ヤマトクサカゲロウ

昆虫の部分アップを生きている状態で深度合成をするには?
短時間で素材の撮影を完結させる、これにつきるかと思います。
今は手動のステージしか持っていませんが、OM-Dの秒9コマ連写、そして連写の効くストロボ・・・これら手持ちの武器を組み合わせれば、自動ステージではできない技で深度合成用の素材を作ることも可能では?などと、アヤシくつぶやきながら、昨日車の中に見つけたヤマトクサカゲロウをモデルに撮影してみました。

ヤマトクサカゲロウ01

▲横から複眼を撮影。12枚の画像から深度合成しています。
ピントが来ていなければ、触角が動いても合成は可能です。

ヤマトクサカゲロウ03

▲背中側から、同じく12枚の画像から深度合成。
触角にほとんど動きがなかったおかげで、うまく合成できました。

ヤマトクサカゲロウ3D

▲上と同じ素材を使って作成した3D画像。交差法で裸眼で立体に見ることができます。
2眼でも、左右に位置をずらしての撮影でもない、やはり「なんちゃって3D」なのかもしれませんが、
では、体長1cmほどの小さな昆虫の部分アップでこれほどうまく3D画像を作る方法が、他にあるでしょうか?

撮影時間は2秒以下。今日のところは、うまくやれそうな感触を摑んで満足です。


“ヤマトクサカゲロウ” への2件のフィードバック
  1. 極楽蜻蛉

    イイですねェ~~~!!!!!
    生き生きしています。。。

  2. 高嶋清明

    可能な限りいきている状態で撮影しようと思いました。
    やはり全然ちがいますね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です