今年6月にPhotron社 FASTCAM SA2で撮影した映像より、YouTubeに一部アップしました。
今月初めに撮影した映像についても、ようやく編集作業が終了。
今日は、サンプルDVD及びBlu-rayを作成し、Photron社、そしていつもお世話になっているHさんあてに送る準備が整いホッと一安心。
今年6月にPhotron社 FASTCAM SA2で撮影した映像より、YouTubeに一部アップしました。
今月初めに撮影した映像についても、ようやく編集作業が終了。
今日は、サンプルDVD及びBlu-rayを作成し、Photron社、そしていつもお世話になっているHさんあてに送る準備が整いホッと一安心。
海外でGH2のファームウェアのハッキングに成功したニュースにちょっと前からグラグラ来ておりました。
GH2は1920×1080ピクセルのフルHDで60i撮影できる初のデジタル一眼カメラで、私も早速飛びついたわけですが、やや抑え気味のスペックに少々残念に思っておりました。24Pですと24Mbpsとまあまあのスペックですが、60iは17Mbps・・・。EOS Kissだって40Mbpsオーバーだというのに・・・もっとも方式がAVCHDで違うわけですが、そんながっかり感からか、撮影した映像が何だか薄っぺらに見えてきます。そこに福音のようなハッキング成功のニュース。
メーカーとしては有り難くない事に違いありません。でも、メーカーはファームウェアをアップして撮影画質を上げることなど考えてはくれないでしょう。そのスペックアップは、きっと新機種に盛り込むところと思います。
GH2はそのままでも素晴らしいカメラですが、本当の実力をまだ引き出せていないとしたら・・・?私はちょっと冒険してみることにしました。
大事な撮影が一段落ついたところでGO!
BootcampによりMacbookでWindowsXPを立ちあげ、PToolをセッティング、自分だけのファームウェアを作成。
GH2に読み込ませます。FSH(デフォルト17Mbps)を42Mbpsに、SH(デフォルト13Mbps)も35Mbpsへ一気にアップ!
感度800で、LEDライトをつけての撮影。モデルは庭で見つけたルリタテハの幼虫です。
ライトの効果でコントラストが上がり、まるでストロボで撮影した写真が動き出したかのような映像になっています。暗部のノイズはそれなりにありますが、なんというか、あまり汚い感じがしません。
同じ16GBのSDカードでハッキング前には2時間近く録れていたのが、ハッキング後は40分程度になりました。データが重くなったのは確かです。正直なところ、劇的によくなったように見えませんが、悪くなったところもありません。Macに取り込みFinalcut ProⅩで簡単な編集などやってみましたが、今のところ、困ったことは起きていません。
しばらく様子を見てみたいと思います。
ハッキングについては、以下のサイトにお世話になりました。
http://www.personal-view.com/talks/discussion/666/ptool-v3.62d-topic/p1
http://www.zeroplusplus.com/updated-42-mbps-gh2-ptool-v3-62d-patch-visual-instructions/
毎年の事のように、お盆を過ぎるとアブラゼミをよく撮っていないことに気づき焦ります。
特にまずいのが、鳴いているアブラゼミの映像にろくなものがないこと。
GH2にマクロ150mmをつけ、近所の公園に出てみました。
鳴いているもの優先にと思ったのですが、まず目に入ったのが産卵中の雌です。
これはラッキー!数の多いアブラゼミでも、産卵シーンはそう見られるものではありません。
産卵管は相当固そうです。そうでなければ、こう何度も何度も枯れ枝を突き刺すことはできないでしょう。また、腹端の動きは実に躍動的で、鳴くこともない大人しい雌のイメージとはまるで別物!!
