アゲハの卵は、孵化が近づくと全体に黒っぽくなります。
中で幼虫の体ができあがっていて、拡大して見ると、大アゴや毛の様子もわかります。
先日撮影の卵がイイ感じに色づいていましたので、カメラをセットして待ってみました。
▲上半分の黒い部分が頭で、下半分は胸と腹をぐるりと巻いたかっこうになっています。
孵化3時間前
▲孵化開始は18時55分。外はだいぶ薄暗くなっています。
内部の様子はおぼろげにしか見えませんが、しばらく大アゴを盛んに開閉して、殻を破る取っ掛かりを探しているようでした。
▲「食い破る」で間違いではないのですが、大アゴの切れ味は鋭く、
金属ばさみで板を切っていくような印象を受けました。19:01
▲すぐに殻を食べはじめます。
卵から脱出して休む必用がないんだったか・・・
何度も見ているのに、どうも思い違いをしてしまいます。
さて、この日の撮影についての反省点。
卵のアップの撮影は、殻を破りはじめたところで一旦とめて
撮影倍率をうんと落として撮影を再開すべき
今回の場合でも10分もかかっているから、充分余裕がある
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