Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

カテゴリー: movie

  • 【約17倍スロー】コハクチョウの水浴び(2020年11月)【Chronos 2.1 500fps】

    ChronosにBORG71FLをセットして、最上川河口のスワンパークまで出かけました。日没後にねぐらに帰ってきたハクチョウが水浴びするシーンを狙おうと思ったのです。水しぶきが逆光でキラキラ光る綺麗な映像が期待して・・・

    ところが完全な空振りでした。白鳥たちのお帰りが遅すぎて、日没後の暗さのなか、ゲインアップしたり、フレームレートを落としても、暗すぎて話になりませんでした。以前撮影した時の良い記憶が蘇ります。

    カメラ:Chronos 2.1(Ver.0.5.1) レンズ:BORG 71FL
    撮影:500fps 再生60fps 2020年11月14日酒田市で撮影

    というわけで、4年前、Chronos2.1で撮影を始めた初期の頃の撮影データを引っ張り出してきました。日付は2020年11月14日です。当時は始めたばかりで色をはじめ現像処理を模索中でした。現在の設定で現像しなおしFHDから4Kにスケールアップし再編集しました。

    ↓こちらが撮影直後にアップした動画。う〜ん当時も頑張っています。
    新しく編集したほうが見劣りしないか心配になってきました。

  • 【180× SloMo】ツリフネソウの実が弾ける【Chronos 2.1】

    Chronos 2.1
    Micro Nikkor 105mmF2.8
    撮影:5406fps 再生:30fps

    Chronos2.1を購入したのは2020年10月。早いもので5年目に突入しました。自分でも意外でしたが、ツリフネソウの撮影は今回が始めて。カタバミの実が弾ける速度が爆速でしたので、ツリフネソウの実もきっとそのレベルに違いないと、はなから秒5000コマで撮影を始めましたが・・・

    予想以上にハイスピードでした。

    ツリフネソウの実は、皮にくるっと巻く力が備わっていて、縦に裂ける一瞬で開放されて爆発的に弾けます。きっと実が熟す過程で外側と内側に何か密度の差が広がっていって、力を溜め込むのでしょう。

  • 【音ありスロー動画】ツヅレサセコオロギ鳴く

    飼育下で鳴く様子をGH6の4K120Pで撮影。それをもとに音声ありの10%スロー動画を作成しました。

    ツヅレサセコオロギの声はリッリッリ・・・と同じ音を繰り返すのが特徴です。そのリッと1音に聞こえる音ですが、スローモーションで見ると、何度も翅を擦り合わせているのがわかります。そして音も擦り合わせるたびに出ていて、今回の映像ではなんと9回も細かく発音して、一つのかすれたリッという音を作り出していました。

    おっと気をつけなければならないのは、私達には1音に感じていますが、コオロギは細かく何度も翅を擦って発音している事は自覚しているはずです。

  • 【音ありスロー動画】シバスズ鳴く

    シバスズは体長7〜8mmの小さなコオロギ。公園の芝草などでビーー、ビーーと鳴いています。飼育下で鳴く様子をGH6のHFR240fpsで撮影しました。

    HFRだと音声同録のスロー動画を作成できます。シバスズの声は、ヒゲシロスズより振幅が細かく、編集では10%スローと5%スローを適用してみました。
    01:06 雌が近づき交尾に至るかと思われましたが、雌はそのまま離れてしまいました。雄は前後に震えながら熱く鳴き続けましたが・・・

  • 【音ありスロー動画】エンマコオロギ鳴く

    飼育下でエンマコオロギが鳴く様子を撮影しました。カメラはGH6の4K120PのHFRです。HFRは音声同録で撮影ができ、音声ありのスロー動画を作成できます。今回は10%スローを適用しました。

    右前翅の裏側にある一筋のヤスリを左前翅の縁でこすっています。

  • ジガバチ

    イモムシを運ぶジガバチを見つけて追いかけました。もうすっかり秋も深まりましたが、まだ狩りを続けています。

    〈本日のメモ〉
    ・庄内空港のコキアがすっかり紅く色づいた。
    ・田んぼにおりたコハクチョウの群れ。この秋初めて確認。声は数日前からよく聞く。

  • マツヘリカメムシ

    秋になると時々見るくらいに思っていたマツヘリカメムシですが、だいぶ数が増えているようです。よく晴れた青空のもと、いろんなところで見ました。越冬準備に入っているのでしょう。

