Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

投稿者: 高嶋 清明

  • ハンミョウ アリを捕食2シーン&ムネアカオオアリの反撃

    HDDに眠ったままだったファイルを発掘。
    2013年撮影のハンミョウの捕食シーンです。

    0:00 ケアリを捕食
    0:48 クロヤマアリを捕食
    1:45 ムネアカオオアリに襲いかかりますが反撃されます

    ハンミョウはアリが好んで食べますが、実はアリが怖いんじゃないでしょうか。小さなケアリを何度も噛んで弱らせようとしている様はすごく臆病なやつに見えます。獲物に襲いかかる時、ハンミョウはいつも触角を妙な感じに立てますが、触角を噛まれ傷を負うのを恐れての行動じゃないかと思います。大きなムネアカオオアリに反撃されたときに慌てっぷりには、ちょっと笑ってしまいました。

  • 本日も山茶花で

    前日より更に気温があがって、ちょっとだけサザンカで撮影。やや虫の眼レンズの構成を変えてテスト。

  • 山茶花にミツバチ

    久しぶりの写真投稿(^^;)
    鶴岡も12度まで気温があがって、冬を前に咲き乱れるサザンカにはミツバチやアブがたくさん集まっていました。いつもの虫の眼レンズで撮影。

  • キオビベッコウの行動 

    今回の再編集の際に、ネット検索していたところ、遠藤 知二 (著)「すれちがいの生態学 キオビベッコウと小道の虫たち (月刊たくさんのふしぎ2017年7月号)」の本の存在を知りました。内容が見る前でも、自分にはすごく興味深いタイトルです。2017年の本なのに、全く気づかないままで、ひどい勉強不足でした。

    早速注文して、先程届いて一気に読みました。そこには、キオビベッコウの労働寄生の行動が詳しく書かれていました。正直びっくりしてます。12年前の数回の観察だけで、それ以来再び撮影しようともしなかった自分が恥ずかしくなりました。

    でも、ようやく自分の映像の謎がとけました。すごく興味深い世界を覗き込んでいたことを改めて知りました。ハチの種類もキオビベッコウで間違いなかったようです。遠藤さんも、キオビクモバチとは書いていませんね。私も未だクモバチはしっくりきません。

    遠藤さんの本には、闇の中の巣穴掘りの理由やダミーの穴掘りについては触れられていませんでした。ダミー穴の方は労働寄生対策であることは間違いないでしょう。

    すると、最近よく見ているクロアナバチの3つの穴のことも気になってきます。3つの穴のうち真ん中が本物で、両脇の穴はダミーと習ったものですが、自分で確認したわけではありません。また、日中穴を掘っているハチをよく見ますが、その穴の主が掘っているのか、横取り目的で穴を掘っているのか、ただ見ているだけでは到底わかりません。

  • 闇夜に獲物を埋めるキオビクモバチ(キオビベッコウ)

    古いテープ素材を探していると、自分でも忘れかけていた眠ったままの動画が色々出てきます。もったいないので時間のある時にYouTubeにアップしていきます。

    2009年8月撮影の動画です。キオビクモバチ(キオビベッコウ)が、真っ暗な闇の中で巣穴を掘り、獲物のナガコガネグモを埋める行動を、赤外線ライトとナイトショットのビデオカメラで撮影しました。

    かつてJSTのかがくナビで公開した動画ですが、同サイトがクローズされてしまって久しく、当時の自分としては力作で、今見ても貴重な動画と思います。YouTube用に再編集しました。 字幕入りです。さらに詳しい情報はブログの過去記事を御覧ください。
    https://neptis.xsrv.jp/?p=3381
    https://neptis.xsrv.jp/?p=1867

  • 【Slow Motion】ウバタマコメツキ【Chronos 2.1 Highspeed】

    コメツキムシのジャンプを高速度カメラChronos2.1で狙ってみました。シャッター約1/10000秒を入れた5000fpsで撮影。再生30fpsのスロー映像を、更に編集ラインで速度を調整していくと、8倍速にしたとき(つまり240fps相当)に、コメツキムシの胸の突起がひっかかり、突起の下の部分が変形しエネルギーをためて、一気にリリースする様子がすごくわかり易く見えました。

