Chronos 2.1(ver.0.7.0)
Micro Nikkor 105mmF2.8
Nikon Ai-s NIKKOR ED 300mm F4.5 IF
撮影:1000fps、2142fps 再生:30fps、60fps
ぼやぼやしているうちに、だいぶ稲刈りが進んできました。ナツアカネの産卵に良いポイントを見つけ、少し撮影できました。ナツアカネは打空産卵で、稲の上から卵をばらまきます。
1:04 雌の腹端から卵が離れるのがよく見えます。
1:30 雄が風にのってホバリング中
Chronos 2.1(ver.0.7.0)
Micro Nikkor 105mmF2.8
Nikon Ai-s NIKKOR ED 300mm F4.5 IF
撮影:1000fps、2142fps 再生:30fps、60fps
ぼやぼやしているうちに、だいぶ稲刈りが進んできました。ナツアカネの産卵に良いポイントを見つけ、少し撮影できました。ナツアカネは打空産卵で、稲の上から卵をばらまきます。
1:04 雌の腹端から卵が離れるのがよく見えます。
1:30 雄が風にのってホバリング中
カブトムシの孵化を撮影しました。
卵をケースから掘り出してから10日後、卵の表面に大顎が透けて見えるようになってから3日ほどで孵化しました。
卵が破れる瞬間は0:30
孵化直後の幼虫の頭部は最初艶がなく小さめですが、30分もすると大きく膨らみ、表面がつやつやしてきます。更に30分もすると、頭部は茶色く色づき始めます。
今回の動画は↓これの修正版です。 https://youtu.be/bZ5VMazF788
Chronos 2.1
Nikon Ai-s NIKKOR ED 300mm F4.5 IF
撮影:1000fps 再生:60fps、30fps
Ver.0.7.0でもDNGで撮りたい!でも、正しい色が引き出せない! 解決策を求めて彷徨っているうちに、X-rite ColorChecker にたどり着きました。こんなカラーチャートに2万円近く費やすことに迷いがありましたが、結果は予想以上に素晴らしいものでした。
この色だったんだね!ようやく辿り着くことができました。
前の色に満足しかけていた自分・・・本当にどうかしていました…
Chronos 2.1(ver.0.7.0) H.264記録
Micro Nikkor 105mmF2.8
撮影:1000fps 再生:60fps、30fps
家庭用扇風機を野外に持ち出しオニヤンマのホバリングを高速度撮影!といっても決して楽な撮影ではありませんでした。
後脚を片側だけ下げているのは何故でしょう。地表近くの低い位置でホバリングする2個体で確認できました。ホバリングの羽ばたきは速く、今回は1000fpsで撮影しましたが、まだチャンスがあれば2000fps、3000fpsで撮りたいです。
扇風機を回しはじめ最初にオニヤンマが近づいてくるまで30分は待ったでしょうか。オニヤンマは地上に落ちた扇風機の翼の影に関心をしめしたり、扇風機に突進を繰り返したり、ときに激突して気絶(?)したりで、期待したような安定したホバリングをしてくれません。
どこでホバリングを始めるかも予想できず、気がつくとポツンと5m以上離れた場所でホバリングしていたこともありました。更に撮影に至ってもすぐに離れてしまったり、期待したほどの成果が得られずでした。でもまあ、全然撮れないよりはよかったです。
扇風機の工夫次第では、もっと安定した撮影ができそうですが、風量調整、角度調整、首振りなど色々試しただけでは、オニヤンマの近づき方に変化は感じられません。ちなみに、しばらく1000円くらいのUSB充電式の小型扇風機を携帯して、オニヤンマの通り道を見るたびに試していましたが諦めました(一度だけ、カメラの準備がない状態で5秒ほどホバリングしてくれたオニヤンマがいましたが・・・)。普通の大きな扇風機に試したら一日で成果が出て、もっと早くに試せばよかったと思いました。
Chronos 2.1(ver.0.7.0) H.264記録
Micro Nikkor 105mmF2.8
Nikon Ai-s NIKKOR ED 300mm F4.5 IF
撮影:1000fps 再生:60fps
Chronos2.1のバージョンアップで画質向上と喜んだのですが、実はその後CinemaDNGのカラー処理にずいぶん悩まされました。前回の「キアゲハの求愛」は今見るとひどい色で、削除したくなっています。いろいろ試した結果、最後に出した結論は、なんと!かつて色の悪さに早々に切り捨てたH.264で記録するのがベストであるということ。今回のH.264の絵は自然で自分好みの色です。カクトラノオのピンクがとってもいい感じ!
