糞の匂いを頼りに獲物を探すハチなどの捕食者がいます。バッタの糞飛ばしも、そうした天敵に見つからないための行動と思われます。
実は昨年何度か撮影にトライしたものの結局撮れなかったシーンです。まだ幼虫が若い、今頃が狙い目でした。。。
糞の匂いを頼りに獲物を探すハチなどの捕食者がいます。バッタの糞飛ばしも、そうした天敵に見つからないための行動と思われます。
実は昨年何度か撮影にトライしたものの結局撮れなかったシーンです。まだ幼虫が若い、今頃が狙い目でした。。。
モンシロチョウ幼虫の脱皮。おそらく2齢幼虫から3齢幼虫への脱皮と思います。
今回はGH6の5.7K60Pで完全固定フレームで撮影しています。レンズはEF180mmマクロの等倍。カメラに触るだけで盛大に画面が揺れてしまう状況です。ズームも編集上のもの、ドアップも300%のクロップ編集でのものです。
いつもの自作虫の眼レンズをGH6に装着して4K120Pで撮影。編集で速度50%に。
ハチは前翅と後翅が連結させて一枚の大きな翅として使います。はずれてしまった時は、うまくつながるまで飛びたてないようです。
撮影:2142fps
再生:30fps、15fps
キクザキイチゲで吸蜜する雌を撮影していると、突然雄が画面に飛び込んできました。そのまま雄は雌をホールドして地面に落下、交尾に至りました。翅が邪魔してよく見えませんが、雄は交尾後に時間をかけて雌の交尾器に「交尾嚢」という蓋をして、ほかの雄が交尾できないようにします。
ホバリングしながらテリトリーを見張るクマバチの雄を、高速度カメラChronos2.1で撮影。
撮影:2142fps 再生:30fps
ブロッコリーの葉裏についたモンシロチョウの一齢幼虫。まだ浅く掘るように葉を食べていてます。食べて休んで糞をして、また食べて休んで糞をしてを繰り返していました。
GH6の5.7K60Pでの撮影。最大200%までトリミングしています。
0:00〜0:17 EFマクロ180mm+2倍テレコン
0:18〜 は古いZuiko Macro 38mm f3.5です。
芽吹いたばかりのカンアオイのそばであやしく飛ぶ雌を見つけ、これは絶対産卵すると喜んだのですが、何が気に入らないのか落ち着いてくれません。そのまま一度も産卵することなく、遠くへ飛び去ってしまいました。残念!
でもまあ食草の周りを飛び回るスローがたくさん撮れたので、良しとしましょう。後になって考えると、この雌は産卵管に何か障害があって産卵できない個体なのかも知れません。そう思うと、何とも悲しい気持ちになりました。。。
田んぼの泥に産卵するキリウジガガンボ。ちょんちょんと腹端を打ちつけるごとに産卵しているのではなく、これは泥の状態を確かめている行動です。深く刺さるいい場所を探り当てると、はじめて産卵に移ります。産卵が終わって泥から腹端を抜くと、腹端に次の卵をセットするのが確認できます。
撮影:240fps 再生:60fps 時間を4倍にのばしています。 一部200%のトリミングを試しています。
カタクリに訪花するギフチョウ。吸蜜するときは雄しべにつかまるので、お腹の毛には青い花粉がびっしりつくことになります。
120P撮影の2倍スロー60P出しです。2倍スローですが動きの速い昆虫では全然スロー感がでません。ノーマルスピードと言われても、たぶん分からないでしょう。
GH6のHFR240Pでフキノトウに訪れるビロードツリアブを追ってみました。239.76fps撮影59.94fps再生の4倍スローです。
花の奥に長い口を差し込んで蜜を吸いますが、時々、口先をパカッと開いて花粉を食べているのを見ます。前脚の先で雄しべをなでて花粉を取り、口元に持っていきます。
ネットで調べると、雌のほうがよく花粉を食べるらしい。今日の動画を見ると確かに雌ばかりのようです(0:24〜0:40は雄かも?)。以前にGH5で撮ったビロードツリアブを確認すると、雄が花粉を食べていました。こちらはレアな映像となるかも?いや、ならんです。単に観察・報告の数が少ないだけでしょう。
ツクシに軽く風をあてて胞子が飛ぶ様子を高速度カメラChronos2.1で撮影しました。
撮影:2142fps 再生:30fps
Final Cut Proの手ぶれ補正では「三脚モード」が使える時があります。これがなかなか素晴らしいです。
この時、レンズはCanon EF100mm F2.8Lマクロ。Commliteのマウント変換アダプターを使ってGH6に装着しています。それが悪いのかGH6のボディ内手ぶれ補正だけでは見苦しいほどのブレ映像です。
とはいっても、カメラの手ブレ補正がよく効くのも考えもので、メインの被写体はぴったり止まっているのに背景がぐにゃぐにゃに動いている事がよくあります。後処理できる余地があるくらいがよいです。Final Cut Proの手ブレ補正はなかなか優れていますし・・・
というわけでFinal Cut Proの手ぶれ補正で大分よくなりましたが、このときは「三脚モード」のオプションが表示されました。これを選択すると魔法のようにブレが消えました!
