飛島から帰ってノコギリクワガタの蛹が羽化しそうだと張り込みはじめたのだが、
結局羽化したのは翌朝だった。
前にも同じ経験がある。
ノコギリクワガタの羽化は朝8時過ぎが要注意なのかも知れない。
ちなみに、このノコギリクワガタは7/15〜17に東京に行っている間に蛹になっていたもの。
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8月4日 飼育下 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン
ところでこの撮影、実は結構やばかったのだ。
約束があって30分ほどこの場を離れなければならなかったのだが、
その間に羽化がスタートしてしまっていた。
戻ってみたら二枚目の写真の状態だったのだ。
わ〜やばい〜と慌てて再開したのだが、何とか主要な流れは押さえられた。ギリギリセーフである。
欲を言えばうつぶせに姿勢を変える過程が欲しいところだが、まあ何とかOKだろう。
ノコギリクワガタは必ずうつぶせになってから羽化を始めるが、
その時にはだいたい背中が少し割れているように思う。
以前撮影したときも、確かそうだった。
一つ前から面白いなあと思っていたことを再確認できた。
それは6枚目の画像。脱ぎきった殻をすぐにお腹の下に引き込み、
丸めるようにして抱きかかえている。
どうも、このあと翅をのばすときに踏ん張るための足場として、
この抜け殻のまくらは重要そうなのだ。
それと、画像を入れていないが、左右の後翅をのばすタイミングは一緒でなくともいいらしい。
最初左だけ伸びて右がしわしわのままで、これは失敗かと思ったが、直後に右も伸びはじめた。
それも、あっという間。
一枚の翅が伸びるのに、1分もかからないように思った。
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