H.264での記録ならSDカードへの書き込みでも格段に短時間で済み、当然データ量も少なく、更にパソコンに落としてすぐに動画を使えます。最初からこの色が得られれば、わざわざCinemaDNGを使うことはありませんでした。たぶん。
Chronos 2.1 Nikon Ai-s NIKKOR ED 300mm F4.5 IF
撮影:1000fps 再生:60fps、30fps
Chronos 2.1がバージョンアップで劇的に画質向上しました!前回のVer.0.6.0はハイライト処理に不満があって、ずっとVer.0.5.1を使い続けていましたが、今回のVer.0.7.0はなかなかに素晴らしいです。今のところ不満が見つかりません。色味も改良されて補正なしで使えるレベルになりました。キアゲハの色もソバの花の白も満足できる発色で、晴れの日差しがとてもリアルに感じられます。いつものように編集したら、ちょっとコントラストが強すぎる絵になってしまった感じです。
数日後に見たらすっかり気が変わってしまいました。なんと奇妙な色でしょう。改良されたと思いたくて目が曇っていたようです。色々手を尽くしましたが、今回のCinemaDNGの色補正はちょっとお手上げです。その後気がついたのは、H.264の最もデータの軽い記録方式がすごく素直で美しい発色なことでした。
また、今回のバージョンアップは外部メディアへの書き込み速度が30%アップとのこと。確かに、はっきりと体感できるスピードアップで、これが一番嬉しい改良でした。
ニラの蕾にとまりテリトリーを見張る一匹のミヤマアカネ。
Chronos 2.1(ver.0.7.0)
Micro Nikkor 105mmF2.8
撮影:2142fps、3358fps、5406fps 再生:30fps
撮影レートを2000fps、3000fps、5000fpsと変えて撮影しました。
野外で普通に撮影できるのは5000fpsまでか
撮影:180fps 再生:60fps 時間を3倍にのばしています。
林道の獣糞(たぶんタヌキ?)にたくさんのキチョウが群れて吸汁していました。自作虫の眼レンズ装着のGH5Sを置いて、スロー動画を撮影しました。このレンズの場合、3倍程度のスローでかなり虫たちの速度に近づける気がします。視野が広いので、そのぶん虫が画面に入る時間が長くなるためだと思います。
新たに飛んでくる個体に、先客たちは瞬間的に翅を開いて、何か合図しています。「ここはオレの場所だぞ、ここに降りるなよ」とでも言っているのでしょうか。
Chronos 2.1(ver.0.7.0) Cinema DNG記録
Micro Nikkor 105mmF2.8
KOWA LM12XC
撮影:2142fps 1280×720
再生:60fps
林道に落ちた、おそらくタヌキの糞に集まるキチョウです。 このように動物の糞には色んな種類のチョウが訪れ吸汁します。 前に虫の眼レンズで撮影したのと同じ日、同じ場所です。
【虫の眼レンズ】キチョウの集団【GH5S VFRスロー】
この日は、Chronosの新しいバージョンが公開されて早速テスト撮影をしていました。色々撮影できてよかったのですが、その後がまずく、色味が変わってしまったDNGファイルの処理に手こずり、しばらく無駄な苦労してしまいました。
特にキチョウのこの黄色!このレモンイエローが全く出せずにいましたが、xriteのColorcheckerを使って色合わせをしたら、本当に一瞬で解決してしまいました。さっさと機械の眼に任せてしまえばよかったのに、ずいぶん無駄に時間をかけてしまいました。
でも、これまでカラーチャートの必要を全く感じてなく、こんな便利なものがあったのかと本当に感激しました。いい機会だったと思います。
Chronos 2.1(ver.0.7.0)
Micro Nikkor 105mmF2.8
撮影:2142fps、1000fps 再生:30fps
イチモンジセセリは羽ばたきと滑空を交互に繰り返し飛びます。肉眼ではピンピン跳ねるように見える動きは、スローで見るとこんなことになっています。
Chronos 2.1 Nikon Ai-s NIKKOR ED 300mm F4.5 IF
撮影:2142fps 再生:60fps
田んぼで打空産卵するノシメトンボです。雌の腹端から卵が離れるところをまとめて編集してみました。でも、卵ちょっと見えにくいです・・・
最後、連結が解けるシーンが偶然撮れました。離れた後に雌が一個卵を落とします。この時が、今日の撮影のなかで一番よく卵が見えています。
色鮮やかなナツアカネが本命ですが、ナツアカネの産卵はもう少し先のようです。今日は全く見ることがありませんでした。
世界的動物写真家、飯島正広さんに招かれコウモリの撮影にトライしました。その時の映像は、すでに飯島さんにより公開されています。
