Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

カテゴリー: 昆虫

  • イナゴとウスイロササキリ

    イネの穂が立ちはじめた。
    まだ少しだけれど、これからどんどん稲穂が目立ってくる。
    P8051283 P8051304
    8月5日 山形県鶴岡市 E-520 14-42mm & シグマ150mm

    田んぼといえばイナゴだ。
    そろそろ成虫が出はじめていて、食べる葉っぱの量もすごい。食いあとが目立つ。
    写真の成虫はコバネイナゴの雌だろう。
    翅は長いようだけど、ハネナガイナゴはずっと長かったと思う。
    P8051315 P8051287

    シリリリ・・・と鳴くのはウスイロササキリ。
    今のところ、ササキリ類で声を聞いたのはこの種だけ。
    P8051335
    8月5日 山形県鶴岡市 E-520 シグマ150mm

  • ミドリシジミ

    実は今年になってようやくハンノキを認識した私。
    小国で永幡さんより現地指導してもらったおかげだろう、
    車を走らせていて、思いがけないところにハンノキ林を見つけることができた。
    ハンノキといえばミドリシジミだ。

    日没直後でタイミングもよかった.
    梢の方に確かにゼフィルスが飛んでいるのが見える。
    届かないなあ、今日は確認だけかなあと思ったところで、目の前に交尾中のものがいることに気がついた。
    まだ羽化したての雌がいるらしい。

    P8051463
    8月5日 山形県鶴岡市 E-520 14-42mm

    一度飛び立って別の葉にとまったところ。
    羽の重なりが変わって、雌の翅が手前にきている。
    やはりまだ新鮮な感じがする。
    P8051432
    8月5日 山形県鶴岡市 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン

    中学生の頃、やはり蝶好きの兄と西蔵王にミドリシジミを見に行こうとでかけたことがある。
    夏休みも後半に入った頃だったので、今頃いるのかよ〜とか言いながらだったと思う。
    でも、その判断は間違いではなかったようだ。
    あの時は見つけられなかったけど、今頃になって確かめることができた。
    事前の下調べはマメな兄ちゃんのことだから、きっとどこかで標本のラベルを
    しっかりチェックしていたのだろう。

  • クロカナブン

    子供の頃、山形ではよく見ていたクロカナブンだけど、小諸にはいなかった。
    一度、群馬に撮影に行ったときに見ただけだったと思う。

    川原のヤナギに一匹見つけた。
    クロカナブンはアオカナブンより遅く出てくるカナブン。
    今からもっと数が増えるだろう。
    P8031021
    8月3日 山形県鶴岡市 E-520 シグマ150mm

    つかむと独特の匂いが残る虫、という子供の頃の記憶・・・
    確かめようと思ったところで、落下→飛び去ってしまった。

    小学生の頃
    手に残った匂いを、イヤなんだけど、何度も確かめるように鼻を近づけては「くせっ」とやっていた。
    でもどんな匂いだったか、すっかり記憶が飛んでしまっている。

    次見つけたら撮影するより、そっちをまず確認しよう。

  • ノコギリクワガタの羽化

    飛島から帰ってノコギリクワガタの蛹が羽化しそうだと張り込みはじめたのだが、
    結局羽化したのは翌朝だった。
    前にも同じ経験がある。
    ノコギリクワガタの羽化は朝8時過ぎが要注意なのかも知れない。
    ちなみに、このノコギリクワガタは7/15〜17に東京に行っている間に蛹になっていたもの。

    08:11           09:19           09:30
    P8041082 P8041084 P8041100
    09:39           09:49           10:00
    P8041117 P8041152 P8041176
    10:20           12:00           15:07
    P8041200 P8041221 P8041260
    8月4日 飼育下 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン

    ところでこの撮影、実は結構やばかったのだ。
    約束があって30分ほどこの場を離れなければならなかったのだが、
    その間に羽化がスタートしてしまっていた。
    戻ってみたら二枚目の写真の状態だったのだ。
    わ〜やばい〜と慌てて再開したのだが、何とか主要な流れは押さえられた。ギリギリセーフである。
    欲を言えばうつぶせに姿勢を変える過程が欲しいところだが、まあ何とかOKだろう。

    ノコギリクワガタは必ずうつぶせになってから羽化を始めるが、
    その時にはだいたい背中が少し割れているように思う。
    以前撮影したときも、確かそうだった。