    北米原産のカメムシ。日本で初めて確認されたのは2008年だそうです。
    私が庄内で初めて確認したのは2018年でした。

    【ウルトラスロー動画】マツヘリカメムシ【Chronos 2.1 2142fps/30fps】
    【超スロー】マツヘリカメムシ 翅の下には黄色い模様が【Chronos 2.1 2142fps/24fps】

  • 【音ありスロー動画】ヒナバッタ鳴くヒナバッタ鳴く

    後脚を翅にこすりつけて音を出す様子をGH6のHFR240Pで撮影しました。HFR撮影だと音声同録のスロー動画を作成できます。

    上方向への脚の動きではギーーと1音ですが、下方向へは途中にひっかかりがあるようで「ギッギッギッ・・・」と音が3つか4つに分かれます。ナキイナゴ同様に左右の脚の動きにズレがあるので、更に音が複雑になります。

  • ツマグロヒョウモン

    ポーチュラカの花壇に来ていたツマグロヒョウモンの雌です。高速度カメラChronos2.1で、花から花へ短く飛ぶ様子を狙いました。

    花壇の中で雌の美しさは際立っていて、存在感は抜群です。

    【 Chronos 2.1 】スローモーションの世界【 Slow Motion 】

  • ヒメアカタテハ

    ポーチュラカの花壇にて。高速度カメラChronos2.1でヒメアカタテハが花から花へ短く飛ぶ様子を狙いました。向かい風を受けて空中を漂うような飛翔です。

    【 Chronos 2.1 】スローモーションの世界

  • アキアカネの産卵

    朝からよく晴れました。田んぼの近くで車を走らせていていると、たくさんのアキアカネが単独またはお繋がり状態で同じ方向に移動していきます。山から一気に降りてきたようです。

    をを稲刈り後の田んぼには産卵するペアが多数。産卵の様子を高速度カメラChronos2.1で撮影しました。撮影1000fps再生60fpsで約17倍のウルトラスロー動画です。

    【 Chronos 2.1 】スローモーションの世界

  • ナツアカネの打空産卵

    毎年よく撮影できるポイントがあります。今年も一度だけ撮影のチャンスがありました。

    いつもの高速度カメラChronos2.1で撮影。1時間ほど頑張りましたが、本体メモリーからSSDへの書き込みに5分以上かかるので、また今日もわずかしか撮影できませんでした。
    といっても、卵が離れた瞬間がよく見える絵がまた少し増えたので、大満足。

    【 Chronos 2.1 】スローモーションの世界

  • オオカマキリ ハエも捕まえられない

    庭に刈った草を積んでいると近所の野良猫がよく糞をします。臭いんで嫌なんですが、今日は糞の近くにじっと動かないオオカマキリ一匹を見つけました。
    もしやと思った想像の通り、彼女は糞に集まってきたハエを狙っていました。ハンティングに集中するカマキリなんて、野外では滅多に見られません。これはすごい絵が撮れる!と期待して高速度カメラChronos2.1で撮影の準備にかかりました。ところが・・・

    超スロー動画で見えてきたのは、空中を舞うハエの速度にはまるで追いつけない、鈍いカマキリの姿でした。以前、オトコエシで見たのと同じです。チョウもつかまえる事ができないのですから、ハエなんてもっと無理。なんだか哀れに思えてきますが、不器用なりに諦めず狩りを続ける様子は感動的でした。

    【 Chronos 2.1 】スローモーションの世界

  • クルマバッタのジャンプ

    Chronos2.1 撮影2142fpsまたは1512fps 再生30fps

    かつて新潟松之山に長期出張した際に見つけたクルマバッタのポイントに、高速度カメラChronos2.1を持ち込みました。近場の山形県内で撮影したいのですが、クルマバッタ、いつまで経っても見つかりません。今年中に撮っておきたいと思いたって、車で片道4時間かかりますが、松之山に出かけてきました。

    現地について数歩踏み出したところで、すぐに数匹飛び立ってくれました。まずは無事にいてくれて一安心。以前より草がのびて、ちょっと居心地悪そうな場所になっていました。

