昨日アップしたナミテントウ動画は縦線ノイズがあまりに目障りで、ここらで本気にノイズ除去に取り組んでみることに・・・。
結果、FinalcutPro用の有料プラグインNeatVideoが唯一満足のいく結果を出してくれました。
若干ですが詳細部分が失われたり、暗部にまだノイズが残っていたり、色々ありますが、及第点と思います。でも、撮影時にノイズが出ないのが一番なので、そちらも引き続き追求していきます。もちろん、本体のFirmwareアップであっさり解決してくれる方にも期待します。
昨日アップしたナミテントウ動画は縦線ノイズがあまりに目障りで、ここらで本気にノイズ除去に取り組んでみることに・・・。
結果、FinalcutPro用の有料プラグインNeatVideoが唯一満足のいく結果を出してくれました。
若干ですが詳細部分が失われたり、暗部にまだノイズが残っていたり、色々ありますが、及第点と思います。でも、撮影時にノイズが出ないのが一番なので、そちらも引き続き追求していきます。もちろん、本体のFirmwareアップであっさり解決してくれる方にも期待します。
ナミテントウの飛び立ちを5409fpsで撮影。90倍に時間をのばしています。
カメラ:Chronos 2.1
レンズ:MicroNikkor 105mm F2.8
GODOXのLEDライトSL200WIIを使用して室内撮影
Chronosではじめてオーバー5000fpsの撮影です。ベース感度ISO500のカメラなので、太陽光下ではゲインアップしても5000fpsは厳しいです。なので、強力なLEDライトを一つ新たに買いました。これで撮影の幅も広がるかな!?
この空中ターンは、どう翅を、どう体を動かしているんでしょう。映像を見てもよくわかりません。慣性が働くのをカウンターをあててるみたい。空中を滑っているというか・・・空中の動きのはずなのに、時々、水中の動きのように見えてしまうときもあります。小さな生き物にとって、空気は油のように粘っこいものになるとか・・・
ヤツデの花にきたヒラタアブの飛行中の姿をハイスピードカメラでとらえました。
翅の動きは割と単調で、上昇と下降は羽ばたきの速度や振り幅でコントロールしているようです。勢いよく翅を動かし上昇していたのが、やや勢いが弱まり上昇がとまって、そのまま落ちそうになるのを、再び翅の動きを速めて上昇する様子が見えます。左右のバランスを取るのに、細かく体を動かしているのも見えます。
翼面を傾けると傾けた方向に進むのは、トンボなんかと同じですね。翼面の傾きは胸と腹の傾きも伴いますが、頭は水平を保ったまま。トンボも頭は水平を保ちますが、確かトンボは傾くのは胸だけ、腹までは傾かないと思います。
ようやく咲き始めたヤツデの花。吸蜜に集まる虫たちにハイスピードカメラを向けてみました。今日の発見はハエの平均棍(ハルテア)の動き。飛んでいる時だけでなく、吸蜜中でも、動きの時々にフリフリ揺らしているんですね!歩くと動いてしまう?今まで何度かハエをスローで撮りましたが、全く気づいていませんでした。
カメラ:Chronos 2.1
レンズ:MicroNikkor 105mm F2.8
撮影:2000〜3000fps
再生:60fps
ハクチョウのつもりでカメラを向けたら、なんとハクガン。見るのも初めての鳥をハイスピードカメラで撮ることができました!
カメラ:Chronos 2.1
レンズ:BORG 71FL + 1.4×テレコンバーターGR
解像度1920×1080 撮影500fps 再生60fps(ノートリ)30fps(トリミング)
6dBゲインアップ
NeatVideoでノイズ処理
糸を風に乗せて空中に飛び上がる小グモたち。バルーニングとよばれる行動で、空を飛び、遠くまで移動します。「雪迎え」ともいいます。
カメラ:Chronos 2.1
レンズ:MicroNikkor 105mm F2.8
解像度1280×720 撮影2000fps 再生30〜240fps
最上川スワンパークにて。白鳥たちの朝の飛び立ちをハイスピードカメラで狙ってみました。
カメラ:Chronos 2.1
レンズ:BORG 71FL + 1.4×テレコンバーターGR
解像度:1920×1080 撮影500fps or 1000fps
再生:60fps or 30fps
最上川スワンパークにて撮影。夕方、田んぼから戻ってきたコハクチョウが、気持ちよさそうに水浴びしていました。
カメラ:Chronos 2.1
レンズ:BORG 71FL + 1.4×テレコンバーターGR
解像度1920×1080 撮影500fps 再生60fps
6dBゲインアップ
日没前後の一時間で撮影しました。全部ユスリカだと思って撮っていたら、最後に撮影したのはユスリカではなく全く別の昆虫。ガガンボダマシの一種でしょうか。翅の動きが全然違います。
この動画は、1000fpsで撮影した動画を60fpsまたは30fpsで再生しています。鳥や動物なら十分なスーパースローな速度と思いますが、小さな昆虫では、ご覧の通りで、全然スロー感が出ません。
鼠ケ関川の河口では、よくカモメが集まってバシャバシャやっています。いつも海水につかっているので、たまには真水を浴びたくなるんでしょうか。
カモメの種類ですが、波をかぶっているのはセグロカモメで、あとはウミネコと思います。気がついたら、タイトルの行水シーンはあまり入っていないです(^_^;)
いつもの自作虫の眼レンズはChronosは残念ながら暗すぎて使えません。なにか別の方法はないかと考えているところに、ふと思い出したあのレンズ。夏に思いついて、まだ実践していなかったアイディアを試してみました。
もう少し深度があればなあと思うけど、ワイドマクロの新たな道がひらけたかな?