    一つ前から面白いなあと思っていたことを再確認できた。
    それは6枚目の画像。脱ぎきった殻をすぐにお腹の下に引き込み、
    丸めるようにして抱きかかえている。
    どうも、このあと翅をのばすときに踏ん張るための足場として、
    この抜け殻のまくらは重要そうなのだ。

    それと、画像を入れていないが、左右の後翅をのばすタイミングは一緒でなくともいいらしい。
    最初左だけ伸びて右がしわしわのままで、これは失敗かと思ったが、直後に右も伸びはじめた。
    それも、あっという間。
    一枚の翅が伸びるのに、1分もかからないように思った。

  • 飛島の昆虫たち

    飛島にすむ虫たち。
    取り立ててすごい虫はいなさそうだけど、
    どんな経緯でこの島に住み着くようになったのか考えると面白そう。
    それぞれに違ったルーツがあるのだろう。

    ヤハズカミキリにキボシカミキリ。
    それと、とにかく多かったのはゴマダラカミキリだった。
    P8029684 P8030747

    ヒメアカタテハにミヤマチャバネセセリ。
    他に見たチョウは、アゲハ、アオスジアゲハ、モンキチョウ、モンシロチョウ、
    ベニシジミ、ヤマトシジミ、アカタテハ(幼虫も)、ルリタテハ、クロヒカゲ。
    P8029718 P8020613

    トンボは、オニヤンマ、シオカラトンボ、コシアキトンボ、ウスバキトンボ
    ウスバキトンボは酒田飛島間の海上でも見た。
    海上といえばクマバチも見たのだが、あれは船についていたのだろうか、それとも・・・

    森に入ると、やたらアカヤマアリが気になった。
    ゴマダラカミキリやコメツキがつかまってもがいているのが痛々しかった。
    どうもたまたまアリの行進にぶつかり、狩り出されたようだった。グンタイアリの狩りみたい。
    写真はオオイタドリのアリマキ牧場で
    P8020028

    オオヒラタシデムシでいいのだろうか。ちょっと自信がない。
    午後、島の中央を走る道に何匹もいた。
    雄が雌の触角をかんでいるのは、よく見る光景。
    でも、ホント何でなんだろう?
    P8020478

    セミについてはミンミンゼミの声を聞くことはなかったが、ニイニイゼミとヒグラシは鳴いていた。
    また直翅目については、声のみの確認も含めると、次のような感じ。
    ヤブキリ、キリギリス、エゾツユムシ、エンマコオロギ(幼虫)、オカメコオロギの一種、
    フキバッタの一種

    続いてイヌザンショウに集まる虫たち
    やたら多かったのはアオハナムグリ。それと、小さなハイイロカミキリモドキ。
    さっき調べたら、このカミキリモドキもマメハンミョウのようにカンタリジンを持っているらしい。
    P8020293 IMG_0485

    アカスジツチバチにキイロスズメバチ。
    ハチは他に、コガタスズメバチ、キイロアシナガバチ、セグロアシナガバチを見た。
    もちろん、ハチについては他にもゴマンといるはずだ。
    P8020282 P8020201

    ハチに擬態した虫たちも多い。
    まずはムナブトヒメスカシバにホウジャク。
    P8029702 P8020242

    モモブトスカシバにユーラシアハラブトハナアブ。
    P8020199 P8020288

    スズキナガハナアブ。もっと撮りたかったのに、すぐに姿が見えなくなってしまった。
    P8020236

    これはイヌザンショウによくいる虫なのだろう。
    花を乗っけてモゾモゾ動いているのを見て、最初はクサカゲロウの幼虫かと
    思ったのだが、よく見たらシャクガの幼虫だった。
    花をつけて、花を食べて、ちょっと可愛らしいヤツだ。
    IMG_0474

    以上、もちろん、全てを書き切れていない。
    忘れないうちに、印象に残ったものだけ書き留めてみた。

  • 飛島のアオスジアゲハ

    8/2〜3は飛島に一泊して、撮影してきた。
    目当てのミンミンゼミは、声を聞くこともなく全くの空振りに終わったが、
    スゴイ数のアオスジアゲハに感激して帰ってきた。

    イヌザンショウに群れているアオスジアゲハ。
    この木には多いときは20匹以上吸蜜に来ていた。
    アオスジアゲハ慣れしていない私には、刺激が強すぎるー
    P8030849 P8020184
    ノブドウにも多く吸蜜に来ていた
    P8020061 P8029936
    8月2〜3日 山形県酒田市飛島 E-520 14-42mm&シグマ150mm

