノキの花に来ていたマルハナバチ2種。
左はコマルハナバチの雄で右はトラマルハナバチ・・・だろうか?
マルハナバチの見分け方は、いまだよくわからないまま。自信がない。