高速度カメラPhotron FASTCAM SA2で撮影したスロー映像です。
鳴く虫の翅の動きにはじめてFASTCAMを向けてみました。
▲スズムシの鳴く様子、約5040倍に時間をのばしています
細かく翅を動かしている様子がよくわかります。
▲こちらは、スズムシの音声波形(この映像のものではありません)。
横軸は時間軸で単位は秒です。
1秒間に約30回、振動の山が見えますが、高速度映像の動きにほぼ合っています。
青森県津軽地方で毎年起こっているアカシジミの大発生。ずっと気になっていましたが、今年初めて見てきました。
まずは動画をアップします。
映像見るだけでもビックリと思いますが、これは、ほんのほんの一部です。実に広大な空間が全部こんな感じになっていて、撮影しながら「マジかー」とか「ありえねー」とか、普段言わないような言葉が口からもれるし、最初は手の震えがとまらなかったり、何だか普通じゃありませんでした。案の定、鶴岡にもどって画像・動画を確認すると、普段より失敗の多い撮影だったことに気づきました。ガ〜〜ン
それでも、去年はもっとスゴくて、密度はこんなもんじゃなかったそうです。そう聞けば、やっぱり去年に撮っておきたかった!!
クサカゲロウの飛翔も高速度映像で撮っておきたかったので、うまくタイミングが合ってよかったです。
昨年、飛翔写真を撮った時(>>>アミメカゲロウの飛翔)に、いくつかの参考書からどういった瞬間をとらえているものか、調べたのですが、その確認ができました。明らかに、後翅は前翅の動きに遅れて動いています。
ただし、真上に向かって飛ぶことしかできないというのは違ったようです。
それと、離陸の時、中脚と後脚で小さくジャンプする様子は初めて気がつきました。
▲高速度カメラE2で撮影、オリジナルサイズ512×392pixel
撮影3000fps(前)2000fps(後)、再生24fps
以前の記事のタイトル「アミメカゲロウの飛翔」とはやっぱりおかしい、ですね。修正の必要ありです。
アミメカゲロウのどれもが同じような特徴があるわけではないようですから。
それと離陸時のジャンプは、全てのクサカゲロウに共通かどうかも分かりません。
昨日の失敗を早々に取り戻そうと、今日もGoProを持ち出して出かけてみたのですが、
日中は気温も高めで風は強いのですが昨日のように雪は舞いません。逃がした魚は超特大だったかーーー
気を取り直して海辺に向かったのですが、今度は風と波が強すぎて、波の花の撮影どころではありませんでした。
GoProの画角をNarrowにしてみたものの、やっぱり広角すぎて迫力は今一つな映像ですが、せっかくなので撮影してきました。
穏やかな映像に見えると思いますが、完全防備にもかかわらず撮影者はガタガタ震えながら、しょっぱい思いをしてきました。