    酒田港より飛島までは、夏は一日2往復、定期船「ニューとびしま」が走っている。
    所要時間は90分。片道おとな2040円子供1020円。10時過ぎには上陸できる。
    P8030891 P8029630
    飛島は酒田沖約40kmに位置し、面積2.7km²
    対馬海流の影響を受け、年平均 気温は約12℃と温暖。
    巨大なタブノキの森が島全体をおおい、山形県の最北の地とはとても思えない光景が広がる。
    P8020034 P8029710
    8月2〜3日 山形県酒田市飛島 E-520 14-42mm

  • アブラゼミにニイニイゼミ

    家の近所はアブラゼミがすごい。
    アブラゼミに数では負けているが、ニイニイゼミもまだまだ元気に鳴いている。
    しかし、ミンミンゼミの声はしない。
    羽黒や田川の山あたりに行っていたけど、そこでも聞いていない。
    小諸ではほぼ同時期にアブラもミンミンも鳴き始めていたけど、ここは様子が違うようだ。

    今日、これから酒田に移動し、酒田沖の飛島に向かう。飛島は15年ぶり。
    家族サービスもあわせて、でも実はミンミンゼミに関心があってのことだ。
    永幡さん著の「白畑孝太郎」にも書かれてあった事を、自分の目と耳で確かめてきたいと思う。
    数日前の予報だとよかったんだけど、土日の天気はちょっとまずくなってきたなあ。。。

    鳴いているニイニイゼミ。
    鳴いている時は、左右に翅を開きお腹が見えている。
    P7319381

    とにかく多いアブラゼミ。
    アブラゼミも鳴くときは左右に翅を開く。
    P7319396 P7319422
    7月31日 山形県鶴岡市 E-520 シグマ150mm

  • 夏のトンボたち

    150mmマクロを手にすると、急にトンボを撮りたくなった。
    50mm+テレコンでやや苦戦していたストレスがいくらか解消された。

    P7308999 P7309101
    オオシオカラトンボ             シオカラトンボ
    P7309064 P7309005
    ショウジョウトンボ             キイトトンボ
    P7309011 P7309238
    アオイトトンボ          ギンヤンマ

    7月30日 山形県鶴岡市 E-520 シグマ150mm

    小さな池でテリトリーを張るギンヤンマ。
    撮りやすそうな飛び方なので、いっちょやってみるかとカメラを向けたのだが、適度に手強いので、ついついはまってしまった。
    割と早いうちに、まずまずのカットが撮れたのだが、もっとイイ感じをと欲が出たら、それ以降は外してばかり。。。

    こちらはムービー


    7月30日 山形県鶴岡市 EX-F1 300fps

  • ヒグラシ

    夕方、鳴き声をたよりにヒグラシを探した。
    シルエットで見ると、雄はお腹が透けて見える。
    この大きな空洞は、音を共鳴させるのに有効であるらしい。

    P7309262

    ストロボをたくと、まるで印象が変わってくる。
    ヒグラシは茶色と緑色の模様がはっきりした、割と綺麗なセミだ。
    左が雄で右が雌。
    お腹は、形も大きさも、雄と雌でまるで違う。
    P7309288 P7309249
    7月30日 山形県鶴岡市 E-520 シグマ150mm

    梅雨明け後に庄内で聞いたセミの声は、ニイニイゼミにヒグラシ、アブラゼミ、エゾゼミ。
    ミンミンゼミ、チッチゼミはまだ聞かない。
    おそらく、ツクツクボウシの声も聞くことができるはずだ。

    この間、高舘山でエゾゼミだけど、ちょっと?な声を聞いた。
    あれはアカエゾゼミだったのではないかと、ちょっと気になっている。

  • エゾツユムシ

    数日前のこと。庄内空港近くでエゾツユムシの声を聞いた。
    ちょっとテンポが早いような気もするけれど、気温が高いためだろうと思うことにした。

    その時録音した声は音集めに公開しました。
    ついで、昨日写真を載せたスズムシの声も。

    普通に太陽光モードで撮影したら、妙に茶色っぽくなってしまった。
    夜の感じを出すために、色温度を4000Kで現像しなおしてみた。
    P7268433

    エゾツユムシはとにかくジッとしてない。
    鳴きながら歩いていることも多い。
    ライトで照らしながら、ずっと動きを追っていたが、突然とまった。
    何だろうと思ったら、ヒメジョオンの花びらを食べていた。。。
    P7268478
    7月26日 山形県鶴岡市 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン

