Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

カテゴリー: movie

  • 【Slow Motion】トビムシのジャンプ/ Jump of Springtail【Chronos 2.1 Highspeed】

    ハーフパイプの平野歩夢選手の滑りは本当に感動的でした!こちら、道端の雪上では、体長2〜3mmの小さなトビムシが異次元ジャンプを繰り返しています。

    Chronos 2.1(0.7.2)
    Nikon Micro Nikkor 105mmF2.8
    撮影:2142fps, 5406fps
    再生:30fps

    腹端の跳躍器で雪面を叩いてジャンプ!バックスピンに回転しながら一気に10cm以上進むことができます。雪上での行動を観察すると、すぐにわかりますが、トビムシは明らかに移動手段として跳躍器のジャンプを使っています。トビムシのジャンプは、よく言われているような危険回避だけじゃありません。

  • ヒメシジミ幼虫

    HDDの奥に眠っていた2009年5月撮影の動画です。

    ヨモギの葉を食べに上がってきたヒメシジミの幼虫。まわりにはたくさんのケアリを従えていて、これでは外敵は近づけないでしょう。

    ヒメシジミの幼虫は、腹端背面には蜜腺と左右一対の伸縮突起があり、伸縮突起が一瞬飛び出すと、アリがびっくりしたように走り回ります。いったい何が起きているのでしょう?

  • 【Slow Motion】1000fpsで見る降雪/ Snowfall shot at 1000fps【Chronos 2.1 Highspeed】

    1000fpsで撮影したスーパースロー映像です。でも、これ本当にスローなの?と思ってしまうくらい、スローに感じません。特に前半。庄内では珍しいくらい静かにゆっくり降っている時を選んで撮っているのに、不思議〜

    雪はゆっくり降りてくるものと、頭の中で勝手にスピードの印象を作ってしまっているのかも知れません。

    高速度カメラChronos 2.1 (Ver.0.7.2) で撮影
    撮影:1000fps(1920×1080pix) 再生:60fpsまたは30fps

  • 【Slow Motion】スズメ2022年元日【Chronos 2.1 Highspeed】

    鶴岡は年明け早々吹雪に見舞われました。
    というわけで、今年最初の動画は風雪に耐える庭のスズメたちで

    Chronos 2.1(0.7.1)
    Nikon Ai-s NIKKOR ED 300mm F4.5 IF
    撮影:1000fps  再生:60fps
    12dB Gain

  • コロギス_2013

    2013年2月撮影のコロギス幼虫です。エノキの落ち葉を綴って作られた越冬巣を見つけました。幼虫の吐く糸で落ち葉を綴って作られています。

    かつてJSTのかがくナビで公開した動画ですが、残念ながら同サイトがクローズされてしまいましたので、YouTube用に再編集しました。以下「かがくナビ」での記事を・・・

    コロギス(幼虫)

    糸を吐く昆虫というと、まず思い浮かぶのはカイコでしょうか。その他のチョウやガの幼虫はもちろん、ハチやアリ、クサカゲロウ、ウスバカゲロウ、トビケラなど様々な種類で、幼虫が糸を吐いて巣やマユを作ります。ガムシは腹端から糸を出して卵をつつむ袋を作り、シロアリモドキは前脚から糸を吐いて巣を作ります。糸を作る昆虫は、実はかなり多くの種類に見られます。コロギスのようなバッタ目の昆虫が糸を使って巣を作るのも、そう不思議な事ではないのかも知れません。
    コロギスは、幼虫も成虫も休む時は樹上の葉を糸でつづって袋状の巣を作ります。越冬態は幼虫で、晩秋に木を降りて根ぎわの落ち葉で巣を作り、春になるまで巣の中で過ごします。巣は雪のたまらない強い風をさけたような場所に多く見つかりますが、それはきっと、冬を前に安全な場所をしっかり吟味するからでしょう。気温が下がると全く動けなくなりますから、場所選びを間違えると暖かい春をむかえることができなくなります。
    2月はじめ、エノキの根元にコロギスの巣を見つけました。クモやガの幼虫にも似たような巣を作るものがいますが、コロギスの巣には葉にかみ傷がついているので区別できます。そっと巣を開いてみると、確かに鮮やかな緑色の幼虫が潜んでいました。真冬の東北は、日中でもめったに5℃以上にあがりません。巣を壊したまま、そのまま元の場所に戻すわけに行きませんので、いったん持ち帰りました。
    暖かい室内に入れると、幼虫はすぐに巣の修繕を始めました。アップで撮影してみると、口から糸を吐く様子が詳しく観察できます。チョウやガの幼虫に見るような吐糸管はなく、口から出る液が固まって糸になっているようです。小アゴを腕のように器用に使い糸をたぐって落ち葉に付着させる動きも、盛んに動く口ひげの動きも興味深いところです。
    30分ほどで仮留め程度の修繕がすみ、一日経った頃には元の状態に戻りました。

