Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

投稿者: 高嶋 清明

  • モンシロチョウ

    山形に戻ってから、どうも毎年春はギフチョウに時間を使いすぎです。それで気がついたらモンシロチョウがナノハナで吸蜜する定番写真が全然無かったりして、これはいけません。

    ナノハナに吸蜜するモンシロチョウの写真を持っていないなんて、早くこの状況を打破しなくては!

    近所の川辺にナノハナが咲くのは、昨年はじめて気がつきました。今年はしっかり押さえたいと思います。

     

     

     

    その土手のナノハナも、そろそろ咲きはじめです。

    卵を産んでくれれば、ここの葉で飼育しながら成長も撮影しよう。
    そういう地道な、でも結構楽しい作業を復活させよう。

     

    やるべき事は本当にたくさんあります。
    秋を迎える頃に楽しく笑っていられるように、がんばろう!

     

  • いや〜ヒドイ!(笑)

    何となくコツがつかめた感じがして、しばらく頑張ってみましたが、あんまり散々な結果の連続に
    1人、山の中で笑っておりました。

    こうもはずしを連発できるのは、もはや1つの才能なんじゃないでしょうか。

    フレームに納まった唯一の1枚も、ギフチョウのポーズが今一つ。

    たまに神が降りてきたような奇跡が生まれることもありますが、この日は全くでした。

  • フキノトウの虫たち

    ニホンミツバチ、ビロウドツリアブ、ハナアブ、ハナバチ、ルリシジミ・・・
    様々な虫たちが吸蜜・花粉集めに集まっていました。

    パナGH2とシグマMacro150mmでの昆虫映像撮影は、今までにない楽しさがあります。
    50mmマクロ+1.4倍テレコンより、断然これ↑がいいと思いました。
    何より距離を取れるのが嬉しい!虫たちはこちらに気にしない自然な姿を見せてくれます。

    ただし、カメラと虫の距離が離れたことで問題が1つ出てきました。集音力の低下です。
    虫の羽音がないのがあまりに寂しすぎる・・・
    というわけで、Youtubeのオーディオ入れ替え機能を使ってみました。

    もちろん、ここは虫の羽音をしっかり入れてお見せしなければならないところです。
    でかくなりますが、ガンマイクは必須と思いました。

  • ハナバチの穴掘り

    体長1cmくらいのハナバチ。詳しい種名は不明です。
    固い粘土質の地面に穴を掘っていました。

    これから、土の中に複数の小部屋をつくり、花粉と蜜をつめて卵を産んでいくと思われます。


    Panasonic LUMIX GH2 SIGMA Macro150mmで撮影

  • ギフチョウ

    ようやく、今年初めてのギフチョウです。
    前日にはすでに見ていましたが、時間が悪くて飛んでばかり、1枚も撮影できませんでした。

    聞いた話ですが、今年、山形県内で最初のギフチョウ確認報告は、4月10日だったそうです。
    それから、5日経っていますが、本日撮影したこの雄を見ても、発生からまだ間もないことがわかります。
    尾状突起も含め、ほとんど無傷。他の雄との接触も、まだそれほどないということでしょう。

    まだ、はじまったばかりです。

    こちら、失敗ながら、残念だった1枚。

    もっと失敗は、電池の充電忘れだったかもしれません。
    この1枚に気をよくして、 何度も試みたかったのですが、
    内蔵ストロボの充電も怪しい状況で、早々に止めることにしました。

    この手の撮影に重宝しているのがリコーGX200。
    高感度ノイズが気になるところですが、まだまだ使えます。
    というより、他のカメラではこううまくやれるか、正直自信がありません。

     

  • 春の花にハネカクシ

    花を撮影しようとすると、邪魔する小さな虫がいます。
    詳しく種名はわかりませんが、ハネカクシの一種です。
    写真はキクザキイチゲですが、カタクリやスミレサイシンにもよく見ます。

