6月13日に蛹になったアゲハです。無事、成虫に羽化しました。
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アゲハの羽化
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NHKダーウィンが来た!「毒ヘビを狩る!田んぼの王者 タガメ」
第511回「毒ヘビを狩る!田んぼの王者 タガメ」2017/6/25(日)午後7時30分~実は私、この番組制作を1ヶ月とちょっと手伝ってきました。肝心のマムシを狩るシーンには関われず残念でしたが、タガメファンの1人として放映を楽しみにしています。
カマキリ先生には負けそうですが・・・
いよいよ次の日曜日放映です。ぜひご覧下さい。(26日追記)
放送時間はちょうど鶴岡の子供たちとの観察会。久しぶりにすごい数のホタルに感動!
だいぶ遅れて録画を見ました。さて広い世代の「昆虫少年」たちを満足させる番組になりましたか。。。 -
アゲハ 蛹の触角・脚・口吻
▲先週に蛹化したアゲハの蛹です。深度合成して詳細を観察してみると、また新たに色々見えてきました。
脚や触角になる部分は仕切り線が描かれたようになっています。これはどこが何になる部分か知りたくなります! (さらに…) -
アゲハ 蛹になる
糸掛けの翌日の夕方、アゲハは無事に蛹になりました。
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アゲハ蛹化の動画より
アゲハの蛹化を4K動画撮影して、今回はじめて気がついた事がありました。
▲蛹化直前の前蛹です。頭部に帯状の模様が見えます。あとになってわかりますが、これは蛹の触角がすでに内部にできていて透けて見えているのでした。 (さらに…) -
アゲハ幼虫 前蛹になる
アゲハの幼虫が蛹になる準備に入りました。
だいたい夕方に見ることが多いのですが、この子は朝6時台に糸掛けを始めました。一週間ほど室内で飼育状態でしたので、時計が狂ったのかも知れません。
いつものGH5で4K60Pで撮影。今回は、編集で部分アップする前提で、ほとんどフレーム固定に近いスタイルで撮影しました。モンシロチョウの撮影で色々反省する所があったからです。アップでの撮影はEXテレコンを使いました。1920×1080の編集ラインに4K素材を乗っけるときは50%縮小することになります。100%のままだと画面の1/4です。かなりクロップ(トリミング)しても、画質の劣化がないことになります。これを使わない手はありません。せっかくの4Kを勿体ないと思われるかも知れませんが、これほど大胆な部分アップは、蛹化や羽化のような撮影では素速い切換が難しく、失敗のもとです。一人でやっていると特に。
アゲハ幼虫 蛹になる準備(1)
アゲハ幼虫 蛹になる準備(2) -
ノミバッタの巣
砂粒などでドーム状のトンネルを作るノミバッタです。砂粒をどうやって固めているのか動画を撮って謎を解いてやろうと思ったのですが、いったいどうなっているんでしょう? ますます分からなくなりました。
唾液に粘着性があるんだろうと思いますが、それにしても何だか妙な感じに砂粒がくっついていきます。何かマジックがありそうです。 -
ウスバシロチョウの鱗粉
道にウスバシロチョウが落ちてました。車にはねられたようです。自分もよくやってしまいますし、胸が痛みます。綺麗な翅だったので、画面の中に花を咲かせてあげようと思い、持ち帰りました。
▲ZUIKO MACRO 38mm f3.5 前翅表面の一部。119枚の深度合成ウスバシロチョウの鱗粉は他に見ない独特な形。さらに拡大
裏面の黄色い毛の密集しているあたり。鱗粉もまた毛が発達したものだから、金色の毛も鱗粉のように並んでいる?
