Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

投稿者: 高嶋 清明

  • この幼虫は・・・

    赤川の河川敷にて、この時期、歩いていると足元から飛び出す小さなコオロギはほぼこれ。▼エゾスズの幼虫。


    エンマコオロギやオカメコオロギの幼虫が孵化してくるのは、まだ一ヶ月くらい先だと思います。エゾスズは幼虫越冬なので、鶴岡でも5月末には鳴き始めます。

    ▼これはたぶんエゾツユムシの幼虫。エゾツユムシは、庄内ではもっとも早く成長し、7月に入ると鳴き始めます。脚が曲がっているのは脱皮失敗でしょう。こんな時、さっきからその辺りを歩き回っている自分のせいじゃないかと心配になります。

    ▼この幼虫が何だかわからず、実は少し前に気になって飼育しています。


    エゾスズはプラケースの壁をのぼれませんが、この幼虫は全然お構いなしに、よく蓋にとまっています。ヒバリモドキ科で考えられるのは、もしやキンヒバリ?と思いましたが、キンヒバリの幼虫は、もっと透明感のある黄色のはず。この幼虫は・・・

  • ウスバシロチョウの繭

    3年も前の動画をアップして、今からウスバシロチョウの羽化が撮れないものかと思いました。少し山の方で3匹幼虫を捕まえることができたので、持ち帰って飼育していましたが、今朝見るとこの状態。。。

    ケースの角に繭を作っていました。落ち葉を敷いて、その隙間に作ってほしかったのですが、失敗です。
    もっと習性がわかれば思い通りの場所に繭を作らせられるのでしょうが、う〜ん残念。。。

    綺麗に平らな膜を張ります。繊細な仕事っぷりに感心します。

    もう一つ、繭ができていました。斜めに膜を張るのが基本なのかな・・・

    野外ではまだ繭を見つけることができずにいます。こんなふうに落ち葉を絡めずに繭を作ることができるとなると、どこを探せばいいのだろう。。。

  • クビキリギス

    ZOOM H6, Sennheiser MKH8020, 2020年5月3日 山形県鶴岡市

    前日クビキリギスを撮影した同じ場所で今夜は音集め。クビキリギスは17秒付近から鳴き始めます。

    時間は夜20時、気温は18℃。遠くの田んぼではアマガエルの合唱が響き、代掻きのエンジン音も続いていました。

  • トノサマガエルとアマガエル

    ZOOM H6, Sennheiser MKH8020, 2020年5月3日 山形県鶴岡市

    田んぼに水が入り、カエルの合唱が始まりました。

  • ヒキガエルの鳴き交わし

    ZOOM H6, Sennheiser MKH8020, 2020年5月2日 山形県鶴岡市

    山中の神社の御池に、産卵に集まったヒキガエルが鳴き交わしていました。「クックックッ・・・」とでかい図体に似合わず可愛い声で鳴きます。中央奥で「カタカタ・・・」と大きな声で鳴いているのはモリアオガエル。

  • アオバズクの鳴き交わし

    ZOOM H6, Sennheiser MKH8020, 2020年5月2日 山形県鶴岡市

    かつて「人面魚」で有名になった善宝寺の近くで録音しました。

    夜21時過ぎです。左手の屋敷林に一羽、右手の山におそらく二羽、左右100Mは離れていると思います。

    遠くではアマガエルの合唱が続き、最後は近距離でシュレーゲルアオガエル

  • 鶴岡でクビキリギス

    念願かなって鶴岡でようやくクビキリギスを撮影できました!

    庄内のクビキリギスは、長野から移ってまもなくの2008年に酒田で撮影していますが(こちら)、その後、どうにもチャンスがなく、遠出できないこのタイミングだからこそのチャンス到来でした。

    (さらに…)
  • 初アゲハ

    夕方、だいぶ日が傾いた頃です。赤川の河川敷を移動中に、視界のすみに何かが横切って茂みに入っていきました。チョウ?と思いましたが、飛び方がらしくなく、とっさのことでスケール感もわからず、ムクドリ?とも思ったりして・・・

    車を停めてその辺りに眼を凝らすと、綺麗なアゲハがとまっていました!今年はじめて見るアゲハです。

    羽化直後と思います。翅のどこにも傷がなく、尾状突起も美しい。。。ちょっと捻れている感じが繊細でたまりませんね!

    いつもの虫の眼レンズでも一枚。

     

  • GH2 紫外線カメラ化

    以前使っていたGH2を紫外線カメラに改造。GH2のローパスフィルターを取り除き、紫外透過・可視吸収フィルターをつけた50mmマクロレンズを装着。タンポポやナノハナを撮影してみました。ノーマル映像は60mmマクロを装着したGH5で撮影しています。

    撮って出しは非常に赤みの強い映像です。FinalcutProでの編集で、赤みをカットして、私流の紫外線映像カラーに仕上げてみました。

    (さらに…)
  • ヒラタアブ幼虫 アブラムシを捕食(2017.0524)

    これは流石に「閲覧注意!」を掲げるべきかも知れません。虫好きを通している私でもオゾマシイと思いました。撮影直後はYouTubeにアップする勇気が出ずにお蔵入りになっていましたが、改めて見ますと、それほどオゾマシクもないのかな?
    ・・・というわけで、3年前撮影の動画をアップします。

    (さらに…)
  • ウスバシロチョウ蛹化(2017.0509)

    2017年5月9日、3年前の撮影です。ウスバシロチョウの繭づくりから2日後、繭の一部を切って蛹化の様子を撮影しました。帯糸が弱く蛹化前の運動で切れてしまいましたが、蛹化は問題なく成功しました。