    キレイな花の写真を撮ろうと思ったら、まず一回、軽く叩いてみるのがよさそうです。

    花粉を食べているようです。それと雌を待つ雄も多いようで、花の上はいつも混乱気味です。

  • トゲアリ

    前日の観察会では、思わぬトゲアリの営巣地の発見に、1人大興奮してしまいました。長年見たかったものに出あえたものですから・・・。

     

    これがその営巣地です。

    翌日に改めて撮影に来ました。
    コナラの巨木が倒れて樹洞がむき出しになってしまった、そんな感じのところに、いったい何匹いるんでしょう、まるでミツバチの蜂球のようにかたまっています。

    こんなかたまりがもう1つ、同じ樹洞にありました。

     

    冬の間、雪をかぶりながら、じっと辛抱してきたはず。いつまでもこうしてはいられないでしょうから、暖かくなってきて、もう間もなく新しい営巣地を見つけて移動すると思います。

     

    こんなチャンスはもうあと数日のものかも知れません。
    ラッキーでした。

     

  • モンシロチョウ

    赤川の土手に見つけたモンシロチョウ。今年初めて見る一匹を、ずいぶん追ったのですが、翅を休めたのはこの一瞬だけでした。

    押さえに1枚撮影して、次に踏み込んだときには再び飛びはじめ、もう止まりません。

    そのうち、遠く届かないところに上がってしまいました。

     

    この日は、別の場所でももう一匹飛んでいるのを見ました。

  • キクザキイチゲとミツバチ

    花に来るハチを撮るのに、コンデジはとっても有効です。
    ハチは花粉集めのために、花の上をちょこまかと歩きまわりますので、動きを止めるためには
    ストロボを使いたいところですが、一眼レフのストロボ同調速(1/250など)では、像のブレが目立ってしまいます。
    それが、全速ストロボ同調ができるコンデジなら、1/1000でもOK。キレイに停めてくれます。
    花の上の動きはもちろん、飛んでいるところもバッチリです。

    再び、キクザキイチゲに来るミツバチを狙ってみました。

     

    ひょっとして前日のマルハナバチ似のハナアブと同じ種類でしょうか?同じくキクザキイチゲに来ていました。

    ツマキモモブトハナアブというアブに似ているような、違うような。。。少なくとも近い仲間かと思います。

     

     

     

     

    特に日当たりのより谷だけですが、
    こんなふうにカタクリがかたまって咲いているところもありました。

    気温はかなり上がっています。お昼過ぎ一時間ほど山にいましたが、ギフチョウの姿は今日も見ることができませんでした。

    この後、車に戻って帰路についたのですが、何だか具合がおかしく、外に出てみたら後輪が1本パンクしとりました。秋に新しくしたばかりのスタッドレスタイヤ。ありゃ〜もったいない。
    午前中、川沿いの道の悪いところをさんざん走らせましたから、その時に何か踏み抜いたようです。

    無茶なことさせてしまいました・・・反省。

  • シャクガの幼虫

    2月はじめに撮影したシャクガの幼虫(>>>)の現在の様子です。

     

    ほぼ2ヶ月ぶりに見たのですが、それほど様子が変わった感じがしませんでした。ですが、以前の画像と見比べてみると、何だか幼虫が小さくなったように見えませんか?

     

    もちろん、大きくなったのはミズナラの芽の方です。これからの1ヶ月、ミズナラの芽吹きと共に、幼虫も劇的に変化するはず。車でも入れる場所ですから、できるだけ足を運んで、幼虫と芽吹きの成長ぶりを観察していきたいと思います。

  • ミツバチとキクザキイチゲ

    今日は朝から日差しが強く、日中の最高気温も10℃超えです。ギフチョウに期待してT山に向かいましたが、まだちょっと足りなかったようです。
    それでも、春の熱気に心が躍ります。キクザキイチゲの咲く斜面には、あちこちからニホンミツバチの小さな羽音が聞こえてきました。

