今回の再編集の際に、ネット検索していたところ、
「すれちがいの生態学 キオビベッコウと小道の虫たち (月刊たくさんのふしぎ2017年7月号)」の本の存在を知りました。内容が見る前でも、自分にはすごく興味深いタイトルです。2017年の本なのに、全く気づかないままで、ひどい勉強不足でした。早速注文して、先程届いて一気に読みました。そこには、キオビベッコウの労働寄生の行動が詳しく書かれていました。正直びっくりしてます。12年前の数回の観察だけで、それ以来再び撮影しようともしなかった自分が恥ずかしくなりました。
でも、ようやく自分の映像の謎がとけました。すごく興味深い世界を覗き込んでいたことを改めて知りました。ハチの種類もキオビベッコウで間違いなかったようです。遠藤さんも、キオビクモバチとは書いていませんね。私も未だクモバチはしっくりきません。
遠藤さんの本には、闇の中の巣穴掘りの理由やダミーの穴掘りについては触れられていませんでした。ダミー穴の方は労働寄生対策であることは間違いないでしょう。
すると、最近よく見ているクロアナバチの3つの穴のことも気になってきます。3つの穴のうち真ん中が本物で、両脇の穴はダミーと習ったものですが、自分で確認したわけではありません。また、日中穴を掘っているハチをよく見ますが、その穴の主が掘っているのか、横取り目的で穴を掘っているのか、ただ見ているだけでは到底わかりません。
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