    この後、残念ながら羽化の撮影はできませんでした。帯糸も切れてしまったし、当時は失敗した感があってYouTubeにアップすることもなかったのですが、あらためて見ると悪くない動画と思い、アップすることにしました。

  • ウスバシロチョウ幼虫 糸吐き(2017.0507)

    2017年5月撮影、3年前の動画です。撮影したものの、ずっとそのままになっていたものです。我ながら、何ともったいないことを・・・


    ウスバシロチョウは、蛹になる前に、落ち葉のすきまなどに簡易的な繭を作ります。飼育中の幼虫で、その様子を追ってみました。
    繭の糸はいわゆる絹糸。幼虫が吐くのは絹糸のもとになる液体です。肉眼では速すぎて分かりにくいですが、スロー映像では吐糸管から液体が吐き出される様子が見えてきます。

  • 自作虫の眼レンズ 4K120fpsテスト

    ナノハナの蜜を吸うアシブトハナアブです。自作虫の眼レンズをFS700に装着して4K120fps撮影にトライしましたが、撮り始めてまもなく天気が急変。不完全燃焼でしたが、せっかく撮りましたのでアップします。自宅庭にて。

    ProRes RAW 4K120fps(120fps → 24fps)
    SONY NEX-FS700 & Atomos SHOGUN INFERNO
    Finalcut Proでシャープネス(Amount=2.5)適用

    しかし・・・冷静に見て、この画質どうなんだろう?
    自分の自作虫の眼レンズ、前よりはだいぶ良くなったとは思いますが、本来撮るべき4K高画質の世界から離れ、だいぶ遊びすぎた感じがします。
    ぼちぼち普通の撮影にも戻らなくちゃね( ゜∇゜)

  • ユスリカの蚊柱を下から 虫の眼レンズ&GH5S VFR180fps

    自作虫の眼レンズで蚊柱を下からのぞいてみました。

    0:00〜 ノーマルスピード 4K→FHD
    0:38〜 59.94fps/180fps 3倍スロー
    1:22〜 24fps/180fps 7.5倍スロー

  • ふたたび虫の眼レンズでウスバシロチョウ幼虫

    実は撮影した映像を確認して、一度公開するのはヤメようと思いました。この日は、フロントの広角レンズをGoProレンズに換えて、撮影しました(ユスリカもこれで撮影しました)。カメラの液晶で見る限りとてもいい感じに思えたのですが、パソコンに取り込み大きく表示すると、周辺像が思いっきり流れていて、まともなのは中心部だけなのに気づき、すっかりイヤになってしまいました。
    数日経って見れば、幼虫の動きは面白いし、それほど悪くありません。せっかく撮りましたのでアップします。

    まるで早送りで見ているような、動きの速いウスバシロチョウの幼虫。きっと体温設定が早春対応になっているのでしょう。

  • ウスバシロチョウの幼虫

    4月前半に終齢幼虫がゴロゴロしているなんて・・・今年は特に早いように思います。春先に雪がなかったので、孵化が早まったのでしょう。自作虫の眼レンズで撮影。

    以上、赤川の土手にて。

    近くで交尾中のルリシジミを見ました。

    とまっているのはヨモギの枯れ枝。冬に重い雪に潰されることなく春を迎えてしまい、いわば、前シーズンのリセットがうまく機能せず、そこらじゅう枯れ草が立ったまま。ちょっと邪魔っけです。

  • クワエダシャクの幼虫

    鶴岡に移ってから12年もなるのに、何故か出会いがありませんでした。でも、やっぱりいないわけがなかった!
    「土瓶割」の異名を持つクワエダシャクの幼虫です。

    こちらの一匹は頭から胸にかけての形状から脱皮が近そうです。よく見ると、とまっている枝の芽が二個とも食べられてしまっています。芽吹きを待ちきれなかったのでしょう。

  • 虫の眼レンズでチョウを撮影

    レンズ先端から10cm以内に入らないと十分なサイズが得られません。意外にピント位置もシビアで失敗の連続です。この日のギフチョウもちょうどいいサイズでピントもフレーミングもダメダメでした。なぜかギフチョウも杉っ葉から飛び出したボロいカタクリに執着してくれるし・・・

    ↑すべてストロボ使用
    ↓ここからはノンストロボ

    ハチやアリにはストロボ必須ですが、チョウは虫の眼レンズ使用でもやっぱりストロボ無しがいい・・・これまで虫の眼レンズでの撮影でストロボを使わないのはNGと思い込んでいましたが、キタテハの結果を見て方針変更しようと思いました。シャッターはISO800で1/100秒。もう少し感度を上げてもよかったか。。。

    ただし周辺が流れるのは何とかしたい。これ以上絞ると解像感が一気に落ちてしまいます。けど、ここで妥協しては4Kの大画面で動画を見るにはまだ正直きびしい!しばらく模索は続きそうです。

  • 桜とミツバチ 虫の眼レンズ&GH5S VFR180fps

    自作虫の眼レンズ&GH5S VFR180fpsで撮影した桜の花に集まるセイヨウミツバチ。59.94fps/180fpsの3倍スロー動画です。

    鶴岡の桜は三分〜五分咲きといったところです。自分は花びらが一個も散っていない、この頃が一番いいなあ。。。

    画像もアップしよう!

    (さらに…)
  • ウメとミツバチ

    自作虫の眼レンズ&GH5S VFR180fpsで撮影したウメの花に集まるセイヨウミツバチ。59.94fps/180fpsの3倍スロー動画です。

    今年2度目の20℃超え。汗ばむほどの陽気のなか、ミツバチたちは蜜と花粉集めに大忙しでした。