  • ツバキの花で吸蜜するヒヨドリ(2012年4月撮影)

    くちばしの周りに黄色い花粉をいっぱいつけて、ツバキの花の蜜を吸うヒヨドリ。ミツバチ以上に受粉をサポートしてくれそうです。

    2012年4月14日の撮影です。ほぼ10年前・・・
    庭のツバキですが、全く撮った記憶がありません。カメラはPanasonic GH2、撮影データはAVCHD(1080i60)で、レンズはたぶんBORG71FL。

    60iの動画ファイルも60Pのタイムラインに乗っけるだけで、簡単に編集できてしまいます。偶数・奇数のどっちのフィールドを優先とかなんとか、昔は色々ありましたが・・・

  • ハンミョウ アリを捕食2シーン&ムネアカオオアリの反撃

    HDDに眠ったままだったファイルを発掘。
    2013年撮影のハンミョウの捕食シーンです。

    0:00 ケアリを捕食
    0:48 クロヤマアリを捕食
    1:45 ムネアカオオアリに襲いかかりますが反撃されます

    ハンミョウはアリが好んで食べますが、実はアリが怖いんじゃないでしょうか。小さなケアリを何度も噛んで弱らせようとしている様はすごく臆病なやつに見えます。獲物に襲いかかる時、ハンミョウはいつも触角を妙な感じに立てますが、触角を噛まれ傷を負うのを恐れての行動じゃないかと思います。大きなムネアカオオアリに反撃されたときに慌てっぷりには、ちょっと笑ってしまいました。

  • 闇夜に獲物を埋めるキオビクモバチ(キオビベッコウ)

    古いテープ素材を探していると、自分でも忘れかけていた眠ったままの動画が色々出てきます。もったいないので時間のある時にYouTubeにアップしていきます。

    2009年8月撮影の動画です。キオビクモバチ(キオビベッコウ)が、真っ暗な闇の中で巣穴を掘り、獲物のナガコガネグモを埋める行動を、赤外線ライトとナイトショットのビデオカメラで撮影しました。

    かつてJSTのかがくナビで公開した動画ですが、同サイトがクローズされてしまって久しく、当時の自分としては力作で、今見ても貴重な動画と思います。YouTube用に再編集しました。 字幕入りです。さらに詳しい情報はブログの過去記事を御覧ください。
    https://neptis.xsrv.jp/?p=3381
    https://neptis.xsrv.jp/?p=1867

  • 【Slow Motion】ウバタマコメツキ【Chronos 2.1 Highspeed】

    コメツキムシのジャンプを高速度カメラChronos2.1で狙ってみました。シャッター約1/10000秒を入れた5000fpsで撮影。再生30fpsのスロー映像を、更に編集ラインで速度を調整していくと、8倍速にしたとき(つまり240fps相当)に、コメツキムシの胸の突起がひっかかり、突起の下の部分が変形しエネルギーをためて、一気にリリースする様子がすごくわかり易く見えました。

    とすると、おそらく2000fpsあたりで撮影しても十分な結果が出そうです。その方がずっと高画質ですし・・・また狙ってみましょう。

  • 【Slow Motion】縦動画 ウバタマコメツキ【Chronos 2.1 Highspeed】

    コメツキムシのジャンプ。縦画面でウルトラスロー動画を

  • 【Slow Motion】コハクチョウ@最上川河口【Chronos 2.1 Highspeed】

    ハクチョウは水面を駆け助走をつけて飛び立ちます。高速度カメラChronos2.1で真横から狙ってみました。彼ら、決まって上流に向かって走ります。


    Chronos 2.1(ver.0.7.0)
    BORG 71FL + 1.4×テレコンバーターGR
    撮影:1000fps 再生:60fps

  • ハクチョウの帰還 日没後の最上川スワンパーク

    日没後、次第に夜の闇に包まれる中、ハクチョウたちが次々に最上川河口近くのねぐらに帰ってきます。そしてハクチョウたちと入れ替わるように、カモたちが夜の闇の中に出動します。