  • マメハンミョウ

    月山牧場の奥、やや標高の高いところでの事だ。
    ふと足下を見てビックリというか、背中のあたりがざわっとした。
    何だかスゴイ数がいる。。。
    P7268388

    マメハンミョウだ。
    赤と黒の姿はダテではなく、れっきとした毒虫だ。
    体液にカンタリジンを含み、手につくと火傷に似た炎症を起こす、そうだ。
    私はまだ経験がない。

    甲虫だが、翅は柔らかく、まるで飛べそうにない。
    仲間を押しのけながら歩き回り、もくもくと葉を食べている。
    あまり爽やかな虫ではない。
    P7268368
    7月26日 山形県鶴岡市 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン

    気づかず何匹か踏みつぶしてしまったかも知れない。
    この虫との出会いはいつもそんな感じで、いるところにはスゴイ数がいる。
    数の多さに、ちょっと具合が悪くなった。
    (ブログを数日さぼったのはこれが原因ではありません。。。)

    P7268195
    7月26日 山形県鶴岡市 E-520 魚露目レンズ

  • スズムシ

    いつから鳴き始めていたのか、もうスズムシの季節に入っていた。
    最初に声を聞いたのは、7月24日。

    スズムシの声は主に海沿いに聞くことができる。
    この日は、湯野浜に近い、松林のせまる原っぱで撮影した。

    鳴く声をたよりにそろりそろりと近づいていく。
    変に草にぶつかると、鳴きやんでどこかにいってしまいそうなのだ。
    慎重に、とにかく慎重に。。。

    そうして10分くらい格闘した結果撮れた一枚。
    アレチマツヨイグサの幹、地上30cmほどの高さにとまって鳴いている。
    別のもう一匹もそのくらいの高さにいた。
    P7268409

    でも、夜8時すぎにそんな動きをしていたら、ヤブカの餌食になってしまう。
    また虫除けを持たずにいってしまったので、ヒドイことになってしまった。
    でもまあ一応撮影はできたので、まだマシであろう。

    上のスズムシと同じ個体。
    何度も正面からフラッシュをくらったので、さすがに嫌がって降りてしまった。
    P7268414
    7月26日 山形県鶴岡市 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン

  • アブラゼミの羽化

    夜、近所の公園に行くと、アブラゼミの羽化がたくさん見られるようになってきた。
    でも、まだまだピークという感じではない。
    地面に開いた穴の数がそれほどではないからだ。

    ぶら下がっている状態を下から魚露目でのぞいてみたら、結構カワイイ。
    でも、虫嫌いな人にはやっぱり「やめて〜」なキツイ写真だろうか?
    P7227466
    7月22日 山形県鶴岡市 E-520 魚露目レンズ

    公園を一回りした後、数匹持ち帰って庭で羽化の連続写真にトライ。
    もっと早い時間に動き出せばいいのに(私が)、結局11時近くスタートとなってしまった。
    ちなみに上の魚露目での写真は8:30の撮影。これくらいが普通だと思う。

    10:31        10:51        10:56        11:00
    P7227544P7227552P7227558P7227562
    11:05        11:10        11:17        11:29
    P7227575P7227583P7227592P7227601
    11:38        11:38        11:42        11:50
    P7227613P7227618P7227624P7227634
    7月22日 山形県鶴岡市 E-520 50mmマクロ

  • シャチホコガ科の幼虫?

    クリの葉に、面白いガの幼虫を見つけた。
    シャチホコガ科だろうか?
    食べあとの形にピッタリ体を合わせるようにとまっていた。

    最初、この辺りを見ていて何か違和感を感じた。
    あれ?何か変・・・あ!幼虫めっけ。
    P7217373

    平べったい形をしていたように思うのだが、写真からは判断つかない。
    今となっては背中側からも撮ればよかったと思う。
    暑さでちょっと判断が鈍っていた。
    P7217368
    7月21日 山形県鶴岡市 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン

    ついでに、こちらは前の日に見つけたアケビコノハの幼虫
    P7207086
    7月20日 山形県鶴岡市 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン

  • モモチョッキリ

    モモチョッキリといっても、モモばかりチョッキリするわけではないようで。。。

    今日は、直径2cmほどの小さなナシの実についているのを見つけた。
    P7217338
    7月21日 山形県鶴岡市 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン

    お腹を実につけて、産卵しているようだ。
    しかし、枝に傷を入れる様子を見ないうちに、気がついたらいなくなっていた。

    この一匹も、次に産卵に移るかと思って、
    5分ほどしてからもう一度見たのだが、いなくなっていた。
    近づきすぎて脅かしてしまっただろうか。
    P7217353
    7月21日 山形県鶴岡市 E-520 魚露目レンズ