▲ZUIKO MACRO 38mm f3.5 後翅裏面の一部。100枚の深度合成先日発売になったSSP会員による超マクロ撮影本では、私、高嶋も深度合成について詳しく紹介しています。興味のある方、ぜひお買い求め下さい。
文一総合出版のダイレクトショップでも購入可です。
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GH5 VFRのフレームレートを確認する
GH5でフルHD180fpsまでのスロー動画を撮影できるようになって、GH4(96fpsまでだった)ではほとんど使わなかったVFRモードを頻繁に使うようになりました。でも撮影後に「はて?この動画は秒何コマで撮ったんだっけ」と迷うこともしばしば。私のパソコンはMacですが、Quicktimeプレイヤーでは新旧ともにプロパティに何もでてきません。いったんカメラに戻せば確認できますが、いちいちそんな事やっていられません。ふと、前にダウンロードした「Invisor」というソフトを思い出して試してみたら、出ました出ました・・・
赤く染めたのは私です。ここは動画に埋めこまれたメタ情報が出てくるらしいですが、その中にVFRの撮影情報が含まれています。この動画は「フレームレート120fps/記録フレームレート60fps」で撮影していることを確認できました。
他にも色んな情報が調べることができます。複数動画ファイルの情報を並べて比較することもできます。なかなか便利なソフトですよ。オススメです。InvisorはApp Storeで検索すると出てきます。有料ソフトですが360円と安価です。
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ヒラタアブの口の動き
前にハエの口の動きをYoutubeにアップしましたが、花にやってくる小さなヒラタアブにも、やはり同じような動きが見えました。
ずっと、花の蜜をペタペタなめているかと思っていましたが、どうも違うっぽい。
私には、まるでゾウの鼻のような口で、雄しべの花粉をつかみ取っているように見えますが、いかがでしょう。 -
スロー動画 コハナバチの花粉集め
GH5のVFR(バリアブルフレームレート)で撮影したスロー動画です。小さなハナバチがハルジオンの花粉を集めています。
前脚は花粉を集め、中脚は前脚についた花粉をしごきとって後脚の大きな花粉団子になすりつけています。虫が小さく動き早すぎるため、肉眼ではまるで見えない世界。
拡大撮影して、スロー映像も合わせると、昆虫の世界がぐっと近くなります。
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アゲハ関連動画まとめ
ここ最近撮影・編集した、アゲハ関連の動画をまとめました。短い期間にあっという間に成長しますので動画がたまってしまいました。全部で5つあります
アゲハ幼虫食べる 4K5倍スロー (さらに…) -
モンシロチョウの羽化
FS700+SHOGUN INFERNOとGH5の2台体勢でモンシロチョウの羽化を撮影しました。蛹化の時に腹端と糸玉がうまくつかなかったため、羽化の途中で外れかけた時は心配しましたが、何とかうまく行ったようです。
後半、翅ののびるようすを4倍速に速めましたが、アップが面白いです。4K高画質のおかげで、今まで見たことがないような絵になりました。もっと部分アップで見たくなりますね!しかし、ピントの浅さに苦労します。フルHDまでは、少々ピントが合ってなくとも解像力が追いついてなかったので、まだよかったのですが、4Kはやはり厳しいです。
GH5のピント確認はSHOGUNでモニターするのがあまりに便利で、SHOGUNなしでは不安になるくらい頼ってしまっています。本体液晶だけでは、特に撮影中はカンに頼るしかありません。
今回はFS700の4K収録にSHOGUN INFERNOを使っているので、案の状、途中のピンぼけを確認できないままでした。うまく作戦を立てないといけません。。。 -
超拡大動画
このブログに何度も登場した、OLYMPUSの古いベローズ用レンズ、ZUIKO マクロ20mmと38mm。4K60P動画でも大活躍です。
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ヌカカの一種