使用レンズ:KOWA LM12XC
https://www.kowa-lenses.com/en/lm12xc-20mp-industrial-lens-c-mount
Cマウントで4/3センサー対応のレンズをオークションで見つけて、これはもう運命に違いない(ChronosはCマウントで4/3センサー)と入札して、運良く1/4くらいの金額で落札できたのですが、期待したモノとはちょっと違いました。すごく高画質ですが、あまり近づけない、深度の浅いレンズ。ミツバチが遠い、小さい・・・というわけで、編集でかなり大胆な部分アップを試みました。
よくよく考えてみれば、これはフツーにマイクロフォーサーズの12mm・・・自分の手持ちのレンズでよく知っているものでした。といっても、CマウントのCronosにマイクロフォーサーズのレンズをつけるのは困難なので、これはこれで、いい買い物でした♪
本当に欲しいのは虫の眼レンズのサイズ感なのですが・・・いつものやつは光学的に暗すぎてとても使えません。
でも・・・実はすごいのができたかもしれません。とても簡単に、これまでとは比べ物にならない高画質に。
明日はまた晴れて気温が上がる予報なので、早速テストを試みます。
うまく逃げおおせたミツバチ。大胆にもカマキリの触角にタッチして去っていきました!
庄内平野の田んぼには今、たくさんのコハクチョウが訪れています。雨の晴れ間に、コハクチョウたちのはばたきや小競り合いシーンを狙ってみました。
カメラ:Chronos 2.1
レンズ:BORG 71FL + 1.4×テレコンバーターGR
解像度1920×1080 フレームレート500fps
翼をひろげると現れる美しい羽根。その一瞬の輝きをスーパースローで!
カメラ:Chronos 2.1
レンズ:BORG 71FL + 1.4×テレコン
解像度1920×1080 フレームレート1000fps
2020年10月31日撮影
片足立ちで首のあたりを掻く動作、なにか名称があるでしょうか。自分は勝手に「かいかい」と呼んでます。
→「頭かき」なんですね。調べると色々出てきて、勉強になりました。でも、「かいかい」の使用はやめません(笑)
カメラ:Chronos 2.1
レンズ:BORG 71FL + 1.4×テレコンバーターGR
解像度1920×1080 フレームレート1000fps
かいかいする脚は翼の後ろから出しているのがわかります。
それと、細かいゴミがぱっと空中に舞うのが見えますね。
セイタカアワダチソウの花に来る虫たちをハイスピードカメラChronos2.1で撮影しました。
0:00 ホソヒラタアブ
0:30 ミツバチ
1:17 ウラナミシジミ
カメラ:Chronos 2.1
レンズ:Nikon Ai AF Micro Nikkor 105mm F2.8D
撮影フレームレート:約2000fps
種を食べるスズメをハイスピードカメラで撮影。種はくちばしの縁で噛み割っていること、その時、舌が種を支えていることなど、肉眼ではとらえられない動きが見えてきます。スズメの舌は先が尖っているんですね。。。これも初めて知りました。
こんな小さなくちばしをハサミで切るなんて、糊を食ったくらいでヒドイことするもんですね。
カメラ:Chronos 2.1
レンズ:BORG 71FL + 1.4×テレコンバーターGR
解像度1920×1080 フレームレート500fps
12dBゲイン
使い始めてようやく気づいたのは、解像度を落とすと縦線ノイズが目立ってくるということ。720PのHDで2000fpsまでは、惚れ惚れするほどの高画質ですが、3000fps以上のレートを求めると、解像度を落とす・・・つまりは部分トリミングすることになり、縦線ノイズは拡大されて幅が太くなり目立ってきてしまうのです。ノイズが嫌なら720Pまで、2000fpsまでとすればいいのですが、それじゃあ、何のためにChronosを買ったかわかりません。うまくノイズとつきあう方法を考えます。
ノイズリダクションは、以前購入したNeatVideoのプラグインがあります。試してみたら、まずまずの好結果でした。
NeatVideoのFinalcut Pro用のプラグインで処理。まだまだ縦線ノイズはありますが、処理前よりはだいぶ気にならなくなりました。でも、ノイズも見慣れると、そう気にならないかも。
↓処理前の動画を再度見たら、これはこれでいいんじゃないかと思えてきました。
CinemaDNGファイルは画像の解像感が素晴らしく、使い慣れたLightroomで処理しやすく、ただただRAMからの書出に時間がかかる(H.264の3倍以上)のが難点です。