Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

クモガタガガンボ

新しいスタイルの動画撮影がおもしろく、色々撮影しています。
この日は雪の上に現れるクモガタガガンボを撮影してきました。場所は湯殿山の麓、標高700m付近。

前半に雄、後半に雄で構成しています。たぶん同じ種類と思うのですが、よくわかりません。


しばらくカメラを持って雪道を歩いてみましたが、やっぱり歩いているところしか撮影できませんでした。
歩いているばかりではつまらないと、私も思います。雄と雄の出会いなんて、自然状態で見るのは難しいのか?
ならば、雄の前に雌を置いてみるとかしてみようか・・・などと企んでみます。

ここからは写真です。
動画ではわかりにくい体の仕組みも写真だとバッチリ。
前翅は全くないわけではなく、極々小さなものが残っているのがわかります。
平均棍は何か役目があるのでしょうか。こちらは普通のガガンボと変わらないサイズがあります。

こちらは雄。後脚の腿節は雄と比べると明らかに太く発達しています。腹端は交尾器と思いますが、形状がとっても複雑です。


雌の後脚は雄のにくらべて貧弱です。腹端はずいぶん尖っていますが、どんなところに産卵するのでしょう。

雪の上には他にカワゲラやタマバチの一種も見られました。
 

それと、どういうわけか、雪の上に毛虫が何匹も見られました。

体長2cmほど。カレハガ科の幼虫と思います。


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