    Panasonic GH5
    LEICA DG SUMMILUX 15mm / F1.7 ASPH.
    SONY ECM-MS2+ DMW-XLR1

    うっかり高感度に強いSじゃない方のGH5を持ってきてしまったけど、ノイズの気にならないISO1600までで十分な撮影ができました。

  • 【Slow Motion】コハクチョウ@最上川河口【Chronos 2.1 Highspeed】

    ハクチョウは水面を駆け助走をつけて飛び立ちます。

    Chronos 2.1(ver.0.7.0)
    BORG 71FL + 1.4×テレコンバーターGR
    撮影:1000fps 再生:60fps

    最上川にかかる出羽大橋より朝の飛び立ちを狙いました。ここからだと、上流の方向に太陽があって水しぶきが美しく輝きます。

  • 【Slow Motion】カタバミの種 5000fps&10000fps【Chronos 2.1 Highspeed】

    Chronos 2.1(ver.0.7.0)
    Micro Nikkor 105mmF2.8
    撮影:5406fps, 10486fps 再生:24fps

    3000fpsでは物足りなさを感じ5000fpsと10000fpsで再度カタバミの種が弾ける様子を撮影しました。しかし、これでも種をはじき出す仕組みはよく見えません。もっとコマ数を増やしたくなりますが、このあたりがChronos2.1の限界です。

    5000fpsでも1/10000秒のシャッターを入れていますので、種のブレは10000fpsと同じくらいに抑えられています。

  • 【Slow Motion】カタバミの種【Chronos 2.1 Highspeed】

    Chronos 2.1(ver.0.7.0)
    Micro Nikkor 105mmF2.8
    撮影:3358fps 再生:24fps

    カタバミの種が弾ける様子です。種子は赤い小さな粒。種子をおおっている半透明なケースが、バネの役割をはたして種子をはじき飛ばします。Chronosで初めて撮影しましたが、3000fpsでは全然足りません。最低10000fps、弾丸を撮影するレベルが必要と思いました。

    かつて撮影した映像も久しぶりに確認したら3000fpsでした。 https://youtu.be/ifSEacLk1m0

  • 【Slow Motion】マツモムシ【Chronos 2.1 Highspeed】

    Chronos 2.1(ver.0.7.0)
    Micro Nikkor 105mmF2.8
    撮影:3358fps 再生:30fps

    マツモムシ。英名がBackswimmerとあるように、普段は背泳ぎのように背中を下に水面付近を泳いでいる昆虫です。飛ぶときは、ひっくり返って水面に浮かび、翅で水面を叩くようにして飛び上がります。それにしても後翅がこんなにも青く美しいとは・・・

  • 【Slow Motion】オオスズメバチ2【Chronos 2.1 Highspeed】

    前翅・後翅の連結、そして翅の関節部分の動きが面白いです。更にじっくり観察するために、後半は再生速度を15fpsに落とし、200%のトリミングでフォローしてみました。

    Chronos 2.1(ver.0.7.0)
    Micro Nikkor 105mmF2.8
    撮影:2142fps 再生:30fps、15fps

  • 【Slow Motion】オオカマキリ【Chronos 2.1 Highspeed】

    晩秋、電柱や杭にはアカトンボが集まってきます。
    それを狙うカマキリの姿も・・・

    Chronos 2.1(ver.0.7.0)
    Micro Nikkor 105mmF2.8
    撮影:2142fps 再生:30fps

    スローモーションで見て虫たちの時間の流れに近づくことで、虫たちの感情まで感じられるのというのか・・・。カマキリのカマがやけに恐ろしく感じられます。いつもは感じないような哀しい気持ちになってきました。
    トンボが逃げる映像だけで編集してもよかったのですが、捕まってしまう映像が何だか胸に突き刺ささって、放ってはおけなくなりました。

  • 【Slow Motion】コハクチョウ【Chronos 2.1 Highspeed】

    秋が深まりコハクチョウが帰ってきました。
    0:58 翼の前をアカトンボが通り過ぎます。 コハクチョウとの大きさの違いにあらためて驚きます。

    Chronos 2.1(ver.0.7.0)
    Nikon Ai-s NIKKOR ED 300mm F4.5 IF
    撮影:2142fps 再生:60fps

    春にシベリアに向け旅たってから、それほど時が経った感じがしません。シベリアでの半年間に新しい命が大きく育ち、家族で遠く日本にまで渡ってきています。長旅を重ねるハクチョウたちがとても眩しく感じられます。

  • 【Slow Motion】オオスズメバチ【Chronos 2.1 Highspeed】

    Chronos 2.1(ver.0.7.0)
    Micro Nikkor 105mmF2.8
    撮影:2142fps 再生:30fps

    果樹園のすみに捨てられたナシの山に、オオスズメバチが吸汁に来ていました。お腹いっぱいに梨ジュースを吸って巣に帰ろうとしますが、0:40 重くなりすぎてうまく飛びあがれないものもいました。