    とすると、おそらく2000fpsあたりで撮影しても十分な結果が出そうです。その方がずっと高画質ですし・・・また狙ってみましょう。

  • 【Slow Motion】縦動画 ウバタマコメツキ【Chronos 2.1 Highspeed】

    コメツキムシのジャンプ。縦画面でウルトラスロー動画を

  • 【Slow Motion】コハクチョウ@最上川河口【Chronos 2.1 Highspeed】

    ハクチョウは水面を駆け助走をつけて飛び立ちます。高速度カメラChronos2.1で真横から狙ってみました。彼ら、決まって上流に向かって走ります。


    Chronos 2.1(ver.0.7.0)
    BORG 71FL + 1.4×テレコンバーターGR
    撮影:1000fps 再生:60fps

  • ウバタマコメツキ

    高速度カメラでコメツキムシのジャンプを撮っていなかった事に気づきました。今ならもう越冬中のウバタマコメツキが見つかるかも知れない。。。そう思って、以前訪れた雑木林に向かったところ、立ち枯れのアカマツの樹皮をはがして、あっさり二匹見つける事ができました。

    分厚い樹皮の下に、空洞を作って潜んでいます。そういえば、これは蛹室なのでしょうか。羽化殻がないので違うと思いますが、食べてしまうのかも?

    上の個体は幹側に、下の個体は樹皮側に空洞を作って潜んでいました。

    他にめぼしいものはというと、この小さなハムシが一匹見つかったくらいでした。雨が降り始めて早々に退散です。

  • ハクチョウの帰還 日没後の最上川スワンパーク

    日没後、次第に夜の闇に包まれる中、ハクチョウたちが次々に最上川河口近くのねぐらに帰ってきます。そしてハクチョウたちと入れ替わるように、カモたちが夜の闇の中に出動します。


    Panasonic GH5
    LEICA DG SUMMILUX 15mm / F1.7 ASPH.
    SONY ECM-MS2+ DMW-XLR1

    うっかり高感度に強いSじゃない方のGH5を持ってきてしまったけど、ノイズの気にならないISO1600までで十分な撮影ができました。

  • 【Slow Motion】コハクチョウ@最上川河口【Chronos 2.1 Highspeed】

    ハクチョウは水面を駆け助走をつけて飛び立ちます。

    Chronos 2.1(ver.0.7.0)
    BORG 71FL + 1.4×テレコンバーターGR
    撮影:1000fps 再生:60fps

    最上川にかかる出羽大橋より朝の飛び立ちを狙いました。ここからだと、上流の方向に太陽があって水しぶきが美しく輝きます。

  • 生きもの写真リトルリーグ作品募集!

    応募受付期間:2021年10月1日(金)
    ~11月30日(火)

     

    作品応募は生きもの写真リトルリーグ公式HPから https://www.ssp-japan.org/l/

    小学生・中学生・高校生に向けた“ 生きもの” フォトコンテスト生きもの写真リトルリーグは「生きもの」をテーマとした写真コンテストで、今年で第6 回目を迎えます。

    自然や生きものに興味を持つ、全国の小学生・中学生・高校生を対象に写真作品を募集します。この写真コンテストが、子どもたちが自然や生きものを見つめ、自然と人の共生を自発的に考える機会として、写真や芸術の表現力を育む機会になればと願っています。

    全国各地に暮らす生きものたちの魅力を表現した写真の応募をお待ちしています。

  • 【Slow Motion】カタバミの種 5000fps&10000fps【Chronos 2.1 Highspeed】

    Chronos 2.1(ver.0.7.0)
    Micro Nikkor 105mmF2.8
    撮影:5406fps, 10486fps 再生:24fps

    3000fpsでは物足りなさを感じ5000fpsと10000fpsで再度カタバミの種が弾ける様子を撮影しました。しかし、これでも種をはじき出す仕組みはよく見えません。もっとコマ数を増やしたくなりますが、このあたりがChronos2.1の限界です。

