Photoshopで深度合成をやっていますが、最近どうも限界を感じることばかり。
自動処理ではうまくいかないからとレイヤーマスクを手動でいじってみますが、ある程度はうまく行くものの、時間はかかるわ、失敗は多いわ・・・行き詰まってきました。
そこでしばらく海外の昆虫の深度合成写真にヒントを探してみました。すると、どうしたらこんなにうまく行くんだろう?と驚くような画像が、たくさん見つかりました。特にすごいと思った数人の写真家の記事を読み、使われているソフトを調べてみると、やはりPhotoshopではない別のもの。。。なになに「Zerene Stacker」?
試しに自分もまねてみたら、何だ全然素晴らしいじゃないですか!
Photoshopでは、いくら手動でがんばっても、こうはうまく行きません。あ〜〜何だか随分遠回りしてしまったようです。。。
▲ヤママユガの卵。25枚からの深度合成。
▲ミドリシジミの卵。17枚からの深度合成。
本当に驚いたのはここからです。
この深度合成ソフトには「stereo」のメニューがありました。これはもしや・・・
手探りに操作していきましたら、なんとびっくり、3D画像を作成できてしまいました。
▲先日のミヤマクワガタの触角です。
交差法に並べていますので、寄り目になるように見てください。
ここに来てようやく気がつきました。
細かくピントをずらしながら撮影した画像は、深度合成用だけでなく3D画像用のデータにもなるのです。
決して「なんちゃって3D」ではなく、信頼できる3Dになるはずです。
ちょっと考えればすぐに理解できました。全くなんてこった!
▲ミズイロオナガシジミの卵。同じく交差法で。
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