https://www.youtube.com/user/mole85mole85
↓飯島正広さんのブログ
http://asianaturevision.com/
日中、飯島さんの近所のフィールドをご案内していただき、Chronosでも色々撮ってきました。まとめて公開します。キベリタテハはチャンスが少なく残念でした・・・
Chronos 2.1 Micro Nikkor 105mmF2.8
撮影:500fps 再生:24fps
飯島さんとコウモリの出現を待つあいだ、何度も目にした白っぽいカワゲラ。いつもなら暗すぎてChronosでの撮影は無理と諦めるところですが、他にすることもないし、コマ数を落とし18dBまでゲインアップして撮影してみました。カワゲラのスローははじめて撮影しました。
カワゲラはゴキブリに近い原始的な昆虫です。そう思って見ると、飛ぶ姿はシロアリの羽アリに近い印象です。
カミキリムシはつかむと胸をこすり合わせて音を出します。 シロスジカミキリの発音の様子を音あり4倍スローで
0:34 通常速度
FS700の2K240fpsをSHOGUN INFERNOで収録(ProResLT)。
音声はSHOGUN INFERNOのアナログ入力による同録です。
Chronos 2.1 Nikon Ai-s NIKKOR ED 300mm F4.5 IF
撮影:2142fps 再生:60fps
暑さが一段落して、小川にハグロトンボが戻ってきました。正確にいうと、猛暑の中では陽の当たる所に出てくれませんでした。
今回はオスの飛翔でまとめました。前翅と後翅をほぼ同時に打ち下ろし、滑空もまじえてリズミカルに飛んでいます。上流に向かって風が吹いていて、風に乗って漂うような飛び方も見られました。
OLYMPUSのドットサイト照準器EE-1を使っています。これなくしては300mmでの追っかけはできません。
スズムシの鳴く様子を音あり10倍スローで
1:08 通常速度
スズムシなどコオロギの仲間は、右前翅裏にあるヤスリ器に、左前翅のヘリにあるコスり器を当てて発音します。
FS700の2K240fpsをSHOGUN INFERNOで収録(ProResLT)。音声はSHOGUN INFERNOのアナログ入力による同録です。
スズムシ雄の羽化を撮影しました。朝5時過ぎにスタート、前翅・後翅がのびて抜け殻を食べ始めるまでは1時間ほどでした。
GH5Sで4K60P撮影した動画をFHDで編集。200%のトリミングまでは理論上画質劣化がないところ、最大300%までトリミング編集しています。
7分超えの長い動画です。じっくり観察したい方向きです。
以前、自分のブログに、スズムシの羽化を夜通し待っていたけれど、動き出したのは朝4時半ごろからと書きました。
スズムシの羽化
確かに、今朝も早朝起きで撮影はうまく行きましたが、マークしていた7匹のオスのうち3匹は、4時の段階ですでに羽化終了。2匹はまだ翅が白く1匹はだいぶ黒くなってました。
2017年6月26日の撮影。
羽化前10時間の蛹の変化を撮影した動画ファイル。いつかまとめようと思っていて4年も眠らせてしまっていました。これを編集してタイムラプス動画を作成しました。4年前でだいぶ時間が経ち、やや正確さに欠けますが、おおよその時間を表示させてみました。275倍に時間をのばしていることになります。
1:47 下にレフ板を置いたので下部が明るくなります。表面変化と紛らわしいのでご注意ください。
通常速度 https://youtu.be/b9dyAKs8K7M
音とお腹の伸縮に注目すると、最後の一音ではお腹の伸縮を伴わないこと(が多いの)に気づきました。最後のカットでは、腹弁の下にある白い鼓膜が震える様子が見えます。 鼓膜の振動がお腹に伝わる様子が興味深いです。
FS700の2K240fpsをSHOGUN INFERNOで収録(ProResRAW)。音声はSHOGUN INFERNOのアナログ入力による同録です。
2017年7月の撮影。撮影当時は激重な動画ファイルで、撮影しただけで眠らせてしまっていました。
ヒグラシは同じ場所で鳴き続けてくれません。一回鳴くごとに歩きだすし、時には飛び去ってしまいます。
2017年7月の撮影です。すべてFS700の2KRAW240fpsをSHOGUN INFERNOで収録。音声はSHOGUN INFERNOのアナログ入力による同録です。撮影当時はデータが激重で編集が大変だったため、撮っただけで、すっかり眠らせてしまっていました。
音あり4倍スロー動画に作成したファイルを4倍早回しにしています。つまり通常速度です。そうして普通に鳴き声が聞こえること、この試みに間違いがないことを確認しました。
一つFinalcut Proでの注意点は、速度調整で「ピッチを保持」のチェックを外すことでした。