▲先週に蛹化したアゲハの蛹です。深度合成して詳細を観察してみると、また新たに色々見えてきました。
脚や触角になる部分は仕切り線が描かれたようになっています。これはどこが何になる部分か知りたくなります!
推理してみました。ひどい配色でスミマセン
中央部分は口吻だと思います。チョウやガはゼンマイのような口ですが蛹の時はまっすぐ。
前脚と中脚はここだと想像できますが、はて後脚はどこ?
推理の根拠は先日撮影した蛹化の動画です。脚ではない口吻らしきものが出てくるのが見えます。そして、そのちょっと上から、幼虫時代の消化器官の脱皮殻が抜けていきます。
▲上は動画からの切り出し画像。4K動画の解像力は確かに800万画素クラスです。
大分前にGH2で撮影した動画をチェックすると、後脚の謎も解けました。後脚のひざ(?)は、前脚や中脚とズレた位置にあって、しかも蛹の中では翅の下に隠れる位置にあるようです。それにしても、FHDからの切り出しはこの程度とは・・・4Kとはだいぶ違います。
以前、蛹の気門について記事を書いたことがありました。こちらもご覧ください。
羽化が近づいたら、再び深度合成で蛹の部分アップをやってみようと思います。
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