    そして、また昨年同様、永幡さんと遭遇です。これにはお互い笑ってしまいました。ようやく、春が来ましたねぇ。。。

     

       

  • マルハナバチに似たハナアブ

    よりによって変な所にとまってくれたもんです。残念ながら近くのキクザキイチゲに来ることなく、遠くに飛び去ってしまいました。

    体長1cmちょっと。ナガハナアブの一種かと思いますが、詳しくは分かりません。見事なまでに、マルハナバチにそっくり。腹端のオレンジ色なんて、そのまんまじゃないかと思われます。

     

    確か、昨年も同時期、同じ場所で永幡さんと一緒にこれを見ております。

  • データのバックアップ

    危なかった。。。
    あまりに稚拙なミスで詳しくは書きませんが、ブログのデータのかなりの部分を失うところでした。
    自宅のHDはもちろんですが、ネットのサーバーもバックアップは重要です!

    まずは一安心

  • オオハクチョウ

    コハクチョウは比較的乾いた田んぼにいますが、オオハクチョウは水辺を好みます。
    冬の間は川とか沼に多く、田んぼに多いのは、雪解けの今のシーズンが多くなります。
    しかしよく晴れました!!

    月山をバックに

     

    こちらは鳥海山

  • ウスバシロチョウの幼虫


    雪のない小諸では2月末にはムラサキケマンの若葉を見ることができ、ウスバシロチョウの小さな幼虫も早い時期から見ることができました。でも、雪深い山形、特に今年は3月末になってようやく地表が出たばかりです。さて、ウスバシロチョウの幼虫はどうしているでしょうか?

     
    意外な事に、すでにいい具合に葉を広げたムラサキケマンがそこら中に見られました。ウスバシロチョウの幼虫も、雪の下にできた空間で、ある程度成長しているかも知れません。。。

     

    食草の辺りをしばらく見てまわったところ、ようやく二匹、小さな幼虫を見つけることができました。
    同じ株の近くで、枯れ葉の上で日光浴していました。

     

    まずは一匹目
       

     

    そしてもう一匹
       

    やっぱり、まだ本当に小さな幼虫でした。体長3mmほど。
    1齢幼虫じゃないでしょうか?
    まだ卵から孵ってまもないところなのかも知れません。

    幼虫を探したのはこんな場所。まだ雪が残っております。

  • 雪崩・落石に注意!


    鶴岡市の海沿いにドンと構えるT山。市民のいこいの場、気軽なハイキングコースとして人気があります。私も軽い気持ちでよく行くのですが、この日は少々怖い思いをしてきました。

    今年は特に雪が深かったので、陰の方にはまだ結構雪が残っているのです。右の写真で雪が残っているのは、通常はブナの美しい楽しいハイキングコース。少々歩きにくいですが、ここを通っていけば、車を停めている位置まで最短で行けます。
    実際、この景色に、危険は感じられませんでした。

    ところがです。1つカーブを曲がったところで、これはどうかと足が止まってしまいました。結構深い雪が残っていて、見た目にも不安定そう・・・ですが前に誰か1人歩いたようで、はっきりと人の足跡があります。その足跡に勇気をもらって再び歩き始めました。


    でも結局、途中でかなり弱気になってしまいます。その誰かの足跡の上に真新しい雪崩が通り過ぎた跡を見つけ、にわかにゾッとしてきたのです。今日は気温が高いんだもの、やばいことになってんじゃないかな、これ?ポーチにカメラをしまって、ひたすら歩くことに集中しました。

    次の写真は、危険を脱したと思ったところで振り返って撮影したもの。実は、この2枚の間には、恐怖の瞬間がありました。

     

    カラカラ・・・斜面の上の方でイヤな音がして見上げると、でっかい石が 転がってくるじゃありませんか!
    でっかいと言ってもバスケットボールくらいですが、たった今、私が通ってきた雪の道を横切り派手にバウンドしながら転がり落ちていきます。距離7〜8m後方、結構な近さでした。
    雪崩注意報が出ているような日は落石にも注意ということ、みなさん、気をつけましょう!

