何だか面白いことになりまして、突然ですが鶴岡市立図書館の二階で写真展を始めます。
展示の様子
期間は12月3日まで!
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もう10年前になってしまいますが、数年に渡って、フォトロン社の高速度カメラFASTCAMシリーズをお借りしてサンプル動画を撮影しました。飛翔をはじめ、昆虫の行動を様々撮影しました。当時は、フォトロン社へのデータ提供が主な目的でしたし、YouTubeに映像を出す事にまだまだ慎重・・・というか流用されるとか事故を恐れ一部のみの公開に留めましたが、今思えばただの出し惜しみ、トータルでもったいないことでした。年を重ねて余計その思いが強まります。
念願かない、現在では自分持ちの高速度カメラChronos2.1を手にしていますが、スペック的にはFASTCAMに劣る部分も多いです。ここに紹介するPhotronFASTCAMの動画は、10年以上前の撮影とはいえ、まだまだ見応え十分。もう二度と撮れないと思うシーンも多いです。
フォトロンFASTCAMは進化を続けていて、現在は4K1250fpsの機種をはじめ大変魅力的なラインアップ。 https://www.photron.co.jp/products/hsvcam/
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写真展の展示の様子です。今回、写真展の企画をくださった郷土資料館の今野さんによりますと、いつもは郷土資料の展示で二色くらいまでで、カラーは初めてかもとのこと。照明なども写真展向きではありませんが、コンパクトにギュウギュウ詰めで、何だかとっても自分らしい展示になっています。
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たまたま目についたボウフラが蛹化が近そうに見えました。室内に持ち込み改めて見ると確かに近い!過去、何度か写真では撮影していますが、動画ではまだ撮れていません。
無事、撮影に成功しました。幼虫時代は腹端に呼吸管・・・空気の取入口がありますが、蛹になると胸から突き出す左右一対の呼吸管へと呼吸法を変更します。蛹化のどのタイミングで呼吸の仕組みが切り替わるのか注目しながら見ると面白いでしょう。自分は、なるほどうまく切り替わっているなあと思いました。
それを思うと、たぶん、抜けた瞬間に背中が上なのが理想なのですが、今回はそうなりませんでした。まあこれもありでしょう。
最初はカメラ縦位置で撮影しようと準備していましたが、直前で気が変わって横位置に変えました。
前に写真で撮影した時、脱皮が始まると体を浮かせるように横に伸びたことを思い出したのです。直前の変更は失敗を招くことが多いのですが、今回はあたりでした。
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吸血中のヒトスジシマカを高速度カメラChronos 2.1で、等倍超えの超接写で撮影しました。先日、GH6でマクロ撮影した時、赤く染まった口針を見ながら、もっとハイスピード撮影したら、中の血の流れが見えてこないかと思ったのです。
私のChronos2.1はMFTマウントに改造済み。そしていつものNikonの105mmマクロ(等倍マクロ)はマウント変換アダプターを使ってChronosに接続しています。なので、OMシステムの2倍テレコンMC20を使えます。残念ながらフォーカスアウトしたハイライト部に紫と緑の色収差が目立ちますが、口針の中を勢いよく吸い込まれていく血液の流れ、見えてきました!
Chronos 2.1
Micro-Nikkor 105mmF2.8 + MC20
2142fps/60fps、1000fps/30fps
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猛暑が続いた頃は鳴りを潜めていたヤブカが、最近勢いを増してきたようで、やたら刺されます。自分が外で活動する時間が増えたこともあるのでしょう。
さあ、今年最後の撮影のチャンスです。もう半月後には撮りたくても撮れなくなってしまうでしょうから。GH6のHFR240fps レンズはOM90mmにMC20を併せて、かなりの拡大撮影ができます。
ところが、モタついてしまって最後の口を抜く瞬間ばかりがたくさん撮れてしまいます。まあ、それも面白そうと、動画をまとめてみました。
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日没近く、アベリアに吸蜜に訪れるホシホウジャクを、高速度カメラChronos1で撮影しました。撮影2142fps/再生60fpsで、時間を35.7倍にのばしたウルトラスロー動画です。
一つの花の吸蜜に一秒もかけません。超ハイスピードな食事です。長い口をのばして、花の奥の蜜を吸います。雄しべ雌しべに触れるのは花粉のつきにくい口だけで、花粉運びをやってくれる虫ではなさそうです。
Chronos 2.1
Micro Nikkor 105mmF2.8
撮影2142fps/再生60fps
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新たに組んだ虫の眼レンズで撮影しました。ツリフネソウに訪花するトラマルハナバチです。ズームレンズを再望遠にしてしまって画角が狭くなってしまいましたが、画質の良さを確認できてよかった!
高速連写、ストロボ2発で撮影しています。
こちらは動画
虫の眼レンズを装着したGH6で撮影。こちらの虫の眼レンズは昨年8月からのもの。HFR240fps撮影で25%スローに仕上げました。撮影時はハチを追っかけるのも楽しくいい感じだったのですが、編集時にフォーカス位置が微妙に失敗していることに気づいてがっかり。撮影前にもっと念入りに調整することを心がけたいですが、そんな悠長なことをやってられないのが実際のところ。
スジボソコシブトハナバチも来ていました!動きが速く追っかけるのも大変ですが、マルハナバチより近づきやすいかも。
花の入り口には天井に雄しべが見えます。しばらくすると、中の雌しべが露出します。
(オリジナルは横画面。縦にトリミング)
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一昨日の撮影で予想外の結果の悪さに、ついに伝家の宝刀の対物レンズに手を出すことにしました。かつて高倍率深度合成によく使っていた、中古入手のメーカー不明(ミツトヨ似)の10倍レンズです。テスト撮影の結果は上々。余計ピントが浅くなった感じがするけれど、画質は今までで最高と思いました。
でもテスト段階まではよくてフィールドでがっかりはいつものこと。ここからが本番です。
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新たに組んだ虫の眼レンズをつけて早速フィールドに撮影に出ました。が・・・
AFがつかみにくい、ピント位置にムラがある、光軸がズレてる? どうも画質の良い所を取り出せてない感じです。ちょっとがっかりな結果でした。
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