ハッチョウトンボの雄同士のテリトリー争い。前半はパナGH5のスロー動画、後半はChronos 2.1によるスーパースロー動画です(冒頭のワンカットはノーマルスピード)。
肉眼だと高速でグルグル二匹で回っているだけのようですが、スーパースローで見ると、お互いにらみ合い、互いに牽制しあって、複雑に飛んでいる様子が見えてきます。
ハッチョウトンボの雄同士のテリトリー争い。前半はパナGH5のスロー動画、後半はChronos 2.1によるスーパースロー動画です(冒頭のワンカットはノーマルスピード)。
肉眼だと高速でグルグル二匹で回っているだけのようですが、スーパースローで見ると、お互いにらみ合い、互いに牽制しあって、複雑に飛んでいる様子が見えてきます。
高速度カメラChronos 2.1で、スジグロシロチョウのホバリングを撮影しました。
実は画面の下に交尾拒否の雌がいて、その上を、雄が未練がましく飛び回っているという状況です。はばたきの様子をじっくり観察させてもらいましょう。
野外で鳴いている姿を撮影するのは非常に困難なエゾスズです。ガラス水槽で飼育しながら鳴いている様子を撮影しました。後半、オス同士が向かい合って争います。でも、エンマコオロギのように大アゴで噛み合ったりせず、どうやら右側が勝ったようですが、それほど闘いを好まないようですね。
エゾハルゼミも結構歩きまわりながら鳴く撮影が難しいセミです。ヒグラシよりも一回り小さく、ブナの高いところで鳴いている事が多いので、なかなか見つかりません。この日は双眼鏡を忘れてしまって、余計に苦労しました。
GH5 + DMW-XLR1Sennheiser + MKH8060
ZOOM F6, Sennheiser MKH8020s, 2021年6月19日 鶴岡市
とっても久しぶりの音集めPodcastです。鶴岡市のキンヒバリの声。ウグイスやアカショウビン、クロツグミ、ホオジロほか、鳥の声もたくさん入っています。ケラの声も・・・
しばらく6月の鶴岡から遠ざかってしまっているあいだに、とっても生息範囲が広がっていることを知りました。数もずっと多いです。
キンヒバリも長翅型が出るそうですから、長距離を移動して一気に分布を拡げるのかも知れません。
自作虫の眼レンズを使ってカブトムシの蛹化の撮影にトライしました。土の中に作られた蛹室に潜入して観察するイメージで作画しましたが、画質はともかく自作虫の眼レンズがぴったり。今までにない絵が撮れたと思います。
前半はパナGH5Sによるスロー動画、後半はChronos 2.1によるスーパースロー動画です(冒頭のワンカットはノーマルスピード)。
獲物を捕らえる大アゴの動きは秒3000コマでも一コマ分しかありません。まさしく一瞬で閉じられます。何かバネじかけのような強力な破壊力を感じます。
裏面の白い斑紋が美しく、ヒョウモンの中では私はやっぱりウラギンが一押し。出始めで傷や破れもなく、美しい状態をハイスピードで撮りたかったので、今日の出会いは嬉しかった!
翅の表面の細かい毛がゆれる様子が美しく、アップでリプレイしてみました。
飼育下で撮影したスズムシの孵化の様子。実は、それほど手間もかかってなく、数日前にホームセンターから買ってきたばかりのスズムシの卵です。袋の中で半分くらいが孵化していました。たぶん、そのまま放置され処分されるところ、ぎりぎりセーフでした。これから色々撮影させてもらいましょう。
まず地上に出てくるのはエビのような姿の前幼虫。体が半分くらい地表に出ると動きを変え脱皮して、一齢幼虫となります。孵化直後の幼虫はご覧のとおり、透き通るような真っ白な姿ですが、一時間もすると黒くなります。面白いと思ったのは長い触角を下唇ひげで引き抜くところ。成虫に羽化するときも同じような動きが見られます。
飼育下でもなかなか観察しにくい孵化シーンと思います。この動画で、じっくり観察してみてください。
アゲハの幼虫がサンショウの葉を食べる様子を高速度カメラChronos2.1で撮影。
撮影1000fps(1920×1080)、再生24fps, 60fps
FHDの動画を最大600%トリミングしています。
Chronos 2.1でハッチョウトンボの産卵シーンが撮れました。けれど、このシーンは秒1000コマで撮る必要もなかったかも。2〜3秒撮影してSSDへの書き出しに数分かけてしまうので、ワンチャンスしか狙えませんし、いいことありません。雄にはずっとピントがあっていますが、雌にピントが合っているのはわずかしかありません。次にチャンスがあったら絶対GH5のVFRで撮影します。
トリミングなしのFHD1000fpsの動画をAdobe DNG RAWのスーパー解像度で4K化しました。
ハッチョウトンボ雄の飛翔を高速度カメラChronos2.1で撮影。
真っ赤に成熟した雄が目立ってきました。飛び立ちの瞬間はスローでもあっという間に画面から消えてしまいますが、戻ってくるところは比較的ゆったりと飛翔の様子を観察できます。前翅と後翅は全く違う動きをしていることがよくわかります。
たぶんナミハンミョウの幼虫です。巣穴から顔を出したり引っ込めたりしているだけの動画、獲物を捕るシーンはありません。
それでも、昆虫好き、ハンミョウ好きなら、飽きずにずっと見ていたいシーンかもしれませんね。
マガリケムシヒキの飛び立ちの様子を高速度カメラChronos2.1で撮影。
面白かったのは3カットめ(4カットめは同じ映像のトリミング)。くるっと回転しながら後方に飛び立ちますが、なんか無駄に回っている感じがします。たぶん右回りだってできると思うのですが・・・。この一匹は左回りが得意で無駄とわかってもつい左回りでやってしまうとか、左回りがいいと思ったけど余計回らなければならなくなってしまったとか、想像しながら見ると楽しい映像かもしれません。
ハラビロトンボ雄の飛翔を高速度カメラChronos2.1で撮影。
いつも通っている湿地ではトンボのシーズンが始まっていました。ハラビロトンボは青く成熟した雄たちが水辺にテリトリー争いを繰り広げています。ハイスピードカメラの性能は十分なのですが、操作する人間の頭と手が追いつきません!