    クルマバッタモドキと違うのは飛んでいる時に模様がよく見えること。模様がはっきりしている事もありますが、スロー動画を見るとジャンプ、羽ばたきのあと後翅を開いて滑空するのが分かります。これが模様がよく見える秘密でしょう。ピンボケなのがちょっと残念ですが、遠出して良かったと思える絵が撮れました。

    【 Chronos 2.1 】スローモーションの世界

  • ニラ畑にて

    ニラは今花盛りでチョウやガ、ハチなど様々な虫たちが訪れています。 高速度カメラChronosで色々撮影してみました。種名は字幕に。

    【 Chronos 2.1 】スローモーションの世界

  • 明るい時間に吸蜜 セスジスズメ

    時間は15時半〜16時半。カクトラノオで吸蜜するセスジスズメに遭遇し、高速度カメラChronos2.1で撮影しました。セスジスズメは夜行性だと思っていたので驚きましたが、その後ネットを調べると、夕方から花を訪れるとの記述がいくつか見つかりました。いや全く知らなかった・・・この時、少なくとも3個体、お花畑に張りついていました。


    こちらはいつもの自作虫の眼レンズでの撮影です。カメラはGH6でHFR120P収録。20%スローで見ると上下に細かく揺れているのがわかります。

    カクトラノオで長時間に渡って吸蜜していましたが、急な動きに敏感で、虫の眼ではなかなか近づけませんでした。

    【 Chronos 2.1 】スローモーションの世界

  • セグロアシナガバチの巣に大接近!

    自宅庭で見つけたセグロアシナガバチの巣です。GH6にいつもの自作虫の眼レンズを装着し大接近。カメラは三脚で固定しレンズ先端から2cmほどに迫りましたが、ハチたちは自然な姿を見せてくれました。

    余計な枝を切っていたら、思いがけず巣を大きく揺らしてしまい、ハチたちは当然大騒ぎで警戒態勢に入りました。でも、すぐに落ち着いてくれます。スズメバチに比べれば、とっても穏やかな彼らです。

  • セグロアシナガバチの送風行動

    暑くなった巣を冷やすため働きバチは翅を使って風を送ります。その羽ばたきの様子を高速度カメラChronos 2.1で撮影しました。勢いよく羽ばたいていますがハチは空中に舞い上がりません。この秘密は映像に写っているでしょうか。

    撮影:1000fps、2142fps
    再生:30fps、15fps

    【 Chronos 2.1 】スローモーションの世界

  • バッタの飛び立ち

    高速度カメラChronos2.1にSPACECOM 6mm(VHF6M‑MP)を装着してバッタの飛び立ちを撮影しました。このレンズは1インチ用のワイドレンズで、イメージサークルはChronosのM43センサーをフルにカバーできませんが、それは1000fps(1920 x 1080pixel) の場合でのこと。1,512fps (1280 x 1024 )、2,142fps(1280 x 720 ) なら問題ありません。

    しばらく眠らせてしまっていたレンズですが、もったいないことでした。

    【 Chronos 2.1 】スローモーションの世界

  • マダラバッタ 翅と後脚をこすり合わせて発音

    日差しがやや緩んだところで、草地のバッタを見に行きました。ショウリョウバッタは雄が多く成虫になっています。草のない地面むき出しのところには、マダラバッタやクルマバッタモドキが多く見られました。

    マダラバッタのピュル、ピュルっとカワイイ声が聞こえてきます。音をしっかり入れて鳴く様子を動画に撮ろうと思いました。


    一匹の雌に求愛する二匹の雄。右の雄が立て続けに二度、発音しました。この日は、脚を激しく動かしていても音が出ていないことの方が多かったですが、以前、たくさんの雄が鳴き交わしているのを見たことがあります。

    鳴き声はとても小さく、少し離れたところから望遠レンズで狙っていると、カメラマイクはもちろん、カメラにガンマイクをのせても、クリアに拾ってくれません。ガンマイクを長いコードでカメラと接続し、ブームの先につけて撮影しました。カメラは三脚につけ右手でカメラ操作、左手はマイクブームをホールド。一人で撮影しているので、思うように操作できませんが、なんとか撮影できました。

    【 Chronos 2.1 】スローモーションの世界