    5000fpsでも1/10000秒のシャッターを入れていますので、種のブレは10000fpsと同じくらいに抑えられています。

  • 【Slow Motion】カタバミの種【Chronos 2.1 Highspeed】

    Chronos 2.1(ver.0.7.0)
    Micro Nikkor 105mmF2.8
    撮影:3358fps 再生:24fps

    カタバミの種が弾ける様子です。種子は赤い小さな粒。種子をおおっている半透明なケースが、バネの役割をはたして種子をはじき飛ばします。Chronosで初めて撮影しましたが、3000fpsでは全然足りません。最低10000fps、弾丸を撮影するレベルが必要と思いました。

    かつて撮影した映像も久しぶりに確認したら3000fpsでした。 https://youtu.be/ifSEacLk1m0

  • 【Slow Motion】マツモムシ【Chronos 2.1 Highspeed】

    Chronos 2.1(ver.0.7.0)
    Micro Nikkor 105mmF2.8
    撮影:3358fps 再生:30fps

    マツモムシ。英名がBackswimmerとあるように、普段は背泳ぎのように背中を下に水面付近を泳いでいる昆虫です。飛ぶときは、ひっくり返って水面に浮かび、翅で水面を叩くようにして飛び上がります。それにしても後翅がこんなにも青く美しいとは・・・

  • 【Slow Motion】オオスズメバチ2【Chronos 2.1 Highspeed】

    前翅・後翅の連結、そして翅の関節部分の動きが面白いです。更にじっくり観察するために、後半は再生速度を15fpsに落とし、200%のトリミングでフォローしてみました。

    Chronos 2.1(ver.0.7.0)
    Micro Nikkor 105mmF2.8
    撮影:2142fps 再生:30fps、15fps

  • 【Slow Motion】オオカマキリ【Chronos 2.1 Highspeed】

    晩秋、電柱や杭にはアカトンボが集まってきます。
    それを狙うカマキリの姿も・・・

    Chronos 2.1(ver.0.7.0)
    Micro Nikkor 105mmF2.8
    撮影:2142fps 再生:30fps

    スローモーションで見て虫たちの時間の流れに近づくことで、虫たちの感情まで感じられるのというのか・・・。カマキリのカマがやけに恐ろしく感じられます。いつもは感じないような哀しい気持ちになってきました。
    トンボが逃げる映像だけで編集してもよかったのですが、捕まってしまう映像が何だか胸に突き刺ささって、放ってはおけなくなりました。

  • 【Slow Motion】コハクチョウ【Chronos 2.1 Highspeed】

    秋が深まりコハクチョウが帰ってきました。
    0:58 翼の前をアカトンボが通り過ぎます。 コハクチョウとの大きさの違いにあらためて驚きます。

    Chronos 2.1(ver.0.7.0)
    Nikon Ai-s NIKKOR ED 300mm F4.5 IF
    撮影:2142fps 再生:60fps

    春にシベリアに向け旅たってから、それほど時が経った感じがしません。シベリアでの半年間に新しい命が大きく育ち、家族で遠く日本にまで渡ってきています。長旅を重ねるハクチョウたちがとても眩しく感じられます。

  • 【Slow Motion】オオスズメバチ【Chronos 2.1 Highspeed】

    Chronos 2.1(ver.0.7.0)
    Micro Nikkor 105mmF2.8
    撮影:2142fps 再生:30fps

    果樹園のすみに捨てられたナシの山に、オオスズメバチが吸汁に来ていました。お腹いっぱいに梨ジュースを吸って巣に帰ろうとしますが、0:40 重くなりすぎてうまく飛びあがれないものもいました。

  • 【Slow Motion】ヒラタアブの交尾飛翔【Chronos 2.1 Highspeed】

    Chronos 2.1(ver.0.7.0)
    Micro Nikkor 105mmF2.8
    撮影:1000fps 再生:24fps

    ヒメヒラタアブの一種。雌は翅も脚もたたみ、雄は雌の頭と胸をしっかりホールドし、ホバリングしながら交尾中です。
    高速度カメラChronos2.1で撮影、約40倍のスロー映像です。庭で見つけてChronosを起動し、それから4カットも撮影できましたから、少なくとも15分は一度も静止することなく空中を漂っていたと思います。