ハッチョウトンボ雌の飛翔を高速度カメラChronos2.1で撮影。
6月の鶴岡は実に3年ぶりです。虫たちが一番活動的なこの時期は長期に出稼ぎ仕事に出ていることも多いのですが、ホームグラウンドで自分のための撮影ができないのは大問題です。ハッチョウトンボにカメラを向けるのも、いったい何年ぶりでしょう?
体長2cmほどの日本で一番小さなトンボです。今回の動画は雌だけです。以前、雄ばかり撮って雌の素材がなかったので、まず撮影しなければと思っていました。小さくて撮りにくそうですが、高速度カメラとの相性はよく、少し広めにフレーミングすると色んな動きを見せてくれます。
庭のサンショウではアゲハの幼虫が成長中。脱皮前の3齢幼虫を室内に持ち込み、4齢に脱皮する様子を撮影しました。
アゲハの幼虫というと、緑色に目玉模様が特徴的な5齢幼虫の印象が強いですが、4齢までは鳥の糞によく似た黒白の幼虫です。その黒白の幼虫も、脱皮直後は突起や頭部がオレンジ色で、まるで別の幼虫のようです。
脱皮後、幼虫は体が固まるとまず脱皮殻を食べます。今日は脱皮完了から抜け殻を食べ始めるまで1時間以上かかりました。1:16〜1:29にその変化が見えます。脚も頭も黒っぽく色づいていきます。
GH5&Canon EF180mm F3.5Lマクロで撮影。4K固定フレームで撮影の動画からFHD編集。最大300%トリミング編集しています。
ツマグロオオヨコバイは、吸汁しながら、数秒に一度、排泄物をポンと飛ばしますが、たまに体に塗りつける行動が見られます。後脚の脚先に一粒つけて翅に移し、それを何度か続けて十分な量がたまると、次に後脚のすねを使い翅全体に薄くのばしていきます。
これは排泄物に含まれるワックス物質で翅をコーティングする行動じゃないかと思います。随分前に自分のブログにも書いたことがありますが、今見返すと結構断定的に書いていてびっくりします。すべて想像で書いていますので・・・
ツマグロオオヨコバイ
脛節の毛が排泄物をのばすブラシの役目をしているのではと、すでにこの時書いています。すっかり忘れて、今回動画を撮りながら全く同じような事を考えていました。
ウスバシロチョウの飛翔を高速度カメラChronos2.1で撮影。
5月はウスバシロチョウのシーズン。でも、なかなか撮影のチャンスに恵まれず、せっかくChronosがあるのに、花に来ているウスバシロチョウが楽しいのに、今年は終わってしまうのか。いやいやそんな残念なことになってたまるかと、山間の少し春の遅いポイントに行くと、嬉しいことに、そこはちょうど最盛期。しばし撮影に没頭できました。今年最後のチャンスになりそうですが、とってもいい時間を過ごすことができました。
とはいえ、実時間5秒以下の撮影に対し、記録に10分も20分もかかってしまう、ハイスピードカメラでの撮影です。カット数はそれほど稼げないし、記録中に目の前でものすごくいいシーンを眼にしても撮影できず見送るしかなかったりで、ストレスいっぱいでもありました。
今年5月、自作虫の眼レンズ装着のGH5Sでスロー動画を撮影したウスバシロチョウです。飛翔シーンの画質がイマイチでYouTubeアップを見送っていましたが、試しにぼかしレイヤーを乗っけてフォギーな絵にしてみたら、ちょっといい感じなりました。0:46〜1:33の吸蜜シーンはノーマルです。
撮影:180fps 再生:60fps 時間を3倍にのばしています。