口吻をのばし花の蜜をさぐるテングチョウ。Chronos2.1撮影のスローモーション動画で、長い口の先端近くがブラシ状になっているのが見えてきました。
他のチョウはどんな口なのか、急に気になってきます。アゲハやモンシロチョウは、たしか先端までツルッとした口吻だったはず。以前、撮影したチョウセンアカシジミの口が同じような不思議な構造でした。
撮影:1000fps
再生:30fps または 60fps
GH6の4Kクオリティを堪能しようと、越冬明けのテングチョウを狙ってみました。
ところが、撮影を開始してすぐにまさかのBattery切れ・・・本当は4K120Pで撮りたかったのですが泣く泣く4K60P撮影に切り替えました。いくつも持っているGH5用のBatteryなら4K120Pはだめですが4K60Pは撮れます。テングチョウの細かい毛の一本一本が見えそうです。静止画に切り出しても十分使えそう。・・・とはいっても4K120Pの画質をチェックしたかったのですから、残念でした。
昆虫の動きはノーマルスピードで見るとびっくりするくらい速いです。2倍スローくらいでも、ノーマルスピードで見えてしまうくらい。なので、場合によっては2倍スローできるよう、とりあえず4K撮影は120Pをデフォルトにと決めたところですが、早速の失敗です。
このテングチョウは60P撮影動画を2倍スローにしています。どうでしょう?スローとは気づきにくいと思います。
それにしてもGH6はBatteryの持ちがよくありません。外部バッテリーのUSB給電を活用すればいいから、本体Batteryは一個で済ませようと思ったのですが、予想以上に減りが早く、USB給電しながらでも追いつかない事がわかりました。本体Batteryが空になれば電源は切れてしまうし、そこで外部Batteryからの給電で本体Batteryがある程度充電されるまでは、起動できません。結局、Batteryは複数必要です。長時間撮影にはやっぱりACアダプターも必要です。
仕方がないのでBatteryを一個と電源カプラーを注文しましたが、どこも品不足でいつ届くかわからないようです。
↑大間違い!USB PDのことを知らずに書いていました。お恥ずかしい。。。
ツクシに軽く衝撃を加えて胞子が飛ぶ様子を高速度カメラChronos2.1で撮影しました。
撮影:2142fpsまたは3028fps
再生:30fps
GH6のHFR120Pでフキノトウに訪れるセイヨウミツバチの動きを追ってみました。119.88fps撮影23.98fps再生の5倍スローです。
GH6のHFR240Pでフキノトウに訪れるセイヨウミツバチの動きを追ってみました。239.76fps撮影23.98fps再生の10倍スローです。
一つ一つの花に長い口をさしこみ蜜を吸いながら、前脚で雄しべをなでて花粉を集めていきます。0:20〜 黄色い花粉がハチの顔と前脚に付着します。通常は速すぎて見えない動きがスローモーションでよくわかります。
それから花粉は中脚を介して後脚の花粉かごに集められますが、空中でホバリングしながら、または少し花から離れた場所にぶら下がって行います。
暗部がノイジーなのは露出設定ミスです。これは露出をオーバー目に撮影すれば避けられました。HLGでの撮影ではヒストグラムで白飛びに注意しながら、露出補正なら+1以上、かなりオーバーめに撮影するのがよいようです。つい画面を適正露出にしようとする私には難しい。。。
いつもの自作虫の眼レンズをGH6に装着して撮影。HFR4K120Pは音声も収録します。スローにしたらミツバチの羽音が面白いことになりました。
まるでカブトムシ?
音の質からも、ミツバチもカブトムシも基本的に同じタイプの羽ばたきであることがうかがえます。5倍も速度が違いますが。
今日の鶴岡、天気はよかったのですが、気温が低くミツバチの羽音一つ聞こえません。そこでベニシジミの幼虫を探してみました。雪どけとともに活動を始めているはず。半月前はまだ雪に潰されていた食草のスイバも上にむけて葉が広がっています。食痕や糞をたよりに探していくと、ベニシジミの幼虫、いました!
GH6で5.7K60Pおよび4K60Pで撮影。HLG収録・編集し、HDRでアップしました。撮影中、日差しがコロコロ変わります。この動画でも1:45あたりからの急激な明るさの変化があります。ちょっと前の動画撮影だったら露出のとり方に悩むところですが、ISOオートとHLG収録で難なくこなせます。