Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

【スローモーションで見る】ヤゴ 驚きのハンティング【Chronos 2.1 Highspeed】

今年6月に撮影した動画を再編集しました。

カメラ:Chronos 2.1 レンズ:Micro Nikkor 105mmF2.8
撮影:2142fps 再生:30fps コマ送り部分は7.5fps

アカトンボのヤゴは、獲物を捕らえる時にのばす下唇の先が、とんでもなく面白いことになっていました。おそらくアキアカネの幼虫と思います。2つに分かれる下唇の先は、内側に向かって長い毛が生えていて、まるで網のようにミジンコが捕らえます。この網のすごいところは、獲物に向けて繰り出す時に、ほとんど水流が発生しないこと。ミジンコは少しも流されることなく網の中に捕らえられます。

今年、高速度カメラChronos2.1で撮影した中で、一番面白かったものです。これまでずっと下唇の先は、獲物を挟むものとばかり思っていました。剛毛が網のようになる仕組み、夏に発表した時点では、まだ誰も気づいていない大発見ではないかと思ったのですが、YouTubeにアップして半年が経っても特に何の反応もありません。
なんだか悔しいので、もっとアピールしたいと思っています。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です