ブユと共に、この時期山に入るときは要注意の昆虫がいます。サイズはブユの半分ほどもない、極小吸血昆虫、ヌカカです。小さいけれど、痒みはブユやヤブカに負けていません。吸血中から痒みを感じます。強い痒みにハッとして見ると、1mmほどの小さなヌカカがとまっているという感じです。人によってはひどく腫れることもあるようです。
吸血中の1匹を撮影中、別のヌカカが通り過ぎました。2匹は別種と思いますが、詳しくはわかりません。 -
モンシロチョウの幼虫
モンシロチョウの幼虫がナノハナの葉を食べる様子を4K120fpsで撮影しました。再生は24fpsで5倍スロー動画です。大アゴの動きを観察したいと思い、うんとアップで撮影しました。使用レンズは次の通りです。
・Canon EF180mm F3.5Lマクロ+2Xテレコン・・・ちょっと引きの絵
・ZUIKO MACRO 38mm f3.5+接写リング・・・超ドアップの絵鋭いギザギザがついた左右の大アゴで挟み込むようにして、葉っぱを切りとっています。孵化の時、卵を食い破って出てくる時も切れ味よさそうでした。こんな刃物があったら便利そう・・・そうか、大アゴって刃物っぽいですね。
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「超拡大で虫と花と鉱物を撮る」写真展 6/7まで
日本自然科学写真協会「超拡大写真展」
日本自然科学写真協会(SSP)監修本「超拡大で虫と花と鉱物を撮る」発売を記念した写真展です。 (さらに…) -
ついに4K120fps!
ATOMOS SHOGUN INFERNOの新しいFirmwareが公開されて、FS700の4K120fpsスロー映像を収録できるようになりました。自分がSHOGUN INFERNOに一番期待していた機能でしたが、実は、購入してから動かないことを知ってショックを受けておりました。でも問い合わせると、どうやら将来的に追加されるらしい事がわかり、ずっと心待ちにしていました。購入から3ヶ月、意外に早く対応されてよかった。。。
さて、その実力はどうでしょう?早速、庭のハエでテストしました。
▲撮影120fps、再生24fpsの、5倍スロー映像です。だいぶ前の事ですが、ショウジョウバエの口の動きを何気なく高速度カメラで撮ったら、意外な動きにビックリしました。ずっと、ペタペタと口をあてているだけと思っていたものが、スロー映像だと、食べ物の表面をむしり取るような動きが見えてきました。その後、普通サイズのハエでも撮ってみようと思いつつ、やっていなかったので、4K120fpsの最初のテストカットに、庭のハエを狙ってみました。肉眼ではこの口の動きはまるでわかりません。
一度の撮影で撮れるのはたったの435フレームです。撮影時の120fpsでは3秒+75フレームで、これを24fpsに変換してやっと18秒3フレームです。昆虫の飛翔には全然足りませんが、肉眼ではちょっとわかりにくい高速運動を4K高画質で捉える事ができます。YouTubeにアップした映像は、3つの動画をカットしないでそのまま並べています。短いのでカットする余裕もありません。
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モンシロチョウの孵化
モンシロチョウの孵化を動画撮影しました。
機材はいつものGH5に、OLYMPUSの古いベローズ専用レンズ、ZUIKOマクロ20mmと38mmを使いました。さらにGH5の1.4倍EXテレコンをオンオフして、サイズのパターンを増やしております。
レンズの絞りは20mmでF4、38mmでF5.6。これは、いつも写真撮影で使っている絞り値です。被写界深度は浅いですが、動画ですと、不思議と写真ほど浅く感じません。実際、モンシロチョウの孵化を撮影してみて、全く問題ないと思いました。以前、このサイズを動画撮影する時は、小型センサーのビデオカメラにレイノックスのマクロ探検隊やミクロ探検隊というクローズアップレンズを使ったりしましたが、これからの4K動画ではだんだん厳しくなってくると思います。クローズアップレンズもそこそこ画質はいいのですが、やっぱり写真用にはいま一つで、800万画素クラスの4K動画となると、やっぱりマクロレンズ、という事になってくると思います。
ここしばらく、古いベローズ専用マクロレンズを使って色々写真撮影してきましたが、それをそのまま動画に応用できて、なんかイイ感じです。問題はズームが使えないことですね。。。