オオシオカラトンボの雄の飛翔を撮影。ある時を狙うと、一度にこんな写真を何枚も撮影できます。
ある時とは産卵行動のことです。雌が水辺で飛びながら産卵しているその上で、他の雄の邪魔が入らないかホバリングしながら監視しているのです。時間は1分以上あったりしますから、うまくチャンスに巡り会えば楽に撮影できます。
実はこの時、望遠しか持ってなくて、足下の2匹を一画面に撮影することができませんでした。それで、だったら雄の飛翔撮影を狙ってみようと思ったのでした。
夏の忙しいときに、我ながら何をやっているのかと思いますが、
今までのブログに不満が爆発してしまいそうで、思い切って再スタートすることにしました。ついでに写真日記と音集めを一つのラインに統合します。これまでちょっとしんどかったもので。。。
調子が出るまでしばらくかかると思います。
まずはミンミンゼミの声はちゃんと再生できるかテスト
庄内に何カ所かツクツクボウシの生息地があります。ツクツクボウシは南方系のセミで、東京でもごく普通に見られます。温暖化の影響で分布をひろげているのでしょうか?私にはそうは思えません。ツクツクボウシの声を聞く場所はあまりに点々としていて、連続性がないのです。むしろ、古くはもっと色んな場所で声を聞くことができたのではないでしょうか。
エゾゼミの声には、ジリジリ・・・という感じの太い音が通っています。
遠くからでもしっかり聞こえる存在感のある声です。
小諸の海野さんのアトリエでは庭で盛大に鳴いていて、仕事に支障をきたすほどでしたが、遠くで聞く分には好きな声です。
あまり標高の高いところでは声を聞きません。
スギやマツなどの針葉樹を好むようです。
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パラボラマイク使用
2009年8月18日 大蔵村にて
同じくアカエゾゼミと思われる声。
エゾ・コエゾとは明らかに違う声が、川岸のブナ林に集中していました。
姿を見ていませんが、アカエゾに違いないと確信しています。
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パラボラマイク使用
2009年8月18日 大蔵村にて
山形の永幡さんにアカエゾゼミのすむ森へ案内してもらいました。
残念ながら姿は見えませんでしたが、それらしい声を録音してきました。
声のトーンはコエゾより太く、エゾよりやや高い感じ。
鳴き声の質よりも、あれ?と思ったのは一回の鳴く長さで、1分も続かず鳴きやんでしまいます。
延々鳴きつづけるエゾゼミ、コエゾゼミとは、この点で明らかに違っていました。
アカエゾゼミに間違いないと思います。
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パラボラマイク使用
2009年8月18日 大蔵村にて
寒河江と大蔵村を結ぶ国道485号線にて録音。
この道は初めて通りましたが、山深い道で車の音が少ない録音に適していると感じました。
まずはコエゾの声を録音。
連続的な音が数分続きます。
まるで変電所あたりで聞く電気的なノイズのようです。
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パラボラマイク使用
2009年8月18日 大蔵村にて
鳥海ブルーラインを上っていくと、エゾゼミの声は消え、
それまで聞こえていなかったコエゾゼミの声ばかりになりました。
エゾゼミの声より高いトーンではっきり違う声です。
でも、並べて聞き比べてみないと、案外わかりにくいものです。
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パラボラマイク使用
2009年8月15日 遊佐町にて
鳥海山の麓を走る鳥海ブルーラインにて録音。
海抜0mから1100mに一気にあがるこの道路、以前は有料でしたので何だかすごくお得に感じます。
標高の低い地点で聞こえていたのはエゾゼミでした。
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パラボラマイク使用
2009年8月15日 遊佐町にて
悲鳴というと何だか哀れな感じがしますので威嚇音としてみます。
つかまえたアブラゼミが手の中で暴れている様子です。
そのまま逃がしてみました。
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バイノーラルマイク使用
2009年8月9日 鶴岡市にて
今までは全てコンデンサーマイクでしたが、これはダイナミックマイクによる録音です。
対象に接近して録音するにはダイナミックマイクの方がいいのでは?
ずっとそう思っていたのですが試して正解でした。
芸能レポーター御用達のマイク。
モノラルでしか録れませんが耳に聞こえる音により近いように思います。
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