これは全く動画向きなシーンです。動画だとすぐに理解できますが、写真だけでは正しく伝わりにくいはず。。。
実際に産卵シーンを見るまでは、私も子供の頃に図鑑で見た絵や写真から、ただとまって産卵管を刺してジッと大人しくしている姿しか想像できませんでした。
次はアブラゼミの鳴くシーン。
残念ながら音声は同録ではありません。
GH2の内蔵マイクではアブラゼミの鳴き声は対応不可。レベルを最小まで絞っても、ヒドイひずみが出てしまいます。
それで外部マイクで別録音ということになりますが、コンデンサーマイクではどうしてもひずみがちですので、ダイナミックマイクで録音したものを使います。
1人での撮影では同録も難しく、全く別のタイミングで録音した音声を編集上で合わせました。
結果は良好。不自然な感じはなく満足のいくものができました。
ただし、これはアブラゼミだからできるワザで、ミンミンゼミやヒグラシなど、鳴く時にお腹を大きく動かすセミでは使えません。
お盆のお墓まりに山形の実家に行ってきました。
ついでに庄内には少ないミンミンゼミの撮影をやってきました。
ですが、150マクロにビデオ一脚のみというお気軽スタイルでは、ブレが酷くてNGでした。
結構頑張ったのですが、暑さで頭もふらふら、いつもの調子もでません。
新しいFinalcut ProⅩの実力テストと思い、編集上で手ぶれ補正をかけてみましたが、元が酷ければやはり補正は不可能でした。
庭のバラに産卵するチュウレンジバチを見つけました。
ハサミで枝を切っても産卵を続けていましたから、そのまま室内に持ち込んでビデオ撮影しました。
風の影響がないので、詳細がよくわかります。
特に一回目のアップ映像。2枚のノコギリ刃で産卵孔を広げている様子が見えて面白いです。
山形新聞で連載中の「やまがた昆虫図鑑」。
おかげさまで好評をいただき、まもなく200回に届こうとしております。
その中で、私は1つ大きなミスをやっていたことに最近気づきました。
4月7日づけのニホンセセリモドキですが、ヘアペンシルを出しているのは「雌」として書いています。
これが大きな間違いで、私はもうしばらく勘違いしながら、この虫を観察しておりました。
正しくは「雄」です。
多くのガが雌が性フェロモンを発する行動と同じように見てしまっていました。
新聞紙面では訂正を入れることができませんので、まず、ここで訂正させていただきます。
もちろん、書籍版の発刊の際には、正しく修正したものをお届けします。
ニホンミツバチ、ビロウドツリアブ、ハナアブ、ハナバチ、ルリシジミ・・・
様々な虫たちが吸蜜・花粉集めに集まっていました。
パナGH2とシグマMacro150mmでの昆虫映像撮影は、今までにない楽しさがあります。
50mmマクロ+1.4倍テレコンより、断然これ↑がいいと思いました。
何より距離を取れるのが嬉しい!虫たちはこちらに気にしない自然な姿を見せてくれます。
ただし、カメラと虫の距離が離れたことで問題が1つ出てきました。集音力の低下です。
虫の羽音がないのがあまりに寂しすぎる・・・
というわけで、Youtubeのオーディオ入れ替え機能を使ってみました。
もちろん、ここは虫の羽音をしっかり入れてお見せしなければならないところです。
でかくなりますが、ガンマイクは必須と思いました。
体長1cmくらいのハナバチ。詳しい種名は不明です。
固い粘土質の地面に穴を掘っていました。
これから、土の中に複数の小部屋をつくり、花粉と蜜をつめて卵を産んでいくと思われます。
Panasonic LUMIX GH2 SIGMA Macro150mmで撮影
前日の観察会では、思わぬトゲアリの営巣地の発見に、1人大興奮してしまいました。長年見たかったものに出あえたものですから・・・。
これがその営巣地です。
翌日に改めて撮影に来ました。
コナラの巨木が倒れて樹洞がむき出しになってしまった、そんな感じのところに、いったい何匹いるんでしょう、まるでミツバチの蜂球のようにかたまっています。
こんなかたまりがもう1つ、同じ樹洞にありました。
冬の間、雪をかぶりながら、じっと辛抱してきたはず。いつまでもこうしてはいられないでしょうから、暖かくなってきて、もう間もなく新しい営巣地を見つけて移動すると思います。
こんなチャンスはもうあと数日のものかも知れません。
ラッキーでした。
鶴岡市大山より水沢にぬける県道での様子。
こんな悪天候でも人が歩いていたり、自転車が走っていたり(!)することもありますから、無理にスピードを上げてはいけません。
ちなみにスピードが出ているように見えるかもしれませんが、広角レンズのいたずらです。
実際は30km/hくらいで走っていると思います。
GoPro HDで車内から撮影した地吹雪の様子です。
前半は鶴岡から藤島にむかう国道345号線、後半は藤島から三川に抜ける県道50号線。
晴れていても視界の悪い地吹雪の様子がわかるでしょうか。画角170度の超ワイドレンズの映像の影響か、
実際は「前、見えなーい!!」の声にならない叫びの連続だったのですが、青空もきれいで緊迫感がたりません。
それと、この程度はまだ、ほんの序の口。
玄関からちょっと外に出るのもイヤになるほど風の強い日にはどんなことになっているのか、
私はまだ知りません。
GoProをちょっと改造して、マクロ仕様にしてみました。
最初のテスト撮影は、弓張平のクモガタガガンボです。
波の花をGoProで撮影してきました。
海の中に突っ込んでも大丈夫なカメラです。波の花をかぶったって、全然OKなのです!