  • アブラゼミの羽化

    今年初めて、近所の公園でアブラゼミの声を聞いた。
    地面にはアブラゼミのものらしい、穴がいくつかあいている。
    夜にまた出てみたところ、20時半くらいで、ちょうど背中が割れたところのものが数匹いた。
    まだ、それほど数は多くないらしい。
    P7207110
    ブランコ近くで、登る場所が見つからずウロウロしている幼虫がいたので、
    自宅の庭に持ち帰って撮影を試みた。

    だが、結果、なんと羽化失敗だった。
    どういうわけか、後ろ足が左右とも、附節が未熟でツメがない。
    連続写真を撮ったものの、ぶら下がっている状態など、肝心なところで妙な違和感がある。

    後ろ足が未熟で、起き上がれるか心配だったが、まるで問題なかった。
    P7207232

    P7207259
    7月20日 山形県鶴岡市 E-520 50mmマクロ

    まあ、まだまだチャンスはある。がんばろう。
    今回はいい練習になった。

  • ノコギリクワガタの蛹化

    幼虫は、結局、注目し始めて7時間後に蛹化した。
    前蛹の状態になってからも10日ほどあったし、とにかく気長に待たないと。。。

    まず一枚目の写真は、蛹化開始約1時間前。15時56分
    腹端によせられた薄皮がしわしわになってきている。
    すでに気管の脱皮が始まっていて、腹端に近い方の気門に白いすじが見えている。
    P7196884

    以下、撮影時間は順に、16:51、17:01、17:09、17:10、17:17、23:38
    P7196913 P7196926 P7196938
    P7196945 P7196965 P7197026
    7月19日 飼育下 E-520 50mmマクロ

    頭が割れて、大アゴが完全に出るまでは、予想以上に時間がかかる。
    というのは、大アゴが大きくなるのはこの時だからだ。今回も20分かかった。
    カブトムシの角のように、脱いでから伸ばすのではないのだ。

    今回の撮影は、前半、真横からしか狙えなかったことと、
    前回撮り逃した蛹よりも小振りだったことが、ちんとばし残念だった。

  • 松戸市六実小学校での授業

    一昨日まで東京に行っていた。
    7/16は千葉県松戸市の六実小学校に呼んでいただいて、6年生達と校庭の昆虫撮影会。
    校庭にも樹液がでる木があってカナブンがきていたり、アオスジアゲハもたくさん飛んでいて、
    住宅地の中の学校といっても、なかなか素晴らしい環境だった。
    「先生、先生」と子どもたちに色々質問されながら、楽しい時間を過ごしてきました。

    子供の相手に精一杯で、気がついたら自分はほとんど撮影していなかった。
    同行されたmu_15さんに、この時の写真を送っていただきました。
    IMG_2091s IMG_2084es
    IMG_2047s IMG_2057cks

    校庭で唯一撮ったのがこの真っ白な虫、アオバハゴロモの幼虫だ。
    ロウ物質を分泌し、自分だけでなく周囲をも白く染める。
    もっと早く見つけていれば、子どもたちに見せてあげられたのだけど。。。
    もしこのブログを見たら、ぜひ探してみてね〜
    IMG_0192
    7月16日 千葉県松戸市 EOS KissD X MP-E65mm

    昨日7/17は、JPSの新人会員展のオープニングに参加。
    この時も、写真は撮ってませんでした。。。
    いつもお世話になってます、田中博さんの日記をご覧下さい。

  • ノコギリクワガタ蛹化近そう

    もう一匹の前蛹も、そろそろ脱皮が近そう。
    といっても、蛹化直前は腹端に寄せられた皮がしわしわになってくるので、
    まだ何時間かかかりそうな状態だ。
    でも、時間を予想できないので、しばらく様子を見ていたい。
    P7196841
    7月19日 飼育下 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン

  • ノコギリクワガタの蛹

    鶴岡を離れている間に気がかりだったものが、やっぱり終わっていた。
    すぐに撮影できるようにセットしていた、クワガタムシの幼虫は蛹に。。。

    ちなみに、このクワガタは5/18に載せた幼虫を飼育していたもの。
    ノコギリクワガタの予想は正しかったようだ。
    P7186814
    7月18日 飼育下 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン

    まだ一匹、前蛹の状態のものがいるので、こちらで再度挑戦してみよう。