ブナを植樹とするフジミドリシジミは、他のゼフィルスに先がけて出現します。 ブナ自体、他の木々より芽吹きが早く、まだ残雪が残る初夏の山で若葉を繁らせる木ですから、フジミドリの成長も早いわけです。 ▲木洩れ日さす朝の谷間にフジミドリシジミが現れます。 (さらに…)
アゲハの幼虫が蛹になる準備を始めました。 まずは腹端を付着させる糸玉を作ります。19:17 (さらに…)
我が家は築80年の古民家といっていい建物ですが、水回りは途中で改築して40年ほどと聞いています。見た目はまだ綺麗な所もありますが、長く住んでいるとアヤシイ部分も見えてきます。お風呂が沸かし直しできない古いもので、その不満もあり、いよいよ水回りの改築工事に入ることになりました。
この工事で、秘かに「期待」していたのはシロアリ。季節になると風呂場に羽アリが出ましたので、シロアリが巣くっているのはよく分かっていました。
▲予想外に台所の出窓部分も激しく食害されていました。サッシに隠れた木材部がボロボロになっていました。 (さらに…)
昆虫の呼吸は全身を走る気管によって空気が送られるしくみを持っています。その空気の出入り口が気門です。 休止中のアゲハの幼虫を見ると、腹部各節に一対ずつ気門が確認できます。
気門のどアップを撮影していて驚きました。 (さらに…)
アゲハの卵は、孵化が近づくと全体に黒っぽくなります。 中で幼虫の体ができあがっていて、拡大して見ると、大アゴや毛の様子もわかります。 先日撮影の卵がイイ感じに色づいていましたので、カメラをセットして待ってみました。 ▲上半分の黒い部分が頭で、下半分は胸と腹をぐるりと巻いたかっこうになっています。 孵化3時間前
▲孵化開始は18時55分。外はだいぶ薄暗くなっています。 内部の様子はおぼろげにしか見えませんが、しばらく大アゴを盛んに開閉して、殻を破る取っ掛かりを探しているようでした。 (さらに…)