せっかく波打ちぎわで撮影できたのですが、水滴が邪魔ですっきりしません。
車のフロントガラスに塗る撥水剤を塗ったらどうかな? メットのシールド用がもっといいかも知れません。。。
あまり表にはでてきませんが、「GoPro HD」は色んな方面で使われているようです。
最近、テレビの番組でもチラチラとそのカゲが見えますね。
フルHDで30fpsで撮影できますが、私は60fps撮影のできる720pモードで撮影しています。
フォーカス固定、露出オートのみ、ノーファインダーでの撮影と色々不便ではありますが、画角170°と超ワイド。
画質はサイズの割に高画質。使い方によってはかなり化けるはずです。
宝の持ち腐れとならないよう、今年は酷使してやろうと思います。
車の内側にカメラをセットして、雪の鶴岡を走ってみました。
170度の超広角映像で、車はガタガタゆれているのに非常に安定しています。
このカメラ、ただ車載カメラにつかうなんてもったいない、とても可能性を秘めた代物です。
特に水中撮影に可能性を感じているのですが、最短撮影距離が30cmというのが非常に残念なところです。
ところで、Youtubeの画質ですが、今後はHDでのアップは少なめにしようと思います。
また気が変わるかも知れませんが、今はその方がいいように思うのです。
新しいスタイルの動画撮影がおもしろく、色々撮影しています。
この日は雪の上に現れるクモガタガガンボを撮影してきました。場所は湯殿山の麓、標高700m付近。
前半に雄、後半に雄で構成しています。たぶん同じ種類と思うのですが、よくわかりません。
しばらくカメラを持って雪道を歩いてみましたが、やっぱり歩いているところしか撮影できませんでした。
歩いているばかりではつまらないと、私も思います。雄と雄の出会いなんて、自然状態で見るのは難しいのか?
ならば、雄の前に雌を置いてみるとかしてみようか・・・などと企んでみます。
ここからは写真です。
動画ではわかりにくい体の仕組みも写真だとバッチリ。
前翅は全くないわけではなく、極々小さなものが残っているのがわかります。
平均棍は何か役目があるのでしょうか。こちらは普通のガガンボと変わらないサイズがあります。
こちらは雄。後脚の腿節は雄と比べると明らかに太く発達しています。腹端は交尾器と思いますが、形状がとっても複雑です。
GH2とBORG71FL(焦点距離400mm)で月の動画撮影。
GH2のEXテレコンを使うと月はもう画面に収まりきれません。マクロでも望遠でも、この機能は大変に有効です。
OLYMPUSの1.4倍テレコンを加えて更に高倍率で覗いてみると、月のクレーターがぐんとリアルに見えてきました。
前半のレンズ構成:BORG71FL+1.4倍テレコンバーターGR
後半のレンズ構成:BORG71FL+1.4倍テレコンバーターGR+OLYMPUS EC-14
どちらもGH2のEXテレコンで更に2.6倍に拡大しています。
大気のゆらぎには透明感があります。これは先々が楽しみになってきました。
これまでは、フィールドスコープを使ったビデスコで鳥のアップを撮っていましたが、これからは動画の方も、
BORGを使ったり、スチルカメラ用のレンズを使ったスタイルにシフトしそうです。
正直、ビデスコは速写性にも画質にもやや難のあるシステムでした。
GH2のマイク端子について不勉強だったもので、いざ撮影となったときに、2.5mm端子である事に気づきました。
3.5mm端子で揃えていますから、使いたくても使えません。
というわけで内蔵マイクで小さくしか録れませんでした。
あとで2.5mm→3.5mm変換プラグを探しました。
ステレオのものなんてあるわけないかと思いましたが、意外にも、近くの電器屋さんに普通に売っていました。
ポケットラジオなんかで、2.5mm端子を採用しているものが結構あるようで、そのおかげのようです。
前日に届いたLUMIX GH2で、早速昆虫のビデオ撮りやってみました。
このカメラ、私はビデオカメラとしての導入です。
「60i」でありますが、HDで秒60フレーム撮影ができるレンズ交換可能なカメラをずっと待っていました。
本当はOLYMPUSがこれをやってくれるのを待っているのですが、その日も近いでしょうか?
YouTubeでは60フレームで再生できていませんので、スムーズに見えませんが、
テレビに表示するとかなり素晴らしいです。
この時の様子はもちろん写真にも撮っています。
翅のないタイプのタマバチはカシワに見つけました。
頂芽ではなく脇の小さな芽に産卵していました。
鱗状の芽の表面のすきまに産卵管をさしこんでいるようでした。