    無事を確認した時は思わず「お〜 」と声が出てしまいましたが、さらに進むと、また別の「お〜!!」な光景。

    なんとカタクリの早いものが花を咲かせておりました。

     

    足下が崩れるのを怖れながら歩いた時に感じた自分の小ささ。穏やかに思っていた山に見た非情さ。すっかり怯えてしまった自分と比べて、カタクリは何とたくましいことでしょう。

    斜面に引っかかるように、でもしっかりと大地に根を下ろして可憐な花を咲かせるカタクリに、かなわないなあと思いました。

  • 林床の植物たち

    T山の南側は、たびたびの雪でストップされながらも、着々と春が進んでいるようです。
    半月以上春が遅い、などと迂闊には書けない状況を見てきました。


    キクザキイチゲ



    カタクリ


    オオミスミソウ



    ショウジョウバカマ

    オオミスミソウは、柵の中に保護されているものです。

     


    ちょっと驚いたのが、これ。少々わかりづらいのですが、ギフチョウの食草、カンアオイの芽吹きです。本当は落ち葉の陰に隠れているものが、雪に流されたのか、不本意ながら露出してしまったようです。

    でも、これを見て安心しました。
    もう庄内もギフチョウReady ! な状態に入っております。今年も例年とそう変わらず、4月の早い段階に見ることになるでしょう。そして、雪解けの遅れている場所も点々と見られますから、今年のT山は、例年よりも長くギフチョウを見ることができそうです。

  • 風景写真家1000人のメッセージ

    3月27日で募集終了となりました。

    ↓畑違いと思いましたが、私も応募しました↓

    「風景写真家1000人のメッセージ」のご案内
    http://fukeinews.exblog.jp/16066105/

    当初の締め切りは24日まででしたが、WEB掲載分は応募期間を延長しているとのことです>>>こちら
    我こそはと思う方、ぜひ!!

    『風景写真』ホームページ
    http://www.fukei-shashin.co.jp/

  • マルバマンサクの花

    自宅からT山まで自転車で出かけてみました。
    つくづくママチャリは自分に合わないと思ったのですが、それでも距離にして8kmほど、片道30分で行けることが分かりました。サドルが悪いのか、尻が痛くってかないません。

    さて、T山の状況ですが、思っていたより雪が残っていてびっくりです。お彼岸を過ぎてこんなに雪が残っているのも珍しいのかも知れません。何しろここは、山形県内で最も早くギフチョウが現れるポイントです。昨年だって3月はじめには、もうこの道に雪は残っていなかったはず。。。う〜ん、来月初めに予定している観察会が心配になってきました。

    でも、林の中を見渡すと、いたるところに黄色い花が見えています。

    マルバマンサク。これだけは期待を裏切りません。おそらく、今年も今月の早い時期から花をつけていたことでしょう。雪が残っていようといまいと、樹上の花には関係ないようです。


    まるで錦糸卵のような花弁で、誠に花らしくない花ですが、ちゃんと雄しべも雌しべもありますし、れっきとした虫媒花です。昨年は花に来ている小さな甲虫も見ました。そういえば、ブログにアップした記憶がありません。。。そのうち、遡って書いてみようかと思います。

  • ウメの花

    鶴岡で一番早くウメを咲かせるのは鶴岡公園の大宝館と○○さん宅の庭、と鶴岡生まれの妻がいいます。それではと鶴岡公園に出かけてみると、確かに2本ある紅梅がもう咲きはじめていました。

    先週の雪であたったためか茶色く傷んでいますが、これは確かに春になってからの咲き方、勢いが感じられます。いつまでも降る雪に、今年はいったいどうなっているんだとブツブツつぶやいていましたが、少し安心しました。


    午前中は薄く日も射し、風は暖かく、気温は10度をこえました。